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*【バスター・モード】 [#i79fdc75]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#z6a30b97]
 [[《バスター・モード》]]によって[[特殊召喚]]される[[モンスター]]を主軸にした[[デッキ]]。

 プレイング・動かし方は採用する[[/バスター]]の種類によって大きく異なるが、対応した[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]し、[[《バスター・モード》]]の[[効果]]で[[/バスター]]と名のついた[[モンスター]]を展開していくのが基本的なもの。~
 ここでは使用する[[/バスター]][[モンスター]]を問わず、全体的な動かし方を紹介する。~

 《バスター・モード/Assault Mode Activate》
 通常罠
 自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。
 リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる「/バスター」と
 名のついたモンスター1体をデッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。

**[[デッキ]]構築に際して [#b9bb9ddf]
 どの[[/バスター]]を主軸にするにしても、[[手札]]に来てしまっては役立たずの[[カード]]となってしまう。~
 まずは、[[/バスター]]を[[デッキ]]に留める手段を考えなければならない。~
 一例を上げると、次のような手段が考えられる。

-[[デッキ]]枚数を増やす。~
-[[《ゾンビキャリア》]]で[[デッキトップ]]に[[戻す]]。
-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]で[[デッキボトム]]に[[戻す]]。~
-[[《バスター・テレポート》]]や[[《カードトレーダー》]]で[[デッキ]]に[[戻す]]。~
-[[《打ち出の小槌》]]や[[《リロード》]]で[[デッキ]]に[[戻す]]。~

***[[モンスターカード]]について [#ca11a38a]
-[[《バスター・ビースト》]]・[[《アーケイン・ファイロ》]]~
前者は自身を[[手札]]から[[墓地に捨てる]]ことで、後者は[[シンクロ素材]]として[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]ことで[[《バスター・モード》]]を[[サーチ]]できる。~
基本的には[[《バスター・ビースト》]]を優先し、[[《アーケイン・ファイロ》]]は[[デッキ]]に合わせて検討するとよい。~

-[[《バスター・マーセナリ》]]~
[[墓地]]の[[《バスター・モード》]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで[[魔法・罠除去]]ができる。~
[[《バスター・モード》]]の[[発動]]を妨げる[[《王宮のお触れ》]]等を[[除去]]しつつ、[[《バスター・モード》]]の再利用が図れる。~

-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]・[[帝]]等~
[[シンクロ召喚]]や[[《バスター・モード》]]の[[発動]]を確実に通すために、[[《バスター・マーセナリ》]]以外にも[[魔法・罠除去]][[効果]]を持つ[[モンスター]]は用意しておきたい。~
[[効果]]使用後は[[シンクロ素材]]としてしまえば無駄もない。~

-[[《コアキメイル・パワーハンド》]]~
高い[[攻撃力]]と強力な[[効果]]を持っており、維持も[[《バスター・モード》]]で賄える。~
[[《バスター・モード》]]は[[相手]]の行動を阻害するタイプの[[罠カード]]ではないので、[[公開]]することの[[デメリット]]はさほどない。~

-[[チューナー]]~
[[/バスター]]に対応する[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]するためには必須。~
[[《ゾンビキャリア》]]は[[自己再生]]時に[[手札]]に来てしまった[[/バスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことができるため、相性が良い。~

***[[魔法・罠カード]]について [#red54f71]
-[[《バスター・モード》]]~
この[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
できる限り投入することが望ましいが、[[《バスター・ビースト》]]等の[[サーチ]]手段を多めに用意してあるのなら採用枚数を減らしても良いだろう。~

-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]・[[《打ち出の小槌》]]・[[《カードトレーダー》]]~
[[手札]]にきてしまった[[/バスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことができる。~
[[自分]]の[[デッキ]]にあった[[カード]]を採用すると良い。~

-[[《炎舞−「天キ」》]]~
[[《バスター・ビースト》]]を[[サーチ]]できるため、[[《バスター・モード》]]も[[サーチ]]できる。~
とにかく早く[[/バスター]]を出すことにこだわるなら、この[[カード]]も含めた9枚体制をする価値は十分ある。~
[[サーチ]]対象が他にもいるとなお良いが、[[《バスター・ビースト》]]自体の汎用性が高いので無理に増やす必要はない。~

