※現在ではルールが改正され、時間切れでの勝利法は実質的に消滅している。
また、10/09/01現在、主要パーツの《突然変異》に禁止指定が、《おジャマトリオ》に準制限指定がそれぞれかかっている。
そのため、現実的な構築はなかなか困難である。
以上のルール(2005年10月20日に改正され、現在はなくなっている)を利用し、時間切れによる勝利を狙う。
別名TOD(Time Over Death:タイム・オーバー・デス)。
《サイバー・ブレイダー/Cyber Blader》 融合・効果モンスター 星7/地属性/戦士族/攻2100/守 800 「エトワール・サイバー」+「ブレード・スケーター」 このモンスターの融合召喚は上記のカードでしか行えない。 相手のコントロールするモンスターが1体のみの場合、 このカードは戦闘によっては破壊されない。 相手のコントロールするモンスターが2体のみの場合、 このカードの攻撃力は倍になる。 相手のコントロールするモンスターが3体のみの場合、 このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にする。
《おジャマトリオ/Ojama Trio》 通常罠(準制限カード) 相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を 3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。 「おジャマトークン」が破壊された時、 このトークンのコントローラーは1体につき300ポイントのダメージを受ける。
《地盤沈下/Ground Collapse》 永続魔法 全てのモンスターゾーンから2カ所を選択する。 選択したモンスターカードゾーンは使用できない。 この時モンスターカードが置かれている場所は選ぶ事はできない。
《おジャマトリオ》と《地盤沈下》でモンスターの召喚を完全ロックし、《サイバー・ブレイダー》で魔法・罠・効果モンスターの効果をほぼ完璧にロック。
最後は《光の護封壁》・《つまずき》等で自軍モンスターを全て守備表示にし、おジャマトークンの自爆特攻も封じ込める。
後は《現世と冥界の逆転》でデッキ切れを防ぎつつ回復を繰り返せば、1デュエルでマッチに勝利することが可能だった。
《黒魔導師クラン》等により、バーンを行っても良い。
【コスモロック】を下回る点は、相手モンスターの数を3体で固定しなくてはならない点と手札消費の多い融合モンスターを使わなくてはならない点。
しかし、《人造人間−サイコ・ショッカー》などのロック対策モンスターを無視できる点、まず自分はロックされない点ではこちらが勝る。
好みで使い分けるといいだろう。
プレイングで対策できる要素が少ない分、【コスモロック】よりはマッチ二戦目以降も戦いやすい。
ロックの条件はモンスターの数の固定だが、基本的にモンスターは除去しやすいため数の調整が容易い。
また、カードを大量に伏せられるため対策カード対策能力も若干高い。
マッチ戦を制する上で《王宮のお触れ》を筆頭とした大量のメタカードに対抗するのは困難である。
従って以下のような二通りの回避策が考えられる。
現在ではエキストラターンのルールにより、上記でのマッチ勝利は不可能となった。
ただし、「インターバル中にマッチの制限時間を超過した場合、その段階で1勝している者をマッチの勝者とする。」というルールが存在している。
そのため【トランス】はまだ生き残っているといえば生き残っているのだが、公認大会規定で罰則対象として定められている「デュエルの進行を引き延ばす行為」と判断される可能性もある。
しかし、ロックのギミックは生きているため現在は《波動キャノン》などの勝利手段を積み【コスモロック】等に並ぶ堅牢なロックデッキの一つとして生まれ変わっている。
《サイバー・ブレイダー》は《可変機獣 ガンナードラゴン》や《冥府の使者ゴーズ》を《突然変異》で出すのがポピュラーだったのだが、07/09/01における制限改訂により《突然変異》が禁止になったため、融合召喚しなければならない。
おジャマトークンを《エネミーコントローラー》等のコストとされると、ロックが解除されてしまう。
「効果を無効にする」が、「発動できない」わけではないのだ。
トゥーンや《D−HERO Bloo−D》等の、特殊召喚のための生け贄にされる可能性もある。
(ちなみに、《トゥーン・ワールド》自体に効果はない。)
これは《生贄封じの仮面》で対策でき、《ポルターガイスト》、《天よりの宝札》の2枚くらいでしか打破出来なくなる。
また、【コスモロック】とかみ合わせるか《禁止令》を併用する事でそれらも封印することも可能。