*【ミュートリア】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[ミュートリア]]を中心とした[[【正規融合】]]。~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]]で[[レベル]]8の「ミュートリアル」を[[特殊召喚]]し、[[融合モンスター]]である「ミュートリアス」へ繋げていく。~ また、[[相手]]による[[効果の発動]]を[[トリガー]]とする[[効果]]を多く用いるのが特徴。~ 《被検体ミュートリアM−05/Myutant M-05》 効果モンスター 星2/水属性/サイキック族/攻 0/守 500 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「被検体ミュートリアM−05」以外の「ミュートリア」モンスター1体を手札に加える。 (2):このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。 除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。 ●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」 ●魔法:「ミュートリアル・ミスト」 ●罠:「ミュートリアル・アームズ」 《被検体ミュートリアST−46/Myutant ST-46》 効果モンスター 星3/水属性/サイキック族/攻 500/守 0 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「ミュートリア」魔法・罠カード1枚を手札に加える。 (2):このカードをリリースし、手札または自分フィールドの表側表示のカード1枚を除外して発動できる。 除外したカードの種類により以下のモンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。 ●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」 ●魔法:「ミュートリアル・ミスト」 ●罠:「ミュートリアル・アームズ」 《シンセシス・ミュートリアス/Myutant Synthesis》 融合・効果モンスター 星9/水属性/サイキック族/攻2500/守2000 属性が異なる「ミュートリア」モンスター×2 このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが融合召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 (2):相手が効果を発動した時に発動できる。 このターン、表側表示のこのカードはその効果及び、同じ種類(モンスター・魔法・罠)の相手の効果を受けない。 (3):融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。 除外されている自分の「ミュートリア」カード1枚を選んで手札に加える。 《フュージョン・ミュートリアス/Myutant Fusion》 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分の手札・フィールドから、 「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 このターンに相手がカードの効果を発動している場合、 自分のデッキ・墓地のモンスターもそれぞれ1体まで融合素材とする事ができる。 《ミュートリアスの産声/Myutant Cry》 通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。 自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、 「ミュートリア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] ―[[ミュートリア]]~ -[[下級モンスター]]~ いずれも[[水属性]]・[[サイキック族]]であり、[[レベル]]8のミュートリアルを[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~ [[《被検体ミュートリアGB−88》]]以外は、自身を[[リリース]]して[[カード]]を[[除外]]し、[[除外]]した[[カードの種類]]に応じたミュートリアルを[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~ [[特殊召喚]]先のミュートリアルは以下の通り。