2回攻撃可能な《マスターモンク》を軸とする。
召喚条件の関係上、《モンク・ファイター》3体とその特殊召喚サポートが必要になる。
《不意打ち又佐》や《ツインヘデッド・ビースト》には無い持ち味を活かしていきたい。
《マスターモンク/Master Monk》 効果モンスター 星5/地属性/岩石族/攻1900/守1000 このカードは通常召喚できない。 自分フィールド上に存在する「モンク・ファイター」1体を 生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。 このカードは1ターンに2回攻撃をする事ができる。
《モンク・ファイター/Monk Fighter》 効果モンスター 星3/地属性/岩石族/攻1300/守1000 このカードが戦闘を行う事によって受ける コントローラーの戦闘ダメージは0になる。
《孤高の格闘家/Lone Wolf》 永続罠 自分フィールド上に「格闘ねずみ チュー助」「モンク・ファイター」 「マスターモンク」の内1体のみが存在している場合に発動する事ができる。 このモンスター1体は戦闘によっては破壊されず、相手モンスターの効果も受けない。
《マスターモンク》と、その下位種である《モンク・ファイター》を中心に構築する。
そのため、【地属性】や【岩石族】も参考にしながら、デッキ構築を進めたい。
まず、《モンク・ファイター》をリクルートできる《巨大ネズミ》は必須カードとなる。
同時に《ならず者傭兵部隊》や《N・グラン・モール》等の汎用性の高い地属性モンスターも採用しておくと安定性が上がる。
後述の《岩投げエリア》との併用で《ブロック・ゴーレム》を採用しておくと墓地に送った低レベル岩石族をフィールドに呼ぶ事も可能。
《メガロック・ドラゴン》を起用するなら、《メタモルポット》や《ギガンテス》等、岩石族を多用する手もある。
魔法・罠カードの比率が高くなるので、それを処理できる《賢者ケイローン》も相性が良い。
戦闘破壊のみならずモンスター効果に耐性を持つ《孤高の格闘家》が特に強力である。
また、《岩投げエリア》などで戦闘破壊耐性を付与する場合には《ゴッドハンド・スマッシュ》も除去として活用できない事もない。
しかし、《伝説の黒帯》共々性能が厳しい。
これらより除去や《マスターモンク》自体の攻撃力を上げるカードを採用した方が安定するだろう。
《マスターモンク》は召喚までに多くの手札を消費し、かつ上級モンスターとしては攻撃力が低めである。
最も有力なサポートである《孤高の格闘家》との兼ね合いからポピュラーな《禁じられた聖槍》が使えないため、《サイクロン》の様な除去積むか《我が身を盾に》・《禁じられた聖衣》等で守りつつ、強化カードでサポートしたい。
この場合破壊ではない《月の書》・《強制脱出装置》に弱くなるので、《孤高の格闘家》を守る意味も含めて《魔宮の賄賂》を採用したい。
次に低めの攻撃力の問題である。
装備魔法は2回攻撃と相性はいいが、除去された場合のディスアドバンテージが気になるところである。
地属性モンスターが多いため《ガイアパワー》も有力な候補になる。
岩石族で統一している場合には《一族の結束》もいいだろう。
そして《マスターモンク》のサーチ。これは《岩投げエリア》と《死者転生》を併用し、《マスターモンク》の召喚速度を上げることが可能。
《モンク・ファイター》は戦闘ダメージを受けないため、《岩投げエリア》を使えば壁として維持しつつ、墓地に岩石族モンスターを貯め込むこともできる。
条件を満たせば、《ブロック・ゴーレム》で蘇生すれば良い。
そして《孤高の格闘家》の発動条件から《カイザーコロシアム》も使い易い。
《N・グラン・モール》とコンボすれば毎ターン3800のダメージを与え続ける事ができる。
フィールドを離れ易く《マスターモンク》への除去にもある程度対応できる岩石族コアキメイルを使うのも良い。
やはり《孤高の格闘家》を引けない、または除去されると苦しい。
相手にバレてでも《封印の黄金櫃》等でさっさとサーチし、守りは《魔宮の賄賂》や場合によっては《偽物のわな》等の採用も検討したい。
《マスターモンク》が単体では手札事故要員になりかねないのも懸念材料である。
これは《モンク・ファイター》を出来るだけ早くフィールドに呼べるかがカギとなるだろう。