*【バハムート・シャーク】 [#m7b95a65] #contents **[[デッキ]]の概要 [#l7ce45ba] [[エクシーズモンスター]]である[[《バハムート・シャーク》]]を軸に、複数の[[エクシーズモンスター]]を展開して戦う[[ビートダウン]][[デッキ]]。~ [[《バハムート・シャーク》]]は[[エクシーズ素材]]に[[水属性]]を指定していることや、[[効果]]によって直接[[エクストラデッキ]]から限定された[[エクシーズモンスター]]を[[特殊召喚]]することから、他の[[エクシーズ召喚]]を組み込んだ[[デッキ]]とは違う専用の構築が必要になる。~ 採用する[[下級モンスター]]の一部や[[エクシーズモンスター]]の大部分が、遊戯王ZEXALで神代凌牙（ナッシュ）が使用する[[カード]]であることから「シャーク[[デッキ]]」とも呼ばれる。~ 《バハムート・シャーク/Bahamut Shark》 エクシーズ・効果モンスター ランク４/水属性/海竜族/攻2600/守2100 水属性レベル４モンスター×２ １ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除いて発動できる。 水属性・ランク３以下のエクシーズモンスター１体を エクストラデッキから特殊召喚する。 このターンこのカードは攻撃できない。 **[[デッキ]]構築に際して [#t54f9fd9] [[《バハムート・シャーク》]]を素早く[[エクシーズ召喚]]するためのサポートや、[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]によって展開する様々な[[エクシーズモンスター]]を中心に[[デッキ]]を構築していく。~ ***[[モンスターカード]]について [#l7a91982] [[《バハムート・シャーク》]]を[[エクシーズ召喚]]するための素材となる、[[水属性]]・[[レベル]]４[[モンスター]]を中心に選定する。~ ―[[エクシーズ召喚]]に適した[[モンスター]]~ -１枚で展開可能な[[モンスター]]~ --[[《ダブルフィン・シャーク》]]~ [[召喚に成功した]]時に[[墓地]]から[[レベル]]３または４の[[水属性]]・[[魚族]][[モンスター]]を[[守備表示]]で[[特殊召喚]]できる。~ [[水属性]]以外が[[特殊召喚]]できなくなるが、[[《バハムート・シャーク》]]を起点とするこの[[デッキ]]ではほとんど無視できる。~ この[[カード]]を採用する場合、[[デッキ]]の[[モンスター]]を[[魚族]]で固め、この[[カード]]はできる限り投入するのが望ましい。~ --[[《エクシーズ・リモーラ》]]~ [[自分]][[フィールド]]上の[[エクシーズ素材]]を２つ取り除く事で[[特殊召喚]]でき、その場合、さらに[[墓地]]から２体の[[レベル]]４[[魚族]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ この[[デッキ]]では後述する[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]の存在もあり、[[自分]][[フィールド]]上に[[エクシーズ素材]]が溜まりやすく容易に[[特殊召喚]]できる。~ さらに、[[デッキ]]を[[魚族]]で固めた場合は、[[効果]]によって[[特殊召喚]]する[[モンスター]]も[[《バハムート・シャーク》]]の素材と重なるため無理なく投入できる。~ また、[[エクストラデッキ]]はほぼ[[水属性]][[モンスター]]であるため制限も気にならず、自身も[[魚族]]であるため[[《ダブルフィン・シャーク》]]の[[効果]][[対象]]でもある。~ --[[《リチュア・ビースト》]]~ [[召喚に成功した]]時に[[墓地]]から[[レベル]]４以下の[[リチュア]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[《リチュア・エリアル》]]・[[《リチュア・アバンス》]]から[[サーチ]]でき、これらを[[蘇生]]できるため[[カテゴリ]]内[[シナジー]]が強い一方、[[《ダブルフィン・シャーク》]]・[[《エクシーズ・リモーラ》]]とは共存しにくい。~ --[[《レスキューラビット》]]~ 自身は[[水属性]]ではないが、[[デッキ]]から[[レベル]]４以下の同名[[通常モンスター]]２体を[[リクルート]]してそのまま[[エクシーズ召喚]]可能。~ [[手札事故]]の危険と構築上の制限はあるが、上記[[モンスター]]と異なり下準備が不要である。~ 採用する場合、[[通常モンスター]]を[[魚族]]にし、[[《ダブルフィン・シャーク》]]や[[《エクシーズ・リモーラ》]]と[[効果]]対象を共有できるようにすると良い。~ [[通常モンスター]]３枚×２組という形が安定するものの、これらばかりが[[手札]]にくると危険なので、同時展開可能な[[水属性]]の数をある程度確保しておきたい。