*【メタビート】 [#f11155d7] #contents **[[デッキ]]の概要 [#zc839fef] [[環境]]に存在する[[主流デッキ]]を徹底的に[[対策>メタ]]した[[デッキ]]。~ 形式や具体的な定義は特に決まっておらず、【メタビート】というのはデッキの名称ではなく概念的な意味合いが強い。~ [[相手]]（又は[[お互い]]）の複数のカードに影響を及ぼす[[永続効果]][[モンスター]]や[[永続カード]]が投入されるのが最大の特徴。~ 「流行している[[デッキ]]の長所」を消すためのカードを搭載することで、流行のデッキに[[対抗>メタ]]するという実戦向きの[[デッキ]]と言える。~ このデッキの代名詞と言えるカードとして[[《王宮の弾圧》]]がよく挙げられ、それを投入したデッキは全て【メタビート】と扱われる事があった。~ しかし、[[11/09/01>禁止・制限カード/2011年9月1日]]でついに[[禁止カード]]に指定されたため、[[メタ]]の力は弱体化した。~ 《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》 効果モンスター 星４/光属性/雷族/攻1900/守 800 このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、 お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。 また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、 相手モンスター１体の特殊召喚を無効にし破壊する。 《王宮の弾圧/Royal Oppression》 永続罠(禁止カード) ８００ライフポイントを払う。 モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし、 そのカードを破壊する。 この効果は相手プレイヤーも使用する事ができる。 **歴史 [#h20d6039] 第五期終盤から[[【シンクロ召喚】]]・[[【ダムドビート】]]・[[【剣闘獣】]]・[[【ライトロード】]]といった速攻性の高い強力な[[デッキ]]が流行し始めた。~ これらは[[特殊召喚]]・[[モンスター効果]]、[[墓地リソース]]利用への依存度が高く、この対策をするだけで有利に[[デュエル]]を進められる。~ 特に[[特殊召喚]]を対策すれば、上記の[[デッキ]]の速度を遅らせることができるため、それほど速くない[[ビートダウン]]でも対抗がしやすい。~ ジャンルが確立されてからは、[[属性]]・[[種族]]に特化したタイプの[[デッキ]]も登場し、【メタビート】と括ることのできる[[デッキ]]は多岐に渡るようになった。~ -【メタビート】という名称が広まる前から、[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[《閃光の追放者》]]、[[《王宮の弾圧》]]等で流行の[[デッキ]]を[[対策>メタ]]したデッキは存在していた。~ 第６期から[[シンクロ召喚]]が登場したことで「[[特殊召喚]]対策」の重要度は増したが、かつては「[[墓地]]利用対策」の重要度が高い[[環境]]だった。~ 「[[閃光>《閃光の追放者》]]会」と呼ばれた2006年度[[選考会]]では、[[《閃光の追放者》]]や[[《霊滅術師 カイクウ》]]、[[《王宮の弾圧》]]を搭載した[[【除去ガジェット】]]や[[【カオス】]]がベスト４の実績を残している。~ また、第３・４期頃にも[[【カオス】]]や[[【変異カオス】]]に[[対抗>メタ]]した[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[《王虎ワンフー》]]、[[《王宮の弾圧》]]を採用した[[【ノーカオス】]]が存在した。~ //[[特殊召喚]][[メタ]]、[[モンスター除去]]・[[戦闘]]補助カードを何枚も採用するため、[[相手]]が[[上級モンスター]]を出せる可能性は低く、[[下級モンスター]]の[[ビートダウン]]で押さえ込める。~ **[[デッキ]]構築に際して [#w834c84d] この[[デッキ]]は[[環境]]に多い[[主流デッキ]]を[[対策>メタ]]する[[デッキ]]である。~ [[自分]]の出場する大会の[[環境]]を予測し、その流行を読んだ上で構築することが特に重要である。~ この[[デッキ]]特有の長所と言えるカードは少なく、「流行のデッキの長所を消す」ことで勝つ[[デッキ]]であるため、遊び要素は少なくなる。~ また、[[メタ]]というものが存在する大会向きの[[デッキ]]であり、フリーでの対戦には向いていない。~ [[対策>メタ]]が[[刺さる]][[相手]]なら別であるが、大会では滅多に見られない[[デッキ]]に敗北する事もある。~ ***永続系[[メタカード]] [#kd2639c5] [[相手]]の行動を制限するために、以下のような対策カードを採用する。