*【トマハン】 [#j45f049b]
 闇属性のリクルーター、《キラー・トマト》を中心とするハンデスデッキ。~
 攻撃力1500以下の闇属性モンスターを使い、カード・アドバンテージの面で有利に戦局を進めていく。~
*【トマハン】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《キラー・トマト》]]を起点とした[[ハンデス]][[デッキ]]。~
 [[《首領・ザルーグ》]]等の[[闇属性]][[モンスター]]を[[リクルート]]し、その[[効果]]で[[カード・アドバンテージ]]を稼ぐ戦術をとる。~
 低[[ステータス]]の[[モンスター]]で構成されるため、[[モンスター除去]]は[[エクシーズモンスター]]や[[魔法・罠カード]]で[[除去]]することになる。~


 《キラー・トマト/Mystic Tomato》
 効果モンスター
 星4/闇属性/植物族/攻1400/守1100
 このカードが戦闘によって墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下の
 闇属性モンスター1体を自分のフィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
 その後デッキをシャッフルする。
 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
 デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。

 構築パターンは様々だが、【スタンダード】に近い型や、攻撃を通しやすい[[除去]]デッキ型等が主流。~
 また、[[除去]]力を若干下げて《キラー・トマト》を潤滑剤に使っている【除去ハン】もこう呼ばれることがある。~
 《首領・ザルーグ/Don Zaloog》
 効果モンスター
 星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1500
 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
 以下の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●相手の手札をランダムに1枚捨てる。
 ●相手のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。

**基本戦術 [#x9197969]
 《キラー・トマト》から必要なカードをリクルートし、相手の行動に柔軟に対応する。~
 隙を見て《突進》や《収縮》、[[除去]]カードを使い攻撃を通し、手札を奪って行くことになる。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[モンスターカード]]について [#monster]
 軸となる[[《キラー・トマト》]]で[[リクルート]]できる[[モンスター]]を中心に採用する。~
 [[テーマデッキ]]の要素を取り入れる事ができないわけではないが、[[【スタンダード】]]同様、単体で活躍できる[[モンスター]]を中心に採用したい。~

 選択肢の広さと汎用性で相手をいなし、小さいサイズのモンスターでちくちくと殴って行く。~
 基本的には「ビートダウン」ではなく、制圧しきってから勝利する「コントロールデッキ」である。~

-主軸となる[[モンスター]]~
--[[《首領・ザルーグ》]]~
[[戦闘ダメージ]]を[[トリガー]]に[[ハンデス]]する[[効果]]を持つ。~
[[レベル]]4・[[闇属性]]・[[戦士族]]であり、扱いやすい[[モンスター]]である。~
[[《収縮》]]等で補助することで、[[ハンデス]][[効果]]が狙いやすくなる。~

**デッキ構築に際して [#b87e729b]
 やはり、ハンデス効果を持つ闇属性モンスター《首領・ザルーグ》、《魂を削る死霊》の二大巨頭は必須。~
 実際に、【トマハン】の基本的な構築利点は、「この2枚のカードをリクルートできるから」に他ならない。~
--[[《魂を削る死霊》]]~
[[直接攻撃]]を[[トリガー]]に[[ハンデス]]する[[効果]]を持つ。~
[[自壊]][[デメリット]]を持つが[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つので、[[壁]]としても使用できる。~
[[アンデット族]]であり、[[蘇生]]手段が豊富である。~

 《首領・ザルーグ/Don Zaloog》
 効果モンスター
 星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1500
 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、
 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●相手の手札をランダムに1枚選択して捨てる。
 ●相手のデッキの上から2枚を墓地へ送る。

 《魂を削る死霊/Spirit Reaper》
 効果モンスター
 星3/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
 このカードは戦闘によっては破壊されない。
 魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
 このカードが相手プレイヤーへの直接攻撃に成功した場合、相手はランダムに手札を1枚捨てる。
-[[《キラー・トマト》]]で[[リクルート]]できる[[モンスター]]~

