*【ナチュル】 [#g7a2f023] #contents **[[デッキ]]の概要 [#n4d772d4] [[コントロール]]戦術に長けた[[ナチュル]]を主軸とする[[デッキ]]。~ その多くが[[下級モンスター]]であり、[[相手]]の行動に反応する[[効果]]を持っているのが特徴である。~ [[デッキ]]タイプによって核となる[[ナチュル]]の[[モンスター効果]]で翻弄しつつ、各々の[[フィニッシャー]]で攻めていくのが基本戦術となる。~ 《ナチュル・クリフ/Naturia Cliff》 効果モンスター 星４/地属性/岩石族/攻1500/守1000 このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、 デッキからレベル４以下の「ナチュル」と名のついた モンスター１体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。 《ナチュル・マロン/Naturia Marron》 効果モンスター 星３/地属性/植物族/攻1200/守 700 このカードが召喚に成功した時、 自分のデッキから「ナチュル」と名のついたモンスター１体を墓地へ送る事ができる。 また、１ターンに１度、自分の墓地に存在する 「ナチュル」と名のついたモンスター２体を選択してデッキに戻し、 自分のデッキからカードを１枚ドローする事ができる。 《ナチュルの神星樹/Naturia Sacred Tree》 永続罠 「ナチュルの神星樹」の(1)(2)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。 (1)：自分フィールドの昆虫族・地属性モンスター１体をリリースして発動できる。 デッキからレベル４以下の植物族・地属性モンスター１体を特殊召喚する。 (2)：自分フィールドの植物族・地属性モンスター１体をリリースして発動できる。 デッキからレベル４以下の昆虫族・地属性モンスター１体を特殊召喚する。 (3)：このカードが墓地へ送られた場合に発動する。 デッキから「ナチュルの神星樹」以外の「ナチュル」カード１枚を手札に加える。 **[[デッキ]]構築に際して [#u75f9acf] [[ナチュル]]には複数の[[種族]]の[[モンスター]]が存在し、主に[[植物族]]と[[昆虫族]]に大別できる。~ しかし、[[デッキ]]の中核を成す[[《ナチュル・クリフ》]]や[[《ナチュル・マロン》]]はどの型でも採用されやすく、[[《ナチュルの神星樹》]]の存在もあり[[種族]]統一を意識しなくとも[[デッキ]]は組める。~ ***[[モンスターカード]]について [#z458cc63] ―どの[[デッキ]]タイプでも比較的活用しやすい[[ナチュル]]~ -[[《ナチュル・クリフ》]]~ [[攻撃力]]に関係なく[[下級]]の[[ナチュル]]を全て[[リクルート]]でき、[[発動条件]]も緩いので使い勝手は非常に良い。~ [[《激流葬》]]等の[[全体除去]]にも強く、[[破壊]][[耐性]]のある[[アタッカー]]の様な動きが可能。~ また、自身の[[リクルート]]も可能なので[[《ナチュル・ドラゴンフライ》]]の[[攻撃力]]を上げる事もできる。~ 理由が無い限り採用する場合はフル投入したい。~ -[[《ナチュル・マロン》]]~ [[ナチュル]]専用の[[《おろかな埋葬》]]といえる[[効果]]を持つ。~ [[ナチュル]]には[[墓地]]を参照する[[カード]]が多いため[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]要員としては優秀。~ [[《ナチュル・クリフ》]]を再利用しつつ、[[ナチュル]]では貴重な[[ドロー]]を行える点もポイント。~ ―[[植物族]]の[[ナチュル]]~ -[[チューナー]]~ --[[《ナチュル・チェリー》]]~ [[戦闘]]・[[効果]]を問わず[[相手]]によって[[墓地へ送られた]]場合[[同名カード]]を２体まで[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~ [[《ワン・フォー・ワン》]]や[[《超栄養太陽》]]等にも対応するため[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整が容易である。~ また、[[《ナチュルの神星樹》]]の[[リクルート]][[効果]]の[[コスト]]としても活用しやすい。~ --[[《ナチュル・コスモスビート》]]~ [[相手]]の[[通常召喚]]時に[[手札]]から[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ[[レベル]]２の[[チューナー]]。~ その性質上[[特殊召喚]]のタイミングを選ぶ必要があるが、[[召喚]]権を使わない[[チューナー]]としてや、簡素ながらも[[壁]]としても期待でき非常に用途は広い。~ [[発動条件]]が[[通常召喚]]であるため[[モンスター]]の[[セット]]にも対応し、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]されるので[[《緊急同調》]]とも相性が良い。~ また、後述の[[《エンペラー・オーダー》]]と組み合わせることで[[デッキ]]の[[ドローソース]]の１つとしても活用できる。~ --[[《ナチュル・ローズウィップ》]]~ [[植物族]]全体でも唯一の[[レベル]]３[[チューナー]]であり[[相手]]の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]を１[[ターン]]につき１回に制限する[[効果]]を持つ。~ [[チューナー]]として優秀なだけでなく、[[守備力]]が比較的高いため[[壁]]として用いる事もできる。~ [[効果]]も決して使えない訳ではないが自身が[[チューナー]]である事と若干かみ合っていないのが残念である。~ [[相手]]の[[ターン]]に[[《リミット・リバース》]]等で[[蘇生]]する事で[[相手]]の思惑を崩す等の運用が面白いだろう。~ -[[下級モンスター]]~ --[[《ナチュル・パンプキン》]]~ 普通に[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]として活用する場合は[[《ゴブリンドバーグ》]]の[[下位互換]]である。~ しかし、[[《ゴブリンドバーグ》]]と違い[[特殊召喚]]する[[ナチュル]]に[[レベル]]制限が無い[[メリット]]を持つ。