*【ミーネ・ウイルス】 [#qa24d37c] #contents **[[デッキ]]の概要 [#v931b2d1] [[闇魔界の脅威]]で登場した[[《黒蠍−棘のミーネ》]]を採用した[[《死のデッキ破壊ウイルス》]][[デッキ]]。~ [[【闇属性】]]や[[【戦士族】]]に近い[[【スタンダード】]]である。~ 当時の[[【カオス】]][[メタデッキ]]の一つであり、[[【ノーカオス】]]の前身でもある。~ 《黒蠍−棘のミーネ/Dark Scorpion - Meanae The Thorn》 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1800 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、 次の効果から1つを選択して発動する事ができる。 ●「黒蠍」という名のついたカードを自分のデッキから1枚手札に加える。 ●「黒蠍」という名のついたカードを自分の墓地から1枚手札に加える。 《死のデッキ破壊ウイルス/Crush Card Virus》 通常罠(制限カード) (1):自分フィールドの攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。 相手フィールドのモンスター及び相手の手札を全て確認し、 その内の攻撃力1500以上のモンスターを全て破壊する。 その後、相手はデッキから攻撃力1500以上のモンスターを3体まで選んで破壊できる。 このカードの発動後、次のターンの終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。 **[[デッキ]]構築に際して [#q484ac2c] [[【スタンダード】]]の概念に基づき、[[キーカード]]以外は[[1:多交換>1:1交換]]を狙えるものが中心に採用された。~ この[[デッキ]]特有のものとしては、[[《黒蠍−棘のミーネ》]]の[[サポートカード]]として[[《キラー・トマト》]]や[[《増援》]]が採用されていた程度である。~ [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[制限カード]]化以降は、後述のように他の[[カード]]・[[デッキ]]の力を借りたものへと変化していく。~ **戦術 [#a86c853b] [[《黒蠍−棘のミーネ》]]の[[サーチ]]・[[サルベージ]][[効果]]で、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]を供給し続ける。~ [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]のおかげで[[《黒蠍−棘のミーネ》]]の[[モンスター効果の発動]]が容易にもなり、両者の[[シナジー]]は凄まじい。~ **[[デッキ]]の種類 [#c6622265] [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[無制限カード]]であった頃は[[【スタンダード】]]の一種として存在していた。~ 特異な構築・派生が考えられ始めたのは、これが[[制限カード]]となり、頼りきった構築ができなくなったためである。~ ***[[シンクロ召喚]]軸 [#p5a29037] [[《死のデッキ破壊ウイルス》]]現役時代の晩期に登場した[[シンクロ召喚]]を取り入れたタイプ。~ [[《黒蠍−棘のミーネ》]]のおかげで[[レベル]]4[[モンスター]]が供給され続けるので、あとはそれに組み合わせる[[チューナー]]を採用するだけで良い。~ **[[デッキ]]の派生 [#s6169761] ***[[【ウイルスカオス】]] [#od74f38d] 元々の[[メタ]]対象であった[[【カオス】]]と複合したタイプ。~ [[相手]]の高[[攻撃力]][[モンスター]]を封殺しながら[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、[[カオス]][[モンスター]]の[[特殊召喚]]を狙う。~ ***[[【ミーネゲドン】]] [#o40a5400] [[《ハイドロゲドン》]]を取り入れ、元々の特長であった[[アドバンテージ]]の得やすさに更に特化したタイプ。~ 詳しくは該当ページを参照。~ ***【ダムドミーネ】 [#f4e5bdd3] [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を中心とした[[【ダムドビート】]]の要素を取り入れたタイプ。~ [[《黒蠍−棘のミーネ》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[闇属性]][[モンスター]]の数を調整しつつ、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]を狙う。~ **この[[デッキ]]の歴史 [#l9fc1fc2] [[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]が[[禁止カード]]になる前の[[【カオス】]]最盛期に、その[[メタデッキ]]として登場した。~ [[【ウイルスカオス】]]と共に[[環境]]に与えた影響は大きく、[[ハイビート]]軸の[[【スタンダード】]]が姿を消す事になる。~ [[04/03/01>禁止・制限カード/2004年3月1日]]から[[04/09/01>禁止・制限カード/2004年9月1日]]には[[主流デッキ]]の一つに数えられた。~ しかし[[04/09/01>禁止・制限カード/2004年9月1日]]に[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[制限カード]]に指定され、衰退する。~ その後も様々な派生[[デッキ]]は考えられたものの、かつてほどの力を持つ事は難しかった。~ そして[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]についに[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[禁止カード]]となり、構築不能となった。~ [[15/01/01>リミットレギュレーション/2015年1月1日]]に[[制限カード]]に戻り構築可能な部分も出てきているが、[[エラッタ]]によりかつてほどの脅威ではなくなっている。 // また当時は[[《サイクロン》]]が[[無制限カード]]であったため、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[フリーチェーン]]である事は利点であった。~ // 逆に[[《サイクロン》]]に簡単に[[破壊]]される[[《王宮の弾圧》]]や[[《奈落の落とし穴》]]はほとんど注目されなかった。~ // これらが注目されたのは、[[《サイクロン》]]と[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[制限カード]]入りした[[04/09/01>禁止・制限カード/2004年9月1日]]からである。~ // 詳しくは[[【弾圧ワンフー】>【ノーカオス】#ebcb098a]]も参照。~ **代表的なカード [#ke2e3822] -[[《黒蠍−棘のミーネ》]] -[[《死のデッキ破壊ウイルス》]] **関連リンク [#l4da1cb8] -[[【カオス】]] --[[【ウイルスカオス】]] -[[【闇属性】]] -[[【黒蠍】]] -[[【アスワン】]] -[[デッキ集]]