 上記カードの他には、単体除去として機能する《ニュードリュア》も有効。~
 《クリッター》をサーチしやすいので、《月読命》を機軸に加えるのも良いだろう。~
--[[《仮面魔道士》]]~
[[戦闘ダメージ]]を[[トリガー]]に[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~
[[《首領・ザルーグ》]]に比べ[[攻撃力]]が低く、この[[デッキ]]では[[種族]]も活かしにくく、扱いにくい。~

 それ以外では、デッキのカスタマイズにもよるが、魅力的なサーチ対象は多い。~
 [[除去]]型にシフトするのであれば、弾丸補充要員として《黒蠍−棘のミーネ》を起用するのも良い。~
 手札・フィールドの両面からプレッシャーをかけられる《黒蠍−罠はずしのクリフ》も魅力的。~
 また、相手の攻撃を抑えられるのなら、《イナゴの軍勢》や《スカラベの大群》も選択肢に上る。~
 ハンデス効果は限界に達するのが早いので、《黒蠍−棘のミーネ》や《仮面魔道士》を起用し手札加速を見るのも悪くない。~
--[[《ヴァンパイア・ベビー》]]~
[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]に[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
非常に[[攻撃力]]が低いので[[戦闘]][[サポート>サポートカード]]は必須だが、大型[[モンスター]]を奪えれば一気に戦線を強化できる。~

--[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]~
[[闇属性]][[モンスター]]を[[召喚]]するたびに[[カード]][[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~
[[攻撃]]を通しやすくなる上に、[[ハンデス]]を恐れ[[手札]]を[[セット]]するという対策を潰すことができる。~

 また、媒体候補が豊富にいるため、《死のデッキ破壊ウイルス》の発動も狙うのも手。~
 こちらのモンスターは小粒なものが多いため、「戦闘による破壊」対策ともなり有効。~
--[[《ゴブリンゾンビ》]]~
[[アンデット族]]の[[サーチャー]]。~
[[《魂を削る死霊》]]を採用する場合にはもちろん、[[アンデット族]]の要素を取り入れ展開力を上げ、[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]などを積極的に[[特殊召喚]]する構築も考えられる。~

 《死のデッキ破壊ウイルス》
 通常罠(制限カード)
 自分フィールド上の攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる。
 相手のフィールド上モンスターと手札、発動後(相手ターンで数えて)3ターンの間に
 相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以上のモンスターを破壊する。
--[[《ニュードリュア》]]・[[《グレイブ・スクワーマー》]]~
[[《キラー・トマト》]]から[[特殊召喚]]し、[[自爆特攻]]することで[[相手]]の[[カード]]を[[除去]]できる。~
[[《キラー・トマト》]]と同様に[[《強制転移》]]とも相性が良い。~
ただし、[[自爆特攻]]で受ける[[戦闘ダメージ]]には注意が必要である。~

**このデッキの弱点 [#g2216f6a]
 汎用性を売りにした、構築に幅のあるデッキであるため、大きな弱点らしい弱点はない。~
--[[《BF−疾風のゲイル》]]~
[[弱体化]][[効果]]を持ち、[[《首領・ザルーグ》]]の[[効果]]も[[発動]]しやすくなる。~
[[チューナー]]であり、[[シンクロ召喚]]も可能となる。~

 強いて挙げるとすれば、やはり直接攻撃力の低さか。~
 このデッキは言い換えると「サイズの小ささで統一性を持たせた【闇属性】である」とも言える。~
 優秀なものが多く、小回りが利き、汎用性が高い分、直接攻撃力で劣るのは自明の理となる。~
 構築上で大きく直接攻撃力を補うと、肝心の選択肢の広さが失われたり…と、ここのバランスは難しい。~
 《霊滅術師 カイクウ》で補われることが多い。~
--[[《スナイプストーカー》]]~
[[手札コスト]]を消費して[[除去]]する[[効果]]を持つ。~
大型[[モンスター]]の[[除去]]に活用できるが、不確定[[効果]]であり過信できない。~

