*【ネフティス】 [#i253a6c0] 強力な[[自己再生]]能力を持つ[[《ネフティスの鳳凰神》]]を軸とする[[ビートダウン]]。~ [[特殊召喚]]による展開が容易であり、[[モンスター除去]]を無力化しつつ、しつこく[[フィールド]]に居座り続ける。~ 《ネフティスの鳳凰神/Sacred Phoenix of Nephthys》 効果モンスター 星8/炎属性/鳥獣族/攻2400/守1600 このモンスターがカードの効果によって破壊された場合、 次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを特殊召喚する。 この方法で特殊召喚に成功した場合、フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。 **[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e] 基本的には[[《ネフティスの鳳凰神》]]をいち早く[[フィールド]]に出すことが基本戦術となる。~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リクルート]]する[[《ネフティスの導き手》]]が[[キーカード]]となる。~ ただし、[[《ネフティスの鳳凰神》]]も[[《ネフティスの導き手》]]も[[手札事故]]につながり易いために3枚積みは危ないかもしれない。~ [[《ネフティスの導き手》]]は[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[ドロー]]する前に[[《ドラゴンフライ》]][[《見習い魔術師》]]などで[[リクルート]]したい。~ また、[[《ネフティスの鳳凰神》]]と相性の良い[[《黄泉ガエル》]]も投入を検討したい。~ 両方が[[墓地]]に存在する場合、先に[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[特殊召喚]]し[[《大嵐》]][[効果]]を発動しておけば、その後[[《黄泉ガエル》]]も[[特殊召喚]]することが出来る。~ ***[[召喚]]に成功したら [#jad134c8] [[相手]]が[[モンスター除去]]を[[手札]]に腐らせているうちにさっさと殴り倒してしまおう。~ [[相手]]の[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]や[[《激流葬》]]を無力化するだけでなく、自分から発動して[[効果]]発動を狙える点も強み。~ 特に[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[《大嵐》]][[効果]]を利用したら、次のターンで一気に決着をつけることができるだろう。~ [[【宝玉獣】]]を相手にした時は[[《ネフティスの鳳凰神》]]を積極的に[[破壊]]して行くことが求められる。~ [[《激流葬》]][[《破壊輪》]]は当然として、[[《つり天井》]]や[[《ハンマーシュート》]][[《破壊指輪》]][[《本陣強襲》]]等も考えられるか。~ 無理にコンボを狙おうとすると[[手札事故]]が生じるため、それらを投入するのはお好みである。~ また、[[《激昂のミノタウルス》]]を投入することも考えられる。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#rca5bb24] [[自己再生]]能力がいくら強力と言ってもゲームから[[除外]]する(取り除く)[[効果]]や[[戦闘破壊]]にはほとんど耐性がない。~ 前者においては[[《異次元の女戦士》]]・[[《D.D.アサイラント》]]・[[《奈落の落とし穴》]]・ [[《ブラック・コア》]]等で対応されると、戦線復帰はほぼ不可能。~ 後者においても[[《収縮》]]等では[[1:1交換]]される。~ また、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《次元の裂け目》]][[《マクロコスモス》]]によって[[自己再生]]を封じ込まれることもある。~ [[《リバースディメンション》]]の採用も考えられる。~ **[[デッキ]]の派生 [#r35f90fb] 余裕があるなら[[【スキルドレイン】]]への派生で、[[《スキルドレイン》]]の投入も考えられる。~ これは[[フィールド]]での[[効果]]を阻害するが、[[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[自己再生]]は[[墓地]]で発動する効果である。~ そのため、[[効果]]を[[無効]]化される事なく[[自己再生]]することができるのである。~ [[《大嵐》]][[効果]]は無くなるものの、本来の用途である[[自己再生]]能力が残る。~ そして、[[除外]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を完全に封殺でき、弱点を打ち消すことができる。~ さらに、[[《ネフティスの導き手》]]や[[《見習い魔術師》]]や[[《ドラゴンフライ》]]の[[効果]]が[[無効]]化されない点も相性の良さを証明していると言える。~ ただし、自分のモンスターにも影響を与えるため、[[効果モンスター]]の選択や枚数には気を使いたい。~ [[相手]]だけでなく自らの[[デッキ]]の主戦力にも影響が出て来るため、従来の[[【ネフティス】]]に[[《スキルドレイン》]]を積み込むだけでは上手く回らないだろう。~ **[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[制限カード]]になる以前 [#yeff026a] [[手札]]に来た[[《ネフティスの鳳凰神》]]を戻せる[[《ゴブリンのやりくり上手》]]を主軸にした[[【やりくりターボ】]]を搭載したものが多かった。~ 現在では[[《ゴブリンのやりくり上手》]]が[[準制限カード]]、[[《悪夢の蜃気楼》]]が[[禁止カード]]なので、投入するのは微妙な状況である。~ **[[制限改訂]]の影響 [#s8138e8c] [[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]では[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[制限カード]]であったため、爆発力が少々心許なかった。~ しかし、[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]では、[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[制限解除]]、[[制限改訂]]の影響を全く受けなかった[[【ガジェット】]]に対する[[メタ]]として、再び環境に影響力を持つ[[デッキ]]になった。~ **代表的なカード [#vcf85fe8] -[[《ネフティスの鳳凰神》]] -[[《ネフティスの導き手》]] -[[《洗脳−ブレインコントロール》]] **関連リンク [#rbee49b1] -[[【ネフロード】]] -[[【スキルドレイン】]] -[[【やりくりターボ】]] -[[デッキ集]]