~ ●モンスター:「ミュートリアル・ビースト」 ●魔法:「ミュートリアル・ミスト」 ●罠:「ミュートリアル・アームズ」 --[[《変異体ミュートリア》]]~ (1)は[[ミュートリア]]が存在する場合の自己[[特殊召喚]]。~ [[魔法・罠カード]]でも良いため使い易く、[[《被検体ミュートリアM−05》]]なら[[サーチ]]からそのまま繋げられる。~ (2)は[[手札]]・[[デッキ]]の[[ミュートリア]]を[[除外]]してのミュートリアルの[[特殊召喚]]。~ [[除外]]する[[カード]]を[[デッキ]]からも選べるため、[[特殊召喚]]先を柔軟に選べるのが利点。~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]を[[除外]]して[[発動]]すれば、[[《ミュートリア進化研究所》]]での[[帰還]]から更なるミュートリアルを展開できる。~ 反面、[[特殊召喚]]先の[[元々の攻撃力]]分の[[ライフポイントを失う]]ので、考えなしに使っていては自らの首を絞めてしまう。~ --[[《被検体ミュートリアM−05》]]~ (1)は[[同名カード]]以外の[[ミュートリア]][[モンスター]]の[[サーチ]]。~ [[トリガー]]は[[召喚]]・[[特殊召喚]]なので使い易く、展開・[[融合素材]]・[[効果]][[コスト]]など、多岐に渡って利用できる。~ (2)は[[手札]]・[[フィールド]]の[[表側表示]][[カード]]を[[除外]]してのミュートリアルの[[特殊召喚]]。~ [[ミュートリア]][[モンスター]]は[[除外]]しても[[サルベージ]]や[[帰還]]などで再利用できるため使い易い。~ [[除外]]先は何でもいいため、[[除外]]を[[トリガー]]とする[[カード]]ならば[[アドバンテージ]]へ繋げられる。~ --[[《被検体ミュートリアST−46》]]~ (1)は[[ミュートリア]][[魔法・罠カード]]の[[サーチ]]。~ [[《ミュートリア進化研究所》]]は展開・[[強化]]・[[手札交換]]を行えるので優先順位が高い。~ 他にも[[《フュージョン・ミュートリアス》]]や[[《ミュートリアスの産声》]]なら[[融合召喚]]に、[[《ミュートリア反射作用》]]なら[[モンスター除去]]へ(2)から繋げられる。~ (2)は[[《被検体ミュートリアM−05》]]と同じ、ミュートリアルの[[特殊召喚]]。~ (1)によって[[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]できるため、[[特殊召喚]]先を使い分け易い。~ --[[《被検体ミュートリアGB−88》]]~ (1)は、[[《ミュートリア進化研究所》]]が存在すれば[[相手]][[メインフェイズ]]に[[発動]]できる自己[[特殊召喚]]であり、そのまま(2)へ繋げられる。~ (2)は、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]した場合の、ミュートリアルの[[特殊召喚]]。~ [[コスト]]は[[《被検体ミュートリアM−05》]]などと同じだが、[[特殊召喚]]元が[[墓地]]か[[除外]]ゾーンとなっている。~ ミュートリアルの[[除外]]は、[[ミュートリア]][[カード]]だけでもあらゆる場所から可能なので用意し易い。~ -[[最上級モンスター]]~ [[レベル]]8であり、以下の共通する[[召喚制限]]と[[効果]]を持つ。~ このカードは「ミュートリア」カードの効果でしか特殊召喚できない。 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードは相手の(カードの種類)の効果の対象にならない。 (2):相手が(カードの種類)の効果を発動した時、自分の手札・フィールドからカード1枚を除外して発動できる。 (固有効果) (3):このカードが相手によって破壊された場合、 除外されている自分の「ミュートリア」(カードの種類)1枚(体)を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 --[[《ミュートリアル・ビースト》]]([[地属性]]・[[獣族]])~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]での[[特殊召喚]]時の[[除外]][[コスト]]は[[モンスター]]。~ [[コスト]]の用意はミュートリアルの中で最もしやすく、[[除外]]を[[トリガー]]とする[[効果]]へも繋ぎ易い。~ 反面、[[ステータス]]は低いため、[[アタッカー]]として活かすにはサポートが必要。~ (1)の[[対象]][[耐性]]先は[[モンスター]]。~ [[腐り>腐る]]にくく、[[強化]][[カード]]と併せれば[[制圧]]要員となり得る。