~ --[[《旧神ノーデン》]]~ [[特殊召喚]]に成功した時に、[[墓地]]の[[下級モンスター]]１体を[[蘇生]]出来る。~ [[融合モンスター]]であるため普通に出すには[[カード]]消費が１枚では収まらないが、[[《簡易融合》]]から出せば召喚権すら使わずに[[水属性]][[レベル]]４[[モンスター]]を並べられる。~ 非常に強力な[[コンボ]]ではあるが、この[[デッキ]]では[[エクストラデッキ]]の枠が厳しいため、採用をするのならばかなりの厳選が必要になることだけは留意しておきたい。~ -同時展開を狙える[[モンスター]]~ --[[《サイレント・アングラー》]]~ [[自分]][[フィールド]]上に[[水属性]][[モンスター]]が存在する場合、[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~ [[特殊召喚]]した[[ターン]]は[[手札]]からの[[特殊召喚]]が一切行えなくなるが、[[手札]]にこの[[カード]]と適当な[[レベル]]４の[[水属性]][[モンスター]]が存在するだけで[[《バハムート・シャーク》]]を[[エクシーズ召喚]]できるため、こちらもできる限り投入したい。~ また、[[魚族]]でもあるため、[[《ダブルフィン・シャーク》]]の[[効果]][[対象]]でもある。~ --[[《ブリキンギョ》]]~ [[召喚に成功した]]時、[[手札]]から[[レベル]]４の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[《ゴブリンドバーグ》]]と違い[[水属性]]のため、[[手札]]から適当な[[水属性]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]して[[《バハムート・シャーク》]]を[[エクシーズ召喚]]できる。~ --[[《水の精霊 アクエリア》]]~ [[水属性]]１体を[[除外]]して[[特殊召喚]]できる。~ その性質と自身の[[攻撃力]]から[[《サルベージ》]]との相性が悪く、[[種族]]的な[[シナジー]]も弱いが、中盤以降では特に必要もなく[[墓地]]にもたまりやすい[[ランク]]３などを使って、動きの幅を広げられる。~ --[[《Ｅ・ＨＥＲＯ バブルマン》]]~ [[手札]]が１枚の場合に[[特殊召喚]]できるが、性質上[[《サイレント・アングラー》]]の条件も満たせている事が多くなり、あちらの[[効果]]と共存できない。~ 一方で[[《ヒーローアライブ》]]から[[リクルート]]できるという利点があり、[[《ミラクル・フュージョン》]]を組み込む事もできる。 --[[《グリズリーマザー》]]~ [[戦闘破壊]]された時、[[デッキ]]から[[攻撃力]]1500以下の[[水属性]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]でき、[[自分]][[ターン]]まで場をつなぐ事で[[エクシーズ召喚]]が狙える。~ [[戦闘破壊]]される必要があるため、他の[[カード]]と比べてスピード・確実性で劣るが、[[攻撃力]]1500以下であればあらゆる[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[《サルベージ》]]にも対応するので、これを利用することで間接的な[[サーチ]]としての働きが期待できる。~ -その他の[[水属性]][[レベル]]４[[モンスター]]~ --[[《セイバー・シャーク》]]~ [[フィールド]]上の[[魚族]][[モンスター]]の[[レベル]]を１[[ターン]]に２度まで操作できる。~ [[魚族]]であるため[[《ダブルフィン・シャーク》]]を採用する場合、[[効果]]は[[無効]]にされるが、[[対象]]として採用できる。~ [[効果]]で自身と他の[[レベル]]４[[魚族]]の[[レベル]]を変更することで、[[水属性]]限定だが[[ランク]]３・５の[[エクシーズ召喚]]も可能。~ [[水属性]]・[[ランク]]５の[[エクシーズモンスター]]の中では、[[《Ｎｏ.９４ 極氷姫クリスタル・ゼロ》]]はこの[[デッキ]]の弱点である打点不足を補えるため、併せて投入しても良いだろう。~ --[[《竜宮の白タウナギ》]]~ [[魚族]]の[[レベル]]４[[チューナー]]。~ [[《エクシーズ・リモーラ》]]や[[《サイレント・アングラー》]]の[[効果]]を絡めれば[[シンクロ召喚]]に繋げやすく、[[デッキ]]を[[魚族]]で固めておけば[[デメリット]]もさほど気にならない。~ [[シンクロ召喚]]を戦術に盛り込むなら採用候補であるが、この[[デッキ]]では[[エクストラデッキ]]は[[エクシーズモンスター]]が占めることがほとんどであり、枠の兼ね合いが問題となる。 