-[[《バスター・テレポート》]]~
[[《ゴブリンのやりくり上手》]]等と同様の役割を果たす[[/バスター]]専用[[サポートカード]]。~
ただし、この[[カード]]自体が[[事故]]要因になり得ることには注意。~

**[[デッキ]]の種類 [#v10cc74d]
***[[【スターダスト・ドラゴン/バスター】]] [#pba75afa]
 この[[カード]]だけで勝てると言っても過言ではない制圧力を誇る[[《スターダスト・ドラゴン/バスター》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は[[該当ページ>【スターダスト・ドラゴン/バスター】]]参照。

***[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]軸 [#tafe8e28]
 [[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]の利点は、なんと言ってもその高い[[攻撃力]]と[[破壊]]能力にある。~
 [[《バスター・モード》]]が[[罠カード]]である事を利用し、[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]で[[攻撃]]後に[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]を[[特殊召喚]]して追撃出来る。~
 逆に、[[攻撃]]した[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]を[[自分]]で[[破壊]]する事で[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]を[[蘇生]]して追撃する事も可能。~
 また[[攻撃力]]の高さゆえに、他の[[/バスター]]では使い難い[[《Re−BUSTER》]]との相性も良い。~
 これも[[バトルフェイズ]]中に[[発動]]して奇襲をかける事が出来る。~
 [[モンスター]]を[[効果]]で[[破壊]]できるため、[[戦闘]]で[[破壊されない]][[モンスター]]も恐れる必要がない。

 こういった特徴を生かして、[[連続攻撃]]で一気に[[相手]]の[[ライフ]]を削り取る事が主軸の[[デッキ]]となる。~
 [[《バスター・モード》]]の[[発動]]を通すためにも使える各種の[[カウンター罠]]は必須と言っても良い。~
 [[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]や[[《Re−BUSTER》]]での[[蘇生]]を[[《D.D.クロウ》]]に邪魔されないよう、[[《天罰》]]の投入も考えられる。~
 [[《サンダー・ブレイク》]]は[[相手]]の厄介な[[カード]]の[[除去]]と[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン/バスター》]]の[[破壊]]の両方に使用できる相性の良い[[カード]]。~
 [[《Re−BUSTER》]]を投入する場合は、[[《バスター・マーセナリ》]]との相性が悪い事に注意。~

 [[破壊]][[カード]]との相性がいい[[《ネフティスの鳳凰神》]]とも相性抜群。~
 毎ターン[[《大嵐》]]と[[《ブラック・ホール》]]が飛んでくるということになる。~
 この[[コンボ]]が決まれば[[相手]]の[[伏せカード]]も警戒せずに[[攻撃]]できるメリットがある。~
 ただ、相手の場ががら空きになることで[[効果]]を[[発動]]する[[《冥府の使者ゴーズ》]]には警戒しよう。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]を採用する場合ぜひ[[《ネフティスの導き手》]]や[[《ジャンク・シンクロン》]]を投入したい。~
 [[《ネフティスの導き手》]]の[[効果]][[発動]]後に[[《ジャンク・シンクロン》]]を[[通常召喚]]、即[[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]を[[シンクロ召喚]]し、[[《緊急テレポート》]]などに繋げられるからである。~

 [[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]については[[こちら>【スターダスト・ドラゴン/バスター】#cc7aadc4]]も参照のこと。~

***[[《デスカイザー・ドラゴン/バスター》]]軸 [#ccce14b2]
 その[[効果]]と[[《デスカイザー・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]から、[[【アンデット族】]]専用となる。~
 [[墓地]]に[[アンデット族]]がいないと[[特殊召喚]]しても意味がないので、必然的に[[デュエル]]後半で[[特殊召喚]]を狙う事になる。~
 そのため、[[《バスター・ビースト》]]のような[[サーチ]][[カード]]はあまり必要なく、自然に[[手札]]に来るのを待つだけでも十分。~
// [[《デスカイザー・ドラゴン》]]も[[レベル]]6で[[シンクロ召喚]]が容易なため、[[シンクロ召喚]]のサポートはあまり要らない。~

