*【ネクロフェイス】 [#d679498e]
*【ネクロフェイス】 [#top]

 [[《ネクロフェイス》]]を能動的に[[除外]]していき、[[相手]]の[[デッキ切れ]]による勝利を目的とした[[デッキ]]。~
 [[《封印の黄金櫃》]][[《ネクロフェイス》]]が制限される前は、[[《ネクロフェイス》]]共々三枚積みが基本かつ強力な[[デッキ]]だった。~
#contents

-しかし現在は[[《ネクロフェイス》]]が[[準制限カード]]に、[[《封印の黄金櫃》]]は[[制限カード]]となっている。~
この[[デッキ]]も大幅改造を必要とされてくる。~
[[《次元の裂け目》]]等の枚数を抑えて[[《クリッター》]][[《キラー・トマト》]]を投入。~
そして[[手札]]や[[フィールド]]から[[除外]]するカードを多めに入れる、などの[[除外]]ギミックを主軸にすることも考えるべきである。~
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]による[[デッキ破壊]][[デッキ]]。~
 [[デッキ]]・[[手札]]・[[墓地]]のあらゆる場所から[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]して[[デッキ破壊]]を進めていく。~
 大量の[[除外アドバンテージ]]を稼げるため、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]や[[《原始太陽ヘリオス》]]、[[《D.D.ダイナマイト》]]での[[1ターンキル]]も狙いやすい。~

 また、[[デッキ破壊]]に強い[[デッキ]]の共通点として、[[墓地]]から[[デッキに戻す]][[効果]]があるが、[[除外]]がメインのこの[[デッキ]]では、あまり気にならない。~

-[[10/03/01>禁止・制限カード/2010年3月1日]]に[[《ネクロフェイス》]]が、[[14/02/01>リミットレギュレーション/2014年2月1日]]に[[《封印の黄金櫃》]]が[[制限カード]]となり、構築が困難になった。~
--後に[[《封印の黄金櫃》]]は[[15/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に[[制限緩和]]され、[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]に[[制限解除]]されたが、[[18/10/01>リミットレギュレーション/2018年10月1日]]にて再び[[制限カード]]となった。~
一方、[[《ネクロフェイス》]]は[[20/07/01>リミットレギュレーション/2020年7月1日]]にて[[制限緩和]]され、さらに[[20/10/01>リミットレギュレーション/2020年10月1日]]に無制限となった。~

 《ネクロフェイス/Necroface》
 効果モンスター(準制限カード)
 効果モンスター
 星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
 このカードが召喚に成功した時、
 ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
 このカードの攻撃力は この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
 このカードがゲームから除外された時、
 お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
 (1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。
 除外されているお互いのカードを全て持ち主のデッキに戻す。
 このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻った数×100アップする。
 (2):このカードが除外された場合に発動する。
 お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のデッキの上からカードを5枚除外する。

 《封印の黄金櫃/Gold Sarcophagus》
 通常魔法(制限カード)
 (1):デッキからカード1枚を選んで除外する。
 このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、
 この効果で除外したカードを手札に加える。

 基本は、[[《封印の黄金櫃》]]で[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]する。~
 深く考えるまでも無く、単純にこれだけで[[お互い]]の[[デッキ]]を5枚も削ることができる。~
 もしもその中に[[《ネクロフェイス》]]があれば、さらに[[デッキ]]が削られていくことになる。~
 この時、[[除外]]されるのは「[[自分]]の[[《ネクロフェイス》]]」か「他人の[[《ネクロフェイス》]]」かを問わない。~
 そのため、特に[[ミラーマッチ]]では[[効果]]が連鎖して[[デッキデス]]速度は急激に上昇することになる。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
 [[自分]]の[[デッキ]]も削られるため、[[デッキ]]枚数は多目にする事が推奨される。~
 また、[[《強欲で貪欲な壺》]]や[[《機巧蛇−叢雲遠呂智》]]等[[除外アドバンテージ]]を大量に稼ぎやすい[[カード]]の中には[[裏側表示で除外]]する場合があり、これらは[[《ネクロフェイス》]]の[[トリガー]]にならないので基本的に採用されない。~

