*【ネフティス】 [#top] #contents **デッキの概要 [#abstract] [[カードの効果]]で[[破壊された]]時に[[自己再生]]する能力を持つ[[《ネフティスの鳳凰神》]]を軸とする[[ビートダウン]]。~ 登場当初は[[グッドスタッフ]]に近い[[【スタンダード】]]の一種だったが、第10期に[[ネフティス]]が[[カテゴリ]]し強化されたことで、[[カテゴリ]][[デッキ]]としてより能動的な動きが可能になった。~ 《ネフティスの鳳凰神/Sacred Phoenix of Nephthys》 効果モンスター 星８/炎属性/鳥獣族/攻2400/守1600 (1)：このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、 次の自分スタンバイフェイズに発動する。 このカードを墓地から特殊召喚する。 (2)：このカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した場合に発動する。 フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 《ネフティスの祈り手/Disciple of Nephthys》 効果モンスター 星２/風属性/魔法使い族/攻 0/守2000 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：自分メインフェイズに発動できる。 手札を１枚選んで破壊し、デッキから「ネフティスの祈り手」以外の「ネフティス」モンスター１体を手札に加える。 (2)：このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、次の自分スタンバイフェイズに発動できる。 デッキから「ネフティス」魔法・罠カード１枚を手札に加える。 《ネフティスの祀り手/Devotee of Nephthys》 儀式・効果モンスター 星２/風属性/魔法使い族/攻1200/守1200 「ネフティスの輪廻」により降臨。 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。 (1)：このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「ネフティス」モンスター１体を特殊召喚する。 この効果を発動したターンのエンドフェイズにこのカードは破壊される。 (2)：このカードが墓地に存在する場合に発動できる。 手札の「ネフティス」カード１枚を選んで破壊し、このカードを墓地から特殊召喚する。 《守護神−ネフティス/Nephthys, the Sacred Preserver》 リンク・効果モンスター リンク２/炎属性/鳥獣族/攻1200 【リンクマーカー：下/右下】 「ネフティス」モンスター２体 このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。 (1)：このカードがリンク召喚している場合、以下の効果から１つ選択して発動できる。 ●デッキから鳥獣族・レベル８モンスター１体を手札に加える。 その後、自分の墓地から儀式魔法カード１枚を選んで手札に加える事ができる。 ●このカードのリンク先の「ネフティス」モンスター１体を選んで破壊し、 そのモンスターと元々のカード名が異なる「ネフティス」モンスター１体を自分の墓地から選んで効果を無効にして特殊召喚する。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] [[手札]]消費が激しいため[[アドバンテージ]]を失わない[[カード]]を多く採用したい。~ また、[[ネフティス]][[モンスター]]は次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[効果]]を[[発動]]するので、それまでの時間稼ぎとなる[[カード]]や[[相手]]の動きを牽制できる[[カード]]とも相性が良い。 ***[[モンスターカード]]について [#monster] ―[[ネフティス]][[モンスター]]~ 多くの[[モンスター]]は[[効果破壊]]された場合に次の[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に[[発動]]する[[効果]]を持つ。~ -[[下級モンスター]]~ [[風属性]]・[[魔法使い族]]・[[レベル]]２で統一されており、[[《ネフティスの導き手》]]以外は[[自分]]の[[手札]]１枚を[[破壊]]して[[発動]]する固有[[効果]]を持つ。~ --[[《ネフティスの祈り手》]]~ この[[デッキ]]の主要[[カード]]である。~ [[手札]]を１枚[[破壊]]して[[ネフティス]][[モンスター]]を[[サーチ]]できる。~ [[ネフティス]][[儀式モンスター]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[サーチ]]して次の展開に備えたい。