~ (2)の[[トリガー]]は[[魔法カード]]であり、固有[[効果]]は、[[発動]]を[[無効]]にしての[[除外]]。~ [[魔法カード]]が展開の軸となる[[デッキ]]は多く、維持できれば大きな妨害を期待できる。~ (3)の回収先は[[罠カード]]。~ 自力で[[除外]]できるのは[[《ミュートリア超個体系》]]のみなので、[[効果]][[コスト]]の回収が基本となる。~ [[罠カード]]ゆえに回収しても即座に[[発動]]できないことも含めると、オマケ程度の認識となる。~ --[[《ミュートリアル・ミスト》]]([[風属性]]・[[魔法使い族]])~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]での[[特殊召喚]]時の[[除外]][[コスト]]は[[魔法カード]]。~ [[除外]]を利用した[[コンボ]]は困難であるため、[[効果]]を利用した後の[[永続カード]]を[[コスト]]にするなどして消費を抑えると良い。~ (1)の[[対象]][[耐性]]先は[[魔法カード]]。~ 有効に働く機会は多くないため、基本的にはオマケとなる~ (2)の[[トリガー]]は[[罠カード]]であり、固有[[効果]]は、2枚の[[ドロー]]。~ [[相手]]に干渉できないため、[[除去]]を受けた際の保険という意味合いが強い。~ 消費の多いこの[[デッキ]]で[[ドロー]][[効果]]は有用であり、切り返しなどに繋げられる。~ (3)の回収先は[[モンスター]]。~ [[除外]]される頻度が高いため、状況に応じた選択も期待できる。~ もっとも、[[トリガー]]が[[相手]]依存であるため、基本は牽制や保険となる。~ --[[《ミュートリアル・アームズ》]]([[炎属性]]・[[機械族]])~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]での[[特殊召喚]]時の[[除外]][[コスト]]は[[罠カード]]。~ [[罠カード]]の性質上、[[効果]]を利用してから[[除外]]という流れが行いにくいため、[[《被検体ミュートリアST−46》]]で[[サーチ]]するなどして[[ディスアドバンテージ]]を軽減したい。~ (1)の[[対象]][[耐性]]先は[[罠カード]]。~ [[攻撃力]]の高さや(2)の[[効果]]から[[アタッカー]]として使い易いため、妨害を防げるこの[[効果]]は有用。~ (2)の[[トリガー]]は[[モンスター]]であり、固有[[効果]]は、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[対象にとる>対象をとる(指定する)効果]][[除外]]。~ [[トリガー]]とした[[モンスター]]以外も[[除外]]できるため、狙った[[モンスター]]の[[除去]]は行い易い。~ [[効果]]を[[無効]]にはしないため、道連れにするだけにならないよう、汎用[[メタカード]]を併用すると良いだろう。~ (3)の回収先は[[魔法カード]]。~ [[《ミュートリア反射作用》]]が自己[[除外]][[コスト]]を伴ったミュートリアルの[[特殊召喚]][[効果]]を持つため、回収機会が多くなるだろう。~ [[ステータス]]の高さや[[耐性]]から、他のミュートリアルと比べて[[発動]]機会は少なくなりがちなので、利用できればラッキー程度の認識で良い。~ ―[[除外]]を[[トリガー]]にできる[[モンスター]]~ [[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]との[[シナジー]]がある。~ -[[《ネメシス・キーストーン》]]・[[《背護衛》]]~ [[除外]]された[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[手札]]に回収できるので、[[効果]][[コスト]]として繰り返し利用できる。~ 基本的には自己[[特殊召喚]]できる前者が優先されるが、[[カード名]]を指定した[[発動]]制限があるので、1[[ターン]]に複数回利用するために併用するのも手。~ -[[《ジャイアント・レックス》]]~ [[除外]]されれば即座に[[特殊召喚]]されるため、展開手段として利用できる。~ [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]として十分な[[攻撃力]]を持つため、露払いや追撃要員として働ける。~ -[[《不知火の宮司》]]~ [[除外]]された場合に、[[相手]]の[[表側表示]][[カード]]を[[破壊]]できる。~ この[[デッキ]]は能動的な[[除去]]が少ないため有用であり、[[《被検体ミュートリアGB−88》]]を用いれば[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]可能。