*【バウンスハンデス】 [#c0597dbc]
[[バウンス]]と[[ハンデス]]を組み合わせた[[デッキ]]。~
[[手札]]に[[バウンス]]した[[モンスター]]を[[ハンデス]]で落とすことにより、[[バウンス]]が直接[[除去]]のように働く。~
また、相手の[[手札]]が無くなっても、相手[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[手札]]に加えられるため、[[ハンデス]]カードに無駄ができないので、[[シナジー]]は抜群である。~


 《追い剥ぎゴブリン/Robbin' Goblin》
 永続罠
 自分フィールド上のモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える度に、
 相手はランダムに手札を1枚捨てる。

 《守護者スフィンクス/Guardian Sphinx》 
 効果モンスター
 星5/地属性/岩石族/攻1700/守2400
 このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
 このカードが反転召喚に成功した時、
 相手フィールド上のモンスターは全て持ち主の手札に戻る。

 《マインドクラッシュ/Mind Crush》
 通常罠(制限カード)
 カード名を1つ宣言する。
 相手は手札に宣言したカードを持っていた場合、そのカードを全て墓地へ捨てる。
 持っていなかった場合、自分はランダムに手札を1枚捨てる。

 《異次元の指名者/D.D. Designator》 
 通常魔法
 カード名を1つ宣言する。
 相手の手札を確認し、宣言したカードが相手の手札に存在する場合、
 そのカード1枚をゲームから除外する。
 宣言したカードが相手の手札に存在しなかった場合、
 自分の手札をランダムに1枚ゲームから除外する。

 《首領・ザルーグ/Don Zaloog》 
 効果モンスター
 星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1500
 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、
 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
 ●相手の手札をランダムに1枚選択して捨てる。
 ●相手のデッキの上から2枚を墓地へ送る。




**[[デッキ]]構築に際して [#c629d83b]
この[[デッキ]]では、いかに相手の[[フィールド]]上のカードを[[手札]]および[[デッキ]]に[[バウンス]]し、~
それを叩き落せるかがカギになる。~
なので、[[デッキ]]に入れる[[モンスター]]はほぼ全て、[[バウンス]]か[[ハンデス]]の[[効果]]を持っているものを投入し~
[[魔法・罠カード]]も、[[バウンス]]か[[ハンデス]]の[[効果]]を持っているものか、それを補助するもの、~
[[《月の書》]]や[[《砂漠の光》]]といったカードを投入することとなる。~

***[[モンスター]]について [#h60d4723]
上にも書いたが、[[デッキ]]に入れる[[モンスター]]はほぼ全て、[[バウンス]]か[[ハンデス]]の[[効果]]を持っているものを投入することとなる。~
まず[[下級モンスター]]で[[バウンス]]能力のある[[モンスター]]は、~
[[バウンス]]できる枚数と[[効果]]の発動タイミングおよび[[バウンス]]する場所を優先する。~
[[バウンス]]できる枚数が優先されるのは、この[[デッキ]]において、[[バウンス]]が直接[[除去]]に繋がるため~
1枚[[バウンス]]できるよりも2枚[[バウンス]]できるほうが圧倒的に強いのである。~
次に[[効果]]の発動タイミングであるが、[[相手]]ターンに効果を発揮できるものが望ましい~
([[リバース効果]][[モンスター]]や、[[《伝説の柔術家》]]等)~
そして当然であるが[[バウンス]]する場所は、[[手札]]より[[デッキトップ]]の方が望ましい。~
以上のことから、2体も[[バウンス]]できる[[《ペンギン・ソルジャー》]]、[[リバース]]した時[[効果]]を発揮し場持ちがいい[[《ペンギン・ナイトメア》]]~
[[バウンス]]先が[[デッキトップ]]で場持ちもいい[[《伝説の柔術家》]]が概ね優先される。~
これらはフル投入してもいいだろう。~
[[《黒蠍−逃げ足のチック》]]を一枚刺しておくのもいいかも知れない。~

[[《番兵ゴーレム》]]は、[[相手]]ターンに効果を発揮できず、[[《守護者スフィンクス》]]を使ったほうが有効なので投入しなくてもよい~
また[[《聖なる守り手》]]は[[バウンス]]先が[[デッキトップ]]だが、[[表側表示]][[モンスター]]しか[[バウンス]]できないので安定性に欠ける。~
が、やはり[[バウンス]]先が[[デッキトップ]]というのは大きいので1、2枚ぐらい投入してもいいかもしれない。~
また、一般的なデッキでは最優先される[[《N・グラン・モール》]]は、1体しか[[バウンス]]できない上に自身も[[バウンス]]してしまうので優先順位は低い~

