*【ネオス・ワイズマン】 [#pee88612]

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**説明 [#n039d6e5]
 [[特殊召喚モンスター]]である[[《ネオス・ワイズマン》]]を使用する[[デッキ]]。~
 [[【ネオスビート】]]と[[【ユベル】]]の要素を取り入れることになるが、それぞれの[[デッキ]]に用いられるギミックが互いに[[シナジー]]を形成しにくく、バランスがとりづらい。~
 しかし、一度[[召喚]]に成功してしまえばその強力な[[耐性]]と[[効果]]で一気に[[フィールド]]を制してしまうだろう。

 《ネオス・ワイズマン/Neos Wiseman》
 効果モンスター
 星10/光属性/魔法使い族/攻3000/守3000
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO ネオス」と「ユベル」を
 1体ずつ墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
 このカードが戦闘を行った場合、ダメージステップ終了時に相手モンスターの
 攻撃力分のダメージを相手ライフに与え、
 そのモンスターの守備力分だけ自分のライフポイントを回復する。
 このカードはカードの効果では破壊されない。

**[[デッキ]]構築に際して [#i1a2ead5]
 [[《E・HERO ネオス》]]と[[《ユベル》]]は共に[[召喚]]サポートが豊富で、特に[[墓地]]からの[[蘇生]]のサポートが多い。~
 したがって、[[蘇生]]をメインに据えれば[[デッキ]]が組みやすい。~
 しかしそれぞれの[[蘇生]][[サポートカード]]は[[シナジー]]がとりにくいため、枚数と取捨選択が重要となる。~

 また、[[《ネオス・ワイズマン》]]は[[手札]]からしか[[特殊召喚]]できないので、これをいかに素早く[[手札]]に揃えるかという点も重要となる。 

**採用するカードについて [#sb0e7624]
-[[《ネオス・ワイズマン》]]~
この[[デッキ]]の中核であり存在意義。~
[[手札]]からしか[[特殊召喚]]できず、[[サーチ]]&[[リクルート]]し辛いため複数採用することにより引きの[[確率]]を上げたい。~

-[[《E・HERO ネオス》]]・[[《ユベル》]]~
[[《ネオス・ワイズマン》]]を展開する上で必須となる。~
[[墓地に送る]]ことができれば、[[蘇生]]カードで何度でも[[フィールド]]に出すことができるため両者ともに3枚積みしなくてもよい。~
むしろ3枚積みすると、事故率が上昇するため2枚程度の採用が妥当。~
[[《ユベル》]]進化形態はいずれも[[デッキ]]・[[手札]]・[[墓地]]のどこからでも出すことができるので[[ピン挿し]]しておけば役に立つ場面も多い。~
だが、あくまで[[《ネオス・ワイズマン》]]の[[召喚]]にこだわるなら不採用でも問題ない。~

-[[《おろかな埋葬》]]・[[《E・HERO プリズマー》]]・[[《終末の騎士》]]~
[[《E・HERO ネオス》]]・[[《ユベル》]]の[[蘇生]]に繋ぐには、当然[[墓地に送る]]必要がある。~
受動的な[[墓地]]送りは得策でなく、やはり上記の[[カード]]を用いて素早く揃えたい。~
特殊な構築になるが[[ライトロード]]も利用できる。~

-[[《ヒーロー・マスク》]]・[[《ファントム・オブ・カオス》]]~
[[カード名]]操作により[[《ネオス・ワイズマン》]][[召喚]]手順の簡略化を狙う。~
前者の対象となるのは[[《E・HERO プリズマー》]]・[[《E・HERO エアーマン》]]の2体。~
後者は[[《ユベル》]]に擬態することができ、[[《ネオス・ワイズマン》]]を直接コピーし[[効果]]の再利用も可能になるため非常に優秀。~
//《ファントム・オブ・カオス》は効果モンスター限定。

-[[《死者転生》]]・[[《創世の預言者》]]~
[[《ネオス・ワイズマン》]]の[[サルベージ]]を担う。~
前者はその他の有用な[[カード]]も[[サルベージ]]できる。~
後者は[[《死者転生》]]に比べて対象範囲が狭まるが、[[《E・HERO ネオス》]]と[[《ユベル》]]も[[サルベージ]]でき、単純な[[下級]][[アタッカー]]として運用できる点も嬉しい。~
//《創世の預言者》は、レベル7以上なら回収可能。

