*【ネクロフェイス】 [#d679498e]
#contents
**説明 [#v90b27e2]
 [[《ネクロフェイス》]]を能動的に[[除外]]していき、[[相手]]の[[デッキ切れ]]による勝利を目的とした[[デッキ]]。~
 [[《封印の黄金櫃》]][[《ネクロフェイス》]]が制限される前は、[[《ネクロフェイス》]]共々三枚積みが基本かつ強力な[[デッキ]]だった。~

-しかし現在は[[《ネクロフェイス》]]が[[準制限カード]]に、[[《封印の黄金櫃》]]は[[制限カード]]となっている。~
-[[《王宮の鉄壁》]]という究極的な[[メタカード]]が登場した。対策は必須だろう。

 《ネクロフェイス/Necroface》
 効果モンスター(準制限カード)
 星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
 このカードが召喚に成功した時、
 ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
 このカードの攻撃力は この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
 このカードがゲームから除外された時、
 お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。


 基本は、[[《封印の黄金櫃》]]で[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]する。~
 深く考えるまでも無く、単純にこれだけで[[お互い]]の[[デッキ]]を5枚も削ることができる。~
 もしもその中に[[《ネクロフェイス》]]があれば、さらに[[デッキ]]が削られていくことになる。~
 この時、[[除外]]されるのは「[[自分]]の[[《ネクロフェイス》]]」か「他人の[[《ネクロフェイス》]]」かを問わない。~
 そのため、特に[[ミラーマッチ]]では[[効果]]が連鎖して[[デッキデス]]速度は急激に上昇することになる。~

 [[《ネクロフェイス》]]は[[お互い]]の[[デッキ]]を削るため最悪自分が先に[[デッキ切れ]]を起こす事すらありえる。~
 この[[デッキ]]は、直接[[デッキ]]から[[墓地に送り>墓地に送る]][[除外]]を進める必要性がある為、[[デッキ切れ]]防止に若干[[デッキ]]枚数は多めにしたほうがいい。~
 当然[[相手]]だけ削る[[《ニードルワーム》]]の併用は必須。3枚投入して積極的に[[デッキ]]を削ろう。~
 また、相手の[[デッキ]]を削りきれない状況や終盤戦の選択肢を増やすことを考えるなら、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]、[[《原始太陽ヘリオス》]]、[[《D.D.ダイナマイト》]]を何枚か[[デッキ]]に仕込んでおくのも良い。~
 [[《原始太陽ヘリオス》]]はともかく、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]と[[《D.D.ダイナマイト》]]は[[除外]]カードが溜まる後半以降から強力なカードと化す。~
 その強力な効果は、各ページを見れば良く分かるだろう。~
 この為、[[デッキデス]]でありながら[[1ターンキル]]も成功させやすく、逆にこれらによる[[1ターンキル]]を狙って構成するのも良い。

 なお、[[《ネクロフェイス》]]が持つ「[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]]」[[効果]]は、[[反転召喚]]及び[[特殊召喚]]では[[発動]]しない。~
 [[蘇生]]や[[帰還]]時にうっかり間違えないよう、しっかりと肝に銘じておきたい。

**構築 [#o6d0b311]
 言うまでも無く、[[《ネクロフェイス》]]は可能な限り積みたい。~
 驚異的瞬間[[ライフ・アドバンテージ]]を約束する[[《魂吸収》]]も入れておきたい。~
 その[[ライフ回復]]速度は、[[【次元帝】]]を越える事請け合いである。

 《魂吸収/Soul Absorption》
 永続魔法
 このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
 1枚につき500ライフを回復する。

 「[[デッキ]]から選択して直接[[除外]]する」事が主目的だが、当然この[[コンボ]]を使用した場合[[《封印の黄金櫃》]]の[[効果]]で[[《ネクロフェイス》]]は[[手札]]に加わる。~
 それ以外にも初手や[[《封印の黄金櫃》]]を引く前に[[《ネクロフェイス》]]を[[ドロー]]してしまった場合に備え、[[手札]]・場からの[[除外]]手段を持っておきたい。~
 確かに、「[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]]」[[効果]]は[[通常召喚]]時のみ[[発動]]するため、[[手札]]から[[セット]]や[[特殊召喚]]すれば[[デッキ破壊]]の邪魔にはならない。~
 しかし、他の手段もあって損は無いはずである。

***[[《マクロコスモス》]][[《次元の裂け目》]][[《光の追放者》]][[《閃光の追放者》]] [#jd3c9a4c]
 「[[除外]]」の基本。~
 [[《ネクロフェイス》]]が[[手札]]にあるならば、[[《手札抹殺》]]で「[[除外]]+[[手札交換]]」が成立する。~
 もちろん[[《ネクロフェイス》]]を[[壁]]として[[セット]]し、相手に[[破壊]]してもらうか、[[反転召喚]]して[[自爆特攻]]を仕掛けるのもいい。~
 [[除外]]における、他のカードとの[[シナジー]]も強力。