~ 対策には使い捨てにならない[[モンスターカード]]や[[永続カード]]が望ましい。~ -[[モンスターカード]]（[[メタ]][[モンスター]]） --[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]、[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]/[[特殊召喚]]対策 //--各種[[結界像]]/[[特殊召喚]]対策 --[[《Ａ・Ｏ・Ｊ Ｄ.Ｄ.チェッカー》]]、[[《Ａ・Ｏ・Ｊ コアデストロイ》]]、[[《聖なるあかり》]]/[[属性]][[メタ]] --[[《王虎ワンフー》]]/低[[攻撃力]][[モンスター]]の[[召喚]]・[[特殊召喚]]封じ --[[《霊滅術師 カイクウ》]]/[[墓地]]利用（[[墓地]][[除外]]）対策 --[[《閃光の追放者》]]/[[墓地]]利用対策 --[[《ライオウ》]]/[[サーチ]]、（[[チェーンブロック]]を作らない）[[特殊召喚]]対策 -[[魔法・罠カード]] --[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]/[[蘇生]]、[[サルベージ]]、[[墓地]][[除外]]対策 --[[《次元の裂け目》]]/[[墓地]]利用対策 --[[《魔法族の里》]]/[[魔法カード]]対策 --[[《王宮の弾圧》]]/[[特殊召喚]]（[[ダメージステップ]]以外）対策 --[[《マクロコスモス》]]/[[墓地]]利用対策 --[[《スキルドレイン》]]/[[効果モンスター]]（[[永続効果]]、[[リバース効果]]、その他[[フィールド]]上で[[発動]]する[[効果]]）対策 //--[[《生贄封じの仮面》]]/[[リリース]]（[[アドバンス召喚]]、[[射出]]）対策 --[[《閃光を吸い込むマジック・ミラー》]]、[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]/[[属性]][[メタ]] --[[《群雄割拠》]]、[[《御前試合》]]/[[種族]]・[[属性]]縛りによる間接的な展開対策 ***使い捨て[[メタカード]] [#wb874d1f] [[フィールド]]に残り続けることは難しいが、ピンポイントで対策になるカード。~ [[汎用性]]の高いカードが多いため、【メタビート】以外でもよく使われる。~ -[[モンスターカード]] --[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]/[[効果モンスター]]（[[チェーン]]に乗る[[効果]]）対策 --[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]/[[墓地]]利用対策 --[[《エフェクト・ヴェーラー》]]/[[効果モンスター]]（[[フィールド]][[発動]]・[[適用]]）対策 --[[岩石族]][[コアキメイル]]/各種[[効果]]対策 --[[《魔導戦士 ブレイカー》]]/[[永続カード]]対策 -[[魔法・罠カード]] --[[《禁じられた聖杯》]]/[[効果モンスター]]対策 --[[《抹殺の使徒》]]/[[裏側守備表示]]・[[リバース効果]]対策 --各種[[カウンター罠]]/[[召喚]]行為・[[効果]]対策 --[[《異次元グランド》]]/一時的な[[墓地]]利用対策、自分の[[墓地]]利用と共存 --[[《連鎖除外》]]/低[[攻撃力]]対策 //***[[モンスター除去]]・[[戦闘]]補助 [#jfea464f] //-[[モンスター除去]]：[[《地砕き》]]・[[《地割れ》]]・[[《奈落の落とし穴》]]・[[《次元幽閉》]]・[[《強制脱出装置》]]・[[《抹殺の使徒》]]・[[《シールドクラッシュ》]]・[[《神の宣告》]]・[[《神の警告》]] //-[[戦闘]]補助：[[《収縮》]]・[[《銀幕の鏡壁》]]・[[《強者の苦痛》]]・[[《月の書》]]・[[《エネミーコントローラー》]]・[[《オネスト》]] **ひな型 [#p2331ffc] 【メタビート】の中でも、何を対策するのかによって[[メタカード]]の種類が異なるため、採用カードはガラリと変わる。~ 大きく分けるならば【メタビート】には、３つのひな型がある。~ ***[[墓地]]封殺型 [#ne26f4db] 一つ目は、[[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]を採用した[[【次元ビートダウン】]]から派生したタイプ。~ [[墓地]]利用を中心に対策し、[[【ダムドビート】]]や[[【ライトロード】]]、[[【アンデット族】]]等に強い。~ 相性の良いモンスターとして[[《異次元の生還者》]]や[[《ガーディアン・エアトス》]]等が採用される。~ [[除外]]に[[耐性]]があったり、[[除外アドバンテージ]]を利用したり、[[墓地]]が肥えていない時に真価を発揮する[[モンスター]]が主に活躍する。