*【ビースト】 [#je7b99e3]

#contents

**デッキの概要 [#rbdfa55e]
 「[[獣族]]/BEAST」「[[獣戦士族]]/BEAST WARRIOR」「[[鳥獣族]]/WINGED BEAST」の[[モンスター]]を軸にした3[[種族]]混合[[ビートダウン]]。~
 [[暗黒の侵略者]]で登場した、[[《激昂のミノタウルス》]]と[[《暗黒のマンティコア》]]を[[キーカード]]にした[[【獣戦士族】]]の亜種。~
 [[種族]]に偏りこそあるが、[[獣族]]と[[鳥獣族]]の分だけ投入できる[[モンスター]]が増えた[[グッドスタッフ]]寄りの[[【獣戦士族】]]であるといえる。~

 《激昂のミノタウルス/Enraged Battle Ox》
 効果モンスター
 星4/地属性/獣戦士族/攻1700/守1000
 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターは、
 守備表示モンスターを攻撃した時にその守備力を攻撃力が
 越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。

 《暗黒のマンティコア/Manticore of Darkness》
 効果モンスター
 星6/炎属性/獣戦士族/攻2300/守1000
 このカードが墓地に送られたターンのエンドフェイズ時に発動する事ができる。
 獣族・獣戦士族・鳥獣族のいずれかのモンスターカード1枚を
 手札または自分フィールド上から墓地に送る事で、
 墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。


**[[デッキ]]構築に際して [#ze3c5c4a]
 上記の2体を[[キーカード]]とするほかは、[[獣族]]、[[獣戦士族]]、[[鳥獣族]]の3種から選りすぐられた[[グッドスタッフ]]とも言えるデッキになる。~

***[[モンスターカード]]について [#ncc6e99b]
 まず、[[キーカード]]である[[《激昂のミノタウルス》]]と[[《暗黒のマンティコア》]]はぜひ3枚投入したい。~
 それ以外の[[モンスター]]は、主に[[攻撃力]]の高い[[下級モンスター]]で構成する。~
 筆頭は[[攻撃力]]2000を誇る[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]である。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]などには及ばないが[[デメリット]]無しで[[攻撃力]]2000はやはり大きく、ほとんどの[[下級モンスター]]は[[戦闘破壊]]できる。~
 ただし、[[守備力]]は低いので[[《野性解放》]]を使う場合は採用を見送られる事もある。~
 また、同じ攻撃力の[[《霞の谷のファルコン》]]も採用候補となりうる。~
 [[モンスター効果]]は一応[[デメリット]]に分類されるが、適当な[[魔法・罠カード]]を戻すだけならほぼ[[デメリット]]にならず、[[《光の護封剣》]]等を使いまわす事もできる。~

 [[《不屈闘士レイレイ》]]、[[《怒れる類人猿》]]といった[[デメリット]][[アタッカー]]も採用したい。~
 前者は[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]できる高[[攻撃力]]が魅力であり、後者も[[デメリット]][[アタッカー]]ではあるが前者と違い毎ターン[[攻撃]]できる点が強力。~

 また、[[《コアキメイル・ウルナイト》]]を採用する手もある。~
 [[効果]]は使えないが、同じ[[攻撃力]]2000の[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]・[[《怒れる類人猿》]]よりも[[守備力]]が高いため[[《野性解放》]]の[[効果]]を活かしやすく、[[表示形式]]変更にもある程度強い。~
 ただし、こちらには[[エンドフェイズ]]の[[自壊]][[デメリット]]があるため、この[[カード]]を採用するなら[[獣戦士族]][[モンスター]]を多めに採用したい。~

 [[《剣闘獣アンダル》]]は[[攻撃力]]こそ[[《ジェネティック・ワーウルフ》]]に及ばないが、[[《野性解放》]][[発動]]時の[[攻撃力]]が高く、投入しても問題無い。~
 近年は[[【剣闘獣】]]が流行しているため、実用性は薄いが[[相手]]の[[剣闘獣]]を[[コントロール奪取]]し、この[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するという事もできる。~

 [[《風帝ライザー》]]も[[帝]]の名に恥じぬ活躍を見せてくれるだろう。~
 [[汎用性]]の高い[[鳥獣族]]モンスターを多く投入する場合は[[《ゴッドバードアタック》]]を刺しておくと面白いかもしれない。~

 [[《ネフティスの鳳凰神》]]も強力な[[効果]]を持っており、投入も十分検討できる。~
 [[最上級モンスター]]であるため多少扱いづらいが、[[フィールド]]に出せれば[[除去]][[耐性]]を持っているため生き残る事は容易だろう。~

 [[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]は[[墓地]]肥やしと[[除去]]が同時にできるため、採用の余地は十分にある。~
 [[《暗黒のマンティコア》]]を[[墓地]]に送れればベストだが、[[《素早いモモンガ》]]とは相性がよくないため注意しよう。~

 [[《BF−疾風のゲイル》]][[《霞の谷の戦士》]][[《X−セイバー エアベルン》]]などの[[チューナー]]を入れて[[シンクロ召喚]]を狙うのもいい。~
 このうち[[《BF−疾風のゲイル》]]ならば[[種族]]での[[シナジー]]がある[[《BF−アーマード・ウィング》]]や[[《猿魔王ゼーマン》]]の[[シンクロ召喚]]も狙える。~

