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*【ドグマブレード】 [#d2467e6a]
カードプールの増加により誕生した、[[デュエル]]開始1[[ターン]]目で[[相手]]のライフを0にすることを狙った[[デッキ]]である。
《D−HERO ドグマガイ》
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻3400/守2400
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「D−HERO」と名のついたモンスターを含む
モンスター3体を生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
この特殊召喚に成功した場合、次の相手ターンのスタンバイフェイズ時に
相手ライフを半分にする。
《マジカル・エクスプロージョン》
通常罠
自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する魔法カードの枚数×200ポイントダメージを
相手ライフに与える。
[[【エアブレード】]]の派生[[デッキ]]であったために【ドグマブレード】という名称で浸透した。~
しかし[[《D−HERO ドグマガイ》]]や[[《神剣−フェニックスブレード》]]は[[デッキ]]内の一パーツにしか過ぎず、実際に[[デッキ]]の中核を担うのは[[デッキ]]のカード全てとも言える特異な構築が特徴である。~
**基本戦術 [#d7316231]
先行を取り、1[[ターン]]で可能な限り[[墓地]]に[[魔法カード]]をため込む。~
[[相手]]の後攻1[[ターン]]目の[[スタンバイフェイズ]]に[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を2枚以上[[発動]]させ、合計ダメージが8000を超えれば勝利となる。~
1[[ターン]]目に[[《D−HERO ドグマガイ》]]を[[召喚]]することができれば、より確実な[[1ターンキル]]となる。~
~
1[[ターン]]の間に大量の[[魔法カード]]を[[墓地]]に送り[[《マジカル・エクスプロージョン》]]を[[手札]]に揃える必用がある。~
そのため[[手札]]、[[墓地]]、果ては[[除外]]ゾーンのカードまで、利用し尽くすこととなる。~
以下に上げるカードを利用し、1[[ターン]]で[[墓地]]と[[手札]]を完成させる。~
~
[[手札交換]]
-[[《デステニー・ドロー》]]
-[[《トレード・イン》]]
-[[《手札抹殺》]]
-[[《手札断殺》]]
-[[《成金ゴブリン》]]
[[《デステニー・ドロー》]]は[[《D−HERO ドグマガイ》]]と[[《D−HERO ディスクガイ》]]に対応。~
[[《トレード・イン》]]は[[《D−HERO ドグマガイ》]]と[[《混沌の黒魔術師》]]に対応。~
共に[[墓地]]を肥やしつつ[[手札交換]]ができるので強力。~
[[墓地]]肥やし
-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]
単に[[墓地]]肥やしとしての役割だけでなく[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]の[[特殊召喚]]も狙いとなる。~
[[《モンスターゲート》]]と相性のよい[[《スケープ・ゴート》]]を利用するのも良い。~
どの[[モンスター]]が来ても次の展開につなげ易いように構築をしておくと良い。~
[[魔法カード]]再利用
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《魔法石の採掘》]]
-[[《魔法再生》]]
[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]で[[墓地]]に送られた有効な[[魔法カード]]を再利用する。~
[[手札コスト]]は[[《神剣−フェニックスブレード》]]や[[《ハリケーン》]]による[[装備魔法]]の回収で確保する。~
状況により[[サルベージ]]するカードは全く違ってくるので経験とプレイングテクが要求される。~
[[《D−HERO ディスクガイ》]][[蘇生]]で複数回の[[ドロー]]を狙う
-[[《D−HERO ディスクガイ》]]
-[[《E・HERO エアーマン》]]
-[[《増援》]]
-[[《死者蘇生》]]
-[[《早すぎた埋葬》]]
-[[《D・D・R》]]
-[[《アームズ・ホール》]]
[[《E・HERO エアーマン》]]や[[《増援》]]で[[《D−HERO ディスクガイ》]]を[[手札]]に加え、それを[[《デステニー・ドロー》]]等で[[墓地]]に落とす。~
なお、[[蘇生]]するのは[[《D−HERO ディスクガイ》]]に限らず、場合によっては[[《混沌の黒魔術師》]]や[[《サイバー・ヴァリー》]]でもよい。~
[[《アームズ・ホール》]]の登場により、[[《早すぎた埋葬》]]が最大で4回も使用できるため[[蘇生]]の機会は多分に存在する。~
~
[[《サイバー・ヴァリー》]]によるループ
-[[《サイバー・ヴァリー》]]
-[[《次元融合》]]
この[[デッキ]]で特に大きな役割を果たすのが[[《サイバー・ヴァリー》]]と[[《次元融合》]]である。~
[[《サイバー・ヴァリー》]]の2つ目、もしくは3つ目の[[効果]]をうまく利用し[[手札]]を揃えていく。~