~
[[《魂を削る死霊》]]と[[《首領・ザルーグ》]]は2〜3枚でよい。~
[[《首領・ザルーグ》]]と[[《追い剥ぎゴブリン》]]の総数を4〜5枚程度にしておくと回りやすい。~

その他の下級[[モンスター]]は、[[モンスター]]をサーチできる[[《クリッター》]]、~
[[リバース]]効果[[モンスター]]を再利用でき、[[モンスター]][[除去]]にも使える[[《深淵の暗殺者》]]、~
[[リバース]]後すぐに[[ハンデス]]に繋げられるなら優秀なドローソースとなる[[《メタモルポット》]]ぐらいか。~

次に[[上級モンスター]]であるが、強力な全体[[バウンス]][[モンスター]]の[[《守護者スフィンクス》]]、シンプルに強い[[《風帝ライザー》]]を投入したい。~


***魔法・罠カードについて [#s0b7b37c]
まず[[バウンス]]に関する[[魔法・罠カード]]であるが、これはデッキに多量に[[バウンス]][[モンスター]]が存在するので投入しなくてもよい~
次に[[ハンデス]]に関する[[魔法・罠カード]]であるが、まず[[《追い剥ぎゴブリン》]]を[[《首領・ザルーグ》]]とのバランスを考え数枚、~
そしてこのデッキとの[[シナジー]]が抜群な[[《ダスト・シュート》]][[《マインドクラッシュ》]]と~
[[《異次元の指名者》]]数枚を入れるといい。~
[[《ダスト・シュート》]]は[[《ペンギン・ソルジャー》]]、[[《守護者スフィンクス》]]の存在から後半でも[[発動条件]]を満たしやすく、~
また、表側表示のカードを[[バウンス]]した時に[[《マインドクラッシュ》]]と[[《異次元の指名者》]]をいとも簡単に発動できるためである。~
また、[[《ペンギン・ソルジャー》]]、[[《ペンギン・ナイトメア》]]をフル投入している場合[[《水霊術−「葵」》]]も強力である。~

最後にその他の[[魔法・罠カード]]であるが、リバース効果[[モンスター]]の再利用や、~
[[《伝説の柔術家》]]の守備表示化に使える[[《月の書》]]は2積み確定であり、~
[[《伝説の柔術家》]]の守備表示化や、[[《抹殺の使徒》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《炸裂装甲》]]等の攻撃反応型罠の回避に使える~
[[《砂漠の光》]]もこの[[デッキ]]では強力なカードになる。~
またステータスの低い[[モンスター]]が多いので[[《光の護封剣》]]も入れておくとよい。~
また、必要に応じてキーカードの[[サーチ]]ができる[[《封印の黄金櫃》]]も重要。~
また、[[《追い剥ぎゴブリン》]]などを守るために[[カウンター罠]]を入れてもいいかもしれない。~


***このデッキの弱点 [#p3937bda]
[[ハンデス]]全般に言えることだが[[【暗黒界】]]には弱い。さらに、ほとんどの[[モンスター]]を裏側守備表示で展開するので[[《抹殺の使徒》]]に弱い。~
また、[[《追い剥ぎゴブリン》]]、[[《首領・ザルーグ》]]の存在から[[戦闘ダメージ]]を与え[[ハンデス]]というのが主体になりがちであるが~
そのため[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《炸裂装甲》]]等の攻撃反応型罠にかかりやすい。~
[[《抹殺の使徒》]][[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]あたりには[[《砂漠の光》]]で対処しよう。~

***代表的なカード [#d31c3b09]
-[[《守護者スフィンクス》]]~
-[[《風帝ライザー》]]~
-[[《ペンギン・ソルジャー》]]~
-[[《ペンギン・ナイトメア》]]~
-[[《伝説の柔術家》]]~
-[[《首領・ザルーグ》]]~
-[[《魂を削る死霊》]]~
-[[《追い剥ぎゴブリン》]]~
-[[《ダスト・シュート》]]~
-[[《マインドクラッシュ》]]~
-[[《異次元の指名者》]]~
-[[《月の書》]]~
-[[《砂漠の光》]]~

***関連リンク [#ba30f0d2]
-[[【追い剥ぎハンデス】]]
-[[【指名ハンデス】]]

-[[デッキ集]]