なお、[[《ダブルフィン・シャーク》]]の[[対象]]にもなるが、[[レベル]]８[[シンクロモンスター]]には[[水属性]]が存在しないため、制約から[[シンクロ召喚]]はできない。 ―その他相性の良い[[モンスター]]~ -[[《キラー・ラブカ》]]~ [[自分]][[フィールド]]上の[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]][[モンスター]]が[[攻撃]]された時、[[墓地]]にある自身を[[除外]]する事で[[攻撃]]を[[無効]]にし[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を500ポイント下げる。~ [[《バハムート・シャーク》]]を筆頭に、この[[デッキ]]の[[モンスター]]の大半が[[攻撃]][[無効]][[効果]]の恩恵を受ける事ができる。~ [[レベル]]３のため[[《バハムート・シャーク》]]の[[エクシーズ召喚]]には使用できないが、[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]にする事ができる。~ [[攻撃]][[無効]][[効果]]は微弱ながら打点不足もカバーでき、[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]を戦術に組み込みたい場合は十分に採用を検討できる。~ -[[《シャーク・サッカー》]]~ [[自分]][[フィールド]]上に[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]][[モンスター]]が[[召喚]]・[[特殊召喚]]された時、[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~ [[《キラー・ラブカ》]]と同じく[[レベル]]３のため、[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]の[[効果]]によって[[エクシーズ素材]]にする事ができる。~ こちらは[[《キラー・ラブカ》]]と違い[[《セイバー・シャーク》]]の[[召喚]]に反応してこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する事ができ、[[《セイバー・シャーク》]]の[[効果]]を使って[[《バハムート・シャーク》]]を[[エクシーズ召喚]]できる。~ -[[《フィッシュボーグ−アーチャー》]]~ [[水属性]]・[[魚族]]の[[レベル]]３[[チューナー]]。~ [[《ダブルフィン・シャーク》]]や[[《サイレント・アングラー》]]などと[[レベル]]７の[[シンクロ召喚]]が狙える。~ [[自己再生]]時の[[デメリット]]も、[[水属性]]中心のこの[[デッキ]]ではほとんど影響がない。~ ただし、[[《竜宮の白タウナギ》]]と同様に[[エクストラデッキ]]に[[シンクロモンスター]]を投入する余裕があるかはよく考える必要があるだろう。~ -[[《瀑征竜−タイダル》]]~ [[水属性]][[モンスター]]を[[コスト]]に[[墓地を肥やす]]事ができる。~ [[カード・アドバンテージ]]上の効率は悪いが、[[《エクシーズ・リモーラ》]]・[[《サルベージ》]]をフルに投入する場合、序盤から強引に動かすための手段として採用が検討できる。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#hcff40c9] この[[デッキ]]の最大の課題と重要点は[[エクストラデッキ]]である。~ どういった戦術を盛り込むのかによって[[エクストラデッキ]]に投入する[[カード]]の種類・枚数は異なってくるのでよく吟味したい。~ -[[ランク]]４[[エクシーズモンスター]]~ [[《バハムート・シャーク》]]が最優先となるが、[[レベル]]４中心の[[デッキ]]であるため、他の[[ランク]]４の[[エクシーズモンスター]]も採用できる。~ ただし、[[《ダブルフィン・シャーク》]]などの制約の関係上、採用する[[モンスター]]は[[水属性]]を優先したい。~ 筆頭はこの[[デッキ]]の弱点である[[除去]]不足を補える[[《Ｎｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》]]だろう。~ 他[[属性]]では、[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]など[[水属性]]で補えない面をカバーできるものが候補となる。~ なお通常は[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]が優先されるのだが、[[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]したものには[[《ダウナード・マジシャン》]]も重ねられる。