~ また[[効果破壊]]された場合には[[ネフティス]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]できるので[[儀式召喚]]サポートとしても優秀である。~ --[[《ネフティスの悟り手》]]~ [[手札]]を１枚[[破壊]]して[[レベル]]４以下の[[ネフティス]][[モンスター]]を[[蘇生]]できる。~ 消費の割には展開力の乏しいこの[[デッキ]]では重宝する[[カード]]である。~ [[蘇生]]した[[ネフティス]][[モンスター]]を素材に[[《守護神−ネフティス》]]を[[リンク召喚]]し展開を補助したい。~ また[[効果破壊]]された場合には[[自己再生]]できるので積極的に[[破壊]]したい[[カード]]の１枚でもある。~ --[[《ネフティスの語り手》]]~ [[手札]]を１枚[[破壊]]し、もしくは自身の[[効果破壊]]時に[[ネフティス]][[カード]]を[[サルベージ]]できる。~ --[[《ネフティスの護り手》]]~ [[手札]]を１枚[[破壊]]して[[手札]]から[[レベル]]４以下の[[ネフティス]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ ただでさえ消費が激しい[[手札]]からさらに展開するため採用枚数は気を付けたい。~ --[[《ネフティスの導き手》]]~ 自身と[[モンスター]]１体を[[リリース]]して[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~ 現在では豊富な展開手段が登場したため、採用優先度は低い。~ [[魔神儀]]を採用する場合は[[《ネフティスの祀り手》]]から[[リクルート]]することで[[フィールド]]に残った[[魔神儀]]を[[墓地へ送る]]ことが可能。~ -[[最上級モンスター]]~ //[[レベル]]８の[[鳥獣族]]で統一されている。~ //ここでは取り扱ってないけどメタファイズ・ネフティスが鳥獣族ではないのでCO --[[《ネフティスの鳳凰神》]]~ [[効果破壊]]された場合、次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[蘇生]]し[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]を全て[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~ 能動的に[[破壊]]できる手段が増え、[[サーチ]]や[[リクルート]]も容易になったので積極的に使いたい[[カード]]である。~ --[[《ダーク・ネフティス》]]~ [[特殊召喚に成功した]]時、[[魔法・罠カード]]を１枚[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]に比べ枚数は少ないが自身の[[伏せカード]]を巻き込まず、速効性も高い。~ 使う場合は[[自己再生]][[効果]]は狙わず[[《ネフティスの祀り手》]]等で状況に応じて[[リクルート]]する事になる。~ ただし[[効果破壊]]された場合の[[効果]]を持たないため能動的に[[破壊]]する[[カード]]との[[シナジー]]は無い点に注意。~ -[[儀式モンスター]]~ --[[《ネフティスの祀り手》]]~ [[儀式召喚に成功した]]場合、[[ネフティス]]を[[リクルート]]する[[効果]]を持つ。~ この[[カード]]を[[儀式召喚]]し、[[ネフティス]]を展開していくのがこの[[デッキ]]の基本となるため積極的に採用したい。~ また[[手札]]の[[ネフティス]]を[[破壊]]し[[墓地]]から[[蘇生]]できるため[[リンク素材]]としても優秀である。~ --[[《ネフティスの蒼凰神》]]~ [[手札]]・[[フィールド]]の[[ネフティス]]を[[破壊]]し、その数だけ[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できる。~ [[攻撃力]]は3000もあり[[戦闘]]・[[効果]]で[[破壊]]しても次の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[蘇生]]するため[[相手]]にとっては厄介な[[モンスター]]である。~ しかし[[除外]]や[[バウンス]]には無力なため能動的に[[破壊]]する手段も同時に用意したい。~ ―それ以外の[[モンスター]]~ [[手札]]消費が激しいためそれを補える[[儀式召喚]]サポートや[[効果]]で[[破壊]]された時に[[アドバンテージ]]を確保できる[[カード]]を採用したい。~ -[[儀式召喚]]サポート~ --[[《マンジュ・ゴッド》]]・[[《センジュ・ゴッド》]]~ [[召喚に成功した]]時に[[儀式魔法]]または[[儀式モンスター]]を[[サーチ]]できる。~ 基本的には[[サーチ]]後、[[儀式召喚]]の[[リリース]]要員となる。