《チェーン・マテリアル》を使用し、バーンによって勝利を得るデッキ。
射出するカードも様々。
《チェーン・マテリアル/Chain Material》 通常罠 このカードの発動ターンに融合召喚を行う場合、 融合モンスターカードによって決められたモンスターを 自分の手札・デッキ・フィールド・墓地から選択してゲームから除外し、 これらを融合素材とする事ができる。 このカードを発動したターン攻撃する事はできず、 この効果で融合召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
マスタールールの施行に伴い、エクストラデッキが15枚までになったので注意。
射出するカードによってモンスターカードは変わるのでデッキの種類を参照。
鍵となる《チェーン・マテリアル》、《フュージョン・ゲート》は2〜3枚投入したいところ。
また、《フュージョン・ゲート》を手札に加える《テラ・フォーミング》も採用圏内だろう。
他のカードについては射出するカードによってデッキは変わってくるのでデッキの種類を参照。
《キメラテック・オーバー・ドラゴン/Chimeratech Overdragon》 融合・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ? 「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上 このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。 このカードの融合召喚に成功した時、 このカード以外の自分フィールド上のカードを全て墓地へ送る。 このカードの元々の攻撃力と守備力は、 融合素材にしたモンスターの数×800ポイントの数値になる。 このカードは融合素材にしたモンスターの数だけ 相手モンスターを攻撃する事ができる。
融合素材となる《サイバー・ドラゴン》は必須。
他には、
などを投入するとバーンで勝利できなかったとしてもビートダウンできる。
使用できる融合手段は以下のとおり。
- 《チェーン・マテリアル》を発動させ、融合手段のカードを発動。
- 攻撃力が8000を超えた《キメラテック・オーバー・ドラゴン》を融合召喚。
- 《反目の従者》を《キメラテック・オーバー・ドラゴン》に装備。
- 《シエンの間者》などの転移カードを発動。
- 《反目の従者》でダメージを与える。
《反目の従者》を装備する代わりに、転移後に《ミスフォーチュン》を使ってもよい。
その場合、3の時点で攻撃力が16000を超えていなければならない。
《パワー・ボンド》を使えば問題はないが、《融合》などを使用した場合は《リミッター解除》や《巨大化》を使用しよう。
下記の《カタパルト・タートル》使用型と合体させることも可能。
《カタパルト・タートル/Catapult Turtle》 効果モンスター 星5/水属性/水族/攻1000/守2000 自分のフィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。 そのモンスターの攻撃力の半分をダメージとして相手プレイヤーに与える。
《カタパルト・タートル》を使用する場合、射出するモンスターも重要となってくる。
無論、《カタパルト・タートル》も2〜3枚入れておけばいいだろう。
《フュージョン・ゲート》・《チェーン・マテリアル》が発動できればアドバンス召喚も容易。
以下に射出に最適なモンスターと他のカードについても記す。
上記に述べた《キメラテック・オーバー・ドラゴン》使用型とほぼ同じ。
詳しくは上記にて。
《F・G・D》3体と《カタパルト・タートル》を射出する事で丁度8000ダメージとなる。
コンボパーツが揃わなくてもよく戦えるが、コンボする意味が薄くはある。
既存の【ドラゴン族】に《フュージョン・ゲート》・《チェーン・マテリアル》・《カタパルト・タートル》を投入するだけで作れる点がポイント。
3体と《カタパルト・タートル》を射出すると5000ダメージ、さらに《Dragoon D−END》自体がバーン効果を持っている。
【ドラゴン族】と比べて1ターンキルの成功率自体は比較的相手の場に依存してしまい、《Dragoon D−END》は融合素材が重い。
だが、《デステニー・ドロー》などのドロー強化などを考えるとなかなか優秀である。
バーンでありながら《デス・ウォンバット》や《マテリアルドラゴン》が苦にならないのも大きな利点となる。
