*【ライトニングパニッシャー】 [#b3378c8b]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#ab0fef3f]
 [[【チェーンバーン】]]に[[《ライトニングパニッシャー》]]を組み込み、[[除去]]を繰り返しながら[[効果ダメージ]]と[[戦闘ダメージ]]を与える。~
 [[ボード・アドバンテージ]]と[[ライフ・アドバンテージ]]を両立できるため、速効性と柔軟性が高い。~

 しかし、[[【フルバーン】]]と[[最上級モンスター]]の[[召喚]]と維持を両立させるため、安定性に欠け長期戦を苦手とする。~
 いかに安定性の高い構築にできるかが重要となる。~

 《ライトニングパニッシャー/Lightning Punisher》
 効果モンスター
 星7/闇属性/雷族/攻2600/守1600
 チェーンが3つ積まれた場合、
 相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
 同一チェーン上に複数回同名カードが発動されている場合、
 この効果は発動できない。

**[[デッキ]]構築に際して [#w4b28bcd]
***[[モンスターカード]]について [#nce42dee]
基本的に[[《ライトニングパニッシャー》]]の展開と[[チェーン]]の積み上げに貢献するものが優先される。~
[[コンボ]]が揃うまでの時間稼ぎに、[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[《魂を削る死霊》]]といったもので戦線を維持し、[[チェーン]]は[[魔法・罠カード]]で補う構築も考えられる。~

-[[《終末の騎士》]]~
[[墓地へ送る]]事で、[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[蘇生]]できるようにする。~
[[《ライトニングパニッシャー》]]は[[キーカード]]でありながら[[アドバンス召喚]]の効率性が悪く、かつ[[サーチ]]・[[リクルート]]手段に欠けるため半ば[[必須カード]]に近い。~
[[蘇生]]手段については[[《リビングデッドの呼び声》]]が存在する他、この[[デッキ]]なら[[《奇跡の蘇生》]]も狙える。~
[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[墓地へ送った>墓地へ送る]]後も、これらの[[蘇生]]対象を確保できる他、[[墓地]]に居ながら[[フリーチェーン]]できる[[《ネクロ・ガードナー》]]も利用でき応用性が高い。~

-[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]~
[[アドバンテージ]]を失わずに[[チェーン]]を稼ぐことができ、[[帰還]]時の[[ステータス]]も高いため単純に[[アタッカー]]としても運用できる。~
[[《闇の誘惑》]]等にも対応しているため、[[召喚]]権さえ確保できれば非常に有用。~

-[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]~
[[闇属性]][[モンスター]]を[[召喚]]した際に[[誘発効果]]が[[発動]]するため、[[《終末の騎士》]]等と組み合わせる事で[[チェーン]]を積みやすい。~
これらは[[《エンペラー・オーダー》]]で[[ドロー]]に変換できるので、うまく維持できれば[[カード]]消費を抑えたまま[[チェーン]]を生成し続ける事ができる。~

-[[《カゲトカゲ》]]~
[[《エンペラー・オーダー》]]を用いなければ使い切りとなるが、[[《A・ジェネクス・クラッシャー》]]と異なり[[フィールド]]に維持する必要性がない。~
[[誘発即時効果]]を持つ[[《ヴェルズ・タナトス》]]の[[エクシーズ召喚]]も狙え強力だが、[[召喚制限]]による[[手札事故]]には注意が必要。~

-[[下級>下級モンスター]][[ヴェルズ]]~
いずれも能動的な[[チェーン]]稼ぎには不向きだが、[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]との組み合わせで幅広い[[エクシーズ召喚]]が可能。~
[[《ヴェルズ・オピオン》]]から[[サーチ]]できる[[フリーチェーン]][[カード]][[《侵略の汎発感染》]]・[[《侵略の侵喰感染》]]を有する。~

-[[《霞の谷のファルコン》]]~
[[《リビングデッドの呼び声》]]などで圧迫された[[魔法&罠カードゾーン]]を空けると共に再利用に繋ぐ。~
[[属性]][[サポートカード]]や[[チェーン]]稼ぎに直接貢献しないものの、[[レベル]]3[[チューナー]]を確保できれば[[《霞の谷の雷神鬼》]]を利用できる。~