~ -[[《死眼の伝霊−プシュコポンポス》]]~ [[除外]]された次の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[帰還]]し、[[相手]]の[[墓地]]の状況に応じた[[効果]]を[[適用]]する。~ [[相手]]の[[フィールド]]・[[墓地]]の[[リソース]]を削ることができ、展開妨害などに繋がる。~ 有効に機能するかが[[相手]]依存である・多くの場合即座に[[除外]]されてしまうため[[コスト]]としての再利用が難しいなど、癖のある[[カード]]なので採用するなら明確な役目を設定しておくべきだろう。~ ―その他の[[モンスター]]~ -[[《ネメシス・コリドー》]]~ [[除外]]を多用するので[[特殊召喚]]は容易であり、[[《超雷龍−サンダー・ドラゴン》]]へ繋げられる。~ ミュートリアルを[[戻せば>戻す]]、[[リクルート]]先の補充にもなる。~ -[[《サイレント・ウォビー》]]~ 単独で[[送りつけ]]られ、そのまま[[相手]][[フィールド]]で[[効果]]を[[発動]]するため、[[《フュージョン・ミュートリアス》]]の追加[[効果]][[適用]]条件を能動的に満たせる。~ [[ライフ回復]]も、[[《変異体ミュートリア》]]による消費を取り戻せる点で[[シナジー]]する。~ 反面、[[相手]]に[[ドロー]]を許すので、採用する場合は細心の妨害対策が必要となる。~ -[[《ファントム・オブ・カオス》]]~ [[ミュートリア]]を[[コピー]]すれば、[[メインデッキ]]に存在しない「[[闇属性]]の[[ミュートリア]]」になるため、[[《シンセシス・ミュートリアス》]]の[[融合素材]]として利用可能となる。~ [[《ミュートリアスの産声》]]ならば、[[コピー]]時に[[除外]]した[[ミュートリア]]を[[融合素材]]にできるため無駄が無い。~ -[[《孤高除獣》]]~ 序盤では[[《被検体ミュートリアGB−88》]]や[[《ミュートリア進化研究所》]]の対象作り、終盤では[[ミュートリア]]の回収役として活躍でき、[[《孤高除獣》]]自身を[[コスト]]にした場合も[[《ミュートリアル・ビースト》]]を[[除外]]ゾーンに呼び出せるため、腐る心配が少ない。~ 特に[[《ミュートリア進化研究所》]]と下級[[ミュートリア]]とこの[[カード]]が[[手札]]に揃っている状況なら、事実上[[デッキ]]から好きな下級[[ミュートリア]]を[[特殊召喚]]できる。~ また、[[コスト]]で[[除外]]し被[[破壊]]時に回収するため、この[[カード]]を[[無効]]にし[[破壊]]された場合も[[コスト]]に使った[[カード]]は回収でき、[[《フュージョン・ミュートリアス》]]があれば後半の[[効果]]が使えるようになるため、損失を大きく軽減できる。~ この点から、下級[[ミュートリア]]が弱点とする[[手札誘発]]や[[カウンター罠]]に強いのも当[[デッキ]]では重要なポイント。~ -[[下級>下級モンスター]][[P.U.N.K.]]~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]と[[種族]]サポートを共有でき、ミュートリアルと共に[[《Uk−P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン》]]へ繋げられる。~ その際、[[《被検体ミュートリアST−46》]]が[[フィールド]]・[[墓地]]に存在すれば[[バウンス]]枚数の増加に貢献できる。~ それぞれの特長は以下の通り。~ --[[《Uk−P.U.N.K.娑楽斎》]]~ [[相手]][[ターン]]に[[シンクロ召喚]]することで、展開妨害や[[除去]]回避が可能。~ --[[《Ga−P.U.N.K.ワゴン》]]~ [[魔法カード]]を[[サーチ]]でき、[[《Ga−P.U.N.K.ワイルド・ピッキング》]]を利用すれば[[除去]][[カード]]として活躍できる。~ --[[《Jo−P.U.N.K.Mme.スパイダー》]]~ [[罠カード]]を[[サーチ]]でき、[[モンスター効果]][[無効]]や[[除去]]へ繋げられる。~ --[[《No−P.U.N.K.セアミン》]]~ [[レベル]]8[[P.U.N.K.]]を[[サーチ]]してそのまま[[特殊召喚]]できるので、ミュートリアルと共に[[ランク]]8へ繋げ易い。~ -[[《幽鬼うさぎ》]]~ [[汎用性]]の高い[[サイキック族]][[チューナー]]であり、[[手札]]に来ても[[腐り>腐る]]にくく、[[《緊急テレポート》]]の[[リクルート]]先として[[下級]][[ミュートリア]]と使い分けられる。