-[[《魔族召喚師》]]・[[《思い出のブランコ》]]・[[《リミット・リバース》]]・[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[《E・HERO ネオス》]]・[[《ユベル》]]の[[蘇生]]用[[カード]]。~
[[《魔族召喚師》]]は[[通常モンスター]]サポートを[[《E・HERO ネオス》]]と共有し、[[《ユベル》]]を[[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる。~
個別に見れば豊富に[[蘇生]][[カード]]が存在するのだが、素材のどちらにも対応するとなると[[《リビングデッドの呼び声》]]くらいしかないのが難点。~
[[《死皇帝の陵墓》]]や[[《冥界の宝札》]]と共に[[《創世神》]]を採用してみればその問題は解決される。~
しかし[[事故>手札事故]]率軽減の観点から言って、片方の素材を主として補助し[[【ネオスビート】]]、[[【ユベル】]]のギミックを採用する型が安定しやすい。~
その他に以前は[[《生還の宝札》]]を用いた高速[[回転]]もできたのだが、現在は[[禁止カード]]であり構築不可能。~

**[[デッキ]]の派生 [#k069d27f]
***【アンデットワイズマン】 [#uddbeca8]
 [[《アンデットワールド》]]を採用して、[[《E・HERO ネオス》]]と[[《ユベル》]]に[[蘇生]]カードを共有させる[[デッキ]]。~
 元々[[《E・HERO ネオス》]]には多彩な[[蘇生]]方法があり、またそれを死に札にすることはない。~
 [[蘇生]]に[[《生者の書−禁断の呪術−》]]が使えるようになり、[[蘇生]]手段に幅が広がる。~
 [[《魔族召喚師》]]が使えなくなるが代わりに[[《馬頭鬼》]]・[[《地獄の門番イル・ブラッド》]]を採用できるため、その点は一長一短だろう。~
 ただし[[《アンデットワールド》]]を割られてはいけない。~
 とたんに[[シナジー]]は皆無となり、一気にジリ貧となってしまうためである。~

 [[《ゾンビ・マスター》]]と[[《生還の宝札》]]を用いた高速[[ドロー]]で[[《ネオス・ワイズマン》]]を[[手札]]に[[加える]]のも容易となり、また[[手札]]で[[腐った>腐る]][[《E・HERO ネオス》]]・[[《ユベル》]]を処理できるのもポイントのひとつ。~
 また、さりげなく天敵の一つである[[《邪帝ガイウス》]]に[[耐性]]ができる。
 さりげなく天敵の一つである[[《邪帝ガイウス》]]に[[耐性]]ができる。

***[[【光属性】]]軸 [#x0f24048]
 [[《ネオス・ワイズマン》]]・[[《E・HERO ネオス》]]・[[《E・HERO プリズマー》]]はいずれも[[光属性]]であり、[[墓地]]肥やしに上述の[[ライトロード]]を織り交ぜることで[[【光属性】]]に傾けた[[デッキ]]にすることもできる。~
 この場合、[[《オネスト》]]で[[ダメージ]]の上乗せを狙う、[[《カオスエンドマスター》]]で[[《ユベル》]]を[[リクルート]]する、[[《光の召集》]]で[[手札]]の[[《E・HERO ネオス》]]・[[《ユベル》]]を処理しつつ[[墓地]]の[[《ネオス・ワイズマン》]]を[[サルベージ]]する、といった戦術を取ることができる。
**この[[デッキ]]の弱点 [#w6a5910c]
 [[蘇生]]を中心としている以上、[[除外]]には弱い。~
 [[フィニッシャー]]の[[《ネオス・ワイズマン》]]も[[破壊]]には強くても[[除外]]には全く対抗できず、[[《次元幽閉》]]や[[《異次元の女戦士》]]であっさり[[除外]]される。~
 [[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]に至っては[[《ネオス・ワイズマン》]]の[[特殊召喚]]自体を行えなくなる。~
 [[《王宮の鉄壁》]]でピンポイントに対応してしまうのも一考の余地がある。~
 ただし、[[《ファントム・オブ・カオス》]]のコピー[[効果]]も無力化するので一概には判断できない。~
 また、[[特殊召喚]]を封じる[[《王宮の弾圧》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]も注意が必要。~

**代表的なカード [#m8c870fc]
-[[《ネオス・ワイズマン》]]

-[[《E・HERO ネオス》]]
-[[《ユベル》]]

-[[《魔族召喚師》]]

**関連リンク [#t5892351]
-[[【ネオスビート】]]
-[[【ユベル】]]

-[[デッキ集]]