 [[《ネクロフェイス》]]は[[お互い]]の[[デッキ]]を削るため最悪自分が先に[[デッキ切れ]]を起こす事すらありえる。~
 この[[デッキ]]は、直接[[デッキ]]から[[墓地に送り>墓地に送る]][[除外]]を進める必要性がある為、[[デッキ切れ]]防止に若干[[デッキ]]枚数は多めにしたほうがいい。~
 当然[[相手]]だけ削る[[《ニードルワーム》]]の併用は必須。3枚投入して積極的に[[デッキ]]を削ろう。~
 また、相手の[[デッキ]]を削りきれない状況や終盤戦の選択肢を増やすことを考えるなら、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]、[[《原始太陽ヘリオス》]]、[[《D.D.ダイナマイト》]]を何枚か[[デッキ]]に仕込んでおくのも良い。~
 [[《原始太陽ヘリオス》]]はともかく、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]と[[《D.D.ダイナマイト》]]は[[除外]]カードが溜まる後半以降から強力なカードと化す。~
 その強力な効果は、各ページを見れば良く分かるだろう。~
 この為、[[デッキデス]]でありながら[[1ターンキル]]も成功させやすく、逆にこれらによる[[1ターンキル]]を狙って構成するのも良い。
***[[モンスターカード]]について [#monster]
-[[《ネクロフェイス》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[《封印の黄金櫃》]]の他、[[《閃光の追放者》]]や[[《酒呑童子》]]で[[除外]]しながら[[デッキ破壊]]を狙う。~
[[同名カード]]の[[効果]]に巻き込めば連鎖的に[[除外]]を進められるが、フル投入でも[[相手]]の[[デッキ]]全てを削るには少々足りないため、[[デッキ]]や[[墓地]]に[[戻して>戻す]]再利用したい。~
なお[[デッキ破壊]]に特化したい場合は、[[召喚]]時[[効果]]は[[発動]]させないよう[[フィールド]]に出すなら[[裏側守備表示]]での[[セット]]や[[蘇生]]や[[帰還]]等の[[特殊召喚]]が無難。~

 なお、[[《ネクロフェイス》]]が持つ「[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]]」[[効果]]は、[[反転召喚]]及び[[特殊召喚]]では[[発動]]しない。~
 [[蘇生]]や[[帰還]]時にうっかり間違えないよう、しっかりと肝に銘じておきたい。
-[[除外]][[効果]]や[[コスト]]を持つ[[モンスター]]~
[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]を[[発動]]するために必要な[[モンスター]]。~

**構築 [#o6d0b311]
 言うまでも無く、[[《ネクロフェイス》]]は可能な限り積みたい。~
 驚異的瞬間[[ライフ・アドバンテージ]]を約束する[[《魂吸収》]]も入れておきたい。~
 その[[ライフ回復]]速度は、[[【次元帝】]]を越える事請け合いである。
--[[《孤高除獣》]]~
[[手札]]と[[デッキ]]から[[除外]]できる[[モンスター]]。~
[[手札コスト]]と[[効果]]合わせて1度に2枚の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できるため一気に[[デッキ破壊]]を進められる。~
[[手札コスト]]にする[[アンデット族]]は[[《ネクロフェイス》]]以外にも[[《酒呑童子》]]が使えるためあまり困らないだろう。~
[[破壊された]]ときに[[除外]]された[[カード]]を回収する(2)の[[効果]]も、[[《ネクロフェイス》]]の再利用に使えるため相性が良い。~

 《魂吸収/Soul Absorption》
 永続魔法
 このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
 1枚につき500ライフを回復する。
--[[《酒呑童子》]]・[[《魂を喰らう者 バズー》]]・[[《ファントム・オブ・カオス》]]・[[ダークモンスター]]・[[カオス]]・[[ビーステッド]][[モンスター]]~
[[墓地]]から[[除外]]する[[モンスター]]。~
[[手札交換]]や[[《おろかな埋葬》]]・[[《異次元からの埋葬》]]等で[[墓地]]にある[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できる。~
特に[[《酒呑童子》]]は[[除外]]された[[《ネクロフェイス》]]を[[デッキトップ]]に戻して再利用する[[効果]]も持つため優先的に採用したい。~
[[ダークモンスター]]や[[カオス]][[モンスター]]を使う場合[[デッキ]]の[[属性]]にある程度の縛りは必要だが、その分どれも単体性能が高い。  ~

