豊富な専用特殊召喚カードで通常モンスター（通称バニラ）を蘇生していくデッキ。
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《正統なる血統/Birthright》 永続罠 自分の墓地から通常モンスター１体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。 そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。
《蘇りし魂/Soul Resurrection》 永続罠 自分の墓地から通常モンスター１体を守備表示で特殊召喚する。 このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。 そのモンスターを破壊された場合もこのカードを破壊する。
《思い出のブランコ》 通常魔法 自分の墓地に存在する通常モンスター１体を自分フィールド上に特殊召喚する。 この効果で特殊召喚されたモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。
《黙する死者/Silent Doomed》 通常魔法 自分の墓地から通常モンスター１体を表側守備表示で特殊召喚する。 そのモンスターはフィールド上に存在する限り攻撃をする事ができない。
蘇生カードを軸にしたデッキであるため、モンスターを素早く墓地に送る?カードを採用することが最優先。
通常モンスターは効果をもたないため、レベルを問わず攻撃力・守備力が重要になってくる。
また、下級モンスターをメインにするか最上級モンスターをメインにするかで戦い方もかわる。
下級モンスターをメインにする場合は通常召喚に特殊召喚を絡めて大量展開して数で押していく。
最上級モンスターをメインにした場合はアドバンテージを失わずに特殊召喚して攻撃力で押していく。
通常モンスターの最上級モンスターは《青眼の白龍》を筆頭に《ゴギガ・ガガギゴ》《スパイラルドラゴン》《コスモクイーン》等がいる。
また、上級モンスターは《フロストザウルス》を筆頭に《サイバティック・ワイバーン》《デーモンの召喚》等がいる。
下級モンスターは《ジェネティック・ワーウルフ》を筆頭に1900のアタッカーが多数存在する。
また、効果モンスターでは《メタモルポット》《カードガンナー》《魔導雑貨商人》と言ったカードを採用する。
いずれも墓地を肥やすカードであり、アドバンテージも失い難い。
通常モンスターでは攻撃一辺倒になりやすいので除去効果を持つ効果モンスターも採用したい。
誘発効果・リバース効果潰しに《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、守備表示潰しとして《ドリルロイド》をサブアタッカーとして使うといい。
前者は通常モンスターがメインなために自滅する恐れがなく、後者も戦闘破壊に強いモンスターを軒並み倒してくれる。
また、特殊召喚を多用するデッキなので通常召喚権を消費する《ならず者傭兵部隊》も使いやすい。
手札に来た通常モンスターを捨てる事ができる《スナイプストーカー》も採用圏内。
後は《魔導戦士 ブレイカー》等の必須カードを採用したい。
《思い出のブランコ》は伏せカードを気にせずに相手モンスターを戦闘破壊するために用いる。
特殊召喚したモンスターはターン終了時に破壊されるため、《炸裂装甲》等を使わせればデメリットが解消される。
通常魔法であるために速攻性が高く、通常召喚権を使わないため相手のブラフを潰していくには十分。
《黙する死者》はいざと言う時の壁兼生け贄要因として用いられる。
通常モンスターは攻撃力と守備力のバランスが良いカードが多く、耐性がなくとも守備表示で措いて置くだけでよい。
《正統なる血統》と《蘇りし魂》は共に永続罠であるため、奇襲性は高いが速攻性は低い。
特にバトルフェイズに入ってから発動し攻撃できる《正統なる血統》の奇襲性は相当のもの。
しかし、攻撃特化の《思い出のブランコ》や守備特化の《黙する死者》と異なり攻撃・守備の両面で使える。
モンスター除去だけでなく魔法・罠除去にも処理されることが欠点と言える。
また、《人造人間−サイコ・ショッカー》や《王宮のお触れ》にも要注意である。
なお、《早すぎた埋葬》《リビングデッドの呼び声》は確実に採用されるとして、これら各種の蘇生カードはお好みで選んでよい。
攻撃できない《黙する死者》の優先順位は低いものの、他の３種はどれも強力である。
蘇生カードよりも重要なのはモンスターを墓地に送る?ためのカード選びである。
折角これらの蘇生カードがコストもなく使えるのだから、墓地に送る?カードはディスアドバンテージを少なくしていきたい。
とはいっても《手札抹殺》を筆頭に《手札断殺》等の手札交換カードのほとんどはアドバンテージを失ってしまう。
《おろかな埋葬》にしても同様である。
レベル８の最上級の通常モンスターを特殊召喚するならば、アドバンテージを失わない《トレード・イン》で墓地に捨てる?事ができる。
他は《サイクロン》等の必須カードを採用したい。
ただし、《大嵐》は永続罠・装備魔法の蘇生カードを採用しているためあまり相性は良くない。
《正統なる血統》や《蘇りし魂》をセットする用途も兼ねて《砂塵の大竜巻》の採用もある。
さらに蘇生カードが増えれば増えるほど《生還の宝札》の活躍の場も増える。
墓地に依存するため、《閃光の追放者》《光の追放者》《次元の裂け目》《マクロコスモス》《Ｄ．Ｄ．クロウ》《ロスト》《次元幽閉》に弱い。
また特殊召喚に依存するため、《王宮の弾圧》《虚無魔人》に弱い。