~ また、[[特殊召喚]][[効果]]の条件から[[《地獄の暴走召喚》]]を発動しやすく、自身も[[ナチュル]]なので[[《ナチュル・フライトフライ》]]をサポートできる。~ --[[《ナチュル・ビーンズ》]]~ 地味ながらも[[バーン]][[効果]]と[[戦闘破壊]]に対する[[耐性]]を持つ。~ [[フィールド]]に残り易いため[[シンクロ素材]]や[[リリース]]要員に最適である。~ [[《くず鉄のかかし》]]等との[[コンボ]]を狙ったりしてみても良いだろう。~ --[[《ナチュル・エッグプラント》]]~ [[墓地へ送られた]]際に、[[ナチュル]]を[[サルベージ]]する効果を持つ。~ [[《ナチュル・クリフ》]]等を再利用でき、[[《ナチュル・バンブーシュート》]]等の[[サーチ]]・[[リクルート]]手段の乏しい[[ナチュル]]を[[サポート>サポートカード]]できる。~ --[[《ナチュル・サンフラワー》]]~ [[相手]]の[[モンスター]][[効果]]を[[無効]]に出来るのは優秀だが、合計２体の[[ナチュル]]を[[リリース]]するため[[ディスアドバンテージ]]になってしまう。~ この[[カード]]は[[《ナチュル・アントジョー》]]から[[リクルート]]することである程度[[モンスター]][[効果]]の使用を牽制しやすくなる。~ また、[[《カメンレオン》]]から[[蘇生]]でき、そのまま[[《ナチュル・パルキオン》]]に[[シンクロ召喚]]可能。~ -[[上級モンスター]]~ --[[《ナチュル・バンブーシュート》]]~ [[魔法・罠カード]]に対し強力な制圧力を誇る【ナチュル】の切り札の１体。~ [[リリース]]要員も[[《ナチュル・クリフ》]]や[[《ナチュル・ビーンズ》]]といった優秀な[[ナチュル]]が存在するのでそれ程苦にならない。~ とはいえ[[上級モンスター]]としては打点が低く、[[モンスター効果]]に影響を及ぼさないので過信せずに運用する必要がある。~ --[[《ナチュル・ハイドランジー》]]~ [[手札]]からの[[特殊召喚]][[効果]]しか持たないが回数等に制限はなく、[[手札]]に複数枚溜め込むことで即座に[[ランク]]５の[[エクシーズ召喚]]が狙いやすくなる。~ [[発動条件]]も[[《ナチュル・マロン》]]や[[《ナチュル・パンプキン》]]で能動的に満たすことができ併用しやすい。~ ―[[昆虫族]]の[[ナチュル]]~ -[[チューナー]]~ --[[《ナチュル・バタフライ》]]~ １[[ターン]]に１度とはいえ[[攻撃]]を止める事ができ、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]も兼ねる。~ 不確定ながら[[ナチュル]]を[[墓地へ送る]]事もできるので[[《ナチュル・ドラゴンフライ》]]や[[墓地]][[蘇生]]とも相性が良い。~ 生き延びることができれば[[シンクロ素材]]や[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]にも使え、[[ナチュル]]では比較的有用な[[モンスター]]である。~ --[[《ナチュル・スティンクバグ》]]~ こちらも[[《ナチュル・バタフライ》]]と同様に[[レベル]]３・[[昆虫族]]・[[チューナー]]であり、[[効果]]においても類似点が多い。~ 相違点として自身を[[墓地へ送る]]点と[[相手]]の[[バトルフェイズ]]そのものを終了させる点がある。~ 他の[[ナチュル]]を守りたい場合は[[《ナチュル・バタフライ》]]よりもこちらを優先すると良いだろう。~ -[[下級モンスター]]~ --[[《ナチュル・フライトフライ》]]~ [[ナチュル]]は低[[攻撃力]]の[[モンスター]]が多いため、[[戦闘]]をサポートできる[[効果]]は非常に役立つ。~ 場持ちの良い[[《ナチュル・クリフ》]]との相性は抜群であり、【ナチュル】の中心として活躍を期待できる。~ [[コントロール奪取]][[効果]]の方は無理に狙う必要は無いが、奪った[[モンスター]]を処理できるカードを用意しておくと良い。~ [[《地獄の暴走召喚》]]で展開を、[[《ミクロ光線》]]・[[《アヌビスの呪い》]]等で[[コントロール奪取]][[効果]]をサポートする事ができる。~ 苦手とする[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]は[[守備力]]が低いものが多く、[[コントロール奪取]]は一時的な[[除去]]手段としても使える。~ --[[《ナチュル・アントジョー》]]~ [[相手]]が[[特殊召喚に成功した]]時に、[[レベル]]３以下の[[ナチュル]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~ [[レベル]]３以下の[[ナチュル]]ならば何でもよく、[[チューナー]]を[[リクルート]]すれば[[シンクロ召喚]]も可能となる。~ [[相手]]の[[特殊召喚]]を待つより、[[《浅すぎた墓穴》]]等を用いて[[相手]]に[[特殊召喚]]を強制させるのが良いだろう。~ または[[相手]]の[[特殊召喚]][[効果]]の[[発動]]に[[チェーン]]して、[[《ナチュルの神星樹》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[フィールド]]に呼び込むのも有効。~ --[[《ナチュル・モスキート》]]~ 他の[[ナチュル]]がいる時に[[攻撃]]されず、他の[[ナチュル]]に[[《アマゾネスの剣士》]]と同等の[[効果]]を付加する[[効果]]を持つ。~ それぞれが噛み合う強力な[[効果]]を持つが大量展開が前提である。~ [[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[《ナチュル・ビーンズ》]]や[[リクルーター]]の[[《ナチュル・クリフ》]]と組み合わせると良いだろう。~ --[[《ナチュル・ドラゴンフライ》]]~ 自らの[[攻撃力]]を[[墓地]]の[[ナチュル]]の数×200上昇させる[[効果]]と[[攻撃力]]2000以上の[[モンスター]]との[[戦闘]]では[[破壊されない]][[効果]]を持つ。~ [[墓地]]に[[ナチュル]]が４体以上存在すれば[[攻撃表示]]である限り[[戦闘破壊]]されず、終盤の[[アタッカー]]として運用できる。~ [[《ナチュル・マロン》]]とは[[墓地を肥やす]][[効果]]と相性が良い一方で[[ドロー]][[効果]]とは相性が悪い。