 「[[デッキ]]から選択して直接[[除外]]する」事が主目的だが、当然この[[コンボ]]を使用した場合[[《封印の黄金櫃》]]の[[効果]]で[[《ネクロフェイス》]]は[[手札]]に加わる。~
 それ以外にも初手や[[《封印の黄金櫃》]]を引く前に[[《ネクロフェイス》]]を[[ドロー]]してしまった場合に備え、[[手札]]・場からの[[除外]]手段を持っておきたい。~
 確かに、「[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]]」[[効果]]は[[通常召喚]]時のみ[[発動]]するため、[[手札]]から[[セット]]や[[特殊召喚]]すれば[[デッキ破壊]]の邪魔にはならない。~
 しかし、他の手段もあって損は無いはずである。
--[[《エレキジ》]]・[[《刻剣の魔術師》]]・[[《S:Pリトルナイト》]]~
[[フィールド]]上から[[一定期間だけ除外]]する[[モンスター]]。~
戻ってきた[[《ネクロフェイス》]]を再度指定することで毎[[ターン]]繰り返し[[デッキ破壊]]が狙える。~
[[《S:Pリトルナイト》]]は[[リンクモンスター]]等を[[リンク素材]]に[[リンク召喚]]した場合は[[フィールド]]・[[墓地]]からの[[除外]]も行える。~

***[[《マクロコスモス》]][[《次元の裂け目》]][[《光の追放者》]][[《閃光の追放者》]] [#jd3c9a4c]
 「[[除外]]」の基本。~
 [[《ネクロフェイス》]]が[[手札]]にあるならば、[[《手札抹殺》]]で「[[除外]]+[[手札交換]]」が成立する。~
 もちろん[[《ネクロフェイス》]]を[[壁]]として[[セット]]し、相手に[[破壊]]してもらうか、[[反転召喚]]して[[自爆特攻]]を仕掛けるのもいい。~
 [[除外]]における、他のカードとの[[シナジー]]も強力。
--[[《次元合成師》]]・[[《メタファイズ・ラグナロク》]]・[[《ボティス》]]~
[[デッキトップ]]から[[除外]]する[[モンスター]]。~
[[《酒呑童子》]]の[[効果]]等を使用すれば、確実に[[デッキトップ]]から[[除外]]できる。~
[[《次元合成師》]]は[[破壊された]]場合[[除外]]されている[[《ネクロフェイス》]]の回収もできる。~

***[[《魂を喰らう者 バズー》]][[《闇王プロメティス》]][[《魂の解放》]][[《速攻の黒い忍者》]] [#p81d5cd2]
 「[[墓地]]から[[除外]]」の基本。
--[[《サイバー・ヴァリー》]]~
[[手札]]・[[フィールド]]から[[除外]]する[[モンスター]]。~
[[ステータス]]こそ低いが、[[ドロー]]・回収・防御と臨機応変な活躍を期待できる。~

***[[《異次元からの帰還》]] [#h584fb67]
 [[《ネクロフェイス》]]の[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]は、[[帰還]]だと[[発動]]しない。~
 そのためライフにさえ気を配れば気兼ねなく[[発動]]でき、[[《魂吸収》]]があれば[[ライフコスト]]を取り戻す事ができる。~
 [[エンドフェイズ]]にまとめて[[召喚]]し、再[[除外]]で一気に[[デッキ]]を削ってやろう。~
 状況次第では、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]][[《原始太陽ヘリオス》]]を[[帰還]]させる戦術もお忘れ無く。
--[[《妖精伝姫−シラユキ》]]~
[[手札]]・[[フィールド]]・[[墓地]]から[[除外]]する[[モンスター]]。~
1度に7枚もの[[除外アドバンテージ]]を稼ぐ事ができ、[[除外]]可能な範囲が広いのも魅力。~

***[[《サイバー・ヴァリー》]] [#kc1db80f]
 [[効果]]を使い分ける事により、フィールド、又は手札から[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]することができる。~
 このカード2枚と、別のモンスターが1枚存在していれば、状況によっては[[デッキ]]に戻したカードを即座に引く事もできる。~
--[[《闇次元の戦士》]]~
[[手札]]から[[除外]]する[[シンクロモンスター]]。~
[[除外]]状態の[[《ネクロフェイス》]]など[[闇属性]][[モンスター]]を[[帰還]]できる。([[手札]]の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]しそのまま[[帰還]]させた場合は[[発動]]しないが、異なる[[《ネクロフェイス》]]であれば[[発動]]可能)~

