*【ネフティス】 [#i253a6c0]

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**デッキの概要 [#mdab8b22]
 強力な[[自己再生]]能力を持つ[[《ネフティスの鳳凰神》]]を軸とする[[ビートダウン]]。~
 登場当初は[[【ガジェット】]]に対する[[メタ]]として注目されていたが、[[《邪帝ガイウス》]]や[[《次元幽閉》]]、[[《マクロコスモス》]]等の天敵が増えるにつれ、相対的に評価を落としていった。~
 現在は純粋な【ネフティス】として用いられることは少なくなり、様々な[[デッキ]]にアクセントとしてそのギミックが組み入れられる事が多くなっている。~

-[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]から[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の間は[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[制限カード]]に指定されていたため、苦しい立場にあった。~

 《ネフティスの鳳凰神/Sacred Phoenix of Nephthys》
 効果モンスター
 星8/炎属性/鳥獣族/攻2400/守1600
 このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
 次の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを墓地から特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。

**[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e]
***[[モンスターカード]]について [#h042697d]
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リクルート]]できる[[《ネフティスの導き手》]]は[[キーカード]]となる。~
 しかし、[[《ネフティスの鳳凰神》]]共々[[手札事故]]を引き起こしやすいため、多く採用するのであれば[[【やりくりターボ】]]のギミックも採用したい。~
 あるいは、[[《ドラゴンフライ》]]や[[《見習い魔術師》]]等で2段階の[[リクルート]]を狙うのも良いだろう。~

 また、[[《ネフティスの鳳凰神》]]と相性の良い[[《黄泉ガエル》]]も投入を検討したい。~
 両方が[[墓地]]に存在する場合、先に[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[特殊召喚]]し[[《大嵐》]][[効果]]を[[発動]]しておけば、その後[[《黄泉ガエル》]]も[[特殊召喚]]できる。~

 [[《怨念の魂 業火》]]は[[《大嵐》]][[効果]]の[[発動]]サポートや、[[《ネフティスの導き手》]]の[[効果]]の[[コスト]]確保に役立つ。~


***[[魔法・罠カード]]について [#d1171504]
 [[《大嵐》]][[効果]]を効率よく使うため、[[《激流葬》]]や[[《ブラック・ホール》]]、[[《デストラクト・ポーション》]]等で能動的に[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[破壊]]できるようにしたい。~

 [[《安全地帯》]]は、[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[戦闘破壊]]や[[対象をとる(指定する)効果]]から守り、[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]ときの[[自壊]]デメリットも[[《大嵐》]][[効果]]につなげられる[[メリット]]となるため非常に相性がよい。~

 また、[[《鎖付き爆弾》]]も[[攻撃力]]を2900まで底上げできる上、後半の[[破壊]][[効果]]とも相性が良いので是非採用したい。~
 [[《鎖付き爆弾》]]だけでも[[破壊]][[効果]]に対する不安が残るなら[[《荒野の大竜巻》]]も投入したい。~


 [[デッキ]]に[[魔法使い族]]が多々入っているのであれば[[《マジシャンズ・サークル》]]の投入を頭の片隅に置いておこう。~
 ただし、[[ミラーマッチ]]や[[【魔法使い族】]]との勝負では悲惨な目に遭うのを覚悟しておいた方がよい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#rca5bb24]
 [[自己再生]]能力がいくら強力と言っても[[バウンス]]や[[除外>ゲームから除外する(取り除く)]]、[[戦闘破壊]]には[[耐性]]がない。~

 [[《邪帝ガイウス》]]・[[《次元幽閉》]]・[[《D.D.クロウ》]]等、現在の[[環境]]で採用率の高い[[カード]]で容易に対応されてしまうのが苦しい。~

 [[戦闘]]においても、[[攻撃力]]2400は現在の[[環境]]では容易に[[破壊]]されてしまう数値であり、[[シンクロ召喚]]などから出てくる高[[攻撃力]][[モンスター]]に対応するためにも[[《収縮》]]はほぼ必須といえる。~

 [[墓地]]からの[[自己再生]]を封じる[[《次元の裂け目》]]などの全体[[除外]]、あるいは[[特殊召喚]]を封じる[[《神の警告》]]なども脅威。~

**[[デッキ]]の派生 [#r35f90fb]
***[[【ネフロード】]] [#qce1db66]
 同様の[[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ヴァンパイア・ロード》]]を併用する[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。

***【ネフライダー】[#qce1db66]
 [[自己再生]]能力を備えた[[《ネフティスの鳳凰神》]]の場持ちの良さと、[[《光と闇の竜》]]の[[蘇生]][[効果]]で回転させる[[デッキ]]。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リリース]]して[[《光と闇の竜》]]を[[召喚]]し、[[相手]]に[[カード]]を消費させた後、再び[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[蘇生]]する。~
 [[《光と闇の竜》]]は大抵の場合[[戦闘破壊]]されて[[墓地]]に行くため、その後[[特殊召喚]]された[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[戦闘破壊]]されにくい点でも相性が良い。~

***【ネフユベル】 [#q06e983b]
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[魔法・罠除去]]と[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の[[モンスター除去]]で[[相手]]の動きを封じる[[デッキ]]。~
 [[上級モンスター]]を大量に[[積む]]構成上、[[デッキ]]構築難度はかなり高いが、うまく回転すれば毎[[ターン]][[《大嵐》]]と[[《ブラック・ホール》]]が使えるのと同じ状況になる。~
 詳細は、[[【ユベル】]]を参照のこと。~

***[[【炎王】]] [#sf3ee33c]
 自軍[[モンスター]]の[[破壊]]・[[自壊]]を多用する、[[炎王]][[モンスター]]を軸とした[[デッキ]]。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]の弱点をカバーしつつ何度も[[自己再生]]を狙える。~
 詳細は、[[【炎王】]]を参照のこと。~


**代表的なカード [#vcf85fe8]
-[[《ネフティスの鳳凰神》]]
-[[《ネフティスの導き手》]]

-[[《クロス・ソウル》]]
-[[《デビルズ・サンクチュアリ》]]
//-[[《洗脳−ブレインコントロール》]]

**関連リンク [#rbee49b1]
-[[【ネフロード】]]
//-[[【スキルドレイン】]]
//-[[【やりくりターボ】]]

-[[デッキ集]]