~ --[[《ナチュル・ホーストニードル》]]~ [[ナチュル]]の下級[[アタッカー]]としては[[《ナチュル・ホワイトオーク》]]と並び最も扱いやすく、相手の[[特殊召喚]]を牽制する働きもしてくれる。~ ただし[[コスト]]は[[フィールド]]の[[ナチュル]]とやや重く、返しの展開に悪影響を及ぼす事もあるので、~ [[コスト]]を払うと同時に補充出来る[[《ナチュル・アントジョー》]]や[[召喚]]を牽制出来る[[《ナチュル・マンティス》]]らと相性の良い[[《強化蘇生》]]等[[蘇生]][[カード]]を一緒に採用するとより強みを引き出せる。~ -[[上級モンスター]]~ --[[《ナチュル・スタッグ》]]~ [[攻撃]]時[[相手]]の[[カードの効果]]の[[発動]]により[[ナチュル]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~ [[攻撃]]に対して何もしないという事は[[戦闘破壊]]もしくは[[戦闘ダメージ]]をそのまま受けるという事である。~ つまり[[相手]]依存の[[効果]]ではあるが非常に[[攻撃]]的な[[効果]]であり、[[発動]]の機会は思いのほか多くなる。~ [[ナチュル]]は[[フィールド]][[アドバンテージ]]を稼ぎ易く[[《ナチュル・パンプキン》]]も存在するため[[召喚]]・[[特殊召喚]]は容易である。~ ―[[岩石族]]の[[ナチュル]]~ -[[《ナチュル・ロック》]]~ [[罠カード]]が[[発動]]した時、[[デッキ]]の上から[[カード]]を１枚[[墓地へ送る]]事で[[手札]]から自身を[[特殊召喚]]できる[[効果]]を持つ。~ [[《リミット・リバース》]]の[[発動]]時に[[特殊召喚]]すれば、[[蘇生]]させた[[チューナー]]と共に[[召喚]]権を使う事無く[[シンクロ召喚]]ができる。~ この[[カード]]を採用するなら、自発的に[[効果]]を[[発動]]できるよう[[《威嚇する咆哮》]]・[[《砂塵の大竜巻》]]等の[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]を多めに投入すると良いだろう。~ ―[[ナチュル]]の[[シンクロモンスター]]~ いずれも高い拘束力を持つのだが、[[ナチュル]]単体での円滑な[[シンクロ召喚]]は難しく、他の[[カード]]による[[サポート>サポートカード]]はほぼ必須と言える。~ -[[《ナチュル・ビースト》]]~ [[デッキ]]の上から[[カード]]を２枚[[墓地へ送る]]事で[[相手]]の[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]を持つ[[レベル]]５の[[シンクロモンスター]]。~ [[ステータス]]は少々頼りないものの、[[相手]]の[[魔法カード]]を[[無効]]化できる[[効果]]は非常に優秀。 -[[《ナチュル・パルキオン》]]~ [[墓地]]から[[カード]]を２枚[[除外]]する事で[[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にし[[破壊]]する[[効果]]を持つ[[レベル]]６の[[シンクロモンスター]]。~ [[カウンター罠]]には対応できないが、[[相手]]の[[罠カード]]のほとんどを[[無効]]にできるため安心して攻める事ができる。~ [[除外]]する[[カード]]の種類は問われないので、[[《異次元からの帰還》]]等を採用しないのならば[[魔法・罠カード]]を[[除外]]するとよい。 -[[《ナチュル・ランドオルス》]]~ [[手札]]から[[魔法カード]]を[[墓地]]に捨てる事で[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つ[[レベル]]７の[[シンクロモンスター]]。~ 上記の[[ナチュル]][[シンクロモンスター]]と比べ[[手札]]を[[コスト]]とするため[[無効]]にできる回数が限られてくる。~ しかし、[[モンスター]][[効果]]に対応できる点は大きく評価できる。~ [[攻撃力]]は少々物足りないが、相手の動きを大きく遅らせる事ができるだろう。 ―[[融合モンスター]]の[[ナチュル]]~ -[[《ナチュル・エクストリオ》]]~ [[シンクロモンスター]]同士が[[融合素材]]であり、普通に[[正規融合]]した場合は[[ディスアドバンテージ]]が大きく、[[融合]]する利点もあまりない。~ しかし[[《融合呪印生物−地》]]の[[起動効果]]によって[[特殊召喚]]できるため、こちらで[[特殊召喚]]した方が無難である。~ もしくは[[《ミラクルシンクロフュージョン》]]を用いる事でも少ない[[ディスアドバンテージ]]で[[融合召喚]]できる。~ [[特殊召喚]]後は[[《天罰》]]や[[《奈落の落とし穴》]]等で[[モンスター効果]]・[[戦闘破壊]]から守りたい。 ―その他の[[カード]]~ [[ナチュル]]は[[相手]]依存であったり[[ナチュル]]同士で[[効果]]の[[発動条件]]を満たす[[カード]]が殆どなので、それらをサポートできる[[モンスター]]は少ない。~ そのため、基本的には[[ナチュル]]の[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]となる扱いやすい[[地属性]][[モンスター]]を中心に採用していきたい。~ 無論、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の[[汎用性]]の高い[[効果モンスター]]ならばその限りではない。~ -[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]をサポートする[[モンスター]]~ --[[《巌征竜−レドックス》]]~ [[地属性]]主体のこの[[デッキ]]では[[手札]][[コスト]]及び[[墓地]][[コスト]]の捻出は容易。~ [[蘇生]][[効果]]は[[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]だけでなく、[[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]要員の確保にも利用できる。~ [[《ナチュル・ランドオルス》]]と共に[[ランク]]７の[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]に使う事も可能。~ --[[《巨大ネズミ》]]~ [[ナチュル]][[チューナー]]を全て[[リクルート]]可能。