 また、せっかく属性を統一しているのに墓地リソースがほとんどできないのも難と言えば難。~
 逆に「墓地の封殺に強いか?」と言えば《キラー・トマト》が墓地効果のために耐性はない。~
 なお、闇属性単体でのリソースが狙えるのは、緊急回避能力を持つ《速攻の黒い忍者》のみ。~
 《キラー・トマト》からサーチができない上に、攻撃力もそこそこだが、選択肢の一つと見ても良い。~
--[[黒蠍]]~
ほぼ全員が[[《キラー・トマト》]]で[[リクルート]]できる。~
[[《スナイプストーカー》]]等の[[手札コスト]]に[[《黒蠍−棘のミーネ》]]を、[[伏せカード]]の[[除去]]に[[《黒蠍−罠はずしのクリフ》]]を採用すると良いだろう。~

 また、【除去ハン】とほぼ同じ理由で【フルバーン】に弱い。~
 加えて、ハンデスを多用する性質上暗黒界も脅威となる。
--[[《捕食植物サンデウ・キンジー》]]~
[[闇属性]]中心の[[デッキ]]のため[[融合召喚]][[効果]]を狙いやすい。~
出す[[モンスター]]は基本、[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]か[[《捕食植物キメラフレシア》]]となる。~
どちらもこの[[デッキ]]に不足しがちな高[[攻撃力]]と[[除去]][[効果]]を持ち、打撃力を引き上げてくれる。~

-マイナーだが、同じ戦略を行える《シャインエンジェル》を中心とした【シャイハン】(?)も存在する。~
こちらの場合、ハンデス効果を及ぼせるのは《白い泥棒》だけなので、汎用性の面で明らかに劣る。~
また、《ピラミッド・タートル》を中心とした【ピラハン】(?)も存在する。基本は【アンデット族】だが。~
--[[《RR−ラスト・ストリクス》]]~
[[《RR−アルティメット・ファルコン》]]から[[攻撃力]]4000で[[破壊]][[耐性]]持ちの[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]を出すことが可能。~
[[効果の発動]]後は[[戦闘ダメージ]]が与えられなくなり、この[[デッキ]]の動きを阻害してしまうので、なるべく[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]に使用すること。~

**代表的なカード [#qb37da22]
-その他の[[モンスター]]~

--[[《魔導戦士 ブレイカー》]]~
[[伏せカード]]を[[除去]]できる[[効果]]を持つ。~
[[ハンデス]]を恐れ、[[手札]]を[[セット]]した[[相手]]に、追撃を加えることができる。~

--[[《月読命》]]~
[[守備力]]の低い[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できる。~
[[《キラー・トマト》]]から[[リクルート]]できないが、[[闇属性]][[サポートカード]]を共有できる。~
[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]との[[コンボ]]も狙える。~

--[[《荒魂》]]~
上記と同じく[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]との相性が良い。~
[[《月読命》]]以外の[[スピリットモンスター>スピリット]]の要素を取り入れ、[[アドバンテージ]]を稼いでいけば、対応しやすい[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《鳳翼の爆風》]]なども採用することができるだろう。~

--[[《魔界発現世行きデスガイド》]]~
[[同名カード]]か[[レベル]]3[[悪魔族]]を[[リクルート]]して、[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]につなげることができる。~
採用する場合には[[《ダーク・リゾネーター》]]や[[《深淵の暗殺者》]]などの採用も考えられる。~

--[[ヴェルズ]]~
[[闇属性]]の[[下級モンスター]]が多い。~
[[エクシーズ召喚]]に役立つ[[《ヴェルズ・マンドラゴ》]]等が採用候補となる。~

--[[ダークモンスター]]~
[[闇属性]][[モンスター]]を多く採用するので、無理なく[[特殊召喚]]できる。~
[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を採用することで、[[《首領・ザルーグ》]]の[[攻撃]]を通しやすくなる。~

--[[カオス]]~
[[光属性]][[モンスター]]を採用することで無理なく[[特殊召喚]]できる。~
採用する[[光属性]][[モンスター]]は、[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]等の[[除去]][[効果]]を持つ[[ライトロード]]、[[汎用性]]の高い[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等が挙げられる。~


