*【ノーレラス次元】 [#y905d0b8]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#r12a0ac7]
 高速で[[墓地]]に[[闇属性]]・[[悪魔族]]及び[[光属性]]・[[天使族]][[モンスター]]を[[墓地]]に送り、[[デッキトップ]]を操作した後[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[効果]]で圧倒的有利な状況を作り出し[[1ターンキル]]を狙う[[デッキ]]。~

-[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]で[[デッキ]]の中核を成す[[カード]]が規制されており、従来の構築は困難。~

 《天魔神 ノーレラス/Sky Scourge Norleras》
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2400/守1500
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地の光属性・天使族モンスター1体と闇属性・悪魔族モンスター3体を
 ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
 1000ライフポイントを払う事で、お互いの手札とフィールド上のカードを
 全て墓地へ送り、自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 《次元融合/Dimension Fusion》
 通常魔法(禁止カード)
 2000ライフポイントを払う。
 お互いに除外されたモンスターをそれぞれのフィールド上に可能な限り特殊召喚する。

 《異次元からの帰還/Return from the Different Dimension》
 通常罠(制限カード)
 通常罠(禁止カード)
 ライフポイントを半分払う。
 ゲームから除外されている自分のモンスターを可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する。
 エンドフェイズ時、この効果によって特殊召喚されたモンスターを全てゲームから除外する。

**[[デッキ]]構築に際して [#q46f760f]
 [[《天魔神 ノーレラス》]]・[[《次元融合》]]は[[必須カード]]。~
 [[《天魔神 ノーレラス》]]は必ず3枚投入しよう。~

 そして[[《異次元からの帰還》]]であるが、2〜3枚程度入れておくといいだろう。~
 [[《次元融合》]]の[[コスト]]が払えなくなった場合や、[[相手]]の[[除外]]ゾーンに[[モンスター]]がある場合などはこちらを[[デッキトップ]]に戻して使う。~
 詳しくは下のプレイングの注意点に記しているので参考にして欲しい。~

 次に[[デッキトップ]]を操作するカードだが、[[《サイバー・ヴァリー》]]をオススメしたい。~
 [[ドロー]]と[[相手]]の足止めを狙える上、[[デッキトップ]]にカードを[[戻す]]際の[[コスト]]で[[モンスター]]を[[除外]]ゾーンに貯めることが出来る。~
 3枚投入しても構わないだろう。~
 [[《鳳凰神の羽根》]]も1〜2枚入れておくこと。~

 さらに[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]とする[[闇属性]]・[[悪魔族]]、[[光属性]]・[[天使族]][[モンスター]]。~
 これが[[フィニッシャー]]となるので、当然ながら[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を選ぶ。~
 [[レベル]]8に統一すれば[[《トレード・イン》]]で[[墓地]]肥やし・[[ドロー]]を狙える。~
 その場合は[[《暗黒の侵略者》]]、[[《闇の侯爵ベリアル》]]、[[《光神機−轟龍》]]などを入れるといいだろう。~
 基本的に[[闇属性]]・[[悪魔族]]、[[光属性]]・[[天使族]]なら何でも構わないが、うっかり[[特殊召喚]]できない[[モンスター]]を選ばないように注意したい。~
 [[下級モンスター]]は[[《ファントム・オブ・カオス》]]を入れておきたい。~
 [[闇属性]]・[[悪魔族]]でもあり、[[墓地]]にある[[《天魔神 ノーレラス》]]をコピーしてその[[効果]]の代役を果たせる。~
// 他には特にこれといって必要なものはないが、[[《サイバー・ヴァリー》]]などを[[サーチ]]でき、[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[コスト]]になる[[《クリッター》]]。~
 [[モンスター]]版[[《手札断殺》]]の[[《マッド・リローダー》]]、[[壁]]としての[[《マシュマロン》]]、[[悪魔族]]ではないが、他には[[闇属性]]・[[悪魔族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[《終末の騎士》]]などがいいだろう。~
 [[墓地]]に[[闇属性]][[モンスター]]が多く貯まるのを活かしてダークモンスターを入れるのもいいかもしれない。~
 
 [[《手札抹殺》]]、[[《おろかな埋葬》]]、[[《メタモルポット》]]などの[[墓地を肥やす]]カードも多く入れておきたい。~
 [[《魔導雑貨商人》]]、[[《名推理》]]などでも構わないが、[[墓地]]に[[《天魔神 ノーレラス》]]と[[《ファントム・オブ・カオス》]]が全て送られてしまうと困るので、使う場合はデッキバランスをよく考えたい。~
 上手く行けば序盤から一気に条件を揃えることが出来る。~

 [[《魔宮の賄賂》]]も無理なく3枚入れられる。~
 [[手札]]を増やしても、[[《天魔神 ノーレラス》]]で捨てれば問題ない。~
 また[[ロック]]カードを使って時間を稼いだりするのもいいだろう。

 08/09/01の[[制限改訂]]において[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]に、[[《異次元からの帰還》]]が[[制限カード]]に指定されてしまった為、大幅に弱体化してしまった。~
 [[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]の[[制限改訂]]において[[《次元融合》]]が[[禁止カード]]に、[[《異次元からの帰還》]]が[[制限カード]]に指定されてしまった為、大幅に弱体化してしまった。~