~ その上、[[獣族]]なので[[《ナチュル・パイナポー》]]の効果も阻害せず、[[《ナチュル・クリフ》]]を[[リクルート]]する事で戦線維持にも貢献する。~ --[[《クレーンクレーン》]]~ [[ナチュル]]の[[チューナー]]を[[蘇生]]させることで[[《ナチュル・パルキオン》]]を[[手札]]１枚から[[シンクロ召喚]]できる。~ 非[[チューナー]]であっても[[ランク]]３の[[エクシーズ召喚]]が狙え、[[地属性]]２体なので[[《銀嶺の巨神》]]や[[《メリアスの木霊》]]も選択肢に入る。~ --[[《切り込み隊長》]]・[[《ゴブリンドバーグ》]]~ [[《ナチュル・パンプキン》]]と違い[[レベル]]４以下しか[[特殊召喚]]できないが、[[相手]]の[[フィールド]]状況に左右されない利点がある。~ [[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]で即座に[[サーチ]]・[[サルベージ]]もできる。~ [[《ナチュル・マロン》]]の[[召喚]]時の[[効果]]を[[発動]]したいのであれば[[《マジック・ストライカー》]]も候補となる。~ --[[《ギガンテス》]]~ [[墓地アドバンテージ]]を失うが、[[レベル]]と打点が高く単体でも扱いやすい。~ [[効果]]も強力であり自爆特効後の[[メインフェイズ]]２で安全に[[ナチュル]]を展開できる等、[[シンクロ素材]]以外の運用も可能。~ なお、更に[[レベル]]が高い[[《ギガストーン・オメガ》]]も存在するが、こちらよりも[[墓地アドバンテージ]]を消耗してしまう。~ --[[《Ｈ・Ｃ 強襲のハルベルト》]]~ [[貫通]][[効果]]と[[サーチ]][[効果]]を持つ準[[アタッカー]]クラスの[[特殊召喚モンスター]]。~ --[[《ダーク・ヴァージャー》]]~ [[植物族]][[チューナー]]を[[召喚]]するだけで[[自己再生]]出来る。~ [[ナチュル]]は５種類もの[[植物族]][[チューナー]]を擁しており、複数[[墓地]]に存在すれば幅広い[[レベル]]の[[シンクロモンスター]]を選択出来る。~ [[トリガー]]に関しては永続的な[[サーチ]]を可能とする[[《ナチュルの森》]]によって、全ての[[ナチュル]][[植物族]][[チューナー]]を[[サーチ]]出来るので、これを頼るのが良い。~ 一枚[[墓地]]に存在するだけでも[[《ナチュル・ローズウィップ》]]の[[召喚]]から[[《ナチュル・ビースト》]]を含めた[[レベル]]５の[[シンクロモンスター]]、[[《ナチュル・コスモスビート》]]等からは[[《神騎セイントレア》]]等を選択できる。~ また、[[召喚]]時に[[発動]]する[[モンスター効果]]なので[[《エンペラー・オーダー》]]で[[ドロー]]に変えられる。目的の[[シンクロ召喚]]等をする際、余分に[[自己再生]][[効果]]を[[発動]]させれば効率的。~ ただし最後に[[チェーン]]を積んだ[[効果]]に対してのみ[[《エンペラー・オーダー》]]を[[発動]]出来る点に注意。~ -それ以外で相性の良い[[モンスター]]~ --[[《トリオンの蟲惑魔》]]~ いずれの[[効果]]も優秀であり、[[《ナチュルの神星樹》]]や[[《リビングデッドの呼び声》]]を共有できる。~ また、[[《ナチュル・パルキオン》]]で[[墓地]]調整も可能なので[[《狡猾な落とし穴》]]の採用も検討できる。~ --[[《カードガンナー》]]~ [[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と打点の低い[[下級]][[ナチュル]]では[[アタッカー]]の役目を担ってくれる[[機械族]][[モンスター]]。~ 不確定だが[[《ナチュルの神星樹》]]を[[墓地]]へ落とせる点でも有効に活用できる。~ [[破壊]]された時の[[ドロー]][[効果]]も優秀であり、[[《ナチュル・クリフ》]]と共に[[全体除去]]に巻き込まれても損失を受けにくい。~ --[[《Ｎ・グラン・モール》]]~ 使い減りのしない[[除去]][[効果]]を内蔵しており[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《地霊術−「鉄」》]]を共有できる。~ [[除去]]方法も[[バウンス]]と非常に強力。~ --[[《ローンファイア・ブロッサム》]]~ [[植物族]][[ナチュル]]を[[リクルート]]できるため、[[《ナチュル・クリフ》]]や[[《ナチュルの神星樹》]]と共に[[リクルーター]]として活用できる。~ この[[カード]]を採用する場合は[[《ダンディライオン》]]や[[《スポーア》]]といった[[出張]]セットの併用も検討できる。~ --[[《干ばつの結界像》]]~ [[地属性]]以外の[[特殊召喚]]を封じて[[ロック]]強化を図り、[[《ナチュル・ホーストニードル》]]の負担を軽減する。~ [[相手]]の[[特殊召喚]]に[[チェーン]]して、[[《リミット・リバース》]]や[[《地霊術−「鉄」》]]などで[[フィールド]]に出すのが理想的。~ 他には[[《俊足のギラザウルス》]]を有利に使える一方で、[[《ナチュル・アントジョー》]]を軸にしている場合には相性が良いとは言えない。~ [[【ガジェット】]]や[[【カラクリ】]]相手では[[メタ]]として機能しないため[[サイドデッキ]]向けの[[カード]]と言える。~ --[[《俊足のギラザウルス》]]~ 不確定だが[[《ナチュル・アントジョー》]]の[[効果]]の[[発動]]をサポートできる[[恐竜族]][[モンスター]]。~ [[特殊召喚]]が可能なので[[シンクロ素材]]等にも扱える他、[[《化石調査》]]にも対応しているので[[手札]]に加えやすい。~ --[[《ラヴァルバル・チェイン》]]~ [[《ナチュルの神星樹》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[ナチュル]]の[[サーチャー]]として利用できる。~ この[[カード]]を[[エクシーズ召喚]]できるように[[レベル]]４[[モンスター]]は多めに取り入れたい。~ ただし[[《ナチュルの神星樹》]]の[[リクルート]][[効果]]を主軸に取り入れる構築の場合はその限りではない。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#i553318b] ―[[ナチュル]]の[[サポートカード]]~ -[[《ナチュルの神星樹》]]~ [[地属性]]の[[昆虫族]]か[[植物族]]を[[リリース]]することで、その対となる[[レベル]]４以下の[[種族]]の[[モンスター]]を[[リクルート]]できる[[永続罠]]。