《E・HERO エリクシーラー》を融合召喚する事で融合素材に使ったモンスターがデッキに戻り、再度融合召喚に使用できる。
デッキ構築の難易度は他のデッキより多少上がるが、各種融合体を全て召喚すれば、8000を大きく超えるダメージを与える事が出来る。
そのため、相手がライフ回復系のカードを使用して来ても、1ターンキル出来る可能性が高くなる。
《E・HERO ネクロイド・シャーマン》などを入れておけば、やはり《デス・ウォンバット》や《マテリアルドラゴン》が苦にならない。
さらに《E・HERO アブソルートZero》の登場により、《カタパルト・タートル》をピンポイントで除外できるようになった。
そのため《D・D・R》などの帰還ギミックを無理なく搭載できる。
また、《E・HERO アブソルートZero》を《カタパルト・タートル》で射出することで《サンダー・ボルト》に相手ライフにダメージというおまけ付、という好相性である。
尚、必ずしも《カタパルト・タートル》である必要はないのもポイント。
以下の無限ループギミックが内蔵されているので《トゥーン・キャノン・ソルジャー》や《マスドライバー》などでも代用ができる。
《ダーク・ダイブ・ボンバー/Dark Strike Fighter》 [#z073adad] シンクロ・効果モンスター(禁止カード) 星7/闇属性/機械族/攻2600/守1800 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 リリースしたモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
射出するモンスターは《F・G・D》。
このコンボの具体的な手順は以下の通り。
《F・G・D》自身もドラゴン族であるため、墓地に送った後に融合素材にする事が出来る。
よって、デッキに入れるドラゴン族の枚数は実質15枚以下にする事すら可能。
このコンボを行う際に問題となるのは《ダーク・ダイブ・ボンバー》のシンクロ召喚である。
《ダーク・ダイブ・ボンバー》自身はシンクロ素材を指定していないものの、レベル7は【ドラゴン族】ではやや合わせにくい。
よって、シンクロ召喚を交えた【ドラゴン族】に、一工夫加える必要がある。
オススメのチューナーは《炎龍》。
ドラゴン族である《炎龍》をチューナーにするタイプである。
《炎龍》のレベルは2なので、他のモンスターのレベルは5にする必要がある。
レベル5のドラゴン族には、シンクロ召喚に使いやすい《バイス・ドラゴン》が存在するため、シンクロ召喚の難度は比較的低め。
また、《炎龍》をリクルートできる《仮面竜》ともう一体の《炎龍》でレベル5のシンクロモンスターをシンクロ召喚し、そこから《ダーク・ダイブ・ボンバー》のシンクロ召喚に繋げることも可能。
少しややこしくなるが、《チェーン・マテリアル》及び《フュージョン・ゲート》の存在から《デス・デーモン・ドラゴン》の融合召喚からシンクロ召喚に繋げるのも手。
派生デッキとは厳密には言えないがシンクロ召喚の縛りが緩いので【BF】などでは容易に1ターンキルも可能。
現在《ダーク・ダイブ・ボンバー》は禁止カードのため、このギミックは完全に消滅している。
無論、決め手となる《チェーン・マテリアル》を無効にされてしまっては笑えない。
そのため、《神の宣告》や《魔宮の賄賂》などのカウンター罠があると心強い。
また、《王宮のお触れ》などがあるとカウンター罠が使えない上、《チェーン・マテリアル》も無効にされてしまう。
このカードに対しては《ツイスター》等があるといいだろう。
ちなみに《王宮のお触れ》は「フィールド上で発動した通常罠の効果は効果解決時に墓地に送られていようと無効化される」ので、【やりくりターボ】の真似をして《非常食》で《チェーン・マテリアル》を効果解決時までに墓地へ送ったとしても無意味な事は忘れないように。
決定的な弱点として、《王宮の弾圧》や《フォッシル・ダイナ パキケファロ》などで特殊召喚を封じられると大変痛い。
やはりこれらにもカウンター罠などが有効。
《王宮のお触れ》や《王宮の弾圧》を破壊できる《砂塵の大竜巻》もなかなか魅力的なカード。
《王宮のお触れ》の発動にチェーンする形でならまだ無効にはなっていないので、《砂塵の大竜巻》で破壊できる。
また、相手のターンのエンドフェイズに《砂塵の大竜巻》を発動させ、手札の《チェーン・マテリアル》を伏せられれば次の自分のターンには発動できる。