~ --[[《レッド・リゾネーター》]]~ [[手札]]の[[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]を[[特殊召喚]]して[[儀式魔法]]・[[儀式モンスター]]を[[サーチ]]可能な[[《虹光の宣告者》]]につなぐ。~ [[墓地へ送られ>墓地へ送られた]]なければならないので[[サーチ]]速度は遅いが、[[効果]]で[[相手]]の動きを阻害しやすい。~ --[[儀式魔人]]~ [[儀式魔人]]は[[墓地]]から[[除外]]することで[[レベル]]を賄える他、[[儀式モンスター]]に[[効果]]を付与できる。~ [[手札]]消費を抑える点では採用を検討したい[[モンスター]]である。~ -[[レベル]]８[[鳥獣族]]~ [[《守護神−ネフティス》]]による[[サーチ]]に対応し、[[最上級>最上級モンスター]][[ネフティス]]とサポートを共有できる。~ --[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]と同条件で[[自己再生]]し、自身以外の[[モンスター]]を全て[[破壊]]する。~ この[[デッキ]]は[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]する手段が乏しいため、積極的に採用したい。~ --[[《Ｔｈｅ アトモスフィア》]]~ [[破壊]][[耐性]]持ちや[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]を[[除去]]できる。~ [[召喚条件]]に[[フィールド]]の[[モンスター]]２体を要求するため、[[出張]]パーツで展開力を高めに調整するといいだろう。~ --[[《風霊神ウィンドローズ》]]~ [[下級]][[ネフティス]]は[[風属性]]で統一されており、必須パーツが少なく[[墓地]]を調整しやすいこの[[デッキ]]では[[特殊召喚]]が比較的容易である。~ -それ以外の[[モンスター]]~ --[[《ユベル》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]の[[手札]]を[[破壊]]する[[効果]]と追加[[効果]]は同時に処理するため、この[[カード]]を[[破壊]]しても[[タイミングを逃さず>タイミングを逃す]]に[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]を[[特殊召喚]]できる。~ --[[《邪神イレイザー》]]・[[《地縛神 Ｃｃａｒａｙｈｕａ》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]で[[破壊]]するだけで[[《ブラック・ホール》]]＋[[《大嵐》]]になる[[モンスター]]。~ [[トリガー]]となった[[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]もまとめて[[破壊]]できるので被[[破壊]]時の[[効果]]へ繋ぐことができる。~ 通常は[[《キングレムリン》]]の[[サーチ]]に対応する[[《地縛神 Ｃｃａｒａｙｈｕａ》]]を優先したいが、素材になる[[レベル]]４が[[ネフティス]]にはいないので、[[《邪神イレイザー》]]でも良い。~ --[[《真竜皇アグニマズドＶ》]]・[[《真竜皇バハルストスＦ》]]・[[《真竜皇リトスアジムＤ》]]・[[《真竜凰マリアムネ》]]~ [[真竜]]は[[手札]]・[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[破壊]]し[[特殊召喚]]でき、[[破壊]]された場合の[[効果]]を持つため[[ネフティス]]とは相性が良い。~ --[[《バオバブーン》]]~ [[召喚]]・[[特殊召喚]]した際に[[手札交換]]できるため不要な[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことができる。~ また、[[破壊]]された場合に[[同名カード]]を[[特殊召喚]]できるため展開する手段としても優秀な[[モンスター]]である。~ --[[《ベビケラサウルス》]]・[[《プチラノドン》]]~ 共に[[破壊]]を[[トリガー]]に[[効果]]を[[発動]]する[[恐竜族]]。~ これらを軸に[[《オーバーテクス・ゴアトルス》]]や[[《究極伝導恐獣》]]といった強力な[[恐竜族]]を展開可能である他、共に[[レベル]]２であるため[[ランク]]２[[エクシーズモンスター]]や[[レベル]]４[[シンクロモンスター]]の素材として[[下級>下級モンスター]][[ネフティス]][[モンスター]]と同じように扱える。~ --[[《稲荷火》]]・[[《デーモン・イーター》]]・[[《ジゴバイト》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]がいずれも[[魔法使い族]]なので、容易に[[特殊召喚]]して各種素材に利用できる。