~ [[最上級]][[ミュートリア]]と共に[[シンクロ素材]]にすれば[[《サイコ・エンド・パニッシャー》]]の[[シンクロ召喚]]が可能。~ ***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ―[[ミュートリア]]~ -[[《シンセシス・ミュートリアス》]]([[水属性]]・[[サイキック族]])~ [[融合素材]]は[[属性]]の異なる[[ミュートリア]]2体。~ 基本的には[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]とミュートリアルで[[融合召喚]]することになるだろう。~ (1)は[[融合召喚に成功した]]時の、[[フィールドのカード]]の[[破壊]]。~ [[ミュートリア]]の中では唯一の、[[カードの種類]]を選ばない能動的な[[除去]]であり、重要な[[効果]]と言える。~ [[《ミュートリアスの産声》]]を用いれば[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できるため、妨害にも[[制圧]]にも利用可能。~ (2)は、[[相手]]の[[効果発動時]]、その[[カードの種類]]と同じ[[相手]][[カード]]の[[効果を受けなく>効果を受けない]]なる[[効果]]。~ [[除去]]に対して強く出られ、[[自分]][[カード]]による[[強化]]を阻害しないので、心許ない[[ステータス]]を補助できる[[《ミュートリア進化研究所》]]とも相性が良い。~ (3)は、[[相手]]によって[[破壊された]]場合の、[[除外]]ゾーンの[[ミュートリア]]の回収。~ [[ミュートリア]]を[[除外]]する機会は多いので選択肢は作り易く、[[融合召喚]][[カード]]を回収すれば[[同名カード]]の展開へ繋げられる。~ -[[《究極体ミュートリアス》]]([[闇属性]]・[[サイキック族]])~ [[融合素材]]は[[レベル]]8以上の[[ミュートリア]]3体。~ 非常に[[重い]]ため、追加[[効果]]を[[適用]]しての[[《フュージョン・ミュートリアス》]]、積極的[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]・[[除外]]からの[[《ミュートリアスの産声》]]が基本的な[[融合召喚]]手段となる。~ (1)は、[[効果発動時]]、同じ[[種類のカード>カードの種類]]の[[ミュートリア]]を[[除外]]することによる、[[発動]][[無効]]および[[除外]]。~ [[コスト]]は[[手札]]・[[墓地]]・[[フィールド]]の[[表側表示]][[カード]]から選べるため、なるべく[[墓地]]から[[除外]]して消費を抑えたい。~ [[無効]]に加えて[[除外]]するため[[除去]]性能は高く、[[ステータス]]の高さも相まって[[制圧]]を狙える。~ (2)は、[[相手]]によって[[破壊された]]場合の、[[除外]]ゾーンの[[ミュートリア]]を3種類まで回収できる[[効果]]。~ この[[カード]]を[[融合召喚]]するまでの過程で[[除外]]を多用しているはずなので、複数回収は難しくない。~ 再展開するのに有用な[[効果]]だが、[[破壊]]以外の[[除去]]には無力なので、基本はオマケと捉えて勝負を決めに行くべきだろう。~ ―[[エクシーズモンスター]]~ -[[ランク]]8~ [[《被検体ミュートリアM−05》]]で[[《変異体ミュートリア》]]を[[サーチ]]することで、ミュートリアル2体を1[[ターン]]で並べられるため候補となる。~ --[[《宵星の機神ディンギルス》]]~ 不足している[[対象をとらない>対象をとらない効果]][[除去]]が可能のほか、ミュートリアルを守ることで各々の(2)によって[[アドバンテージ]]を稼ぎ易くなる。~ [[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]&[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]へも繋ぎ易く、[[全体除去]]と高い[[攻撃力]]によって[[制圧]]にも切り返しにも使える。~ --[[《真血公ヴァンパイア》]]~ 戦術的に無理なく入る[[コントロール奪取]]と相性が良く、[[レベル]]を持つ[[モンスター]]を[[除去]]しつつこの[[カード]]を出せる。~ (1)によってある程度の場持ちは期待でき、(2)で[[墓地アドバンテージ]]を稼ぐことで[[《ミュートリアスの産声》]]などによる[[墓地融合]]へ繋げられる。~ ―[[シンクロモンスター]]~ -[[《サイコ・エンド・パニッシャー》]]~ [[レベル]]3の[[チューナー]]と[[レベル]]8の[[ミュートリアル>ミュートリア]]で[[シンクロ召喚]]が可能で、[[P.U.N.K.]]