*【ベン・ケイ１キル】 [#ia82ed4a]
#contents
**説明 [#yc5ff340]
　[[《重装武者−ベン・ケイ》]]と、大量の[[装備魔法]]カードを用いて[[１ターンキル]]を目的とする[[デッキ]]。~
　ただし、[[１ターンキル]]と言っても、最初の１[[ターン]]で勝負を決する方の[[１キル>１ターンキル]]ではないので注意。（初手次第では後攻[[１キル>１ターンキル]]は不可能ではない）~
　普段は出番が少ない[[装備魔法]]も、この[[デッキ]]に関しては大活躍である。~
　また、[[２回攻撃]]の代表格である[[《不意打ち又佐》]]も重要な役割を担う。~

 《重装武者−ベン・ケイ/Armed Samurai - Ben Kei》 
 効果モンスター
 星４/闇属性/戦士族/攻 500/守 800
 このカードは通常の攻撃に加えて、このカードに装備された装備カードの数だけ、
 １度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。

**[[デッキ]]構築に関して [#w7d0743c]

　[[装備魔法]]を3、4枚ほど装備させ攻撃が通れば、もう勝利は決まったも同然である。~
　採用する[[装備魔法]]としては、まず[[《流星の弓−シール》]]3枚が必須。~
　このデッキの弱点である伏せ[[モンスター]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]、[[《オネスト》]]を恐れることなく安全に攻撃を通すことができる。~
　あとは[[《デーモンの斧》]][[《魔導師の力》]]等、お馴染みのカードで攻撃力を上げていけばよい。~
　[[《進化する人類》]]は攻撃力1900アップと非常に強力だが、重ねがけができないので複数引いてしまうと[[腐る]]ので注意。~
　[[貫通]]効果を付与させる[[《ビッグバン・シュート》]]もあるが、[[《流星の弓−シール》]]で事足りてしまうので必要はない。
　この１ターンキルの主軸は[[《重装武者−ベン・ケイ》]]と[[《魔導師の力》]]と[[《流星の弓−シール》]]である。~
　[[《重装武者−ベン・ケイ》]]、[[《魔導師の力》]]、[[《流星の弓−シール》]]、攻撃力＋500以上の[[装備魔法]]が揃えば、攻撃力2000×4のダイレクトアタックで１ターンキルになるのだ。~
　伏せ[[モンスター]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]、[[《オネスト》]]を恐れることなく安全に攻撃を通すことができるのが頼もしい。~
　相手の場に伏せカードがなく、[[モンスター]]が１体だけならば[[《流星の弓−シール》]]を[[《ビッグバン・シュート》]]に置き換えて、攻撃力3500×4の猛攻で１ターンキルを取ることも有効である。~

　[[装備魔法]]は、早いターンで決着をつけるために大量投入しても問題はない。~
　[[ロック]]カードなどで時間稼ぎしながら下準備をし、条件が整い次第[[１ターンキル]]に移行するという型ならもう少し減らしても良い。~
　幸いのも今のところキーパーツには現在([[2008/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]])時点で[[制限カード]]が含まれておらず、すべてのキーパーツに３枚積みが可能。~
　さらに[[《重装武者−ベン・ケイ》]]は[[《増援》]]や[[《キラー・トマト》]]などでサーチすることができ、[[《魔導師の力》]]と[[《流星の弓−シール》]]は、[[《名工 虎鉄》]]や[[《アームズ・ホール》]]でサーチする事ができる。~
　他の所では、万能サーチカード[[《封印の黄金櫃》]]、[[《エア・サーキュレーター》]]で強引に手札調整するのもいいだろう。~

　[[装備魔法]]を[[サーチ]]できる[[《名工 虎鉄》]]や[[《アームズ・ホール》]]を使うのも良い。ただし、どちらも[[通常召喚]]の機会を使ってしまうのでスピードが落ちてしまう。~
　同じく、[[装備魔法]]と相性の良い[[《不意打ち又佐》]]の投入も検討できる。~
　5000〜6000ぐらいの[[ダメージ]]は期待できるが、[[１ターンキル]]成功率は落ちてしまうのであくまで保険程度に考えておこう。~
　デッキの構築だが[[《魔導師の力》]]は３枚積み確定、[[《流星の弓−シール》]]は１枚あれば十分にサーチカードで回せるが、早い段階での決着がお望みならば、２枚〜３枚と積む余地はある。~
　その性質上、魔法・罠ゾーンは[[装備魔法]]で埋め尽くされるか、がら空きのどちらかなので、[[《王宮のお触れ》]]や[[《冥府の使者ゴーズ》]]を入れるのがいいだろう。~
　さらに、１ターンキルまでたくさんの[[手札]]を温存するので[[《トラゴエディア》]]とシナジーがある。[[手札]]６枚で攻撃力3000は馬鹿にできず、キーパーツを揃えるまでの戦力として戦線を維持してくれるだろう。~
　１ターンキルが失敗した時を考えて[[《メタモルポット》]]、[[《重装武者−ベン・ケイ》]]と[[《メタモルポット》]]をサーチできる[[《クリッター》]]も採用する価値がある。~