~ [[《稲荷火》]]の[[自己再生]][[効果]]は[[フィールド]]限定ではあるが、[[全体除去]]を採用しやすいこの[[デッキ]]ならばあって損はない。~ また、[[《デーモン・イーター》]]は[[フィールド]]の[[ネフティス]][[モンスター]]を[[破壊]]しつつ[[自己再生]]も狙える。~ --[[《黄泉ガエル》]]~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[スタンバイフェイズ]]に[[魔法・罠カード]]を全て[[破壊]]するため相性が良い。~ ***[[エクストラデッキ]]について [#extradeck] -[[ネフティス]][[モンスター]]~ --[[《守護神−ネフティス》]]~ [[デッキ]]から[[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《ネフティスの蒼凰神》]]を[[サーチ]]し、[[墓地]]から[[儀式魔法]]を[[サルベージ]]できる。~ [[リンク召喚]]するだけで手軽に[[アドバンテージ]]が稼げるため積極的に[[リンク召喚]]したい。~ --[[《焔凰神−ネフティス》]]~ [[リンク素材]]に使った[[儀式モンスター]]の数によって[[効果]]が変わる。~ 素材に[[儀式モンスター]]を指定し[[重い]]ため、この[[カード]]を使うのであれば「●２体以上」の[[効果]]を得られるようにしたい。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] -[[ネフティス]]の[[サポートカード]]~ --[[《ネフティスの輪廻》]]~ [[ネフティス]][[儀式モンスター]]を採用するのであれば必須である。~ おまけ程度ではあるがで[[《ネフティスの祀り手》]]か[[《ネフティスの蒼凰神》]]を[[リリース]]すれば[[フィールド]]の[[カード]]を[[破壊]]でき[[ディスアドバンテージ]]を軽減できる。~ --[[《ネフティスの希望》]]~ [[フィールド]]の[[ネフティス]][[カード]]と[[相手]]の[[カード]]を[[破壊]]できる。~ 考えなしに使うと[[ディスアドバンテージ]]につながるので採用枚数は吟味したい。~ --[[《ネフティスの覚醒》]]~ [[表側表示]]のこの[[カード]]を[[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《ネフティスの蒼凰神》]]で[[破壊]]する事で新たに[[ネフティス]]を展開できる。~ [[ネフティス]]は展開力が乏しいため余裕があるなら採用を検討したい。~ -[[儀式召喚]]サポート~ --[[《儀式の準備》]]・[[《儀式の下準備》]]~ [[ネフティス]]は[[《ネフティスの祀り手》]]が展開の要であるので儀式サポートは多く採用したい。~ [[《ネフティスの輪廻》]]は[[《儀式の下準備》]]に対応しており簡単に[[手札]]を増やすことができる。~ --[[《おろかな重葬》]]~ [[エクストラデッキ]]から[[《虹光の宣告者》]]を[[墓地へ送る]]ことで[[儀式魔法]]、[[儀式モンスター]]を[[サーチ]]可能。~ この[[カード]]を[[発動]]する[[ターン]]は[[魔法・罠カード]]を[[セット]]できないが[[《ネフティスの鳳凰神》]]で[[破壊]]されないと考えればこの[[デメリット]]は気にならないであろう。~ -それ以外の[[魔法・罠カード]]~ --[[《激流葬》]]・[[《ブラック・ホール》]]~ [[相手]]の[[モンスター]]と一緒に[[ネフティス]]を[[破壊]]する事で[[破壊]]された時の[[効果]]を[[発動]]できる。~ [[相手]]の展開を阻害する形で積極的に使ったいきたい。~ --[[《ジェネレーション・チェンジ》]]・[[《デストラクト・ポーション》]]~ [[フィールド]]の[[ネフティス]]を[[破壊]]する方法が乏しいため採用を検討できる。~ --[[《安全地帯》]]~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]等を[[戦闘破壊]]や[[対象をとる（指定する）効果]]から守り、[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]ときの[[自壊]][[デメリット]]も[[《大嵐》]][[効果]]につなげられる[[メリット]]となるため非常に相性が良い。~ --[[《鎖付き爆弾》]]~ [[攻撃力]]を底上げできる上、後半の[[破壊]][[効果]]とも相性が良いので是非採用したい。~ --[[《マジシャンズ・サークル》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]は[[魔法使い族]]なのでこの[[カード]]とも相性が良い。~ ただし、[[ミラーマッチ]]や[[【魔法使い族】]]との勝負では悲惨な目に遭うのを覚悟しておいた方がよい。~ --[[《霞の谷の祭壇》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]は[[風属性]][[レベル]]２で統一されているため相性が良い。