や[[《幽鬼うさぎ》]]等[[《緊急テレポート》]]に対応する[[レベル]]3の[[サイキック族]][[チューナー]]を採用していれば狙いやすい。~ [[ライフコスト]]が必要な[[《変異体ミュートリア》]]と相性がよく[[耐性]]を得やすい他、[[除去]][[効果]]の[[コスト]]も[[ミュートリア]]の豊富な[[除外]]ゾーンを利用する[[サポートカード]]に活かす事ができる。~ 自身も[[サイキック族]]のため、特に[[除外]]に関連した[[サイキック族]][[サポートカード]]を共有できるのも利点。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] ―[[ミュートリア]]~ -[[《フュージョン・ミュートリアス》]]~ [[融合素材]]を[[除外]]してミュートリアスを[[融合召喚]]できる[[通常魔法]]。~ 通常は[[手札]]・[[フィールド]]からだが、[[相手]]が[[カードの効果]]を[[発動]]していれば、[[デッキ]]・[[墓地]]からも[[融合素材]]にできる。~ ミュートリアスは[[融合素材]]が[[重い]]ため、なるべく追加[[効果]]による消費軽減を狙いたい。~ [[相手]]からの展開妨害に対して、[[効果]]のみを[[無効]]にする[[《墓穴の指名者》]]や[[《禁じられた聖杯》]]などで対処しつつ、この[[カード]]を[[発動]]できれば理想的。~ -[[《ミュートリア反射作用》]]~ [[レベル]]8以上の[[ミュートリア]]限定の[[装備魔法]]。~ (1)は、[[特殊召喚]]されている[[モンスター]]への[[攻撃]]時にその[[モンスター]]を[[除外]]できる[[効果]]。~ 能動的かつ[[対象をとらない>対象をとらない効果]][[除去]]であり、この[[デッキ]]では有効に働ける。~ [[相手]][[ターン]]には無力のため基本的には使い切りと考え、(2)や[[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]にしてしまうと良い。~ (2)は、[[装備モンスター]]と[[属性]]が異なるミュートリアルの[[手札]]・[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]。~ 単独では[[アドバンテージ]]にならないため、盤面や[[相手]]の戦術に有効なミュートリアルを出すことで優位に立つよう心掛けたい。~ -[[《ミュートリア進化研究所》]]~ (1)は[[カードの発動]]時、[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]を[[手札]]・[[除外]]ゾーンから[[特殊召喚]]する[[効果]]。~ [[除外]]方法は豊富のため狙い易く、そのままミュートリアルの[[特殊召喚]]へ繋げられる。~ (2)の[[全体強化]]は微量だが自然と[[適用]]でき、[[《ミュートリアル・ビースト》]]や[[《シンセシス・ミュートリアス》]]の若干心許ない[[攻撃力]]を補強してくれる。~ (3)の[[手札交換]]は、[[戻した>戻す]][[カード]]を即座に[[ドロー]]することが無いため使い易く、[[リクルート]]したいミュートリアルを[[戻す]]ことで[[アドバンテージ]]ともなる。~ -[[《ミュートリアスの産声》]]~ [[自分]]の[[フィールド]]・[[墓地]]・[[除外]]ゾーンから[[融合素材]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]てミュートリアスを[[融合召喚]]できる[[通常罠]]。~ [[ミュートリア]]は[[墓地]]・[[除外]]ゾーンに溜まり易いため消費を抑え易く、ミュートリアルならば[[リクルート]]先の補充ともなる。~ [[メインフェイズ]]限定だが[[フリーチェーン]]のため、[[《シンセシス・ミュートリアス》]]の[[除去]]へ繋げることで[[相手]]の妨害が可能。~ -[[《ミュートリア連鎖応動》]]~ (1)は[[カードの発動]]時、[[墓地]]の[[ミュートリア]][[モンスター]]を[[除外]]し、[[相手]][[モンスター]]の[[効果]][[無効]]化できる。~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]が[[墓地]]に溜まり易いので[[発動]]し易く、妨害手段として有用。~ [[《ミュートリアル・アームズ》]]とは相性が良く、あちらの(2)の[[無効]]にできない点をこの[[効果]]で、こちらの[[除去]]できない点をあちらの[[除外]]でカバーし合える。~ (2)は[[レベル]]8以上のミュートリアが[[戦闘破壊]]した時の[[ドロー]]。