***[[《抹殺の使徒》]] [[《邪帝ガイウス》]][#d6db6e4b]
 [[セット]]した[[《ネクロフェイス》]]を簡単に[[除外]]できる。~
 [[《邪帝ガイウス》]]は、自分の[[《ネクロフェイス》]]を任意で[[除外]]する事もできる他、相手の邪魔なカードを[[除外]]する事もできるため汎用性が高い。~
--[[《妖刀−不知火》]]~
[[墓地]]から[[除外]]する[[モンスター]]。~
[[墓地へ送られた]][[ターン]]には[[発動]]できないが、[[墓地]]に存在する場合に自身と[[アンデット族]]を[[除外]]し[[アンデット族]][[シンクロモンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~

***[[《エレメンタル・アブソーバー》]] [#q6bd51a6]
 [[手札]]から直接[[除外]]できる。~
 オマケに、[[相手]]の[[闇属性]][[モンスター]]の[[攻撃]]を妨害できる。
--[[《光の追放者》]]・[[《閃光の追放者》]]~
[[墓地へ送られる>墓地へ送る]][[カード]]を[[除外]]する。~
[[《おろかな埋葬》]]が疑似[[《封印の黄金櫃》]]になり、[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]が[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]する手段になる。~
それだけでは[[墓地]]から[[除外]]する[[《酒呑童子》]]等と役割が被るが、こちらは[[相手]]の[[墓地]]利用や[[墓地へ送る]]ことを条件とするような[[手札誘発]]の妨害もできる。~

***[[《亜空間物質転送装置》]] [#j97ced72]
 [[表側表示]]限定なため、[[デッキデス]]途中では扱いにくい。~
 [[反転召喚]]後、あるいは[[裏側守備表示]]時に[[相手]]の[[攻撃]]を受け[[戦闘]]で生き残った後に使用する。~
 または、[[《異次元からの帰還》]]で[[除外]]を狙う。~
 [[《切り込み隊長》]]等で[[特殊召喚]]なども手段として存在するが…
--[[《クシャトリラ・アライズハート》]]~
[[墓地へ送られる>墓地へ送る]][[カード]]を[[除外]]する。~
また[[除外]]を[[トリガー]]に[[除外]]状態の[[カード]]を[[エクシーズ素材]]にするため、[[《ネクロフェイス》]]を回収できる。~
[[エクシーズ素材]]を使用した場合には再び[[除外]]されるために[[《ネクロフェイス》]]の[[トリガー]]となる。~

***[[《ワーム・ホール》]] [#ha1d04a5]
 ノーコストで場の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]可能。~
 しかもしばらくすると自動で[[帰還]]するため、再び[[除外]]する事も不可能ではない。~
 (この[[帰還]]は[[通常召喚]]ではないため、[[デッキデス]]の妨げにならない)

***[[《異次元の指名者》]] [#xec8eb9b]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[宣言]]するのが最も無難。~
 [[手札]]が[[《ネクロフェイス》]]1枚ならば、わざと外すことで[[手札]]から[[除外]]できる。~
 状況によっては[[相手]][[手札]]の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できるし、[[ピーピング]][[効果]]もお忘れなく。
-[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]・[[《原始太陽ヘリオス》]]・[[《破壊竜ガンドラ−ギガ・レイズ》]]~
[[除外]]した[[カード]]の枚数に応じて[[強化]]される[[モンスター]]。~
[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]により、次々[[強化]]されるだろう。~

***[[《ブラック・コア》]] [#n667f44b]
 [[手札コスト]]は有るものの、場の[[《ネクロフェイス》]]を確実に[[除外]]できる。~
-[[除外]]を[[トリガー]]とする[[モンスター]]~
[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から大量に[[除外]]されるため、これらの[[モンスター]]仕込んでおけば自動的に[[効果]]が[[発動]]される。~
ただしこれらの[[カード]]を増やし過ぎて[[事故]]にならないよう、枚数は少なくするか[[《ネクロフェイス》]]以外でも[[除外]]できる手段は用意しておきたい。~
--[[《ジャイアント・レックス》]]・[[《ドットスケーパー》]]・[[《霊道士チャンシー》]]・[[《異次元の哨戒機》]]~
[[除外]]された場合に自身の[[効果]]で[[帰還]]する[[モンスター]]。~
自動で[[フィールド]]を埋めてくれるため、[[リンク素材]]等にして戦線維持に使える。~
[[《霊道士チャンシー》]]は[[墓地コスト]]が必要だが[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]でき、[[離れる]]場合は[[デッキの一番下]]に[[戻す]]ため[[デッキ切れ]]を防ぐ。~
[[《異次元の哨戒機》]]は[[帰還]]が[[エンドフェイズ]]と素材には不向きだが、[[帰還]]する際に[[手札]]・[[フィールド]]・[[墓地]]から[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できる。~