~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]を採用する場合はこの[[カード]]を[[破壊]]しないよう注意したい。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[カードの効果]]による[[破壊]]以外の方法で[[除去]]されてしまうと[[自己再生]]不可能。~ [[《邪帝ガイウス》]]・[[《次元幽閉》]]・[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]等の[[除外]][[カード]]で容易に対応されてしまう。~ [[墓地]]からの[[自己再生]]を封じる[[《次元の裂け目》]]などの全体[[除外]]、あるいは[[特殊召喚]]を封じる[[《神の警告》]]なども脅威。~ また、[[ネフティス]]の多くが本領を発揮するのは[[破壊]]された後の[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]と遅めなので、速度が重視される現[[環境]]では[[効果]][[発動]]前にゲームエンドに持っていかれる事も少なくない。~ **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***【恐竜ネフティス】 [#Dinosaur] 同じく[[破壊]]にまつわる[[効果]]を有する[[恐竜族]][[モンスター]]を[[出張]]した型。~ 少々使いづらい[[ネフティス]]の[[除去]]を補い、[[攻撃力]]や妨害能力を付与することが可能。~ [[《ジュラック・ガリム》]]を採用することで[[《虹光の宣告者》]]へ繋げることも可能であり、相性が良い組み合わせである。~ ***【真竜ネフティス】 [#True] [[破壊]]された時に[[発動]]する[[効果]]を有する[[最上級>最上級モンスター]][[真竜]]を採用した型。~ [[下級>下級モンスター]][[ネフティス]]と同じ[[属性]]である[[《真竜凰マリアムネ》]]を軸に、[[《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》]]の[[制圧力>制圧]]を活かして戦う。~ [[《真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.》]]の[[効果]]は[[ランク]]２[[エクシーズモンスター]]である[[《Ｎｏ.２９ マネキンキャット》]]とも相性が良く、好きな[[属性]]の[[モンスター]]を[[リクルート]]可能となる。~ ***[[【ネフロード】]] [#Load] 同様の[[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ヴァンパイア・ロード》]]を併用する[[デッキ]]。~ 詳しくは該当ページを参照。 ***【ネフライダー】[#Rider] [[自己再生]]能力を備えた[[《ネフティスの鳳凰神》]]の場持ちの良さと、[[《光と闇の竜》]]の[[蘇生]][[効果]]で[[回転]]させる[[デッキ]]。~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[リリース]]して[[《光と闇の竜》]]を[[召喚]]し、[[相手]]に[[カード]]を消費させた後、再び[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[蘇生]]する。~ [[《光と闇の竜》]]は大抵の場合[[戦闘破壊]]されて[[墓地]]に行くため、その後[[特殊召喚]]された[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[戦闘破壊]]されにくい点でも相性が良い。~ ***【ネフユベル】 [#Yubel] [[《ネフティスの鳳凰神》]]の[[魔法・罠除去]]と[[《ユベル−Ｄａｓ Ａｂｓｃｈｅｕｌｉｃｈ Ｒｉｔｔｅｒ》]]の[[モンスター除去]]で[[相手]]の動きを封じる[[デッキ]]。~ [[上級モンスター]]を大量に[[積む]]構成上、[[デッキ]]構築難度はかなり高いが、うまく[[回転]]すれば毎[[ターン]][[《大嵐》]]と[[《ブラック・ホール》]]が使えるのと同じ状況になる。~ 詳細は、[[【ユベル】]]を参照のこと。~ ***[[【炎王】]] [#FK] [[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]の[[破壊]]・[[自壊]]を多用する、[[炎王]][[モンスター]]を軸とした[[デッキ]]。~ [[《ネフティスの鳳凰神》]]の弱点をカバーしつつ何度も[[自己再生]]を狙える。~ 詳細は、[[【炎王】]]を参照のこと。