 また、[[《ナチュル・ビースト》]]は[[シンクロ素材]]の指定が厳しいが強力な[[シンクロモンスター]]であり、この[[デッキ]]とも[[シナジー]]がある。~
 [[種族]]に関わらず[[地属性]][[チューナー]]を投入し、積極的に[[シンクロ召喚]]を行ってもいいだろう。~

 少しコンセプトから外れるが、[[《D.D.クロウ》]]は[[手札]]から好きなタイミングで[[相手]]の[[墓地]]のカードを[[除外]]できる。~
 [[蘇生]][[カード]]や[[《黄泉ガエル》]]などに対する[[メタカード]]として有効。~
 [[アタッカー]]で殴った後の[[上級モンスター]]を[[アドバンス召喚]]する足がかりや[[《貪欲な壺》]]を潰せるので[[相手]]の反撃の芽を摘めるのだ。~
 [[《暗黒のマンティコア》]]の[[餌]]にもできるので[[手札]]で[[腐る]]事が少ないのも大きい。~

***[[魔法・罠カード]]について [#c9c009a9]
 [[《暗黒のマンティコア》]]を[[墓地に送る]][[《おろかな埋葬》]]は是非採用したい。~
 また、[[手札]]に来た時は[[《サンダー・ブレイク》]]などで[[墓地]]に送ってしまうのもいいだろう。~

 [[《激昂のミノタウルス》]]は多数の[[モンスター]]に[[貫通]]能力を付加するので、[[《追い剥ぎゴブリン》]]との[[シナジー]]は抜群である。~
 [[《激昂のミノタウルス》]]の効果で[[貫通]]能力を備え付けた[[モンスター]]達の総攻撃が通れば、[[相手]]の[[手札]]は大打撃を受けるだろう。~
 [[相手]]が[[【暗黒界】]]だった場合はもれなく[[サイドデッキ]]行きである。~

 全体的に[[地属性]]が多いため、[[《ガイアパワー》]]の投入もあり得る。~
 相手の[[守備表示]][[モンスター]]が[[地属性]]ならばさらに多くの[[ダメージ]]を与えられるだろう。~
 もともと、[[貫通]]能力は[[戦闘ダメージ]]を与えやすいので、深く考えずとも投入できる。~
 ただし、[[地属性]][[モンスター]]は数が多いので、[[相手]][[モンスター]]も[[強化]]してしまう可能性がある点には注意。~

//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//***【(デッキ名)】軸
//特定のカードやデッキを軸とする場合。

**このデッキの派生 [#p8e64cb7]
***[[《野性解放》]]軸 [#sc820d85]
 [[守備力]]を[[攻撃力]]に加算する[[効果]]を持つ[[《野性解放》]]を主軸にする[[ビートダウン]]。~
 [[自壊]]の[[デメリット]]があるため、[[1ターンキル]]気味の構成が必要となる。~
 [[攻撃力]]・[[守備力]]を共に大幅に上げる[[《団結の力》]]・[[《魔導師の力》]]を装備して[[《野性解放》]]を使用することで[[相手]]に大[[ダメージ]]を与える。~

***[[【スキルドレイン】]] [#g5da354e]
 基本的には[[《暗黒のマンティコア》]]の[[自己再生]][[効果]]を利用する。~
 [[《激昂のミノタウルス》]]が入れ難くなるが、[[自己再生]][[効果]]を持つ[[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を主力にして行こう。~
 [[自壊]]しなくなるため[[《怒れる類人猿》]]が強化されることも利点だ。かつては[[《月読命》]]の対策にもなっていた。~

***[[【地属性】]] [#z42e45be]
 昨今、特に[[攻撃力]]以外に利点がない[[アタッカー]]の信用は低い。~
 [[【ビースト】]]の主力に[[地属性]][[モンスター]]が多いことを利用して[[《ガイアパワー》]]の投入もありだ。~
 [[《激昂のミノタウルス》]]や[[《賢者ケイローン》]]ら[[下級]][[アタッカー]]を強化してこちらに主導権を持って来よう。~

**このデッキの弱点 [#ma662d23]
 低[[守備力]]の[[モンスター]]が多いため、[[《月の書》]]など、[[表示形式]]変更に対しては非常に弱い。~
 また、[[除外]]などで[[《暗黒のマンティコア》]]の[[蘇生]]を封じられる事にも弱い。~

**代表的なカード [#yb9b0ab9]
-[[《激昂のミノタウルス》]]
-[[《暗黒のマンティコア》]]
-[[《イグザリオン・ユニバース》]]
-[[《賢者ケイローン》]]
-[[《神獣王バルバロス》]]

-[[《魂を喰らう者 バズー》]]
-[[《怒れる類人猿》]]
-[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]
-[[《X−セイバー エアベルン》]]

-[[《ネフティスの鳳凰神》]]
-[[《D.D.クロウ》]]
-[[《風帝ライザー》]]

-[[《マスター・オブ・OZ》]]
-[[《野性解放》]]

**関連リンク [#gf8ca2f5]
-[[獣族]]
-[[鳥獣族]]
-[[獣戦士族]]

-[[【獣族】]]
-[[【鳥獣族】]]
-[[【獣戦士族】]]

-[[デッキ集]]