***[[《ビッグバン・シュート》]] [#sdb73e3e]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[通常召喚]]し高[[攻撃力]]を持っている場合、[[貫通]][[効果]]が役に立つ。
--[[《不知火の宮司》]]・[[《不知火の武部》]]~
[[除外]]されることで[[《不知火の宮司》]]は[[除去]]、[[《不知火の武部》]]は[[手札交換]]ができる。~
どちらも[[アンデット族]]なので、[[ドロー]]してしまっても[[《孤高除獣》]]の[[手札コスト]]にして[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できる。~

***[[《異次元の落とし穴》]] [#kbaddadc]
 [[セット]]状態の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できるのがミソである。~
 ([[セット]]状態で[[除外]]しても、[[除外]]時には[[表側表示]]のため[[効果]]は[[発動]]される)
--[[《電脳堺姫−娘々》]]~
[[除外]]されることで自身以外の[[除外]]された[[カード]]を[[デッキに戻す]]ことができる。~
[[除外]]されている[[《ネクロフェイス》]]の再利用ができ、特に[[《ヘル・テンペスト》]]で[[《ネクロフェイス》]]と同時に[[除外]]した際に起こる[[デッキ破壊]]の水増しが優秀→[[【トーチ・テンペスト】]]~

***[[《ヘル・テンペスト》]] [#p179e866]
 条件は厳しいが、[[発動]]さえできればもう笑うしかない。~
 使い方はページ参照。
--[[《ネメシス・キーストーン》]]~
[[除外]]された場合に[[エンドフェイズ]]に自身を[[手札]]に[[戻す]]ことができる。~
[[手札]]から自身を[[特殊召喚]]しながら[[除外]]された[[モンスター]]を[[デッキに戻す]]ことができる。~

***[[《異次元からの埋葬》]] [#w732b921]
 [[墓地]]に[[戻す]]ことで、[[墓地]]からの再[[除外]]が狙える。
--[[《混沌のヴァルキリア》]]~
[[除外]]された場合に[[発動]]制限がかかるが[[光属性]]・[[闇属性]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことができる。~
[[墓地]]から[[光属性]]・[[闇属性]]の[[モンスター]]1体を[[除外]]し自身を[[特殊召喚]]できる。~

***[[《D・D・R》]][[《闇次元の解放》]] [#a06c4077]
 [[除外]]された[[モンスター]]を[[帰還]]させる。~
 なお[[《D・D・R》]]単体では再び[[除外]]する事ができないことに注意。
-[[《ニードルワーム》]]~
[[デッキ破壊]]の定番[[カード]]。~
[[お互い]]に同じ枚数削っていく[[《ネクロフェイス》]]だけでは自滅する可能性もあるので、採用しておくと便利。~

***[[《ニードルワーム》]] [#f6986075]
 [[除外]]関連ではないが、[[《ネクロフェイス》]]とは違い[[相手]]の[[デッキ]]だけを削るため、ぜひ入れておきたい元祖[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 [[相手]]の[[《抹殺の使徒》]]で[[除外]]されたら[[《ネクロフェイス》]]で回収してやろう。~

***[[《カオス・エンド》]] [[《グランドクロス》]][#a0cad71b]
 [[発動条件]]を満たすのは簡単。~
 [[手札]]にある[[《ネクロフェイス》]]を[[セット]]してから[[発動]]するのが基本。~
 全ての[[モンスター]]を[[破壊]]する能力は、いざと言う時に心強い。~
 [[《グランドクロス》]]は[[速攻魔法]]のため、[[セット]]しておけば相手ターンでも[[発動]]できる。更に[[《王宮のお触れ》]][[発動]]中や、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が存在していて[[《マクロコスモス》]]の[[効果]]が無効化されていても、[[《マクロコスモス》]]が自分フィールドに表側で存在すれば問題なく[[発動]]することができる。~
***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
-[[除外]][[効果]]や[[コスト]]を持つ[[カード]]~
--[[《封印の黄金櫃》]]~
[[デッキ]]から[[カード]]を[[除外]]する。~
[[《ネクロフェイス》]]を[[デッキ]]から直接[[除外]]でき、これ1枚で[[お互い]]の[[デッキ]]を5枚も削れる。~
4[[ターン]]待てば[[《ネクロフェイス》]]が[[手札]]に加わり再利用できるが、タイムラグが長いため、その前に[[《異次元からの埋葬》]]等で[[除外]]状態から移動させてしまってもよいだろう。~