***[[《魂を喰らう者 バズー》]][[《闇王プロメティス》]][[《魂の解放》]][[《速攻の黒い忍者》]] [#p81d5cd2]
 「[[墓地]]から[[除外]]」の基本。

***[[《異次元からの帰還》]] [#h584fb67]
 [[《ネクロフェイス》]]の[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]は、[[帰還]]だと[[発動]]しない。~
 そのためライフにさえ気を配れば気兼ねなく[[発動]]でき、[[《魂吸収》]]があれば[[ライフコスト]]を取り戻す事ができる。~
 [[エンドフェイズ]]にまとめて[[召喚]]し、再[[除外]]で一気に[[デッキ]]を削ってやろう。~
 状況次第では、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]][[《原始太陽ヘリオス》]]を[[帰還]]させる戦術もお忘れ無く。

***[[《サイバー・ヴァリー》]] [#kc1db80f]
 [[効果]]を使い分ける事により、フィールド、又は手札から[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]することができる。~
 このカード2枚と、別のモンスターが1枚存在していれば、状況によっては[[デッキ]]に戻したカードを即座に引く事もできる。~

***[[《抹殺の使徒》]] [[《邪帝ガイウス》]][#d6db6e4b]
 [[セット]]した[[《ネクロフェイス》]]を簡単に[[除外]]できる。~
 [[《邪帝ガイウス》]]は、自分の[[《ネクロフェイス》]]を任意で[[除外]]する事もできる他、相手の邪魔なカードを[[除外]]する事もできるため汎用性が高い。~

***[[《エレメンタル・アブソーバー》]] [#q6bd51a6]
 [[手札]]から直接[[除外]]できる。~
 オマケに、[[相手]]の[[闇属性]][[モンスター]]の[[攻撃]]を妨害できる。

***[[《亜空間物質転送装置》]] [#j97ced72]
 [[表側表示]]限定なため、[[デッキデス]]途中では扱いにくい。~
 [[反転召喚]]後、あるいは[[裏側守備表示]]時に[[相手]]の[[攻撃]]を受け[[戦闘]]で生き残った後に使用する。~
 または、[[《異次元からの帰還》]]で[[除外]]を狙う。~
 [[《切り込み隊長》]]等で[[特殊召喚]]なども手段として存在するが…

***[[《ワーム・ホール》]] [#ha1d04a5]
 ノーコストで場の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]可能。~
 しかもしばらくすると自動で[[帰還]]するため、再び[[除外]]する事も不可能ではない。~
 (この[[帰還]]は[[通常召喚]]ではないため、[[デッキデス]]の妨げにならない)

***[[《異次元の指名者》]] [#xec8eb9b]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[宣言]]するのが最も無難。~
 [[手札]]が[[《ネクロフェイス》]]1枚ならば、わざと外すことで[[手札]]から[[除外]]できる。~
 状況によっては[[相手]][[手札]]の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できるし、[[ピーピング]][[効果]]もお忘れなく。

***[[《ブラック・コア》]] [#n667f44b]
 [[手札コスト]]は有るものの、場の[[《ネクロフェイス》]]を確実に[[除外]]できる。~

***[[《ビッグバン・シュート》]] [#sdb73e3e]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[通常召喚]]し高[[攻撃力]]を持っている場合、[[貫通]][[効果]]が役に立つ。

***[[《異次元の落とし穴》]] [#kbaddadc]
 [[セット]]状態の[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できるのがミソである。~
 ([[セット]]状態で[[除外]]しても、[[除外]]時には[[表側表示]]のため[[効果]]は[[発動]]される)

***[[《ヘル・テンペスト》]] [#p179e866]
 条件は厳しいが、[[発動]]さえできればもう笑うしかない。~
 使い方はページ参照。

***[[《異次元からの埋葬》]] [#w732b921]
 [[墓地]]に[[戻す]]ことで、[[墓地]]からの再[[除外]]が狙える。

***[[《D・D・R》]][[《闇次元の解放》]] [#a06c4077]
 [[除外]]された[[モンスター]]を[[帰還]]させる。~
 なお[[《D・D・R》]]単体では再び[[除外]]する事ができないことに注意。

***[[《ニードルワーム》]] [#f6986075]
 [[除外]]関連ではないが、[[《ネクロフェイス》]]とは違い[[相手]]の[[デッキ]]だけを削るため、ぜひ入れておきたい元祖[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 [[相手]]の[[《抹殺の使徒》]]で[[除外]]されたら[[《ネクロフェイス》]]で回収してやろう。~

***[[《カオス・エンド》]] [[《グランドクロス》]][#a0cad71b]
 [[発動条件]]を満たすのは簡単。~
 [[手札]]にある[[《ネクロフェイス》]]を[[セット]]してから[[発動]]するのが基本。~
 全ての[[モンスター]]を[[破壊]]する能力は、いざと言う時に心強い。~
 [[《グランドクロス》]]は[[速攻魔法]]のため、[[セット]]しておけば相手ターンでも[[発動]]できる。更に[[《王宮のお触れ》]][[発動]]中や、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が存在していて[[《マクロコスモス》]]の[[効果]]が無効化されていても、[[《マクロコスモス》]]が自分フィールドに表側で存在すれば問題なく[[発動]]することができる。~