***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
 基本的には[[【スタンダード】]]等で採用される扱いやすい[[除去]][[カード]]を中心に採用することになる。~

-[[闇属性]][[サポートカード]]
--[[《闇の誘惑》]]~
[[手札交換]][[カード]]。~
[[除外]]される点が難点だが、[[デッキ圧縮]]することで必要な[[カード]]を[[手札]]に[[加える]]ことができる。~

--[[《ダーク・バースト》]]~
[[攻撃力]]1500以下の[[モンスター]]を[[サルベージ]]できる。~
[[《スナイプストーカー》]]等を再利用することができる。~

--[[《忍び寄る闇》]]~
[[《キラー・トマト》]]・[[《首領・ザルーグ》]]などの[[キーカード]]を[[サーチ]]する。~
この[[デッキ]]において[[墓地アドバンテージ]]はあまり重要ではないが、[[デュエル]]序盤では[[発動]]できないことも多く、腐りやすい。~

-その他の[[魔法・罠カード]]
--[[《強制転移》]]~
[[リクルーター]]である[[《キラー・トマト》]]を中心に展開していくため、この[[カード]]との相性は抜群である。~
[[《ニュードリュア》]]との相性も良いため、是非とも採用したい。

--[[《月鏡の盾》]]~
[[攻撃表示]]の[[モンスター]]に対してほぼ確実に[[戦闘ダメージ]]を与えられるようになる。~
採用される[[モンスター]]の[[ステータス]]が低いこの[[デッキ]]では、大型[[モンスター]]への対処法にもなる。~
[[装備魔法]]なので[[《アームズ・ホール》]]によって[[サーチ]]も容易。~

--[[《収縮》]]・[[《禁じられた聖槍》]]・[[《禁じられた聖衣》]]~
[[戦闘ダメージ]]を与える機会を増やしてくれる、この[[デッキ]]には重要な[[カード]]。~
攻撃にも防御にも使えるため、[[汎用性]]はかなり高い。

//--[[《貪欲な壺》]]~
//[[墓地]]に落ちた[[リクルーター]]を再利用することが可能。~
//ただし、[[《闇の誘惑》]]や[[ダークモンスター]]との相性は良くないので注意したい。

--[[《プライドの咆哮》]]~
[[相手]][[モンスター]]を、確実に[[戦闘破壊]]できる。~
[[《収縮》]]、[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]、[[《次元幽閉》]]と比べて使い道は限定的ではあるが、[[《首領・ザルーグ》]]の[[効果]]を確実に[[発動]]でき、さらに次の[[ターン]]に追撃しやすい。~

--[[《モンスターBOX》]]~
[[攻撃表示]][[モンスター]]が狙われても、[[コイントス]]が当たればどんなに[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]でも[[破壊]]することができる。~
[[守備表示]]で狙われても[[《首領・ザルーグ》]]ならば[[相手]]の[[手札]]を[[破壊]]できるため、無駄にはならない。

--[[《追い剥ぎゴブリン》]]~
[[《首領・ザルーグ》]]・[[《魂を削る死霊》]]との併用によって、[[手札破壊]]を加速させることが可能。~
[[守備力]]の高い[[《黒蠍−棘のミーネ》]]等を潜ませておいて、[[相手]]の[[反射ダメージ]]を狙うのも良いだろう。

//--[[《反転世界》]]~
//[[フィールド]]の[[効果モンスター]]の[[攻撃力]]と[[守備力]]を入れ替える[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]。~
//この[[デッキ]]には[[攻撃力]]は低いが[[守備力]]の高い[[モンスター]]が比較的多いので採用圏内。

--[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]~
採用候補になる[[モンスター]]は、ほとんど[[コスト]]に対応する。~
大きく[[アドバンテージ]]を得ることができるが、返しの[[ターン]]には注意したい。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]軸 [#xdc8204d]
 [[《キラー・トマト》]]で優先的に[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]を[[リクルート]]するタイプ。~
 [[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]は1枚だけでは何もできない[[カード]]であるが、[[《首領・ザルーグ》]]・[[《魂を削る死霊》]]の[[攻撃]]を通しやすくするだけでなく、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]、[[《BF−疾風のゲイル》]]、[[闇属性]][[スピリット]]などと併用することで大きく[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
 これを維持するために、[[《強化蘇生》]]や[[《ピンポイント・ガード》]]、[[《安全地帯》]]などの採用も考えられる。~