~ [[リリース]]及び[[リクルート]][[対象]]は[[ナチュル]]でなくても良いので[[《トリオンの蟲惑魔》]]等も併用しやすくなる。~ また、[[フリーチェーン]]の特性を利用した[[リリース・エスケープ>サクリファイス・エスケープ]]や、[[リクルート]]した[[ナチュル]]を[[《地獄の暴走召喚》]]のトリガーにする用途など使用方法は多岐にわたる。~ 後半の[[サーチ]][[効果]]はどこから[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]ても[[適用]]され、[[サーチ]]手段の乏しかった[[《ナチュル・バンブーシュート》]]も[[サーチ]]できる。~ -[[《ナチュルの森》]]~ 永続的な[[サーチ]][[カード]]と言えば聞こえはいいが、[[トリガー]]として[[相手]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にする必要がある。~ 候補としては[[ナチュル]]の[[シンクロモンスター]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]、[[カウンター罠]]の他、[[《エンペラー・オーダー》]]等が挙がるだろう。~ [[《神の宣告》]]や[[《魔宮の賄賂》]]は勿論、[[手札コスト]]が捻出できるならば[[《天罰》]]や専用[[サポートカード]]の[[《エクストリオの牙》]]も採用圏内となる。~ ただし、この[[カード]]自体の[[サーチ]]こそしやすいものの、[[パーミッション]]寄りの構築でない場合は優先順位は低い。~ 全く同じ範囲を[[リクルート]]出来る[[《ナチュル・アントジョー》]]の存在もあり、~ [[パーミッション]]要素を取りいれる事や、[[リクルート]]ではなく[[サーチ]]をする事に意義を見出さなければとりあえずの採用はやや厳しい。~ [[《ナチュル・マンティス》]]と一緒に採用すると、恒久的な[[手札コスト]]の補充により、[[カードの発動]]も[[モンスター]]の[[召喚]]も通さず、より強力な[[パーミッション]]を行える。~ [[《ダーク・ヴァージャー》]]は、[[植物族]][[チューナー]]の[[召喚]]でのみ[[自己再生]]する為、永続的な[[サーチ]]を活かせる上に、[[カウンター罠]]の[[手札コスト]]に適しており、[[ナチュル]]の[[シンクロモンスター]]や[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[シンクロ召喚]]しやすく、[[トリガー]]の補助や[[マストカウンター]]の減少にも役立つ。~ ―その他の[[カード]]~ -展開及び[[シンクロ召喚]]補助~ --[[《ワン・フォー・ワン》]]~ [[デッキ]]または[[手札]]から[[レベル]]１の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する事ができる。~ [[ナチュル]]で対応するのは[[《ナチュル・ナーブ》]]・[[《ナチュル・チェリー》]]・[[《ナチュル・モスキート》]]・[[《ナチュル・レディバグ》]]の４体で、その内２体は[[チューナー]]である。~ [[手札]]からも[[特殊召喚]]は可能だが[[ディスアドバンテージ]]を考えると、なるべく[[デッキ]]からを選択したい。~ --[[《地獄の暴走召喚》]]~ [[下級]][[ナチュル]]は全体的に[[ステータス]]が低いものが多く、[[特殊召喚]]の方法さえ確立できれば[[発動条件]]を満たすのは容易。~ 特に[[《ナチュル・フライトフライ》]]の[[コントロール奪取]][[効果]]に貢献できる他、[[相手]]にも[[特殊召喚]]を強要するため[[《ナチュル・アントジョー》]]の[[サポートカード]]にもなる。~ --[[《簡易融合》]]・[[《緊急テレポート》]]~ 強力な制圧力を誇る[[ナチュル]][[シンクロモンスター]]を容易に[[シンクロ召喚]]する事が可能となる。~ 前者は[[レベル]]３〜５に[[《フュージョニスト》]]、[[《カルボナーラ戦士》]]、[[《フラワー・ウルフ》]]といった[[地属性]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ 既存の[[ナチュル]][[チューナー]]とで[[《ナチュル・ガオドレイク》]]を除く全ての[[ナチュル]][[シンクロモンスター]]を１[[ターン]]で[[シンクロ召喚]]できる。~ 後者は[[《リ・バイブル》]]・[[《サイ・ガール》]]・[[《サイコ・コマンダー》]]といった[[地属性]][[チューナー]]を[[特殊召喚]]でき、更に[[速攻魔法]]なので扱いやすい。~ --[[蘇生]][[カード]]~ [[シンクロ召喚]]補助以外では[[ナチュル]]の展開や[[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[リリース]]要員の確保に使える。~ 特に、[[《リビングデッドの呼び声》]]は[[《ナチュル・クリフ》]]を[[蘇生]]させる事で、[[除去]]されても[[ボード・アドバンテージ]]の損失を抑えやすい。~ [[《強化蘇生》]]は[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の、[[《浅すぎた墓穴》]]は[[《ナチュル・アントジョー》]]のサポートに使える。~ [[《ナチュル・フライトフライ》]]等の低[[ステータス]]の[[ナチュル]]を[[特殊召喚]]すれば[[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動]][[トリガー]]とする事ができる。~ -それ以外の[[魔法・罠カード]]~ --[[《強欲で謙虚な壺》]]~ [[《ナチュルの神星樹》]]だけでは[[サーチ]]手段に乏しいため、この[[カード]]や[[ドローソース]]で手早く[[キーカード]]を引き込む必要がある。~ --[[《おろかな埋葬》]]・[[《針虫の巣窟》]]~ [[《ダーク・ヴァージャー》]]や[[《ナチュル・ドラゴンフライ》]]の補助として活躍を見込める。~ [[《おろかな埋葬》]]は[[墓地]]に送れる枚数が少ないが、ピンポイントで[[墓地へ送る]]事が可能なため[[墓地]][[蘇生]]により間接的な[[リクルート]]としても使用できる。