 [[《亜空間物質転送装置》]]や[[《ワーム・ホール》]]を代わりに採用する事で構築は一応可能であるが、実戦向きとは言い難い。~

**戦術 [#q46f760f]
 [[1ターンキル]]の手順は、

+[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]である[[闇属性]]・[[悪魔族]]3体、[[光属性]]・[[天使族]][[モンスター]]1体、また[[《次元融合》]]もしくは[[《異次元からの帰還》]]を[[墓地へ送る]]。~
+[[《次元融合》]]もしくは[[《異次元からの帰還》]]を[[《鳳凰神の羽根》]]・[[《サイバー・ヴァリー》]]などで[[墓地]]から[[デッキトップ]]に[[戻す]]。~
+[[《天魔神 ノーレラス》]]を[[特殊召喚]]し、[[効果]]で[[手札]]と[[フィールド上のカード]]を一掃した後に[[デッキトップ]]の[[カード]]を[[ドロー]]。~
+[[除外]]した[[モンスターカード]]を一気に並べ総攻撃。

 もしくは
+[[《天魔神 ノーレラス》]]と[[《次元融合》]]もしくは[[《異次元からの帰還》]]を[[墓地へ送る]]。~
+[[《次元融合》]]もしくは[[《異次元からの帰還》]]を[[《鳳凰神の羽根》]]・[[《サイバー・ヴァリー》]]などで[[墓地]]から[[デッキトップ]]に[[戻す]]。~
+[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[召喚]]し、[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[効果]]をコピーして[[手札]]と[[フィールド上のカード]]を一掃した後に[[デッキトップ]]の[[カード]]を[[ドロー]]。~
+[[除外]]した[[モンスターカード]]を一気に並べ総攻撃。

 となる。~
 [[【最終次元】]]に近い形の[[デッキ]]であるが、こちらは[[相手]]の[[手札]]も全て[[墓地へ送る]]ため、[[《冥府の使者ゴーズ》]]や[[《クリボー》]]の影響を受けない。~
 かつ、「[[捨てる]]」や「[[破壊]]」では無く「[[墓地へ送る]]」[[効果]]である為に[[暗黒界]][[モンスター]]、[[《ハネクリボー》]]の[[効果]]も[[発動]]しない。~
 つまり一度決まればほぼ確実に[[1ターンキル]]を決められるのである。~
 しかし、例外として[[《ネコマネキング》]]、[[《ネクロ・ガードナー》]]が居る。~
前者は採用率が低いため気にすることは無いだろうが、後者は比較的よく見かけるので注意。
 しかし、唯一[[特殊召喚]]されるのは[[《闇より出でし絶望》]]であり、[[墓地へ送る]][[効果]]でも[[蘇生]]される。~
 無論、必ず入ってるというわけではないが、[[守備力]]3000の壁ができてしまうので、[[戦闘破壊]]がしにくくなる。~
 [[《闇より出でし絶望》]]ほど致命的で無いにせよ、[[《ダンディライオン》]]や[[《ネクロ・ガードナー》]]等他の[[墓地へ送られた]]時に[[発動]]する[[カード]]もある程度警戒しておきたい。~
 また[[《天魔神 ノーレラス》]]をフィールドに出すタイプは[[召喚条件]]から、[[フィニッシャー]]は[[闇属性]]・[[悪魔族]]、[[光属性]]・[[天使族]][[モンスター]]に限定される。~
 その点には注意したい。~

**プレイングの注意点 [#k10519e2]
 常に残りライフを意識することが重要。~
 [[《次元融合》]]を使う場合、[[《天魔神 ノーレラス》]]と合わせて3000ポイントのライフが必要になるからである。~
 [[ライフポイント]]が3000以下の場合は[[《異次元からの帰還》]]を使おう。~
 しかし[[《異次元からの帰還》]]は[[罠カード]]であるため、[[相手]]に1回[[ドロー]]を許してしまう形となる。~
 [[モンスターカード]]を引かれて[[直接攻撃]]されライフが0になったり、[[《サイクロン》]]などで[[《異次元からの帰還》]]を[[破壊]]されると厳しい。~
 また[[相手]]の[[除外]]ゾーンに[[モンスターカード]]がある場合、1[[ターン]]では[[相手]]ライフを削りきることが出来なかったり逆に不利になる可能性がある。~
 その場合は[[《異次元からの帰還》]]を使うか、[[《異次元からの埋葬》]]などで[[墓地]]に戻してやるといいだろう。

**この[[デッキ]]の弱点 [#k10519e2]
 [[除外]][[デッキ]]には苦戦を強いられるだろう。~
 [[《天魔神 ノーレラス》]]を[[召喚]]できなくなるためである。~
 ただしその場合は[[除外]]された[[上級モンスター]]たちを[[《次元融合》]]などで[[召喚]]すればいいので、手も足も出なくなるということはない。~
 また[[《天魔神 ノーレラス》]]の[[効果]]を[[《天罰》]]などで[[無効]]にされたり、[[《王宮の弾圧》]]などで[[特殊召喚]]を封じられてもキツいだろう。~

**代表的なカード [#r21464ca]
-[[《天魔神 ノーレラス》]]

//-[[《次元融合》]]
-[[《異次元からの帰還》]]

**関連リンク [#l72ded0f]
-[[【ファンカスノーレ】]]
-[[【最終次元】]]

-[[天魔神]]

-[[デッキ集]]