***[[《おろかな埋葬》]][[《終末の騎士》]]  [#de85fc58]
 全体[[除外]]カードを張っておけば2枚目以降の[[《封印の黄金櫃》]]となるし、無くても[[墓地]]から[[除外]]してしまえばいい。~
 特に[[召喚]]するだけで[[発動]]する[[《終末の騎士》]]の存在は大きい。~
 [[《ネクロフェイス》]]以外にも[[《異次元の偵察機》]]も落とす事が出来る。~
--[[《闇の誘惑》]]・[[《早すぎた帰還》]]~
[[手札]]から[[カード]]を[[除外]]する。~
前者は[[ドロー]]で次の[[カード]]を用意でき、後者は[[《ネクロフェイス》]]を[[帰還]]させて再利用ができる。~

***[[《連鎖破壊》]] [#sf1ddc80]
 全体[[除外]]カードを張っておけば、[[《ネクロフェイス》]][[召喚]]時に[[発動]]することで[[デッキ]][[手札]]から2枚まで[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できる。~
 次に[[召喚]]した[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]で[[除外]]([[《ネクロフェイス》]]を含む)が[[デッキ]]に戻る。~
 そして[[除外]]された[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]([[デッキ]]の上からカードを5枚ゲームから[[除外]])が[[発動]]する。~
 [[発動]]すれば[[《ネクロフェイス》]]2枚が[[デッキ]]にある状態で[[デッキ]]を10枚削るという事態になる。~
 [[ミラーマッチ]]ならばこれだけでほぼ決着がつく。~
--[[《異次元隔離マシーン》]]・[[《ワーム・ホール》]]・[[《亜空間物質転送装置》]]~
[[フィールドのカード]]を[[除外]]する。~
後者二つは[[帰還]]も内蔵しているために再[[除外]]に繋げやすい。~
[[《異次元隔離マシーン》]]は[[帰還]]までの手順こそ他2枚に劣るが、[[相手]][[モンスター]]も一緒に[[除外]]するので[[除去]][[カード]]としても使える。~

***[[《異次元隔離マシーン》]] [#m02f4274]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[フィールド]]から[[除外]]した場合、自分の[[フィールド]]がガラ空きになってしまう場合が多い。~
 このカードで相手[[モンスター]]と自分の[[《ネクロフェイス》]]の[[除外]]を兼ねる。~
 ただし、裏のままで[[除外]]した場合、[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]は発動しないので注意したい。~
 [[《マクロコスモス》]]があればこのカードが[[墓地]]に行くことも無いので、邪魔な相手[[モンスター]]を葬り去っても良い。
--[[《魂の解放》]]・[[《忍び寄る闇》]]~
[[墓地]]から[[カード]]を[[除外]]する。~
前者は[[相手]]の[[墓地]]にも干渉でき、[[除外]]枚数が多い。~
後者は[[《ネクロフェイス》]]の[[サーチ]]ができる。~

***[[《エンペラー・オーダー》]] [#nd61dc33]
 [[《ネクロフェイス》]]の[[召喚]]成功時に[[発動]]する[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]を[[ドロー]][[効果]]に変換する事が出来る。~
 また、そのまま「[[帝]]」への[[メタ]]や不要となった[[《終末の騎士》]]等にも役立つ。
--[[《ヘル・テンペスト》]]~
[[デッキ]]と[[墓地]]から[[モンスターカード]]を全て[[除外]]する。~
圧倒的な[[デッキ破壊]][[効果]]を持ち、[[《ネクロフェイス》]]との[[コンボ]]で[[お互い]]の[[デッキ]]のほとんどが[[除外]]されてしまう。~
その分[[発動条件]]が厳しく、これの[[発動]]に特化した[[デッキ]]構築が求められる→[[【トーチ・テンペスト】]]。~