-[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]等を[[リクルート]]でき、[[エクシーズ召喚]]も狙いやすい。~
[[《エンペラー・オーダー》]]にも対応し、現状では不要な[[速攻魔法]]を処理できるなど[[ディスアドバンテージ]]に見合うだけの利便性はある。~
なにより注目すべきは[[レベル]]4[[チューナー]]を用いた[[シンクロ召喚]]が狙える点。~
[[魔法・罠カード]]を大量に利用し、大型[[モンスター]]も併用するため、これらに対する[[除去]]を防ぎつつ[[チェーン]]も稼げる[[《スターダスト・ドラゴン》]]の存在は大きい。~

-[[《夜叉》]]・[[《磨破羅魏》]]~
[[《エンペラー・オーダー》]]や[[《血の代償》]]を利用した[[チェーン]]稼ぎに貢献し、自動的に[[手札]]に戻るので繰り返し利用できる。~
ただし直接[[シナジー]]する[[カード]]に欠け、[[ターン]]の継続によってはじめて有効に活きるものなので[[魔法・罠カード]]による防御が重要となる。~
[[《八汰烏の骸》]]と[[《強制転移》]]との[[コンボ]]が自然に組み込めそうだが、[[スピリット]]以外に[[《強制転移》]]と相性の良いものが少ないので優先順位は低い。~
一応[[《グレイモヤ不発弾》]]ならば[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]等とも共有できる。~

-[[手札]]からの[[誘発即時効果]]をもつ[[モンスター]]~
[[魔法&罠カードゾーン]]を広く利用でき、即効性・奇襲性に長けるため相性が良い。~
--[[《増殖するG》]]~
[[手札]]から任意のタイミングで[[チェーン]]でき、その損失を回復できる機会も多い。~
[[《終末の騎士》]]と[[《エンペラー・オーダー》]]等が共有できる[[《ジャンク・シンクロン》]]を採用しておけば無駄がない。~

--[[《エフェクト・ヴェーラー》]]~
[[相手]][[ターン]]限定であるが、[[汎用性]]が高く、[[永続効果]]適用までに[[フィールド]]に存在する必要のある[[《ライトニングパニッシャー》]]を守りつつ[[除去]]に繋げられる。~
[[《トラップ・スタン》]]に弱い[[デッキ]]なので、そこからの[[1ターンキル]]を防ぐ目的でも優先的に採用したい。~

--[[《D.D.クロウ》]]~
[[蘇生]]等に[[チェーン]]しなければ[[ディスアドバンテージ]]を回復できないため、能動的に[[チェーン]]を積む場合は多少の扱いにくさがある。~
それでも[[メタカード]]としての性能は高く、[[闇属性]]の[[サポートカード]]を利用できる点は有用である。~

-[[《地母神アイリス》]]~
[[《ライトニングパニッシャー》]]同様、[[チェーンカード]]と[[シナジー]]する形で[[アドバンテージ]]をもたらす。~
[[デッキ]]の[[回転]]力を高めるが、反面[[《ライトニングパニッシャー》]]のような制圧力はない。~
他の[[サーチ]]・[[ドロー]][[カード]]で十分と感じるならば、無理に採用しなくとも良い。~

***[[魔法・罠カード]]について [#n5421a8b]
-[[チェーンを積む]]ための[[魔法・罠カード]]~
--[[《強欲な瓶》]]・[[《八汰烏の骸》]]~
[[アドバンテージ]]を失わず、[[チェーン]]数を稼げる。~
速度は今ひとつだが、[[キーカード]]の[[ドロー]]や[[デッキ圧縮]]にも使える。~

--[[《サイクロン》]]~
[[1:1交換]]の[[魔法・罠除去]]が行え、[[発動]]タイミングも比較的自由。~
3枚で足りなければ[[《砂塵の大竜巻》]]を用いても良いだろう。~

--[[《エンペラー・オーダー》]]~
上述した多くの[[モンスター]]と相性がよく、[[自分]]の[[ターン]]において希少な、能動的[[チェーン]]が利点となる[[カード]]。~
[[手札事故]]を招きやすく[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫しやすいが、継続的な[[除去]]は狙いやすい。~

--[[《強制終了》]]~
[[発動]]は自由だが[[効果の発動]]が[[バトルフェイズ]]に限定され、[[相手]]の[[効果]]を利用した[[チェーン]]が組み辛い。~
しかし[[《強欲な瓶》]]等[[フリーチェーン]]の[[カード]]を利用した防御や[[魔法&罠カードゾーン]]の確保にも利用できる点で採用の余地はある。~

--[[《積み上げる幸福》]]・[[《奇跡の蘇生》]]~
[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい[[チェーンカード]]。~
[[【チェーンバーン】]]より[[モンスターカード]]が多く、[[《ライトニングパニッシャー》]]等の[[最上級モンスター]]が投入されるため、これらの[[チェーンカード]]が腐りやすいことに注意したい。~
どちらかと言えば[[ドローソース]]になる[[《積み上げる幸福》]]を優先したい。~