//***[[《反転世界》]]軸 [#qa360f38]
// この[[デッキ]]の[[キーカード]]である[[《首領・ザルーグ》]]を筆頭に[[《黒蠍−棘のミーネ》]]や[[《仮面魔道士》]]といった、[[攻撃力]]と比較し[[守備力]]が高い[[モンスター]]を多く採用し、[[《反転世界》]]を投入したタイプである。~
// お互いに[[攻撃表示]]であったとしても[[《反転世界》]]を使えば、擬似的に[[守備力]]で[[戦闘]]を行うことが出来る。~
// 高い[[攻撃力]]を持つ[[上級モンスター]]には、[[守備力]]が低い場合が多いため、圧倒的に[[攻撃力]]に差がある[[モンスター]]に[[攻撃]]されても返り討ちにすることも出来る。~
// 上記の[[モンスター]]の他には[[《異次元の女戦士》]]や[[《ドラゴン・アイス》]]がオススメである。~

// 前者は優秀な[[除去]]性能を備えながら[[《反転世界》]]の[[効果の適用]]中も安定した[[攻撃力]]を保つ事ができる。~
// 後者は[[《黒蠍−棘のミーネ》]]や[[《仮面魔道士》]]で得た[[ハンド・アドバンテージ]]を利用し、条件はあるものの何度も[[蘇生]]ができる上に[[《反転世界》]]の[[効果の適用]]中は[[攻撃力]]が2200になる。~
// また、[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]も非常に優秀。~
// [[闇属性]]を中心に構築されるこの[[デッキ]]おいて、この[[カード]]の[[効果]]によって[[フィールド]]を空けるのが容易になるのはもちろん、[[守備力]]が2000もあるので[[《反転世界》]]の[[効果]]によって強力な[[アタッカー]]にもなる。~
// 構築の際には上記で紹介した[[モンスター]]のように、[[《反転世界》]]が[[手札]]に来なくても、安定して戦える[[モンスター]]をなるべく採用するのが良いだろう。~
// 隠し玉として[[《牙城のガーディアン》]]の投入も面白いだろう。~
// ただし、受動的な[[カード]]であるため、投入の際には枚数や構築に気を付けたい。~
//長い上に実用的かどうか疑問

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
// [[汎用性]]を売りにした、構築に幅のある[[デッキ]]であるため、大抵の[[デッキ]]相手では大きな弱点らしい弱点はない。~
// [[【次元ビートダウン】]]を相手にしたときは[[《キラー・トマト》]]が機能しなくなるため注意が必要だが、[[《スナイプストーカー》]]等で順次叩き割っていけば[[相手]]も戦いにくいだろう。~

 [[《キラー・トマト》]]が機能しなくなる[[【次元ビートダウン】]]などの[[墓地]]封じには注意が必要。~
 また、[[除去]][[効果]]を持つ[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]の台頭により、準備さえ整えればすぐにでもそれらを出せるため、[[裏側守備表示]][[モンスター]]への[[攻撃]]をためらい、[[《キラー・トマト》]]の[[効果]]すら[[発動]]させてもらえない事も増えている。~

 [[《キラー・トマト》]]を主軸にしていれば当然のことではあるが、一発の打撃力の低さは否めない。~
 この[[デッキ]]は言い換えると「サイズの小ささで統一性を持たせた[[【闇属性】]]である」とも言える。~
 小回りが利き、[[汎用性]]が高い分、打撃力で劣るのは自明の理となる。~
 特に[[シンクロ>シンクロ召喚]]・[[エクシーズ>エクシーズ召喚]]・[[リンク召喚]]を駆使する[[デッキ]]は非常に高速かつ、一撃が非常に重い。~
// いくら[[アドバンテージ]]を稼ごうと、一度の反撃で負けてしまえば元も子もないのだ。~
 高速な[[デッキ]]は[[特殊召喚]]によって戦略を支えていることが多いため、[[《奈落の落とし穴》]]といった[[特殊召喚]]への対策[[カード]]は必須となるだろう。~