~ 条件となる[[モンスター]]はメイン[[アタッカー]]のため狙い易く、[[効果]][[コスト]]などによる消費を取り返せる。~ -[[《ミュートリア超個体系》]]~ (1)は[[カードの発動]]時の、[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[サーチ]]・[[リクルート]]。~ 展開の軸を確保できるため、そのままミュートリアルなどへ繋げられる。~ また、[[《被検体ミュートリアGB−88》]]を[[リクルート]]できる貴重な手段であり、あちらの(2)の[[トリガー]]を満たせる。~ (2)は[[レベル]]8以上の[[ミュートリア]]の[[効果破壊]]の[[身代わり]]。~ 展開のための消費が大きいため、即座に[[除去]]されることによる多大な[[ディスアドバンテージ]]を回避できるのは[[メリット]]。~ [[自分]]の[[カード]]に対しても[[適用]]できるので、[[《ブラック・ホール》]]や[[《激流葬》]]などの汎用[[全体除去]]とも[[シナジー]]する。~ ―その他の[[魔法・罠カード]]~ [[ミュートリア]]の[[除外]][[コスト]]には[[表側表示]]の[[カード]]全般を利用できるため、[[フィールド魔法]]、[[永続魔法]]、[[永続罠]]は優先的に採用候補となる。~ -[[《緊急テレポート》]]~ [[《被検体ミュートリアGB−88》]]以外の[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]を[[特殊召喚]]でき、ミュートリアルへ繋げられる。~ [[《被検体ミュートリアM−05》]]・[[《被検体ミュートリアST−46》]]なら[[サーチ]]もでき、[[回転]]に大きく貢献できる。~ -[[《サイコパス》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]を2体まで[[除外]]ゾーンから回収できる。~ [[効果]][[コスト]]や[[融合素材]]として使い易くなり、息切れを防げる。~ -[[《チキンレース》]]~ [[ドロー]]後に[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]で[[除外]]すれば、[[戦闘ダメージ]]を与えられるようになり、[[相手]]に利用される心配も無くなる。~ [[《ミュートリア進化研究所》]]のための[[フィールド魔法]]サポートを共有でき、[[腐る]]リスクを軽減できる。~ -[[《スキルドレイン》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[特殊召喚]]は[[墓地]][[効果]]のため影響下にあっても使用でき、[[最上級>最上級モンスター]][[ミュートリア]]は[[発動]]時の[[コスト]]として[[《スキルドレイン》]]自体を[[除外]]すれば[[無効]]化されず、総じて影響を受けにくい。~ 任意のタイミングで解除できることから、この[[デッキ]]では取り回しの良い[[メタカード]]となりうる。~ -[[《サモンリミッター》]]・[[《サモン・ゲート》]]・[[《サモンブレーカー》]]~ 展開を封じる[[永続罠]]・[[フィールド魔法]]。~ あまり多数の[[特殊召喚]]を行わず、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]する手段もあるこの[[デッキ]]なら比較的ムリなく採用できる。~ それでも多少の影響は受けてしまうので、邪魔になったら[[ミュートリア]]の[[コスト]]に充ててしまおう。~ -[[《精神操作》]]・[[《大捕り物》]]~ [[コントロール奪取]]から[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]にすることで、再利用されにくい[[除去]]とできる。~ [[縛り]]の緩い[[リンクモンスター]]を採用しておけば、消費を抑えた展開ができて戦術が広がる。~ -[[《三戦の才》]]~ [[自分]][[メインフェイズ]]に[[相手]]が[[モンスター効果の発動]]をしている場合と、[[《フュージョン・ミュートリアス》]]の追加[[効果]][[適用]]に近い[[発動条件]]を持つ。~ あちらのサポート用[[カード]]を採用していれば共用でき、[[手札誘発]]などの存在から単体でも[[発動]]は十分狙える。~ [[効果]]はいずれも[[汎用性]]が高いため、大きく[[アドバンテージ]]を得られる。~ -[[《魂吸収》]]~ [[除外]]を頻繁に行うため継続的な[[回復]]が見込め、[[《変異体ミュートリア》]]による[[ライフポイント]]の消費を補える。