~ [[《針虫の巣窟》]]はランダムではあるが[[墓地]]に送れる枚数が多く[[フリーチェーン]]であるため[[除去]]に[[チェーン]]する等、[[相手]]を牽制する使い方が可能。~ --[[《強制転移》]]~ [[《ナチュル・クリフ》]]や[[《ナチュル・ビーンズ》]]の[[送りつけ]]に使える。~ [[ナチュル]]は基本的に[[ステータス]]の低い[[モンスター]]が多いため、上記以外の[[ナチュル]]と[[相手]][[モンスター]]との[[コントロール交換]]の目的で使用するのも良い。~ ただし、[[発動条件]]の都合上[[《ナチュル・チェリー》]]の[[効果]]は使えないため注意したい。~ --[[《エンペラー・オーダー》]]~ [[相手]]の[[通常召喚]]の度に[[手札]]の[[《ナチュル・コスモスビート》]]を[[相手]]に見せるだけで１枚[[ドロー]]する事ができる。~ 同様に[[《ナチュル・マロン》]]や[[《ナチュル・パンプキン》]]、[[《ナチュル・マンティス》]]等でも[[発動条件]]を満たせる。~ また、[[《ナチュルの森》]]の[[発動条件]]を満たせる為、[[《ナチュル・コスモスビート》]]を[[サーチ]]して序盤から[[ドローソース]]を確保したり[[ドロー]]と[[サーチ]]を使い分けたりする事も出来る。~ 変わったところでは、[[相手]]に[[ドロー]]させた場合に[[《ナチュル・ラグウィード》]]の[[トリガー]]に繋げる事も可能。~ ただし、[[チェーン]]２で[[ドロー]]させた場合でのみ[[トリガー]]となる事に注意。~ --[[《マジック・プランター》]]~ [[永続罠]]を[[コスト]]に２枚[[ドロー]]できる[[通常魔法]]。~ [[《ナチュルの神星樹》]]に使うことで３枚分の[[手札]]補強が可能になる。~ --[[《マジカルシルクハット》]]~ [[戦闘破壊]]されたくない[[ナチュル]]を守る手段に利用できる。~ こちらも[[《ナチュルの神星樹》]]を[[リクルート]]し[[自壊]]させることで[[サーチ]][[効果]]を狙える。~ --[[植物族]]の[[サポートカード]]~ [[リクルート]]できる[[《超栄養太陽》]]や[[蘇生]][[カード]]の[[《増草剤》]]等、条件は付くものの優秀な[[カード]]が多い。~ [[《薔薇の刻印》]]も[[《ナチュル・マロン》]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[効果]]で容易に[[コスト]]を調達できる。~ [[《ポリノシス》]]は[[リリース]]が必要だが２枚目の[[《神の宣告》]]としても扱え、[[《ナチュルの森》]]の[[発動条件]]も満たせる。~ --[[相手]]の[[攻撃]]を防ぐ[[カード]]~ [[《ナチュル・バタフライ》]]や[[《ナチュル・スティンクバグ》]]では心もとないようなら[[《威嚇する咆哮》]]や[[《和睦の使者》]]で序盤を凌ぐと良い。~ また、これらの[[フリーチェーン]]の[[罠カード]]なら[[《ナチュル・ロック》]]の[[特殊召喚]]補助にもなるので合わせて投入できる。~ [[《平和の使者》]]も時間稼ぎにうってつけだが[[《ナチュル・フライトフライ》]]採用型とコンセプトが噛み合わない点に注意。~ **戦術 [#j40ad3b6] [[ナチュル]]は[[相手]]依存の[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多く、序盤から大きな動きを行いにくい。~ [[《ナチュル・クリフ》]]と[[《ナチュル・マロン》]]による[[リクルーター]]を繰り返し利用する継戦能力によって、攻めに転じる条件が揃うまでの時間稼ぎが[[デュエル]]の基本となる。~ また、[[《ナチュルの神星樹》]]の[[効果]]で主軸となる[[ナチュル]]を[[リクルート]]するためにも、[[フィールド]]に維持する[[モンスター]]の[[種族]]は常に意識するべきである。~ 強力な[[ナチュル]][[シンクロモンスター]]や複数の[[モンスター]]を並べる事で[[効果]]を発揮する[[ナチュル]]を擁するが、このテーマ自体がそれほど展開力に秀でてる訳ではない。~ そのため、[[特殊召喚]][[サポート>サポートカード]]と[[除去]]から守る[[カード]]は充分吟味しつつ多めに採用したい。~ **[[デッキ]]の種類 [#xc930885] ***[[《ナチュル・モスキート》]]軸 [#k186b8d1] 他の[[ナチュル]]の[[戦闘ダメージ]]を[[相手]]に与える[[効果]]を持つ[[《ナチュル・モスキート》]]を主軸にした[[自爆特攻]]による[[コンボ]]を狙う[[デッキ]]。~ [[《ナチュル・モスキート》]]自体には[[反射ダメージ]]は適用されないため、[[自爆特攻]]と相性の良い[[《ナチュル・クリフ》]]と[[《ナチュル・ビーンズ》]]を採用したい。~ ―[[《ナチュル・モスキート》]]の[[サーチ]]・[[リクルート]]方法~ [[種族]]や[[ステータス]]の関係から[[サーチ]]や[[リクルート]]の手段は非常に豊富。~ [[《ゴキポン》]]・[[《ダニポン》]]の他、条件が付くものの[[《大樹海》]]や[[《ワンチャン！？》]]にも対応する幅広い[[サーチ]]手段を持つ。~ [[リクルート]]に関しても[[《ナチュル・クリフ》]]を始めとして[[《巨大ネズミ》]]や[[《共鳴虫》]]から[[フィールド]]に[[特殊召喚]]できる。~ [[制限カード]]だが[[《ワン・フォー・ワン》]]にも対応しているのでこの[[カード]]自体の取り回しには苦労しないと言える。~ ―[[フィールド]]に[[ナチュル]]を展開する方法~ [[《ナチュル・クリフ》]]は兎も角、[[特殊召喚]][[効果]]を持たない[[《ナチュル・ビーンズ》]]も同時に並べるのは一手間かかる。~ そのため、[[戦闘破壊]]に耐性がなくとも[[特殊召喚]]が容易な[[ナチュル]]優先させるのも一つの手だろう。~ いずれにせよ、手早く２体の[[ナチュル]]を並べるためにも[[特殊召喚]]を多用しなくてはならない。~ 以下に例を挙げると、 > +[[相手]][[ターン]]で[[リクルーター]]から[[《ナチュル・モスキート》]]等を[[リクルート]]し、[[自分]]の[[ターン]]でもう１体の[[ナチュル]]を[[召喚]]。~ +[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[墓地]][[蘇生]][[カード]]の使用。