*【フェザーパーミッション】 [#me54d8fa]

#contents

**デッキの概要 [#aac58676]
 [[《E・HERO フェザーマン》]]と、専用[[カード]]の[[《フェザー・ウィンド》]]を中心とした[[パーミッション]][[デッキ]]。~
 [[【E・HERO】]]・[[【ローレベル】]]・[[【戦士族】]]等のギミックによる戦線構築と、[[【パーミッション】]]の守りを組み合わせられる。~

 《E・HERO フェザーマン/Elemental Hero Avian》
 通常モンスター
 星3/風属性/戦士族/攻1000/守1000
 風を操り空を舞う翼をもったE・HERO。
 天空からの一撃、フェザーブレイクで悪を裁く。

 《フェザー・ウィンド/Feather Wind》
 カウンター罠
 自分フィールド上に「E・HERO フェザーマン」が
 表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
 魔法・罠の発動を無効にし、そのカードを破壊する。

**デッキ構築に際して [#w7307d3b]
 [[《フェザー・ウィンド》]]は強力だが[[発動条件]]があるため、これだけに頼りすぎず汎用[[カウンター罠]]との使い分けが重要。~
 これらを効率よく維持、活用するために以下のような[[カード]]を採用していきたい。

***[[《E・HERO フェザーマン》]]を[[フィールド]]に維持する [#s828c029]
-[[サーチ]]~
[[E・HERO]]用の[[《E・HERO エアーマン》]]・[[《E−エマージェンシーコール》]]、[[戦士族]]用の[[《増援》]]、[[通常モンスター]]用の[[《冥界の使者》]]等が存在する。

-[[リクルート]]~
[[風属性]]用の[[《ドラゴンフライ》]]、[[E・HERO]]用の[[《ヒーロー・シグナル》]]・[[《幻影の魔術士》]]等が存在する。

-[[サルベージ]]~
[[E・HERO]]用の[[《E・HERO オーシャン》]]、[[戦士族]]用の[[《戦士の生還》]]、[[通常モンスター]]用の[[《闇の量産工場》]]・[[《補充要員》]]等が存在する。

-[[蘇生]]~
[[E・HERO]]用の[[《O−オーバーソウル》]]・[[《摩天楼2−ヒーローシティ》]]、[[レベル]]3用の[[《クレーンクレーン》]]、汎用の[[《リビングデッドの呼び声》]]等が存在する。~
[[蘇生]]のために[[《E・HERO プリズマー》]]等で[[墓地へ送る]]のも有効。~

-[[破壊]]対策~
[[パーミッション]][[デッキ]]の常として、[[効果]]による[[除去]]より、[[戦闘破壊]]に弱い。~
併用できる[[モンスター]]が限られるが、[[《レベル制限B地区》]]は強力。~
[[破壊]]が二度手間となる[[《くず鉄のかかし》]]や[[《明鏡止水の心》]]を張るのも面白い。~
これらは[[カウンター罠]]で守る事もでき、維持はたやすい。~
その場しのぎではあるが、[[《進入禁止!No Entry!!》]]も選択肢に上がる。

***[[《フェザー・ウィンド》]]を使いまわす [#jc2f868e]
-[[ドロー]]加速~
[[《豊穣のアルテミス》]]は[[【パーミッション】]]における[[必須カード]]である。~
即効性はないが、[[《デス・ラクーダ》]]も[[汎用性]]がある。~
[[《不幸を告げる黒猫》]]等、直接[[罠カード]]を[[サーチ]]するものにはやや使いにくさが目立つ。~

-[[罠カード]]の[[サルベージ]]~
まずは代表格として[[《闇の仮面》]]が挙がる。~
範囲は狭まるが、[[《智天使ハーヴェスト》]]も[[アタッカー]]として活躍してくれる。

***[[下級モンスター]]に関して [#aaaecd9b]
-[[《E・HERO エアーマン》]]、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]~
[[E・HERO]][[デッキ]]の共通[[キーカード]]であり、当然この[[デッキ]]でも活躍できる。~
[[《E・HERO エアーマン》]]は[[《E・HERO フェザーマン》]]を[[サーチ]]でき、[[アタッカー]]として使える。~
[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]は下級の打点を補えるが、[[サーチ]]を阻害する[[《ライオウ》]]等の採用が諸刃の剣であるため、[[デッキ]]全体の打点は低くなりがちである。~