~ また、[[フィールド]]上で[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]]も問題なく活躍できる。~ ***[[効果]]封殺型 [#u3102d73] 二つ目は、[[《スキルドレイン》]]や[[《禁じられた聖杯》]]を採用した[[【スキルドレイン】]]から派生したタイプ。~ [[フィールド]]で[[発動]]する[[起動効果]]や[[リバース効果]]、[[誘発効果]]、そして[[永続効果]]を主に対策する。~ 相性の良い[[モンスター]]として[[《ライオウ》]]や[[《神獣王バルバロス》]]等が採用される。~ [[デッキ]]の特性上[[《王虎ワンフー》]]や[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]などの[[カード]]は相性が悪いので注意。~ [[墓地]]利用、[[リリース]]、[[フィールド]]上で[[デメリット]]となる[[効果]]をもつ[[モンスター]]が主に活躍する。~ ***[[特殊召喚]]封殺型 [#w2b01397] 三つめは、[[メタ]]効果を持つ[[モンスター]]や[[《王宮の弾圧》]]を採用したタイプ。~ 相性の良い[[モンスター]]として[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]や[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]、[[《王虎ワンフー》]]等が採用される。~ [[フィールド]]に[[表側表示]]で存在し続けることで、[[相手]]の展開を阻害しつつ、こちらからビートして行く。~ [[メタ]][[モンスター]]の[[属性]]・[[種族]]を生かしたタイプもあるため、上記よりも、バリエーションが多い。~ ***各種デッキタイプの相性・複合 [#kded5d46] また、これらの【メタビート】にも相性が存在するため、[[ミラーマッチ]]であってもあっさり決着する場合もある。~ [[《次元の裂け目》]]軸は[[《スキルドレイン》]]軸に強く、[[《スキルドレイン》]]軸は[[メタ]][[モンスター]]軸に強く、[[メタ]][[モンスター]]軸は[[《次元の裂け目》]]軸に強い。~ [[《次元の裂け目》]]は[[《ライオウ》]]に刺さり、[[《スキルドレイン》]]は[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]に刺さり、[[《王宮の弾圧》]]は[[《異次元の生還者》]]に刺さる。~ [[【スキドレ次元】>【次元ビートダウン】]]など上記の型を折衷したデッキも存在するように、デッキ構成によってはこの限りではないが、相性による得手・不得手が多少存在しているのである。~ **[[デッキ]]の派生[#f6543ae1] ***[[《王虎ワンフー》]]軸 [#f0ff3e1c] [[《王虎ワンフー》]]と[[《強者の苦痛》]]の[[コンボ]]を採用したデッキタイプ。~ 【苦痛ワンフー】【弾圧苦痛ワンフー】などとも呼ばれる。~ [[《クレボンス》]]・[[《ゾンビキャリア》]]を始めとする[[チューナー]][[モンスター]]は基本的に[[攻撃力]]が低い傾向にあるので[[《王虎ワンフー》]]を[[召喚]]しておくだけでも[[【シンクロ召喚】]]に対する大きな抑止力となる。~ 更に[[《強者の苦痛》]]を[[発動]]すれば、[[《王虎ワンフー》]]を[[戦闘破壊]]できる[[下級モンスター]]は非常に少なくなる。~ しかし、[[《強者の苦痛》]]は[[《奈落の落とし穴》]]との相性が悪いため、採用を見送っても構わない。~ ***[[光属性]]軸[#y2t2gafw] [[光属性]][[モンスター]]を中心としたデッキタイプ。~ [[《オネスト》]]による[[戦闘]]補助と、[[属性]]を統一することで[[《御前試合》]]を採用できるのが最大の利点。~ [[《ライオウ》]]もあるので、[[相手]]の戦術を封じるのはさほど難しくない。~ [[壁]][[モンスター]]に対抗できる[[《忍者マスター ＳＡＳＵＫＥ》]]も優秀。~ [[《閃光の追放者》]]は[[《オネスト》]]と併用できないため、投入しない[[デッキ]]が多い。~ [[《オネスト》]]との相性の良い[[《白い泥棒》]]を入れることで相手の手札を削り取ることも出来るので採用しておいて損はないだろう。~ ちなみに[[《豊穣のアルテミス》]]を採用し、[[カウンター罠]]を多めに投入することで[[【パーミッション】]]寄りにすることもできる。~ ***[[【光アンデ】>【アンデット族】]] [#l8ea18cf] [[《闇竜の黒騎士》]]・[[《邪神機−獄炎》]]を中心とし、[[【アンデット族】]]・[[【スキルドレイン】]]のギミックを採用したデッキタイプ。~ 上記の[[光属性]]軸のギミックの多くが採用できる他、[[《馬頭鬼》]][[《ピラミッド・タートル》]]はどちらも[[墓地]][[発動]]なので[[《スキルドレイン》]]とは相性が良い。