[[《次元融合》]]により[[《サイバー・ヴァリー》]]と共に[[《混沌の黒魔術師》]]を帰還させることで[[《次元融合》]]を回収する。~
これでライフの許す限り[[《サイバー・ヴァリー》]]によりループが可能となる。~
[[《混沌の黒魔術師》]]は[[《名推理》]]や[[《モンスターゲート》]]による[[特殊召喚]]、あるいは[[《封印の黄金櫃》]]であらかじめ[[除外]]しておくと良い。~
~
上では紹介していないが[[《光帝クライス》]]もこの[[デッキ]]では使いやすい。~
[[特殊召喚]]時にも[[効果]]を[[発動]]でき、[[《増援》]]や[[《神剣−フェニックスブレード》]]にも対応しているためである。~
~
[[《D−HERO ドグマガイ》]]は余裕があれば[[召喚]]しても良いが、[[《マジカル・エクスプロージョン》]]一本による[[1ターンキル]]を狙った方が[[デッキ]]は回しやすい。~
また上記一覧のカードは、上に記した利用法以外にも[[シナジー]]が多いため、[[手札事故]]が起こることは少ないだろう。~
**[[デッキ]]構築 [#d467f813]
この[[デッキ]]は他の[[デッキ]]とは異なり、明確な[[1ターンキル]]を目的として構築されるため、派生[[デッキ]]などは存在せず[[デッキ]]の構築はほぼ一通りとなる。~
そのため基本戦術の中で紹介したカードがそのまま[[デッキ]]構築に必用なカードとなる。~
初手での[[手札事故]]を回避するために[[モンスター]]は多く採用せず、そのため[[デッキ]]の大部分が[[魔法カード]]となる。~
開始1[[ターン]]での勝利が一番の目的となるため[[罠カード]]も[[《マジカル・エクスプロージョン》]]のみの採用が基本となる。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#tf8f3d63]
デッキが回ると、まさに開始1[[ターン]]目で勝負が決するため、弱点という弱点は存在しない。~
[[《D.D.クロウ》]]などで[[《D−HERO ディスクガイ》]]等を[[除外]]される可能性もあるが、この[[デッキ]]は[[除外]]ゾーンまでフル活用するため、完全な弱点とは言えない。~
しかし、勝負を決めるつもりで1[[ターン]]目に[[発動]]した[[《マジカル・エクスプロージョン》]]が止められた場合は、ほぼ勝ち目はなくなる。~
[[《紫光の宣告者》]][[《痛魂の呪術》]][[《防御輪》]]等が、それを可能にする数少ない警戒対象のカードである。~
また、[[《ご隠居の猛毒薬》]]などで[[相手]]に生き延びられると、[[自分]]は[[デッキ]]がない、または消滅寸前の状態なので、そこから勝利することは難しい。~
他にも、先行を取れなかった場合や開始1[[ターン]]で勝負を決められなかった場合に[[相手]]に[[《王宮の弾圧》]]等を[[発動]]されると、ほぼ勝ち目はない。~
**その他 [#jc37a803]
新カードプールの増加により生み出された画期的な[[1ターンキル]][[デッキ]]であったが、その性質上開始1[[ターン]]での勝利を狙うため、[[相手]]は文字通り何もできないまま勝負が決することとなる。~
対人ゲームであるカードゲームの中にあって、この[[デッキ]]に対しては様々な声が上がっていた。~
そのため、この[[デッキ]]が登場して最初の[[制限改訂]]である[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]の改訂では、この[[デッキ]]は大幅に規制されるであろうと多くの者が予想したが・・・~
その改訂ではこの[[デッキ]]には何のダメージもなく、むしろ[[《死者蘇生》]]の復帰により[[デッキ]]が強化されたほどであった。~
ゲーム事情より明らかに商売事情を優先した改訂であると、改訂内容を非難する声も多く上がった。~
~
もっとも、この[[デッキ]]は複数の高額カードによって構築されるため、誰でも簡単に組めるというわけではない。~
3枚積み必須の[[《アームズ・ホール》]]をはじめ、[[《D−HERO ディスクガイ》]][[《デステニー・ドロー》]][[《混沌の黒魔術師》]]といった具合に、上げればキリがないほど高価なカードが名を連ねる。~
おおよそ普通の小学生などが組むには構築難易度が高すぎるため、子供同士の[[デュエル]]シーンでこの[[デッキ]]が猛威を振るうということは、そうはないだろう。~
**代表的なカード [#w98b8f17]
-[[《D−HERO ドグマガイ》]]
-[[《D−HERO ディスクガイ》]]
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《サイバー・ヴァリー》]]
-[[《次元融合》]]
-[[《デステニー・ドロー》]]
-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]
-[[《早すぎた埋葬》]]
-[[《アームズ・ホール》]]
-[[《マジカル・エクスプロージョン》]]
**サンプルレシピ [#k38a3717]
-備考
--【マジエク1キル】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=938~
Tetsu Champion Ship優勝
**関連リンク [#mba8aa0f]
-[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]
-[[【エアブレード】]]
-[[デッキ集]]