~ [[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]などを組み込む際は、直接[[ランク]]４を[[リリース]]するより効率が良い。~ --[[《バハムート・シャーク》]]~ [[エクシーズ素材]]を１つ取り除く事で、[[エクストラデッキ]]から[[ランク]]３以下の[[水属性]][[エクシーズモンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~ この[[デッキ]]の中心となる[[モンスター]]なので当然３枚フルで投入しておきたい。~ [[効果]]を使用した後は[[攻撃]]ができなくなるため、[[攻撃]]した後の[[メインフェイズ]]２で[[効果]]を[[発動]]するのがメインとなる。~ また、[[レベル]]４[[モンスター]]２体を素材とする[[デメリット]]無しの[[エクシーズモンスター]]の中では最高[[攻撃力]]のため、単体でも[[戦闘]]での活躍ができる。~ --[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]~ 正規[[召喚]]以外に、[[エクシーズ素材]]の無い[[水属性]]・[[ランク]]３の[[エクシーズモンスター]]の上に重ねる事で[[特殊召喚]]できる。~ [[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[エクシーズモンスター]]は素材が無いため、すぐにこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できる。~ さらに、自身の[[エクシーズ素材]]数×200ポイント[[攻撃力]]がアップし、[[破壊]]される場合１度だけ自身の[[エクシーズ素材]]を身代わりにできるため、[[《バハムート・シャーク》]]と並ぶ[[攻撃力]]2300の[[破壊]][[耐性]]持ち[[モンスター]]として活躍する。~ これら２体を１[[ターン]]で[[除去]]するのは[[相手]]にとってやや難しいため、積極的に[[特殊召喚]]を狙っていくべきだろう。~ また、[[水属性]]であるため[[《エクシーズ・リモーラ》]]からの正規[[エクシーズ召喚]]も行える。~ --[[《深淵に潜む者》]]~ [[水属性]][[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]に持つ場合、[[自分]]の[[水属性]][[モンスター]]全ての[[攻撃力]]を500ポイントアップする。~ 全体的に低めな打点を強化できるが、この[[カード]]自身は[[攻撃力]]がアップしても2200と少し低めである。~ だが、[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]の[[ダメージ]]量を増やしたり、[[《バハムート・シャーク》]]と並べることで[[攻撃力]]3000のラインを超えられるようにしたりと、要所要所での活躍が期待できる。~ --[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]~ [[戦闘破壊]]した[[モンスター]]を[[攻撃力]]を1000ポイント下げて[[特殊召喚]]し、もう一度[[攻撃]]を行える。~ ３体の素材を必要とするため主に[[《エクシーズ・リモーラ》]]を使って[[エクシーズ召喚]]を行う事になる。~ 自身の[[効果]]で大[[ダメージ]]を[[相手]]に与える事ができ、[[《バハムート・シャーク》]]や[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]と合わせて[[１ターンキル]]も狙う事ができるだろう。~ その他後述する[[《強制転移》]]や[[《エクシーズ・シフト》]]との[[コンボ]]など、他の[[カード]]を絡める事で真価を発揮する。~ -[[ランク]]３以下の[[水属性]][[エクシーズモンスター]]~ [[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]するのが基本となるため、採用枚数は良く検討したい。 --[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]~ [[エクシーズ素材]]を１つ取り除く事で[[水属性]][[モンスター]]１体の[[直接攻撃]]を可能にする。~ 自身の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を補充できるので、[[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]しても[[手札]]か[[フィールド]]に[[レベル]]３の[[モンスター]]がいれば[[効果]]を使う事ができる。