-[[《チューン・ウォリアー》]]~
[[《E・HERO フェザーマン》]]と[[レベル]]、[[種族]]が共通する[[通常モンスター]]の[[チューナー]]。~
本来[[シンクロ召喚]]と[[融合]]の共存は事故率を上げるだけだが、[[サポートカード]]を共有でき、[[アタッカー]]としても使えるこの[[カード]]である程度防げる。~
この[[カード]]を初めとし、[[【ローレベル】]]で採用されるような[[モンスター]]を並べるのも選択肢の一つである。

-[[機皇帝]]~
[[効果]][[破壊]]を[[トリガー]]とし、[[カウンター罠]]が追いつかない場合の場の保持を任せられる。~
ただし、[[《機皇帝スキエル∞》]][[《機皇帝ワイゼル∞》]]には[[自分]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じる[[デメリット]]があり、展開力に長ける[[E・HERO]]とのかみ合いは悪い。~
また[[《機皇帝グランエル∞》]]も[[ステータス]]が[[ライフポイント]]に依存するため、[[【パーミッション】]]の花形である[[《神の宣告》]]等とのかみ合いが悪い。~
あくまでその場しのぎ、状況によってはこちらを主軸にしていく事も考えるべきだろう。

***[[上級モンスター]]に関して [#l6fb2b11]
 [[パーミッション]]に頼るため、打点が低くなりがちである。~
 [[《E・HERO フェザーマン》]]の貧弱な[[ステータス]]を補い、展開力の高いものを選択したい。

-[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]~
[[カウンター罠]]の[[発動]]で容易に呼び出せる上に、[[フィニッシャー]]として活躍してくれるだろう。~
多彩な[[効果]]も地味に効いてくるものが多く、どれを[[発動]]する事になっても損はない。~
同様の役割ができ、より確実に[[特殊召喚]]できる[[《ダーク・ボルテニス》]]もあるが、あちらは[[闇属性]][[モンスター]]が必要となる。~
[[E・HERO]]には[[闇属性]]が少なく、そのためにスロットを消費するのは厳しい。

-[[《E・HERO ネオス》]]~
[[E・HERO]]・[[通常モンスター]]の[[アタッカー]]として[[《E・HERO フェザーマン》]]と[[サポートカード]]を共用出来る他、[[《フェザー・ウィンド》]]より強力な[[《王者の看破》]]が使用出来る。~
また、後述の[[融合体>融合モンスター]]も共有できるものが多く、[[最上級モンスター]]でありながら[[手札]]で[[腐る]]事は少ない。


-[[《トラゴエディア》]]~
類似[[効果]]を持つ[[《冥府の使者ゴーズ》]]と異なり、[[伏せカード]]があっても[[特殊召喚]]できる。~
ただし、[[ステータス]]が[[手札]]に依存するため、[[パーミッション]]や[[融合]]と相性が悪い。~
奇襲性には優れるが、[[アタッカー]]としては上記2枚に一歩劣る。~

-[[《嵐征竜−テンペスト》]]~
[[《E・HERO フェザーマン》]]と一緒に捨てれば[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[サーチ]]できる。
***[[融合モンスター]]に関して [#ua919835]
 [[《E・HERO フェザーマン》]]と[[《沼地の魔神王》]]との[[融合]]で、様々な[[融合]][[E・HERO]]を呼び出せる。~
 しかし、[[パーミッション]]と[[融合]]の併用は[[手札事故]]に繋がりやすい。~
 一方で、かつてに比べ[[手札コスト]]を要しない[[カウンター罠]]や[[手札]]補充手段も増加しており、構築の幅は広がっている。~

 [[属性]]指定の[[融合素材]]を持つ[[融合モンスター]]や、[[コスト]]がかかる代わりに[[無効]]にされない[[《超融合》]]も活用できる。~
 [[《ミラクル・フュージョン》]]は[[手札]]消費は少なくできるが、[[蘇生]]による使い回しを阻害してしまうため、タイミングが重要となる。~