 [[アンデット族]]には[[《ゾンビキャリア》]]や[[《馬頭鬼》]]等の自身の[[効果]]で[[除外]]されてしまう[[モンスター]]も多く、最大4体の[[特殊召喚]]では決定打にならない事も多い。~
 特に[[【シンクロアンデット】]]では[[《デスカイザー・ドラゴン/バスター》]]無しでも大量展開できるため、[[特殊召喚]]する旨味が薄い。~
 [[《アンデットワールド》]]軸の[[【アンデット族】]]ならば[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]も[[蘇生]]出来る上、[[《デスカイザー・ドラゴン》]]の[[効果]]も生かす事が出来る。~
 [[カウンター罠]]を多めにしたこの[[デッキ]]に、[[《バスター・モード》]]と[[《デスカイザー・ドラゴン/バスター》]]を隠し味的に入れる、と言った構成が良いだろう。~

-[[2009/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]]にて[[《デスカイザー・ドラゴン》]]の固定[[チューナー]]である[[《ゾンビキャリア》]]が[[制限カード]]になり、条件を揃えるだけでも厳しくなった。~


***[[《ハイパーサイコガンナー/バスター》]]軸 [#n26b9ef1]
 [[《ハイパーサイコガンナー》]]の[[シンクロ素材]]から、ほぼ[[【サイキック族】]]専用となる。~
 [[《マックス・テレポーター》]]の登場により、[[《ハイパーサイコガンナー》]]の[[シンクロ召喚]]が非常に容易になった。~
// さらに[[《メンタルマスター》]]と[[《念動収集機》]]等を併用することで[[シンクロ召喚]]はさらに楽になる。~
 また、[[《ハイパーサイコガンナー》]]は強力なので[[《サイコ・チューン》]]を使用する手もある。~

 [[効果]]は一見それほど強力ではないように思えるが、[[【サイキック族】]]では絶大な[[ライフ・アドバンテージ]]を得ることが出来る。~
 攻撃力が高いため、[[相手]][[モンスター]]を容易に[[戦闘破壊]]することが出来るのである。~
 また、他の[[/バスター]]に出来ない活用法として、[[自爆特攻]]がある。~
 攻守共に高い[[モンスター]]に[[自爆特攻]]することで、[[自分]]の[[ライフポイント]]が尽きない限り大きな[[ライフ・アドバンテージ]]を得られ、場合によってはそのまま勝利することも出来るのである。~
 また、[[《サイコ・チャージ》]]で容易に使い回せるのも他の[[/バスター]]にない大きな利点である。~

***[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]軸 [#ie694cf9]
 その[[効果]]と[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ素材]]から、ほぼ[[【魔法使い族】]]、それも[[【魔力カウンター】]]専用となる。~
 なお、[[/バスター]]と相性の良い[[《ゾンビキャリア》]]で[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ召喚]]を行う場合、[[レベル]]5[[魔法使い族]]が必要である。~
 [[《簡易融合》]]を用いて[[《音楽家の帝王》]]を[[シンクロ素材]]として使用するのが、一番効率的だろう。~
 他にも、[[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]を経由する方法が考えられる。~

 [[全体除去]][[効果]]は強力だが普通に使用すると[[攻撃力]]が大幅に低下してしまうので、[[《魔法都市エンディミオン》]]で肩代わりしたい所。~
 また、[[《漆黒のパワーストーン》]]や[[《魔力掌握》]]、[[《見習い魔術師》]]で[[魔力カウンター]]を増やすのも良い。~
 [[全体除去]]のサポート以外にも、[[魔力カウンター]]1つで[[攻撃力]]1000を得る事が出来る。~

 このカードを上手く生かすためには、[[《魔法都市エンディミオン》]]などを利用して[[全体除去]]を複数回決め、2〜3[[ターン]]程度の[[ダイレクトアタック]]で[[相手]]の[[ライフ]]を削りきる形が良いだろう。~
 無論[[1ターンキル]]を狙っても良いが、[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]の[[特殊召喚]]にも[[カード]]を必要とする事を考えると、[[相手]][[ライフ]]を削りきれるほどの[[モンスター]]を1度に[[特殊召喚]]するのは難しい。~
 [[効果]]を[[発動]]さえできれば[[特殊召喚]]による[[ディスアドバンテージ]]はほぼ挽回出来るので、止めをさせない状況でも積極的に[[特殊召喚]]した方が良い場合が多い。~
 ただし、他の[[/バスター]]とは異なり、[[破壊された]]時に[[《アーカナイト・マジシャン》]]を[[蘇生]]しても[[壁]]程度にしかならないことには注意が必要。~