　なお、[[《重装武者−ベン・ケイ》]]と[[《不意打ち又佐》]]は共に[[戦士族]]であることから[[《増援》]]での[[サーチ]]が可能。~
　[[2008/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]]現在、非制限カードであるが、[[《重装武者−ベン・ケイ》]]が既に手札にある場合、また複数枚引いた場合は[[腐る]]ので注意。~
　[[《メタモルポット》]]を入れるなら[[《戦士の生還》]]を入れてもよい。~
　
　[[装備魔法]]の構築は[[《魔導師の力》]]、[[《流星の弓−シール》]]を除いては、大差なしと言っていいだろう。
　攻撃力1000アップの[[《デーモンの斧》]]や[[《凶暴化の仮面》]]。デフォルトで攻撃力500アップ、場合によっては攻撃力1400アップする[[《進化する人類》]]、貫通効果と場合によっては除去にもなる[[《ビッグバン・シュート》]]、場にモンスターが多ければ攻撃力が爆発的に上がる[[《団結の力》]]あたりから、自分の戦略によってチョイスしよう。~
　[[《団結の力》]]を組み入れるなら、攻撃力が4000アップする[[《スケープ・ゴート》]]との[[コンボ]]は、ぜひ採用したいところだ。~

　[[手札事故]]を防ぎスピードを上げるため、[[ドロー]]カードの大量投入も必要。~
　[[《無謀な欲張り》]]を3枚入れた上で、[[《強欲な瓶》]]、[[《八汰烏の骸》]]を増やしていきたい。~
　また、[[連続攻撃]]により[[オーバーキル]]並のダメージを与えられるので、[[《成金ゴブリン》]]も3枚入れて良い。~
　他には、効果発動が不確実であるが大量ドロー可能な[[《メタモルポット》]]や、余分なカードを戻せる[[《打ち出の小槌》]]も良いだろう。
　このデッキにおいては[[ネタ]]カードとも呼ばれる[[《折れ竹光》]]と[[《黄金色の竹光》]]に採用の余地がある。~
　ギミックの都合上、[[装備魔法]]のサーチが多い状態になるので、[[《折れ竹光》]]は１枚積みでも十分に持ってくる事が可能であり、~
　攻撃回数も増えて[[《魔導師の力》]]にも数えられる[[《折れ竹光》]]は、まったくの無駄カードではなくなる。~
　上手く回す事ができれば[[《強欲な壺》]]の３枚積み状態であり、[[《魔法石の採掘》]]と組み合わせれば高速に手札を交換する事もでき、デッキに高速な回転力を生む要素となりえる。~

　防御手段になるが、このデッキは相手の除去および攻撃妨害系の罠に、極めて弱いという性質がある。~
　[[《大嵐》]]や[[《ハリケーン》]]はもちろんのこと[[《サイクロン》]]や[[《魔導戦士 ブレイカー》]]も合わせて、伏せ除去を徹底しておきたい。~
もしくは[[《神の宣告》]]や[[《王宮のお触れ》]]で、罠そのものを無効化してしまう手もある。~


**注意事項 [#u5377898]
　[[１ターンキル]]デッキなので、当然[[ハンド・アドバンテージ]]の差は意識しなくてよい。~
　また、攻撃する前には必ず[[《大嵐》]]や[[《ハリケーン》]]などを使って[[罠カード]]の[[除去]]を済ませておくこと。~
　これらの[[除去]]カードは[[制限カード]]なので、[[《封印の黄金櫃》]]や[[《メタモルポット》]]、[[《打ち出の小槌》]]などで確保できるようにしたい。~
　[[《神の宣告》]]など[[カウンター罠]]が流行している環境であれば、自分も[[《神の宣告》]]などでカウンターしたい。~
　ただし、カウンター合戦に敗れて[[１ターンキル]]が止められてしまった場合、立て直しはほぼ不可能なので注意。

**代表的なカード [#b386cdeb]
-[[《重装武者−ベン・ケイ》]]
-[[《不意打ち又佐》]]

-各種[[装備魔法]]

-[[《流星の弓−シール》]]
-[[《デーモンの斧》]]
-[[《団結の力》]]
-[[《魔導師の力》]]
-[[《融合武器ムラサメブレード》]]
-[[《進化する人類》]]

-[[《増援》]]
-[[《戦士の生還》]]

-[[《ハリケーン》]]
-[[《神の宣告》]]

**関連リンク [#j08f8b6d]
-[[デッキ集]]