***[[《おろかな埋葬》]][[《終末の騎士》]]  [#de85fc58]
 全体[[除外]]カードを張っておけば2枚目以降の[[《封印の黄金櫃》]]となるし、無くても[[墓地]]から[[除外]]してしまえばいい。~
 特に[[召喚]]するだけで[[発動]]する[[《終末の騎士》]]の存在は大きい。~
 [[《ネクロフェイス》]]以外にも[[《異次元の偵察機》]]も落とす事が出来る。~

***[[《連鎖破壊》]] [#sf1ddc80]
 全体[[除外]]カードを張っておけば、[[《ネクロフェイス》]][[召喚]]時に[[発動]]することで[[デッキ]][[手札]]から2枚まで[[《ネクロフェイス》]]を[[除外]]できる。~
 次に[[召喚]]した[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]で[[除外]]([[《ネクロフェイス》]]を含む)が[[デッキ]]に戻る。~
 そして[[除外]]された[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]([[デッキ]]の上からカードを5枚ゲームから[[除外]])が[[発動]]する。~
 [[発動]]すれば[[《ネクロフェイス》]]2枚が[[デッキ]]にある状態で[[デッキ]]を10枚削るという事態になる。~
 [[ミラーマッチ]]ならばこれだけでほぼ決着がつく。~
 ただし、[[《ネクロフェイス》]]を召喚するのも状況を選ばねばならないし、特に終盤ではこのカードを使用できる局面も限られてくる。~
 また、現時点で[[《ネクロフェイス》]]は準制限指定。このカードを発動しても一枚しか[[《ネクロフェイス》]]を墓地に送れないのでわざわざこのカードを使うのはディスアドバンテージにしかならない。~
 同じことをしたいのなら[[《終末の騎士》]]を用いた方がよい。~

***[[《異次元隔離マシーン》]] [#m02f4274]
 [[《ネクロフェイス》]]を[[フィールド]]から[[除外]]した場合、自分の[[フィールド]]がガラ空きになってしまう場合が多い。~
 このカードで相手[[モンスター]]と自分の[[《ネクロフェイス》]]の[[除外]]を兼ねる。~
 ただし、裏のままで[[除外]]した場合、[[《ネクロフェイス》]]の[[効果]]は発動しないので注意したい。~
 [[《マクロコスモス》]]があればこのカードが[[墓地]]に行くことも無いので、邪魔な相手[[モンスター]]を葬り去っても良い。

***[[《エンペラー・オーダー》]] [#nd61dc33]
 [[《ネクロフェイス》]]の[[召喚]]成功時に[[発動]]する[[除外]]カードを[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]を[[ドロー]][[効果]]に変換する事が出来る。~
 また、そのまま「[[帝]]」への[[メタ]]や不要となった[[《終末の騎士》]]等にも役立つ。

***[[《次元合成師》]] [#i2e61f37]
 [[アタッカー]]として使用でき、運が良ければ[[デッキ]]から直接[[《ネクロフェイス》]]を除外可能。~
 [[《マクロコスモス》]]と相性が悪いが[[除外]]された[[モンスター]][[カード]]を[[サルベージ]]する効果もあり、[[《ネクロフェイス》]]や[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]などを回収できる。~
 ただし性質上自分が先に[[デッキ切れ]]を起こす可能性が高いので注意。
//次元合成師が回収できるのはモンスターだけです。

***その他 [#s8764561]
 [[《魂吸収》]]を序盤で引ければ心強いが、展開の速いデッキには[[《魂吸収》]]を[[ドロー]]する前にライフを奪われてしまう。~
 さらに序盤は[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]や[[《原始太陽ヘリオス》]]に期待が持てないため、他に[[壁]]要因となるものが欲しい。~
 [[デッキ]]からの[[除外]]から[[召喚]]できる[[《異次元の偵察機》]]は[[《異次元の生還者》]]より優先して入れよう。~
 もちろん、[[ロック]]カードや[[《マシュマロン》]]など戦闘に耐性のあるカードも採用を考えたい。~
 [[《レベル制限B地区》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]であれば、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]も行動でき、相手の意表を突きやすくなるだろう。

 上記並びに[[《ネクロフェイス》]]関連以外で、[[デッキ]]に入るカードについては[[【ロックデッキデス】]]や[[【デッキ破壊】]]等を参考にされたし。~
 [[除外]]という要素を除けば、この[[デッキ]]の根幹は「低速の[[デッキ破壊]]」だからである。~
 ただ[[《異次元からの帰還》]]による[[《ネクロフェイス》]]2体[[帰還]]による10枚[[デッキ]][[除外]]なども常套なので、相手からすればこのデッキは変速的で対処が困難であろう。~

**代表的なカード [#s5815269]
-[[《ネクロフェイス》]]
-[[《封印の黄金櫃》]]

**サンプルレシピ [#idfc0b1f]
-備考
--【次元ネクロ】~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=527~
2007年度東日本代表最終選考会ベスト32~
--([[遊戯王フロンティア:http://kiros.seesaa.net/]])より

**関連リンク [#hc801bf3]
-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]