 以下は主な[[融合]]先。~
--追加[[ダメージ]]が狙える[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]
--[[壁]]になり、[[《サイバー・ドラゴン》]]にも勝てる[[《E・HERO フェニックスガイ》]]
--厄介な[[魔法&罠カードゾーン]]を掃除できる[[《E・HERO ワイルド・ウィングマン》]]
--[[ダイレクトアタック]]条件が容易なためトドメの一撃に便利な[[《E・HERO セイラーマン》]]
--[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]にも一方的に打ち勝て、優秀な除去と融合素材の条件が緩い[[《E・HERO アブソルートZero》]]
--打点では[[《E・HERO フェザーマン》]]軸で出せる中では最高クラスの[[《E・HERO Great TORNADO》]]
--[[《E・HERO ネオス》]]を必要とするが連続攻撃を持つ[[《E・HERO ネオス・ナイト》]]
//--[[ネオスペーシアン>N]]と[[《E・HERO ネオス》]]を[[デッキ]]に入れる必要があるなど、不安定な要素を増やすが[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]によってデッキ圧縮ができ、強力な[[アタッカー]]として活躍できる[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]

***[[魔法・罠カード]]に関して [#qb98f274]
 [[デッキ]]の肝である[[カウンター罠]]についての説明は、[[【パーミッション】]]に譲る。~
 この[[デッキ]]ではそれに加え[[《フェザー・ウィンド》]]も採用できるため、より強固な守りを展開できるが、その分[[手札事故]]が起きないよう、[[モンスターカード]]との枚数調整は慎重に行いたい。

 [[魔法カード]]に関しては、[[【パーミッション】]]同様[[必須カード]]と呼べるものはない。~
 [[融合]]のギミックを使うのであれば、当然[[融合]][[カード]]が必要となるが、やはり積みすぎると[[手札事故]]が起きる。~
 [[融合]]との兼ね合いもあり[[墓地]]に[[モンスターカード]]がたまりやすいので、[[《貪欲な壺》]]で[[ドロー]]加速を狙うのも面白い。

**基本戦術 [#m66ce0b8]
 [[《フェザー・ウィンド》]]をはじめとする[[カウンター罠]]で[[相手]]の行動を妨害。~
 こちらは[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]や[[《E・HERO フェザーマン》]]を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]]等を展開し、[[フィニッシャー]]とする。~
 以上が理想的な流れとなる。

 基本は他の[[【パーミッション】]]と変わりはないが、やはり[[ノーコスト>コスト]]である[[《フェザー・ウィンド》]]は強み。~
 [[《魔宮の賄賂》]]等の[[汎用性]]の高いものも加え、より多くの[[カウンター罠]]を積み込める。~

 従来の[[【パーミッション】]]に比べ、[[E・HERO]]や[[通常モンスター]]から[[アタッカー]]を採用、[[サポートカード]]を共有できる点も重要なポイント。~
 特に[[メタデッキ]]でも評価の高い[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]の活躍には期待したい。~
 重複したり墓地に落ちた[[《E・HERO フェザーマン》]]も[[融合素材]]として活用できる。~

**このデッキの弱点 [#mba349c3]
 他の[[【パーミッション】]]と同じく、[[カウンター罠]]を[[無効]]化、[[破壊]]に弱い。~
 [[《サイクロン》]]や[[《氷帝メビウス》]]等弱点は多く、その対策として[[《神の宣告》]]・[[《魔宮の賄賂》]]・[[《天罰》]]等を投入したい。~

 [[融合召喚]]を取り入れる場合、打点は上がるが、[[特殊召喚]]の[[メタカード]]に弱くなる。~

 高速化が進む[[環境]]において、[[《E・HERO フェザーマン》]]を守るためにも、[[カウンター罠]]は多数採用して差し支えない。~

**登場[[環境]]において [#feather]
 この[[デッキ]]ができた当時では[[効果]]を[[無効]]にする[[カード]]の[[コスト]]が重いものが多く、大会などで活躍はしなかったものの一定の個性を持った[[デッキ]]となっていた。~
 現在では[[《鋼核の輝き》]]といった同じような[[効果]]を持つ[[カード]]が登場し、範囲も広い[[《王者の看破》]]等も登場した事で、この[[デッキ]]ならではの利点というものが少なくなってしまっている。~
 ただし[[《E・HERO ネオス》]]を共に採用すれば[[通常モンスター]]のサポートを共有しつつも[[《王者の看破》]]をも採用できるといった事でもあるため、全く組む[[メリット]]と個性がなくなったわけではない。~

**代表的なカード [#bf8f987b]
-[[《E・HERO フェザーマン》]]
-[[《フェザー・ウィンド》]]

-[[《E・HERO エアーマン》]]
-[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]
-[[《摩天楼2−ヒーローシティ》]]

**関連リンク [#r72979c2]
-[[デッキ集]]