~ ***[[【Ｅ・ＨＥＲＯビート】]] [#b0cff4fc] [[《Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオス》]]を中心とする[[光属性]]軸で、【光デュアル】ともいう。~ [[《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》]]・[[《増援》]]・[[《Ｅ−エマージェンシーコール》]]による[[サーチ]]、[[《デュアルスパーク》]]による[[射出]]、[[《ミラクル・フュージョン》]]・[[《ヒーロー・ブラスト》]]での再利用と非常に多くの[[サポートカード]]で[[《Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオス》]]を最大限に利用する。~ [[《デュアルスパーク》]]要員で[[《エヴォルテクター シュバリエ》]]や[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]を採用することも。~ [[墓地]]依存度が高い半面、[[モンスター効果]]に頼る場面が少ないので[[《スキルドレイン》]]も併用できる。~ ***[[【魔法族の里】]] [#r25fec05] [[相手]]の[[魔法カード]]を封じる[[《魔法族の里》]]と[[魔法使い族]]を中心としたタイプ。~ [[魔法使い族]]には[[《魔導戦士 ブレイカー》]]や[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]など[[【メタビート】]]に必要な[[下級]][[アタッカー]]が揃い、優秀な[[墓地]]対策である[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[特殊召喚]]を封じる[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]もまた[[魔法使い族]]である。~ さらに、[[魔法使い族]]を守る[[《魔導騎士 ディフェンダー》]]や1900[[アタッカー]]の[[《クルセイダー・オブ・エンディミオン》]]は[[《昇霊術師 ジョウゲン》]]や[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]と同じく[[光属性]]のため、[[《オネスト》]]のサポートを共有できるのもポイント。~ また、[[《魔法族の里》]]は[[《ダーク・シムルグ》]]や[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ８》]]と違い、[[モンスター効果]]によらない[[ロック]]のため、[[《スキルドレイン》]]とも併用できるので、多彩な[[メタ]][[カード]]を使い分けることができる。~ しかし、[[相手]]が[[魔法使い族]]を出すと[[魔法カード]]の[[ロック]]が解除され、こちらに[[魔法使い族]]がいなくなると[[自分]]が[[魔法カード]]を封じられるという欠点が存在する。~ ***[[【墓守】]] [#o9a806a9] [[墓地]][[メタ]]と[[強化]]を合わせ持つ[[フィールド魔法]][[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]と[[墓守]]による[[ビートダウン]]。~ [[《スキルドレイン》]]とも相性が良く、【メタビート】の中でも優秀なタイプ。~ ***[[【ガジェット】]] [#w92210da] [[ガジェット]]は少ない[[モンスター]]枚数で戦線を維持できるため、大量の[[除去]][[カード]]や[[メタカード]]を詰め込んだ型が活躍した。~ 現在は[[《マシンナーズ・フォートレス》]]や[[《血の代償》]]+[[エクシーズモンスター]]を搭載して打撃力もかなり増している。~ ***[[【ＢＦ】]] [#ta197837] 後期の[[【ＢＦ】]]は全盛期の回転力を失ったが、[[《王宮の弾圧》]]を受けない[[特殊召喚]]の多さが着目され、【メタビート】として活躍するようになる。~ [[《ＢＦ−蒼炎のシュラ》]]や[[《ゴッドバードアタック》]]で[[アドバンテージ]]を取りやすいのが強み。~ ***[[【岩メタビ】>【岩石族】]] [#e4a2687c] [[岩石族]][[モンスター]]を中心としたタイプ。~ [[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]や[[《伝説の柔術家》]]・[[《コアキメイル・ガーディアン》]]といった[[モンスター]]をメインに投入する。~ [[《Ｎ・グラン・モール》]]や[[《カオスポッド》]]も強力な[[メタ]][[効果]]を持つ[[岩石族]]のため、十分採用できる。~ パワー不足なら[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]][[《パワー・ジャイアント》]]を入れてみてもいいだろう。