~ [[《バハムート・シャーク》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の中では[[デメリット]]無しで最高[[攻撃力]]を持つが、大体の場合は[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]を上に重ねて[[特殊召喚]]するための繋ぎとなるだろう。~ また、[[《セイバー・シャーク》]]を絡める事で正規[[エクシーズ召喚]]も狙え、自身の[[直接攻撃]][[効果]]で最後の詰めとしても活用できる。~ --[[《潜航母艦エアロ・シャーク》]]~ こちらも[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]と同様[[水属性]]だが、[[攻撃力]]・[[効果]]共に[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]より劣る。~ こちらの長所は、[[魚族]]のため[[《フィッシャーチャージ》]]のコストにする事ができる点。~ [[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]を出さないことにより、[[相手]]に[[《フィッシャーチャージ》]]の存在を匂わせ牽制する事ができ、心理戦に持ち込む事もできる。~ [[《フィッシャーチャージ》]]を採用しているのであれば、[[《Ｎｏ.４７ ナイトメア・シャーク》]]より優先することも考えられる。~ --[[《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》]]~ [[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]の中では[[攻撃力]]・[[守備力]]共に最も高いが、[[エクシーズ素材]]が無い場合[[攻撃]]できず、[[スタンバイフェイズ]]毎に2000ポイントの[[ダメージ]]を受け、さらに[[特殊召喚]]も封じられる。~ ただそのまま[[特殊召喚]]しただけでは何の役にも立たないが、この[[カード]]の真価は[[コントロール]]変更系の[[カード]]と合わせて使う事にある。~ [[《強制転移》]]などで[[相手]][[フィールド]]上に[[コントロール]]を移すことで簡易的な[[【ロックバーン】]]として戦う事ができるため、[[コントロール]]変更系の[[カード]]を採用する場合は一緒に採用しておきたい。~ --[[《水精鱗−アビストリーテ》]]~ [[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]できる[[デメリット]]を持たない[[モンスター]]の中で最高[[守備力]]を持つ。~ [[水精鱗]]に関する自身の[[効果]]を使う機会はほとんど無いだろうが、単純に壁として機能できる。~ ただし、[[破壊]][[耐性]]を得られる[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]の存在からあまり優先される機会は少ない。~ --[[《アーマー・カッパー》]]~ [[エクシーズ素材]]を使わずとも、[[手札]]を１枚捨てる事で１回限定の[[《和睦の使者》]]として運用できる。~ [[《水精鱗−アビストリーテ》]]と同じく防御目的で使用する事になるが、こちらの方がより広範囲で強固な分、１[[ターン]]限定でしか機能しない。~ どちらを採用するかはやはり[[デッキ]]タイプによるだろう。~ -[[シンクロモンスター]]~ [[チューナー]]を採用する場合は投入する。~ [[《フィッシュボーグ−アーチャー》]]を採用するならば、[[《ダブルフィン・シャーク》]]からすぐに[[シンクロ召喚]]でき強力な[[除去]][[効果]]を持つ[[《氷結界の龍 グングニール》]]が筆頭。~ また、[[《竜宮の白タウナギ》]]を絡める場合、[[デッキ]]の[[モンスター]]が[[レベル]]４中心のため[[レベル]]８の[[シンクロモンスター]]を投入すると良いだろう。~ その場合は[[除去]]・打点共に申し分無い[[《えん魔竜 レッド・デーモン》]]や、[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]の[[破壊]][[耐性]]と[[コンボ]]を狙える[[《スクラップ・ドラゴン》]]などが採用候補として挙がる。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#l19c4019] [[水属性]][[モンスター]]や[[エクシーズモンスター]]が主体の[[デッキ]]であることから、それらの[[サポートカード]]を中心に採用する。~ また、[[モンスター]]だけでは全体的に打点・[[除去]]が少なめなので、それらを[[《激流葬》]]・[[《ブラック・ホール》]]などの汎用[[除去]][[カード]]でカバーしたい。