~ +[[手札]]から[[《ナチュル・パンプキン》]]の[[効果]]で[[《ナチュル・モスキート》]]を[[特殊召喚]]する。~ +[[《ナチュル・コスモスビート》]]・[[《ナチュル・ロック》]]・[[《ナチュル・チェリー》]]等の展開が容易な[[ナチュル]]の併用。~ +[[相手]]依存となるが[[《ナチュル・アントジョー》]]で[[《ナチュル・モスキート》]]を含む[[ナチュル]]を並べていく。~ これら以外では、こちらの準備が整うまで[[《平和の使者》]]等の[[ロック]]系の[[カード]]で時間を稼ぐのも良いだろう。~ ―[[《ナチュル・モスキート》]]と展開した[[ナチュル]]のサポート~ -[[戦闘]]について~ 上記の通り[[《ナチュル・クリフ》]]と[[《ナチュル・ビーンズ》]]以外の[[ナチュル]]は[[戦闘]][[耐性]]が無く、[[自爆特攻]]後は使い切りとなってしまう。~ それでもこれら２体と比べ低[[ステータス]]の[[ナチュル]]も多いので大[[ダメージ]]を見込めやすい。~ [[《団結の力》]]や[[《フォース》]]・[[《ライジング・エナジー》]]を[[相手]]に使用するのも良く、[[《愚鈍の斧》]]は[[バーン]][[効果]]も付くのでより[[ダメージ]]効率が上がる。~ また、[[《安全地帯》]]や[[《ハーフ・シャット》]]等で[[耐性]]を付与させることもでき、[[《ガード・ヘッジ》]]は[[手札誘発]]なのでより[[相手]]の目論見を狂わせやすくなる。~ [[《時の機械−タイム・マシーン》]]や[[《地霊術−「鉄」》]]等で[[《ナチュル・クリフ》]]を繰り返し[[蘇生]]させて[[自爆特攻]]させていくのも有効だろう。~ -[[効果]][[除去]]について~ 複数の[[ナチュル]]を並べなくてはならない都合上、[[全体除去]]の脅威に晒されやすく[[《神の宣告》]]や[[《スターライト・ロード》]]による防御は必須となる。~ また、[[単体除去]]でも[[《ナチュル・モスキート》]]を[[フィールド]]から離されるだけで戦線が壊滅してしまい、こちらに関しても対策する必要があるだろう。~ ***[[《ナチュル・バンブーシュート》]]軸 [#c82d1467] 強力な抑制[[効果]]を持つ[[《ナチュル・バンブーシュート》]]を主軸においた物。~ [[パーミッション]][[デッキ]]の様な動きとなり、[[モンスター効果]]・[[戦闘]]以外で対処されにくい。~ ―[[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[サーチ]]方法~ [[《ナチュル・バンブーシュート》]]は[[アドバンス召喚]]しなければ[[効果]]が[[適用]]されない。~ [[《ナチュルの神星樹》]]や[[《強欲で謙虚な壺》]]で手早く[[手札]]に引き込みたい。~ また、[[《ローンファイア・ブロッサム》]]からの[[リクルート]]が可能であるため[[バウンス]]等で間接的に[[サーチ]]するのも良いだろう。~ [[《ナチュル・エッグプラント》]]からの[[サルベージ]]も有効であるため、[[《ナチュル・マロン》]]等で[[墓地]]に落としてしまうのも良い。 ―[[リリース]]する[[ナチュル]]の確保方法~ [[《ナチュル・バンブーシュート》]]は[[ナチュル]]を[[リリース]]しなければ[[効果]]が[[適用]]されない。~ よって[[リリース]]する[[ナチュル]]の確保も重要となってくる。~ > +あらゆる[[破壊]]に対応する[[リクルーター]]、[[《ナチュル・クリフ》]] +自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[《ナチュル・コスモスビート》]]・[[《ナチュル・ロック》]] +[[破壊]][[耐性]]を持つ[[《ナチュル・ドラゴンフライ》]]・[[《ナチュル・ビーンズ》]] +[[戦闘]]回避が行える[[《ナチュル・バタフライ》]]・[[《ナチュル・スティンクバグ》]] ―[[《ナチュル・バンブーシュート》]]の補助~ [[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[召喚]]に成功したとしても完全に[[ロック]]できている訳ではないので補助が必要となってくる。 -[[戦闘]]の補助~ [[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[攻撃力]]は2000と少々心許ない。~ よって何らかの形で補助を行いたい。~ > +永続的に[[攻撃力]]をダウンさせる事のできる[[《強者の苦痛》]]・[[《ナチュル・フライトフライ》]] +[[攻撃力]]をアップできる[[装備魔法]] +半永久的に[[攻撃]]を防げ[[リリース]]確保にも利用できる[[《くず鉄のかかし》]] +[[攻撃]]を抑制できる[[《平和の使者》]]等 +[[戦闘]]だけでなく、[[モンスター効果]]の補助もできる[[《安全地帯》]] -[[モンスター効果]]の補助~ [[《ナチュル・バンブーシュート》]]で抑制できるのは[[魔法・罠カード]]だけであるため[[《ならず者傭兵部隊》]]等で簡単に除去されてしまう。~ こちらも同様に補助[[カード]]が必要となってくる。~ > +使い勝手の良い[[《天罰》]] +同じく[[ナチュル]]である[[《ナチュル・ランドオルス》]] +範囲やタイミングは限られているがノー[[コスト]]の[[《ランドオルスのヒカリゴケ》]]・[[《禁じられた聖杯》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]] +[[《ナチュル・バンブーシュート》]]の[[モンスター効果]]版とでも言うべき[[《威光魔人》]] +[[モンスター効果]]だけでなく、[[戦闘]]の補助もできる[[《安全地帯》]] ***[[《ナチュル・フライトフライ》]]軸 [#z14cab4d] [[《ナチュル・フライトフライ》]]を展開して[[相手]][[モンスター]]の[[弱体化]]を狙い、[[ビートダウン]]や[[コントロール奪取]]に繋いで[[アドバンテージ]]を得ていく[[デッキ]]。~ [[《地獄の暴走召喚》]]で３体展開した場合は実に2700もの数値をダウンさせることができるので、可能な限り[[特殊召喚]]手段と共に採用しておきたい。~ なお、[[《強者の苦痛》]]で更に[[弱体化]]を狙う方法もあるが、[[エクシーズモンスター]]の隆盛もあり過度な期待はできないだろう。~ ―[[キーカード]]の[[サーチ]]。