~ **この[[デッキ]]の歴史 [#history] -[[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]]発売前の構築及びページ内容については[[バックアップ>http://yugioh-wiki.net/index.php?cmd=backup&page=%A1%DA%A5%CD%A5%D5%A5%C6%A5%A3%A5%B9%A1%DB&age=43]]を参照の事。~ ***第４期(2004年〜2006年) [#history4] [[FLAMING ETERNITY]]で[[《ネフティスの導き手》]]と[[《ネフティスの鳳凰神》]]が登場。~ [[《ライトニング・ボルテックス》]]をはじめとする当時主力の[[効果破壊]]に強く、2400と[[下級モンスター]]に倒されない程度の[[攻撃力]]を持ち、専用[[リクルート]]手段まである[[《ネフティスの鳳凰神》]]の性能は、当時としては破格のものであった。~ 更に当時[[魔法・罠カード]]に対する[[全体除去]]手段は[[制限カード]]の[[《大嵐》]]くらいしかなかったため、[[魔法・罠除去]]能力も評価された。~ ただし、登場当初は[[《異次元の女戦士》]]や[[《Ｄ.Ｄ.アサイラント》]]が[[無制限カード]]であり[[環境]]で多用されており、また[[自己再生]]能力が意味をなさない[[【サイエンカタパ】]]が現役であった。~ このため、[[環境]]との折り合いが悪く、【ネフティス】はこの時点では[[環境]]中堅クラスといった所であった。~ 登場から約３ヶ月後の[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]に[[《ネフティスの鳳凰神》]]は[[制限カード]]化されたが、同時に[[《異次元の女戦士》]]が[[制限カード]]、[[《魔導サイエンティスト》]]が[[禁止カード]]に指定される。~ むしろ【ネフティス】が目立った活躍を初めたのはこの[[制限カード]]指定後からであり、[[【ガジェット】]]に対する強力な[[メタデッキ]]として活躍した。~ 減ってしまった[[《ネフティスの鳳凰神》]]の枚数を[[《ヴァンパイア・ロード》]]で補う[[【ネフロード】]]も活躍を見せている。~ 第４期末の[[SHADOW OF INFINITY]]では[[《黄泉ガエル》]]が登場。~ [[魔法＆罠カードゾーン]]がカラである事を要求する[[《黄泉ガエル》]]と、お互いの[[魔法・罠カード]]を[[全体除去]]する[[《ネフティスの鳳凰神》]]は相性がよく、[[《ネフティスの導き手》]]の[[生け贄]]要員として有用な[[カード]]であった。~ この時期には[[《ネフティスの鳳凰神》]]が[[【黄泉帝】]]に採用された例も見られる。~ ***第５期(2006年〜2008年) [#history5] [[《黄泉ガエル》]]に加え[[《ダンディライオン》]]などの[[生け贄]]要員の充実により[[【帝コントロール】]]が発展。~ 2400という[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[相打ち]]で[[戦闘破壊]]できる[[攻撃力]]を持つ[[帝]]は[[《ネフティスの鳳凰神》]]の天敵であり、更に[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[バウンス]]・[[除外]]で一方的に処理できる[[《風帝ライザー》]]・[[《邪帝ガイウス》]]の登場は致命的であった。~ また、[[メタ]]対象であった[[【除去ガジェット】]]が[[《次元幽閉》]]を獲得したことも[[《ネフティスの鳳凰神》]]の立場を悪くした。~ 結局、[[《ネフティスの鳳凰神》]]は重さの割りに[[除去]]されやすくなってしまい、【ネフティス】は[[環境]]から姿を消す事となる。~ ***第８期(2012年〜2014年) [#history8] [[ストラクチャーデッキ−炎王の急襲−]]で[[炎王]][[カテゴリ]]が登場。~ この[[カード]]の[[リクルート]]手段となる[[《炎王の急襲》]]が登場したのみならず、「[[効果破壊]]とそれを[[トリガー]]とする展開」という戦術面でも親和性が高く、[[《ネフティスの鳳凰神》]]にとって久々の強化となる。~ これ以降[[《ネフティスの鳳凰神》]]は【ネフティス】という[[デッキ]]を組むのではなく、[[【炎王】]]の一員として使用される事が多くなった。~ ***第10期(2017年〜） [#history10] [[デッキビルドパック ヒドゥン・サモナーズ]]でついに[[ネフティス]]が[[カテゴリ]]化される。~ それと共に【ネフティス】に[[儀式召喚]]・[[リンク召喚]]の要素が導入される。~ [[デッキ]]としての性能も格段に底上げされ、従来とは大幅に異なる動きが可能となった。~ **代表的なカード [#keycard] -[[《ネフティスの鳳凰神》]] -[[《ネフティスの祈り手》]] -[[《ネフティスの祀り手》]] -[[《守護神−ネフティス》]] **関連リンク [#link] -[[【ネフロード】]] //-[[【スキルドレイン】]] //-[[【やりくりターボ】]] -[[デッキ集]]