~ ―[[水属性]]の[[サポートカード]] -[[《水神の護符》]]~ [[相手]][[ターン]]で数えて３[[ターン]]の間、[[自分]][[フィールド]]上の全ての[[水属性]][[モンスター]]に[[相手]]の[[効果]]による[[破壊]]への[[耐性]]を与える。~ [[《サイクロン》]]で[[除去]]されればそれまでだが、[[発動]]していれば[[効果]]による[[除去]]が豊富な今の環境では非常に優秀な防御手段として活躍する。~ この[[カード]]を[[発動]]しておくだけで[[《奈落の落とし穴》]]や[[《激流葬》]]などの汎用[[罠カード]]を未然に防ぐ事ができ、この[[デッキ]]の展開を補助してくれるだろう。~ -[[《サルベージ》]]~ [[墓地]]から[[攻撃力]]1500以下の[[水属性]][[モンスター]]を２体回収できる。~ [[《ダブルフィン・シャーク》]]や[[《サイレント・アングラー》]]など、この[[デッキ]]の展開の軸となる[[カード]]はほとんど[[効果]]の[[対象]]なのでいくら投入しても損は無い[[カード]]。~ -[[《儀水鏡の反魂術》]]~ [[自分]][[フィールド]]上の[[水属性]][[モンスター]]１体を[[デッキ]]に戻す事で、[[墓地]]から[[水属性]][[モンスター]]を２体回収する。~ [[効果]]の[[対象]]範囲は[[《サルベージ》]]よりも広いが、大抵は[[《サルベージ》]]で十分なのでこちらが優先される事は少ない。~ 採用する場合は４枚目以降の[[《サルベージ》]]としてか、[[サクリファイス・エスケープ]]を念頭に置いた運用を意識する事になるだろう。~ ―[[エクシーズモンスター]]の[[サポートカード]] -[[《ジェネレーション・フォース》]]~ [[《エクシーズ・リモーラ》]]・[[《エクシーズ・ギフト》]]・[[《エクシーズ・ユニット》]]・[[《エクシーズ・シフト》]]などを投入する場合、それらを戦局に合わせて[[サーチ]]できるため入れておいて損は無い[[カード]]。~ ただし、投入しすぎると[[事故]]の原因になるので、[[サーチ]]先と合わせて採用枚数は十分に検討したい。~ -[[エクシーズ]]と名のつく[[魔法・罠カード]] --[[《エクシーズ・シフト》]]~ [[自分]][[フィールド]]上の[[エクシーズモンスター]]１体を[[リリース]]し、同じ[[種族]]・[[属性]]・[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]を[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]する。~ [[《バハムート・シャーク》]]の[[攻撃]]不可を回避するのに使える。~ その場合、入れ替わる[[エクシーズモンスター]]は[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]となるだろう。~ [[特殊召喚]]した[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]に[[墓地]]に送られてしまうが、[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]ならば[[《ＣＮｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》]]に進化させる事でその[[デメリット]]を回避する事もできる。~ --[[《エクシーズ・ギフト》]]~ [[自分]][[フィールド]]上に２体以上[[エクシーズモンスター]]が存在する時、[[自分]]の[[エクシーズ素材]]を２つ取り除く事で[[カード]]を２枚[[ドロー]]する。~ [[《バハムート・シャーク》]]を経由して[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]を[[特殊召喚]]していれば簡単に[[発動]]条件を満たせるため、無理なく投入できる。~ --[[《エクシーズ・ユニット》]]~ [[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]は[[エクシーズ素材]]が無いため、[[エクシーズ素材]]を補充する[[カード]]とは相性が良い。~ 単純に[[戦闘]]補助としても機能するので、この[[デッキ]]の打点不足も補う事ができる。~ -[[《ＲＵＭ−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]~ [[ランク]]４の[[エクシーズモンスター]]を[[ランク]]５の[[ＣＮｏ.]]に[[ランク]]アップでき、[[《バハムート・シャーク》]]の[[攻撃]]不可の[[デメリット]]回避に役立つ。