《森の番人グリーン・バブーン》と獣族の壁モンスターを採用した【帝コントロール】。
《おろかな埋葬》を活用できる【黄泉帝】と【バブーン】を混合したデッキ。
2007年度選考会で戦績を残したトーナメントデッキの一角。
《風帝ライザー/Raiza the Storm Monarch》 効果モンスター 星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守1000 このカードの生け贄召喚に成功した時、 フィールド上のカード1枚を持ち主のデッキの一番上に戻す。
《森の番人グリーン・バブーン/Green Baboon, Defender of the Forest》 効果モンスター(制限カード) 星7/地属性/獣族/攻2600/守1800 自分フィールド上に存在する獣族モンスターが破壊され 墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事で 手札または墓地からこのカードを特殊召喚する事ができる。
《黄泉ガエル/Treeborn Frog》 効果モンスター(制限カード) 星1/水属性/水族/攻 100/守 100 自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、 自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、 このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。 この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が 表側表示で存在する場合は発動できない。
《おろかな埋葬/Foolish Burial》 通常魔法 自分のデッキからモンスター1体を選択して墓地へ送る。 その後デッキをシャッフルする。
【黄泉帝】と【バブーン】は共に有力なデッキであり、《おろかな埋葬》によってキーカードを墓地にサーチしていた。
しかし、《黄泉ガエル》は06/03/01、《森の番人グリーン・バブーン》は06/09/01にて制限カードになった。
【黄泉帝】と【バブーン】はキーカードの投入可能枚数が減ったことで弱体化を余儀なくされた。
また、キーカードをサーチできた《おろかな埋葬》も相対的に弱体化してしまった。
そこで生まれたのが【黄泉帝】と【バブーン】を組み合わせた【バブーン帝】である。
《森の番人グリーン・バブーン》の特殊召喚だけでなく、帝の生け贄召喚をするにも《巨大ネズミ》《素早いモモンガ》《デス・コアラ》等は有効であった。
また、《黄泉ガエル》と《森の番人グリーン・バブーン》を共に採用することで《おろかな埋葬》を腐り難くすることにも成功している。
モンスター主体のデッキ同士の組み合わせであるため、【雑貨貪欲ターボ】でも使われた《大寒波》が採用されることもある。
帝だけではなく《光と闇の竜》を採用した【バブライダー】も戦績を残している。
「帝」の召喚に手間取っても、《森の番人グリーン・バブーン》で場を持たせることができる。
また《森の番人グリーン・バブーン》を生け贄に「帝」モンスター召喚する手もあり、なかなか応用が利く。
欠点は《黄泉ガエル》と《森の番人グリーン・バブーン》が共に墓地封じに弱いこと。
特にマッチ2戦目以降は《D.D.クロウ》等の餌食になることは必至。
ただ仮に《森の番人グリーン・バブーン》を除外されても、「帝」モンスターである程度戦うことは可能。