 [[デッキ]]の構築としては、通常の[[《魔法都市エンディミオン》]]軸[[【魔力カウンター】]]において、切り札に[[《バスター・モード》]]と[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]を投入する形が妥当。~
 元々[[《魔法都市エンディミオン》]]を守るための[[カウンター罠]]は入っている筈なので、それを[[《アーカナイト・マジシャン/バスター》]]を守るためにも使用出来るだろう。~
 [[シンクロ召喚]]を[[《ゾンビキャリア》]]以外にも頼るなら、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]や[[《カードトレーダー》]]を[[デッキ]]に入れておきたい。~
 [[《アーケイン・ファイロ》]]と[[《マジシャンズ・サークル》]]を使用して[[シンクロ召喚]]するのもいいだろう。~

***[[《ギガンテック・ファイター/バスター》]]軸 [#x20ax42s]
 [[《ギガンテック・ファイター》]]は[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《レッド・デーモンズ・ドラゴン》]]同様[[シンクロ素材]]が指定されていないが、その[[効果]]から基本的には[[【戦士族】]]での運用となる。~
 [[《ギガンテック・ファイター/バスター》]]は[[フィールド]]にいるときは[[戦闘]]に関する[[効果]]しか持たないが、それだけに[[戦闘]]においては非常に強力である。~
 [[特殊召喚]]時に[[戦士族]]の[[モンスター]]を2体まで[[墓地へ送る]][[効果]]で[[墓地アドバンテージ]]を得ることも可能。~
 その際に落とす[[モンスター]]は[[《ネクロ・ガードナー》]]や[[《D−HERO ダッシュガイ》]]などの[[墓地]]にいることが重要なものを選びたい。~
 [[デッキ]]を[[戦士族]]で統一する場合は[[《不死武士》]]も選択肢の一つとなり、[[【不死武士シンクロ】>【不死武士】#uac31254]]のように[[《ジャンク・シンクロン》]]を採用するなら、その[[効果]][[対象]]となる[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]のも有効。~
 [[《戦士の生還》]]はこの[[効果]]と合わせて擬似[[サーチ]]が可能であり、[[墓地へ送られた]][[《ギガンテック・ファイター/バスター》]]を[[サルベージ]]して[[《バスター・テレポート》]]につなぐことも可能。~
 前述のように[[戦闘]]においては非常に強力であるが、[[墓地を肥やす]][[効果]]は[[特殊召喚]]時のみなので、他の[[/バスター]]に比べて[[特殊召喚]]後は[[アドバンテージ]]を稼ぎにくい。~
 他の[[/バスター]]以上に[[破壊]]から守るプレイングを心がけたい。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#vd8c0188]
 すべての[[/バスター]]に言えることだが、対応する[[シンクロモンスター]]と[[/バスター]]で最低2回は[[特殊召喚]]しなければならないため、[[特殊召喚]]封じには注意が必要。~
 また、[[《バスター・モード》]]の[[発動]]を封じられても辛くなる。~
 [[特殊召喚]]や[[カードの発動]]といった行為自体を封じるのは[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等の[[永続効果]]や[[《王宮のお触れ》]]等の[[永続カード]]が中心となるので、それらを[[除去]]する[[カード]]を用意しておきたい。~
 他にも、[[特殊召喚]]や[[カードの発動]]を[[カウンター罠]]で[[無効化>無効]]してくる可能性があるため、こちらも[[カウンター罠]]を用意したい。~

 しかし、この[[デッキ]]は元々[[《バスター・モード》]]と[[/バスター]]の[[サポートカード]]で[[デッキ]]全体を圧迫しがちであるため、[[カウンター罠]]等の対策[[カード]]を多量に投入することは難しい。~
 そのため、[[《バスター・モード》]]の[[発動]]まで[[カード]]を残しておく等のプレイングでカバーしたい。~

**代表的なカード [#w25ccadd]
-[[《バスター・モード》]]

**関連リンク [#sda54d37]
-[[/バスター]]

-[[【シンクロ召喚】]]

-[[デッキ集]]