~ また、[[《バハムート・シャーク》]]で[[特殊召喚]]した[[ランク]]３の[[モンスター]]に重ねて出した[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]を[[対象]]に[[発動]]もできるため、その場合は実質この[[カード]]１枚の消費のみで[[ＣＮｏ.]]を[[特殊召喚]]できる。~ [[ランク]]アップも[[ＣＮｏ.]]である事以外制限されていないため、採用するなら[[エクストラデッキ]]に余裕がある限りこの[[デッキ]]の弱点を補ってくれる[[モンスター]]を数種類用意したいところ。~ ただし、[[《ダブルフィン・シャーク》]]の[[効果]]を使用した[[ターン]]は[[水属性]]以外[[特殊召喚]]できない点に注意が必要だが、[[《ＣＮｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ｄａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》]]を採用することで制約を回避できる。~ ―その他の[[魔法・罠カード]] -[[《簡易融合》]]~ [[ライフ]]1000と引き換えに[[エクストラデッキ]]から[[レベル]]５以下の[[融合モンスター]]を１体を[[融合召喚]]扱いで[[特殊召喚]]する[[通常魔法]]。~ [[レベル]]４及び５に[[水属性]][[モンスター]]が存在するため、[[水属性]]縛りが付きまとうこの[[デッキ]]においても[[エクシーズ召喚]]の素材の水増しが狙える。~ 特に[[《旧神ノーデン》]]との相性は非常に良く、召喚権すら使用せずに素材を揃えられる。~ 特に条件なく[[蘇生制限]]を満たした[[魚族]]を調達できる点は、[[《エクシーズ・リモーラ》]]と相性が良い。~ ただし、その分[[エクストラデッキ]]の枠が狭まるため、取捨選択はより重要となる点には注意が必要。~ -[[《強制転移》]]~ [[お互い]]の[[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[コントロール]]を１体ずつ入れ替える。~ 前述した[[《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》]]との[[コンボ]]に使用する他にも、[[リクルーター]]である[[《グリズリーマザー》]]と[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]との[[コンボ]]にも使用できる。~ [[《グリズリーマザー》]]の[[コントロール]]を[[相手]]に移し、[[《Ｎｏ.３２ 海咬龍シャーク・ドレイク》]]で[[戦闘破壊]]すれば[[連続攻撃]]に加えて追撃[[モンスター]]を２体も[[特殊召喚]]でき、[[１ターンキル]]が狙える。~ その他、普通に[[破壊]]できない[[相手]][[モンスター]]を取り除く[[除去]]代わりの手段としても幅広く使えるだろう。~ -[[《禁じられた聖槍》]]~ [[《バハムート・シャーク》]]に対する[[除去]]を回避でき、[[弱体化]]も自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]に[[戦闘]]をまかせる事でカバーできる。~ [[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]の穴である[[バウンス]]などにも強く、同時に[[戦闘]]補助としてあちらの[[魔法・罠除去]]を[[発動]]させやすくできる。~ また[[《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》]]の[[送りつけ]]が成立している場合において、[[《ブラック・ホール》]]や[[《強制脱出装置》]]といった排除手段を[[カウンター]]する事ができる。~ -[[《フィッシャーチャージ》]]~ [[魚族]][[モンスター]]１体を[[リリース]]する事で、[[相手]]の[[カード]]を１枚[[破壊]]し[[カード]]を１枚[[ドロー]]する。~ この[[デッキ]]では貴重な[[除去]]手段である。~ [[コスト]]となる[[モンスター]]も[[《潜航母艦エアロ・シャーク》]]の存在から不自由しない。~ ただしそれぞれの[[モンスター]]が持つ役割を放棄する事になるため、他の[[除去]]や防御手段を含め枚数は吟味したい。~ -[[《御前試合》]]~ 一つの[[属性]]以外の展開を禁止する[[メタカード]]の１種だが、[[水属性]]のみでの運用を前提としているため、ほぼ[[相手]]にだけ影響を与えられる。~ 主軸となる[[エクシーズモンスター]]では対処しにくい、大量展開をけん制できるという点で補完性が高いが、影響を受けない[[デッキ]]も存在するので注意。~ 先に[[発動]]すると[[《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》]]を[[送りつけ]]られなくなる恐れもあるが、後に[[発動]]できれば拘束力をより高められる。