***[[《次元合成師》]] [#i2e61f37]
 [[アタッカー]]として使用でき、運が良ければ[[デッキ]]から直接[[《ネクロフェイス》]]を除外可能。~
 [[《マクロコスモス》]]と相性が悪いが[[除外]]された[[モンスター]][[カード]]を[[サルベージ]]する効果もあり、[[《ネクロフェイス》]]や[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]などを回収できる。~
 ただし性質上自分が先に[[デッキ切れ]]を起こす可能性が高いので注意。
//次元合成師が回収できるのはモンスターだけです。
--[[《マクロコスモス》]]・[[《次元の裂け目》]]~
[[墓地へ送られる>墓地へ送る]][[カード]]を[[除外]]する。~
主な使い方は類似[[効果]]を持つ[[《閃光の追放者》]]等と同様。~
[[《マクロコスモス》]]の場合は[[《グランドクロス》]]も採用候補にあがる。~

***その他 [#s8764561]
 [[《魂吸収》]]を序盤で引ければ心強いが、展開の速いデッキには[[《魂吸収》]]を[[ドロー]]する前にライフを奪われてしまう。~
 さらに序盤は[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]や[[《原始太陽ヘリオス》]]に期待が持てないため、他に[[壁]]要因となるものが欲しい。~
 [[デッキ]]からの[[除外]]から[[召喚]]できる[[《異次元の偵察機》]]は[[《異次元の生還者》]]より優先して入れよう。~
 もちろん、[[ロック]]カードや[[《マシュマロン》]]など戦闘に耐性のあるカードも採用を考えたい。~
 [[《レベル制限B地区》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]であれば、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]も行動でき、相手の意表を突きやすくなるだろう。
-[[《魂吸収》]]・[[《D.D.ダイナマイト》]]~
[[除外]]ギミックを利用して、[[ライフ・アドバンテージ]]を稼げる。~

 上記並びに[[《ネクロフェイス》]]関連以外で、[[デッキ]]に入るカードについては[[【ロックデッキデス】]]や[[【デッキ破壊】]]等を参考にされたし。~
 [[除外]]という要素を除けば、この[[デッキ]]の根幹は「低速の[[デッキ破壊]]」だからである。~
 ただ[[《異次元からの帰還》]]による[[《ネクロフェイス》]]2体[[帰還]]による10枚[[デッキ]][[除外]]なども常套なので、相手からすればこのデッキは変速的で対処が困難であろう。~
-[[《D・D・R》]]・[[《竜嵐還帰》]]・[[《闇次元の解放》]]・[[《混沌空間》]]~
[[除外アドバンテージ]]を最大限利用できる[[帰還]][[カード]]。~
前者2つは[[汎用性]]が高く、[[《闇次元の解放》]]は[[対象]]の[[属性]]は指定されるが再[[除外]]が狙える。~
[[《混沌空間》]]は[[効果の発動]]に[[カオスカウンター]]が必要になるものの、この[[デッキ]]ならば比較的安定して溜めやすい。~
追加して[[サーチ]][[効果]]を持つ点からも、無駄になりづらい。~

**代表的なカード [#s5815269]
-[[《異次元からの埋葬》]]・[[《奇跡の発掘》]]~
[[除外]]した[[カード]]を[[墓地に戻す]]。~
そこから再[[除外]]を狙うこともできる。~

-[[《大欲な壺》]]~
[[除外]]状態の[[モンスター]]を[[デッキに戻す]]。~
[[速攻魔法]]なので[[除外]]された[[《ネクロフェイス》]]に[[チェーン]]して[[《ネクロフェイス》]]を[[デッキに戻す]]ことで、再び[[除外]]を狙うことができる。~

//-[[《カオス・エンド》]]・[[《グランドクロス》]]~
//直接的に[[《ネクロフェイス》]]とは関わらないが、[[除外アドバンテージ]]を[[全体除去]]として利用できる。~
//《ブラック・ホール》が無制限になり、除外アドバンテージを利用できるという特筆性も無くなったのでCO

-[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]・[[《おろかな埋葬》]]~
[[《ネクロフェイス》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[《酒呑童子》]]や[[《マクロコスモス》]]による[[除外]]を狙う。~
前者2枚は[[手札交換]]で[[キーカード]]を引き込みつつ、ついでに[[相手]]の[[デッキ]]枚数も減らすことができる。~