~ また、同じく[[メタ]][[効果]]を持つ[[《虚無魔人》]]や[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]などの[[悪魔族]]を投入すれば、[[《Ｅ−ＨＥＲＯ ダーク・ガイア》]]の[[融合召喚]]も狙える。~ ***[[上級モンスター]]軸 [#ab021315] [[上級]]の[[メタ]][[モンスター]]を中心としたタイプ。~ [[攻撃力]]不足が解消され、[[速攻魔法]]・[[罠カード]]のサポートへの依存は減るが、[[手札事故]]が起きやすいのが難点。~ 採用されるのは[[《虚無魔人》]]・[[《エンド・オブ・アヌビス》]]・[[《霧の王》]]といった[[モンスター]]である。~ [[罠カード]]使用の関係から[[《黄泉ガエル》]]等で[[リリース]]確保するよりは[[《死皇帝の陵墓》]]を採用した方が良い。~ 守ってきた[[下級]][[メタ]][[モンスター]]を[[リリース]]する方法もある。~ ***[[《不死武士》]]軸 [#hf784398] [[《不死武士》]]を軸に据えた[[戦士族]]統一のメタデッキ。~ 何と言っても利点は[[《群雄割拠》]]を始めとした、メタ能力を持つ多様な[[永続罠]]と相性がいいこと。~ 採用できる[[永続罠]]の多さは上記のデッキと比べても圧倒的に多く、群を抜いている。~ 言いかえれば、特にマッチ戦では相手に合わせて自在に有効な[[永続罠]]を投入できるということである。~ [[効果]]そのものを封じられない限りはすべての[[永続罠]]が通用しない[[デッキ]]は殆ど存在せず、【メタビート】が苦手とする「[[メタ]]が効かない[[デッキ]][[相手]]」という状況はほぼ起こらない。~ 【メタビート】でありながら[[特殊召喚]]も用いるので、安定した[[ボード・アドバンテージ]]が稼げるのも大きな特徴。~ また、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ アナザー・ネオス》]]も[[戦士族]]なので、[[《デュアルスパーク》]]や[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]とともに投入するのもあり。~ 詳細は[[【不死武士】]]参照。~ ***[[【カオス】]]軸 [#ab6b19e1] [[光属性]][[モンスター]]と[[闇属性]][[モンスター]]を中心としたデッキタイプ。~ 【カオスメタビ】【カオスメタビート】などとも呼ばれることもある。~ 属性を二つに揃えることで、強力な効果を持つ[[《カオス・ソーサラー》]]を[[特殊召喚]]しやすく、[[ボード・アドバンテージ]]が稼げる。~ [[光属性]]・[[闇属性]]には[[《ライオウ》]]、[[《閃光の追放者》]]、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]、[[《霊滅術師 カイクウ》]]と単体で優秀なモンスターが多いので、[[【スタンダード】]]色が強く、[[《オネスト》]]、[[《闇の誘惑》]]、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]と強力なサポートカードも採用できる。~ [[特殊召喚]]よりなデッキではないため、[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《王宮の弾圧》]]を入れることが可能である。~ 【メタビート】に刺さる[[《王宮のお触れ》]]は、[[《魔導戦士 ブレイカー》]]などを採用して、[[破壊]]していくのがいいだろう。~ **[[デッキ]]の弱点 [#q459fb74] -[[魔法カード]]・[[罠カード]]封じ~ [[《大寒波》]]・[[《ハリケーン》]]などでこれらを封じられると、一発で戦況がひっくり返される恐れがあるため、必ず止めたい。~ [[サイドデッキ]]から[[《砂塵の大竜巻》]]・[[《ツイスター》]]を複数枚投入されると非常に厳しくなることも欠点。~ 特に[[マッチ]]の二試合目以降は警戒すること。~ -[[守備力]]の高い[[モンスター]]や[[戦闘]]で[[破壊されない]][[モンスター]]~ 滅多に出会うことはないだろうが、[[《千年の盾》]]などの[[守備力]]が高い[[モンスター]]を[[壁]]にして[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を揃えるような[[デッキ]]と対戦した場合、自発的な[[モンスター]]の[[除去]]力に乏しいこの[[デッキ]]は何もできずに敗北することもある。~ 現実的な所では、[[【剣闘獣】]]での[[《剣闘獣ホプロムス》]]、[[【ライトロード】]]での[[《ライトロード・プリースト ジェニス》]]・[[《オネスト》]]等が挙げられる。