~ **戦術 [#of2f5e71] [[《バハムート・シャーク》]]を中心としているため当然だが、まずは[[《バハムート・シャーク》]]の[[エクシーズ召喚]]を第一に考え行動する。~ そこからどのように戦っていくかは[[手札]]次第ではあるが、基本は[[《バハムート・シャーク》]]の効果で複数の[[エクシーズモンスター]]を並べ[[ビートダウン]]を行っていく事になる。~ 定石は[[《バハムート・シャーク》]]と[[《ＦＡ−ブラック・レイ・ランサー》]]の２体が並ぶ布陣だろう。~ [[《バハムート・シャーク》]]や展開した[[エクシーズモンスター]]では越えられない[[攻撃力]]や[[効果]]への[[耐性]]を持つ[[モンスター]]は[[《Ｎｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》]]などで排除していく。~ [[《バハムート・シャーク》]]の[[エクシーズ召喚]]自体は簡単で、自身の[[効果]]によって[[エクシーズ召喚]]の[[ディスアドバンテージ]]もすぐに[[回復]]でき、なおかつ[[《サルベージ》]]など素材を使いまわす手段も豊富にあるのでそれなりに何度[[除去]]されても粘り強く[[相手]]に食らいつく事ができる。~ [[１ターンキル]]などは無理をせず絶対に成功する自信がある時のみ狙い、じわじわと[[アドバンテージ]]を稼いで場を固めながら戦うのが最善だろう。~ また、この[[デッキ]]には簡易ながら[[【ロックバーン】]]の要素もあるので、普通の[[ビートダウン]]を行う[[デッキ]]が苦手とする[[【終焉のカウントダウン】]]のような[[特殊勝利]]系の[[デッキ]]も苦としない。~ 常に[[相手]]の[[デッキ]]・[[フィールド]]の状況・[[自分]]の[[手札]]によって臨機応変に戦局への対応ができるだろう。~ **[[デッキ]]の派生 [#l239d9cd] ***【転移アシッド・ゴーレム】 [#k9949338] 略称として【転移アシゴ】とも。~ [[ビートダウン]]としての要素を薄くし、[[《バハムート・シャーク》]]と[[《Ｎｏ.３０ 破滅のアシッド・ゴーレム》]]の[[コンボ]]を重視した[[デッキ]]タイプ。~ 詳しくは[[【モンスター転移】]]を参照。~ ***[[【リチュア】]]軸 [#g51c76b8] [[《リチュア・ビースト》]]と[[《リチュア・エリアル》]]、[[《リチュア・アバンス》]]以外にも多くの[[リチュア]]と混合したタイプ。~ [[リチュア]][[モンスター]]の[[種族]]の都合上[[魚族]]の要素は取り入れにくいが、その代わり[[リチュア]]の強力な[[儀式モンスター]]を戦術に取り込む事ができる。~ 特に、[[《イビリチュア・ジールギガス》]]はこの[[デッキ]]の弱点である[[除去]]・打点不足の両方を補ってくれるためそれを軸とした構築にすると良いだろう。~ その他[[リチュア]]の詳細は[[【リチュア】]]を参照。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#saacfb8a] ***[[特殊召喚]]への[[メタ]] [#e4edeed8] [[エクシーズ召喚]]を中心にしている以上、その系統の[[デッキ]]全てに言える事だが[[特殊召喚]]を封じられると何もできなくなる。~ よく見る[[カード]]では[[《ライオウ》]]や[[《虚無空間》]]がこれに当たるので、そこは汎用[[除去]][[カード]]でしっかりと対策しておきたい。~ さらに、構築そのもの自体が[[《バハムート・シャーク》]]一点に頼ったものであるため、[[相手]]の妨害が[[《バハムート・シャーク》]]だけに集中すると[[デッキ]]自体が上手く機能しないこともある。~ なので、[[《バハムート・シャーク》]]が欠けてもある程度は戦えるよう、あまり[[《バハムート・シャーク》]]に頼りすぎない構築を心がけたい。~ ***[[除去]][[カード]]・打点の不足 [#mf4b560e] この[[デッキ]]は何度も言うように[[《バハムート・シャーク》]]を戦術の要にそこから[[モンスター]]を展開していくため、打点が不足しがちである。~ [[除去]]もこの[[デッキ]]ではほぼ[[《Ｎｏ.１０１ Ｓ・Ｈ・Ａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ》]]などに頼りきりなので、そこを封じられると[[【Ｓｉｎ】]]などの高打点[[デッキ]][[相手]]には苦戦を強いられるだろう。~ 汎用[[除去]][[カード]]での対策はもちろんのこと、そういう[[デッキ]]と対戦する時は[[【ロックバーン】]]の戦術で戦うなど、上手く対処したい。~ **代表的なカード [#c1a55b88] -[[《バハムート・シャーク》]] **関連リンク [#t8950db1] -[[【水属性】]] -[[【ロックバーン】]] -[[デッキ集]]