-[[《レベル制限B地区》]]等[[ロック]][[カード]]~
これらの[[カード]]で守りながら、[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]していく。~
[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]は[[レベル]]3であるため、これら[[ロック]][[カード]]とは相性が非常に良い。~
また、前述の各種追放者や[[《次元の裂け目》]]、[[《マクロコスモス》]]とのコンボで[[ロック]]がかけられる[[《墓守の使い魔》]]や[[《通行増税》]]も選択肢に入る。~

**戦術 [#strategy]
 全ての[[デッキ]]を削りとるには、[[除外]]した[[《ネクロフェイス》]]を[[帰還]]させ、再度[[除外]]する必要がある。~
 [[《闇次元の解放》]]で[[《ネクロフェイス》]]を再度[[除外]]できれば、[[相手]]の[[デッキ]]を大きく削りとることができる。~

 その他、[[【デッキ破壊】]]や[[【ロックデッキデス】]]を参考にすると良いだろう。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***【酒ネクロ】 [#v22c0e98]
 【酒呑ネクロ】などとも呼ばれる。~
 [[除外]]した[[《ネクロフェイス》]]を[[《異次元からの埋葬》]]などで[[墓地に戻し>墓地に戻す]]、[[《酒呑童子》]]で再び[[除外]]するのが主な戦法である。~
 上記の[[カード]]の他、[[《馬頭鬼》]]等[[アンデット族]]関連の[[カード]]が採用される。~
 [[メタデッキ]]として[[【ライトロード】]]等に有効である。~

***[[【トーチ・テンペスト】]] [#k8d7a25a]
 [[《ヘル・テンペスト》]]を[[キーカード]]に据え、[[《ネクロフェイス》]]との[[コンボ]]によって一瞬で[[相手]]の[[デッキ]]を削りきることも出来る豪快な[[デッキ]]。~
 詳しくは当該ページを参照。~

**このデッキの弱点 [#weakpoint]
 あくまで[[コンボ]][[デッキ]]であり、単体で機能する[[カード]]が少ない。~
 そのため、速攻で勝負をつける[[デッキ]]や一瞬で[[モンスター]]を大量展開する[[デッキ]]には非常にもろい。~
 また肝心の[[コンボ]]を[[《神の宣告》]]等で阻害されると、何もできずに敗北することもある。~
 [[自分]]の[[カード]]を[[ランダム]]に[[除外]]する事で、[[自分]]がこうした状況を起こす事もありえる。~

 [[除外]]を封じる[[《王宮の鉄壁》]]は天敵中の天敵であるため、[[《神の宣告》]]や[[《サイクロン》]]等の対応手段は必ず用意しておきたい。~
 [[《魔宮の賄賂》]]は[[相手]]の[[デッキ破壊]]を助長しつつ妨害手段に対抗する、便利な[[カード]]である。~

 当然ではあるが、[[除外]]が[[刺さらない>刺さる]][[デッキ]]に対しては[[デッキ破壊]]が効かない事にも気を付けたい。~
 中でも[[除外]]から[[アドバンテージ]]を稼げる[[【サンダー・ドラゴン】]]や[[【ふわんだりぃず】]]との相性は最悪と言える。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
 [[《ネクロフェイス》]]が[[無制限カード]]であった頃は、[[除外]]した[[カード]]の中に別の[[《ネクロフェイス》]]があり、さらに[[デッキ]]が削られる事があった。~
 特に[[ミラーマッチ]]では[[相手]]の[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]も加わり、[[デッキ]]が0枚になる事も珍しくなかった。~

 [[20/10/01>リミットレギュレーション/2020年10月1日]]に[[《ネクロフェイス》]]が[[無制限カード]]に戻ったものの、[[《封印の黄金櫃》]]は[[制限カード]]なのでかつてのような運用は難しい。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《ネクロフェイス》]]
-[[《封印の黄金櫃》]]

**サンプルレシピ [#idfc0b1f]
-備考
--【次元ネクロ】~
**サンプルレシピ [#sample]
-【次元ネクロ】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=527~
2007年度東日本代表最終選考会ベスト32~
--([[遊戯王フロンティア:http://kiros.seesaa.net/]])より

**関連リンク [#hc801bf3]
**関連リンク [#link]
-[[【デッキ破壊】]]

-[[【トーチ・テンペスト】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]