~ [[永続魔法]]であるため、[[《ミュートリアル・ミスト》]]を[[特殊召喚]]するための[[コスト]]としても利用し易い。~ -[[《強化蘇生》]]~ [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]を[[蘇生]]できる。~ [[蘇生]]先が[[リリース]]された場合は[[自壊]]しないので、[[コスト]]として利用し易い。~ -[[《センサー万別》]]~ ミュートリアルは[[種族]]がバラバラで[[サイキック族]]でもないため、[[自分]]への制限は抑え易い。~ ミュートリアスが存在する場合に[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]が出せなくなるなどの欠点はあるが、[[コスト]]にしてしまえばいいので対応はし易い。~ -[[相剣]][[罠カード]]~ [[除外]]された場合に[[チューナー]]の[[相剣トークン]]を[[特殊召喚]]できるため、[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]にすれば[[レベル]]12の[[シンクロモンスター]]へ繋がる。~ [[《炎斬機ファイナルシグマ》]]なら[[耐性]]によって戦線維持し易く、[[戦闘ダメージ]]倍化による[[フィニッシャー]]としても扱える。~ [[《B・F−決戦のビッグ・バリスタ》]]ならば、能動的な[[除去]]がしにくいこの[[デッキ]]が苦手とする[[壁]]と相対しても、[[貫通]]によって膠着状態になることを防げる。~ [[《超重天神マスラ−O》]]は4000の[[アタッカー]]兼[[壁]]となり、[[ドロー]]による消費回復や[[魔法・罠カード]]の[[発動]]牽制も狙える。~ [[《赫聖の妖騎士》]]は互いの展開に乗じた[[全体強化]]と[[効果]]の[[無効]]化により戦線の安定化が見込める。~ 一方、[[相剣トークン]]は[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]][[コスト]]にできず、[[エクストラデッキ]]への制限も発生するため、処理する方法は他にも用意しておくほうが良い。~ -[[《デトネーション・コード》]]~ [[フィールド]]から[[除外]]する必要があるが、使い減りしない[[コスト]]として利用可能。~ それ以外の[[シナジー]]は乏しいので、採用候補となるのは[[《ミュートリアル・アームズ》]]を重視した構築に限られるだろう。~ **戦術 [#strategy] [[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]の[[効果]]により、[[相手]]の戦術に合わせたミュートリアルを[[特殊召喚]]して戦線形成し、最終的にはミュートリアスを[[融合召喚]]して勝負を決める。~ ミュートリアルの[[対象]][[耐性]]・[[相手]]の[[効果の発動]]を[[トリガー]]とした[[除去]]や[[カウンター>カウンター#top3]]・[[破壊された]]場合の[[サルベージ]]を活用することで、[[相手]]の動きをいなしつつ継続的に[[アドバンテージ]]を得ていく。~ //**[[デッキ]]の種類 [#decktype] //***《カード名》軸 [#decktype1] //特定のカードを軸とする場合。 //**[[デッキ]]の派生 [#variation] //***【】[#variation1] //特定の種族や属性、コンセプトへ派生する場合。 //また、他のデッキと混合する場合。 **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[アタッカー]]となるミュートリアルやミュートリアスの[[効果]]は[[相手]]依存の部分が多いため、能動的に動くことが難しい。~ 展開のための[[カード]]消費も大きいため、[[相手]]の動きをきちんと見切らなければ、[[ディスアドバンテージ]]を取り返せず動けなくなってしまう。~ また、[[下級>下級モンスター]][[ミュートリア]]が[[手札誘発]]に弱く、[[無効]]にされると一気に消耗してしまうばかりか戦線形成もできず、そのまま敗北しかねない。~ //**この[[デッキ]]の歴史 [#history] //カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる //**サンプルレシピ [#sample] **代表的なカード [#keycard] -[[《被検体ミュートリアM−05》]] -[[《シンセシス・ミュートリアス》]] -[[《究極体ミュートリアス》]] -[[《フュージョン・ミュートリアス》]] **関連リンク [#link] -[[ミュートリア]] -[[【正規融合】]] -[[デッキ集]]