 どの[[デッキ]]でも言えることではあるが、[[《ブラック・ホール》]]・[[《ハーピィの羽根帚》]]・[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]・[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]などの[[全体除去]]にも注意が必要。~
 低[[攻撃力]]で固めている性質上、勝利までに時間をかけるこの[[デッキ]]ではこれらの[[カードの発動]]のチャンスを許してしまう事も多い。~
 万が一[[発動]]されてしまった場合、[[《キラー・トマト》]]の[[効果]]を[[発動]]できなくなる上、[[フィールド]]を[[制圧]]していくこの[[デッキ]]では必然的に[[フィールド]]に[[カード]]が溜まりやすいことから大きな痛手となりやすいのである。~
 これらの[[カード]]への対策として、[[《スターライト・ロード》]]等の採用も考えたいところ。~

 展開の遅さも致命的な弱点である。~
 前述したとおり次々と[[モンスター]]が繰り出されるため、1[[ターン]]待つだけでも状況は厳しくなってくる。~
 [[除去]][[カード]]があればこれらに対応できるので、[[モンスター]]の数はならべく抑え、[[除去]][[カード]]の数を増やす構築を心がけたい。~

// 「平均[[攻撃力]]が小さいこと」はそのまま「[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]による戦略の瓦解」という難題となる。~
// 最近では[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]とともに[[サイドデッキ]]に投入されることも多いため、戦略が崩される危険はとても大きい。~
// かといって構築上で大きく打撃力を補うと、肝心の選択肢の広さが失われたり…と、ここのバランスは難しい。~
// 前述のとおりだが、[[《キラー・トマト》]]が[[墓地]][[発動]]の[[効果]]のため、[[除外]][[デッキ]]相手には少々てこずるだろう。~

// また、せっかく[[属性]]を統一しているのに[[墓地]]の利用がほとんどできないのも難と言えば難だったが、[[ダークモンスター]]を併用することで[[デッキ]]の破壊力が上がることになるため、この弱点は解決されたといっていいだろう。~
// あまり気にせずに[[墓地を肥やす]]なら[[《ダーク・ネフティス》]]・[[《ダーク・クリエイター》]]を、多少の[[墓地]]調整が出来たり[[手札コスト]]を要する[[カード]]があるならば[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を投入していきたいところ。~
// この場合は前述の警戒対象の[[カード]]を[[自分]]で投入していることとなるので、[[《奈落の落とし穴》]]を選択したい。

 また、[[【除去ハン】]]とほぼ同じ理由で[[【フルバーン】]]に弱い。~
 加えて、[[ハンデス]]を多用する性質上[[【暗黒界】]]も脅威となる。

**原作・アニメにおいて [#p0270dae]
 直接この[[デッキ]]が登場してはいないが、アニメZEXALではフォールガイズ・ウルフの[[デッキ]]がこの[[デッキ]]であると第50話で表示されている。~
 また、アニメARC-V第21話で遊矢が読んでいた雑誌内でこの[[デッキ]]がレシピ付きで解説されていた。~

**サンプルレシピ [#sample]
-【トマトハンデス】~
http://kiros2.seesaa.net/article/11456558.html~
第2回フロンティアカップ優勝

-【闇の破壊デッキ】~
http://www.yugioh-card.com/japan/topics/images/ygdeck1303_6.pdf

**代表的なカード [#keycard]
-[[《キラー・トマト》]]

-[[《首領・ザルーグ》]]
-[[《魂を削る死霊》]]
-[[《クリッター》]]

-[[《貪欲な壺》]]

-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]

**関連リンク [#n508861c]
**関連リンク [#link]
-[[【スタンダード】]]
-[[【除去ハン】]]
-[[【リクルーター】]]
-[[【闇属性】]]
-[[【モンスター転移】]]

-[[デッキ集]]