~ [[《ナチュル・フライトフライ》]]自体は[[手札]]に加える意義はそれ程無く、[[デッキ]]からの[[リクルート]]や[[墓地]]からの[[蘇生]]で充分機能する。~ [[サーチ]]しにくい[[《地獄の暴走召喚》]]や各種[[蘇生]]系[[カード]]を[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《封印の黄金櫃》]]を使って引き込む必要があるだろう。~ 後者は[[《巌征竜−レドックス》]]ならば２[[ターン]]を待たずに[[手札]]に加えられるため[[蘇生]]の準備を整えやすい。~ [[《地獄の暴走召喚》]]も[[《速攻魔力増幅器》]]等で[[サーチ]]できるが[[相手]]依存なので使いにくい。~ ―[[《ナチュル・フライトフライ》]]の[[特殊召喚]]方法~ 低[[ステータス]]も手伝ってこの[[カード]]の[[特殊召喚]]手段は豊富に存在する。~ [[《ナチュル・マロン》]]で容易に[[デッキ]]から[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]のでこの[[カード]]を[[蘇生]]させるのもそれ程難しくない。~ > +[[手札]]：[[《ナチュル・パンプキン》]]・[[《切り込み隊長》]]~ +[[デッキ]]：[[《ナチュル・クリフ》]]・[[《ナチュル・アントジョー》]]・[[《孵化》]]~ +[[墓地]]：[[《リビングデッドの呼び声》]]・[[《巌征竜−レドックス》]]・[[《クレーンクレーン》]]~ [[《ナチュル・クリフ》]]は[[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動条件]]から[[効果]]による[[破壊]]で[[リクルート]]する必要がある。~ しかし、[[《激流葬》]]等で一掃してしまうと発動が不可能となるため、[[単体除去]]を狙う必要があり[[《地獄の暴走召喚》]]の[[トリガー]]とするにはやや手間がかかる。~ [[《クレーンクレーン》]]は[[効果]]を無効にしてしまうが[[ランク]]３の[[エクシーズ素材]]としても扱えるので[[蘇生]]後も無駄になりにくい。~ ―展開後のサポート~ [[相手]]の[[ステータス]]をダウンさせるとは言え、この[[カード]]自体の[[ステータス]]も低いので、展開した後も[[相手]]の[[ライフ]]を削りきれない事が多い。~ [[コントロール奪取]]した[[モンスター]]は[[戦闘]]に参加させるだけでなく、そのまま[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]にして[[エンドフェイズ]]に戻すのを回避したい。~ 都合良く[[チューナー]]や同じ[[レベル]]の[[モンスター]]を奪えるとは限らないが、戻した後も[[ステータス]]を下げる[[効果]]は継続するので[[戦闘]]で反撃される確率は少ないだろう。~ ただし、[[効果]][[除去]]による脅威には晒されるのでいっその事[[《発条機雷ゼンマイン》]]等で防御を固めるのも良いかもしれない。~ また、[[《ナチュル・フライトフライ》]]と[[レベル]]こそ合わないが、[[《Ｎｏ.１０３ 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]を同時に並べることで、[[《ナチュル・フライトフライ》]]を[[フィールド]]に大量展開できない場合でも、[[相手]]の行動をかなり牽制することができる。~ ―[[エクシーズモンスター]]を奪った場合の処理~ [[ランク]]３以下には[[《ダウナード・マジシャン》]]、[[ランク]]５と６ならば[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]で対処できるので是非採用しておきたい。~ また、採用率の高い[[ランク]]４は[[《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]で[[ランク]]５にすれば良いだろう。~ ただし、[[エクストラデッキ]]を圧迫する点には注意が必要である。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#l982eb92] [[モンスター効果]]による[[特殊召喚]]と[[シンクロ召喚]]を軸とするため、[[《大天使クリスティア》]]等の[[特殊召喚]]封じや[[《スキルドレイン》]]に弱い。~ また、純正の【ナチュル】の場合[[《Ａ・Ｏ・Ｊ カタストル》]]の対処法が[[《ナチュル・フライトフライ》]]による[[コントロール奪取]]、[[《ナチュル・サンフラワー》]]、[[《ナチュル・ランドオルス》]]、[[《ランドオルスのヒカリゴケ》]]に限られてくる。~ [[《マシュマロン》]]などの[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]には[[《ナチュル・フライトフライ》]]で一時的に[[除去]]するか、[[《ナチュル・モスキート》]]の[[効果]]で[[戦闘ダメージ]]を稼ぐぐらいしか対処できない。 **歴史 [#a114f16c] ***[[2010年3月1日>禁止・制限カード/2010年3月1日]] [#s4a2c7a1] [[DUELIST REVOLUTION]]で強力な[[ロック]][[効果]]を持つ[[《ナチュル・バンブーシュート》]]が登場した。~ このカードを投入した[[デッキ]]が[[選考会]]で使用された。~ **代表的なカード [#fdb8133b] -[[《ナチュル・バンブーシュート》]] -[[《ナチュル・クリフ》]] -[[《ナチュル・ビースト》]] -[[《ナチュル・パルキオン》]] -[[《ナチュル・ランドオルス》]] **サンプルレシピ [#hbdf3a9b] -【ナチュルパーミ】~ 10.06.26 日本代表最終選考会（東日本）予選出場~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=614~ -【ナチュルバンブー】~ 10.07.03 日本代表最終選考会（西日本）予選出場~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=708~ -【ナチュルバンブー】~ 10.07.03 日本代表最終選考会（西日本）予選出場~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=707~ **関連リンク [#p458a807] -[[ナチュル]] -[[【地属性】]] -[[デッキ集]]