【モンスター転移】

概要

 自分モンスターコントロール相手に移す戦術をとるデッキ
 デメリットを持つモンスターを相手に移して、自分にとってのメリットにする。
 メジャーな所では【リクルーター】【侍ターボ】、マイナーな所では【スピリット】【暗黒界】の亜種として存在する。

《強制転移/Creature Swap》
通常魔法
お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
選択されたモンスターは、このターン表示形式の変更はできない。
《死のマジック・ボックス/Mystic Box》
通常魔法
自分と相手フィールド上から1体ずつモンスターを選択する。
選択した相手モンスター1体を破壊し、
選択した自分モンスター1体のコントロールを相手に移す。
  1. 攻撃力守備力が低いモンスター
  2. 《アメーバ》《グリグル》等の相手コントロールが移った時に誘発効果発動するモンスター
  3. 《見習い魔術師》《キラー・トマト》等の破壊された時や、墓地に送られた?時に誘発効果発動するモンスター
  4. 《大盤振舞侍》《悪魔の調理師》等の相手ドローさせるモンスター
  5. 召喚リバースしたターンに持ち主の手札に戻るスピリットモンスター
  6. 【暗黒界】における《メタモルポット》《リグラス・リーパー》

 様々な種類のモンスターが挙げられるが、この中で汎用性が高いカードは破壊された時や墓地に送られた?時に誘発効果発動するモンスターだろう。
 リクルーター主体の属性種族統一デッキ《強制転移》を採用するだけでも、このデッキの戦術を行うことは可能。

デッキ

【リクルーター転移】

 戦闘破壊された時にリクルート能力が発動するモンスター送りつけデッキ
 それらを叩くことで《強制転移》《死のマジック・ボックス》ディスアドバンテージ回復し、更なるアドバンテージに変える。

【大盤振舞侍転移】

 俗に【侍ターボ】と呼ばれる《大盤振舞侍》送りつけデッキ
 守備表示《大盤振舞侍》を1000未満の攻撃力モンスターで攻撃することで、ドロー効果自分に向けて発動させる。
 攻撃するモンスターは《魂を削る死霊》《マシュマロン》等の戦闘破壊されないモンスターならばなお良い。
 同じような事は《雲魔物−アシッド・クラウド》《雲魔物−キロスタス》でも可能である。

【スピリット転移】

 召喚リバースしたターン手札に戻るスピリットモンスター送りつけデッキ
 《強制転移》《死のマジック・ボックス》が一方的なモンスター除去に変貌する。

【転移バーン】

 コントロールするプレイヤーダメージを与える《アメーバ》《G・コザッキー》送りつけデッキ
 攻撃表示《アメーバ》を狙ったり、《G・コザッキー》リバースするために殴る必要があり【ビートバーン】に近い。
 《邪神機−獄炎》《ミストデーモン》や、《反目の従者》も相性は抜群。
 《G・コザッキー》を主軸とするなら、《ギブ&テイク》が1枚で2500と非常に優秀なバーンカードに変わる。

【転移アメーバ】

 【アメーバーン】とも呼ばれる。
 攻撃表示《アメーバ》コントロールを移して効果ダメージを与え、《アメーバ》攻撃することで戦闘ダメージをも狙う戦術をとるデッキ
 《アメーバ》を転移すれば2000の効果ダメージ《アメーバ》攻撃力は300であるため、下級アタッカー攻撃すれば1000〜1500程度の戦闘ダメージを与えられる。
 効果ダメージ戦闘ダメージを合わせれば、初期ライフの半分近くを削り取れるため、成功すれば強力なコンボである。

 《アメーバ》《クリッター》によるサーチ《グリズリーマザー》によるリクルートが可能であり、コントロールするのは簡単である。
 しかも、《クリッター》《グリズリーマザー》コントロールを移すことがメリットとなるカードである。

 また、《アメーバ》《エンジェル・リフト》《リミット・リバース》による蘇生《サルベージ》によるサルベージが可能。
 何度も使い回すことができる事から、《アメーバ》以外の転移用モンスターはほとんど必要ない。

 弱点は《月の書》《アメーバ》裏側表示にされたり、攻撃を速攻魔法罠カードで防がれることである。
 魔法・罠除去伏せカード破壊して、安全に攻撃を通す等、転移するタイミングを選ぶプレイングが必要。
 《魔導戦士 ブレイカー》や余分な転移魔法カードを処理する目的で《賢者ケイローン》を採用すると、成功しやすいだろう。

【転移暗黒界】

 《メタモルポット》《リグラス・リーパー》送りつけ【暗黒界】
 相手カードの効果で捨てられた時に発動する「暗黒界」の効果を能動的に発動させる。
 《闇の取引》と同様に「暗黒界」の能力を最大限に引き出す。

代表的なカード

関連リンク