04/03/01から04/09/01にかけての主流デッキ。
闇魔界の脅威で登場した、《黒蠍−棘のミーネ》を採用した《死のデッキ破壊ウイルス》デッキ。
※現在は構築不可。
《黒蠍−棘のミーネ/Dark Scorpion - Meanae The Thorn》 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1800 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●「黒蠍」という名のついたカードを自分のデッキから1枚手札に加える。 ●「黒蠍」という名のついたカードを自分の墓地から1枚手札に加える。
《死のデッキ破壊ウイルス/Crush Card Virus》 通常罠(禁止カード) 自分フィールド上に存在する攻撃力1000以下の 闇属性モンスター1体をリリースして発動する。 相手のフィールド上に存在するモンスター、相手の手札、 相手のターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、 攻撃力1500以上のモンスターを破壊する。
《黒蠍−棘のミーネ》を軸にした《死のデッキ破壊ウイルス》を早期発動するハンデスデッキである。
《クリッター》が禁止カード指定を受ける直前の環境だったため、《黒蠍−棘のミーネ》をサーチするのは容易だった。
《黒き森のウィッチ》ではサーチできないため、《キラー・トマト》や《増援》を採用する場合もあった。
【闇属性】や【戦士族】に近い【スタンダード】というのが基本的なデッキの姿である。
当時のアンチ【カオス】のデッキの一つであり、【ノーカオス】の前身。
《混沌帝龍 −終焉の使者−》が禁止カードになる前の【カオス】最盛期に登場した。
【カオス】の特殊召喚モンスターやアタッカーに対するメタデッキの一つ。
このデッキが流行したために、トーナメントシーンから多くの攻撃力1500以上のモンスターが姿を消すことになった。
(詳細は【ウイルスカオス】を参照。)
制限カードになるほど暴れた経緯はないが、媒体の少ない頃でもコンボハンデスデッキとして存在した。
規制を受けて行くハンデス三種の神器に続く、ハンデスカードの一つとして昔から評価されていたのである。
第2期の頃では当時制限の緩かった《クリッター》や《ジャイアントウィルス》等を媒体にしていた。
第3期初頭には《魂を削る死霊》が登場し、第3期に入ってからも着々と媒体は増えて行った。
《黒蠍−棘のミーネ》が登場した以降はトーナメントシーンにまで駆け上がり、制限カードになるまでに登り上がった。
現在では、ハンデスギミックの一つであるが、古いカードであるため歴史のあるデッキであった。