~ [[《マシュマロン》]]や[[《魂を削る死霊》]]といった[[戦闘]]で[[破壊されない]][[モンスター]]を[[相手]]にした場合[[《スキルドレイン》]]などがない限り、この[[デッキ]]で[[除去]]するにはさらに難を極めるので、こういった[[モンスター]]を１体出されるだけでも戦況が硬直する事が多い。~ このような[[カード]]を対策するなら[[《地砕き》]]や[[《シールドクラッシュ》]]といった[[除去]][[カード]]、もしくは[[《エネミーコントローラー》]]などの[[表示形式]]変更系カードの採用を検討するべきだろう。~ -一度[[ディスアドバンテージ]]を負う~ [[ディスアドバンテージ]]を負うのは殆どの[[デッキ]]で不利とされることだが、この[[デッキ]]は[[アドバンテージ]]を得ることができる[[カード]]が殆どないので、一度[[ディスアドバンテージ]]を負うと他の[[デッキ]]以上に逆転が困難となる。~ [[魔法・罠カード]]を伏せすぎて[[《邪神の大災害》]]などを使われると、一気に[[アドバンテージ]]を失い、敗北につながりやすくなる。~ -[[《神の宣告》]]や[[《王宮の弾圧》]]等の使い過ぎ~ [[ライフコスト]]を払いすぎて[[《アマゾネスの剣士》]]や[[《死霊ゾーマ》]]に[[自爆特攻]]されたり、[[《魔法の筒》]]や[[《ディメンション・ウォール》]]を連続で[[発動]]されるだけで致命傷になりかねない。~ -豊富な[[除去]]~ 基本的にこの[[デッキ]]では[[モンスター]]の数は少ない傾向にあるため、[[モンスター]]を[[除去]]され続けると[[モンスター]]切れを起こしやすく、[[除去]]の豊富なデッキは苦手である。~ 特に[[ミラーマッチ]]では互いの引いた[[除去]]の数で勝負が決まると言っても過言では無い。~ -[[手札事故]]~ [[相手]]が[[特殊召喚]]を用いない、[[効果モンスター]]を[[使用]]しない、[[墓地]]利用しない、といった[[デッキ]]の場合はそれぞれに対応する[[メタカード]]が完全に[[腐る]]事も多々ある。~ 基本的にある種の[[デッキ]]との対戦に特化しているため、[[メタ]]外の[[デッキ]]には不利になることが多いことは宿命である。~ また[[手札]]内の[[メタカード]]の範囲が被り、対応範囲外の戦術によって押し切られる事も普通にあり得る。~ また[[マストカウンター]]の見極めが重要であり、ひとつの[[プレイ]]ミスが即敗北につながりかねない非常にシビアな[[デッキ]]でもある。~ **代表的な[[カード]] [#ba16bd04] -[[《ライオウ》]] -[[《王宮の弾圧》]] -[[《次元の裂け目》]] -[[《スキルドレイン》]] **サンプルレシピ [#g568c034] -【メタビート】~ 08.08.30「[[関西最強王決定戦>http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1204]]」２位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1239~ --[[08/09/01での禁止・制限>禁止・制限カード/2008年9月1日]]採用~ -【メタビート】~ 08.08.30「[[関西最強王決定戦>http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1204]]」３位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1240~ --同じく[[08/09/01での禁止・制限>禁止・制限カード/2008年9月1日]]採用~ -【メタビート】~ 08.10.20 ジャック∞ポット遊戯王公認大会３位~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1269~ -【メタビート】~ 2008年度西日本代表最終選考会ベスト16~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1156~ -【メタビート】~ 2008年度西日本代表最終選考会ベスト32進出~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1117~ -【メタビート】~ 2008年度西日本代表最終選考会ベスト64進出~ http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=1133 -【メタビート】~ 10.08.07 Yu-Gi-Oh! Championship Series Gen Con Indy 優勝~ http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=1053 **関連リンク [#gfb0a1c2] -[[【次元ビートダウン】]] -[[【スキルドレイン】]] -[[【ノーカオス】]] -[[【スタンダード】]] -[[【Ｅ・ＨＥＲＯビート】]] -[[【墓守】]] -[[【不死武士】]] -[[【魔法族の里】]] -[[デッキ集]]