【ノーカオス】

 【カオス】、極言すれば《混沌帝龍 −終焉の使者−》や《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》が全盛だった頃のデッキ分類の一種。
 上記の二枚に頼らないビートダウンのことであり、形式としては「混沌を制す者」が出る前の【スタンダード】の流れを受け継いでいる。
 また、デッキ名称は「カオス」モンスターに頼らず、それらに対抗する意味で名付けられた。

 デッキ構築におけるメリットは「カオス」モンスターを投入しないため、光・闇以外の属性の強力カードを多用することが可能だったこと。
 しかし、安定感では【カオス】より確実に上だったが、デッキの爆発力では大きく遅れをとることになる。

 さらに、流行した【変異カオス】に対して【ノーカオス】で勝ち進むには、最終的に「対策」の道を選ぶ他なかった。
 そして、対策デッキの中で《王虎ワンフー》・《アビス・ソルジャー》・《王宮の弾圧》等を駆使したタイプのデッキはその最終形態と言える。
 →【弾圧ワンフー】・【弾圧アビス】

サンプルレシピ

17モンスター17魔法15サイドデッキ
《黒き森のウィッチ》《悪夢の蜃気楼》《聖なるバリア−ミラーフォース−》《キラー・スネーク》
《魔導戦士 ブレイカー》《天使の施し》《破壊輪》《ならず者傭兵部隊》
《魔導サイエンティスト》《大嵐》《リビングデッドの呼び声》《ゴブリン突撃部隊》
《同族感染ウィルス》《強奪》《激流葬》《天空騎士パーシアス》
《人造人間−サイコ・ショッカー》《押収》《霊滅術師 カイクウ》
《クリッター》《強引な番兵》《異次元の女戦士》
《首領・ザルーグ》《ブラック・ホール》《月の書》
《霊滅術師 カイクウ》《死者蘇生》《神の宣告》
《魂を喰らう者 バズー》《強欲な壺》《王宮の弾圧》
《異次元の女戦士》《早すぎた埋葬》
《キラー・トマト》《抹殺の使徒》
《聖なる魔術師》《スケープ・ゴート》
《怒れる類人猿》《サイクロン》

※融合デッキは省く

代表的なカード

関連リンク

―「カオス」モンスター。
「カオス」の名を冠し、闇属性と光属性のモンスターを墓地から除外する事で特殊召喚できる効果モンスター。