-[[バーン]][[カード]]~
[[チェーン]]を積みあげるため[[《連鎖爆撃》]]を活かしやすく、[[《ライトニングパニッシャー》]]による[[除去]]からの[[直接攻撃]]とあわせ高[[ダメージ]]を期待できる。~
反面[[チェーン]]系のギミックや[[ビートダウン]]に用いる[[モンスター]]・補助で[[デッキ]]が圧迫されるため、下手に組み込んでも[[手札事故]]にしかならない。~
[[ライフ]]を削りきってはじめて意味を成すので、これらの[[火力]]は高いものを厳選したい。~
高[[ダメージ]]を期待できる[[《魔法の筒》]]、[[フリーチェーン]]の[[《仕込みマシンガン》]]以外では、[[エクシーズ召喚]]等にも利用できる[[《死霊ゾーマ》]]も考慮に入れる。~

-その他の[[魔法・罠カード]]

--[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[フリーチェーン]]かつ[[《ライトニングパニッシャー》]]の展開手段ともなる強力な[[蘇生]][[カード]]。~
速度や妨害のされやすさ等、元よりいくつかの欠点を抱えているが、この[[デッキ]]では[[魔法&罠カードゾーン]]を圧迫するとい点も無視できないものとなる。~
[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]や[[《スクラップ・ドラゴン》]]等の[[コンボ]]で対応したい。~

--[[《終焉の焔》]]~
[[壁]]と[[リリース]]を同時に確保できる[[フリーチェーン]][[カード]]。~
[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[《地割れ》]]や[[《強制転移》]]等から守る事も可能。~
しかし展開を阻害する[[誓約効果]]を持つため、[[《リビングデッドの呼び声》]]とは相性が悪い。~
[[トークン]]を活用できなければ結局は損失にしかならないので、ほかの[[上級モンスター]]や[[《エネミーコントローラー》]]といった[[コスト]]を要求するものと組み合わせたい。~

--[[《緊急テレポート》]]~
[[《終焉の焔》]]同様、[[フリーチェーン]]で[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
採用する[[サイキック族]]は、[[壁]]として有用で[[チューナー]]でもある[[《クレボンス》]]がオススメである。~

--[[《月の書》]]・[[《強制脱出装置》]]~
[[フリーチェーン]]の中でも抜群の[[汎用性]]を誇り、[[腐る]]場面はかなり少ない。~
もっぱら[[相手]][[ターン]]に使われるため、能動的な[[チェーン]]の積み上げには不向きな部分もあるが、それを差し引いても採用するだけの性能を持つ。~
専ら[[相手]][[ターン]]に使われるため、能動的な[[チェーン]]の積み上げには不向きな部分もあるが、それを差し引いても採用するだけの性能を持つ。~

--[[《禁じられた聖槍》]]~
[[《ライトニングパニッシャー》]]を守りつつ[[除去]]が狙える。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]から[[蘇生]]した際には[[《サイクロン》]]等からの防御手段ともなる。~
能動的に使うには無駄が多く、[[《ライトニングパニッシャー》]]が[[下級モンスター]]の基準値を一時的に下回るという欠点もあるが、[[自分]]の[[下級モンスター]]に対する[[戦闘]]補助にもなる。~
より防御的な[[《我が身を盾に》]]も存在しているが、あちらは能動的な[[チェーン]]の積み上げはさらに困難となる。~
反面[[モンスター効果]]にも対応するので[[メタ]]を読んだ上で採用を考慮したい。~

**戦術 [#v02502ae]
 [[《ライトニングパニッシャー》]]を各種防御[[カード]]で守りながら、それに適当な[[カード]]で[[チェーン]]し、[[チェーン]]を3つ以上積む。~
 これで[[《ライトニングパニッシャー》]]を維持しつつ、その[[モンスター効果の発動]]が可能になる。~
 この[[モンスター効果]]自体も[[チェーンブロック]]を作るため、さらに2つ[[チェーン]]を組めば、もう一度[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[《ディメンション・ウォール》]]の後に[[チェーン]]を繋げ、[[《奇跡の蘇生》]]で[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[蘇生]]させるのも悪くはない。~

 長期戦は苦手なので、無駄な動きは省き、極力この動きを繰り返すよう、努めたい。~

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//特定のカードを軸とする場合。

**[[デッキ]]の派生 [#la6e9efa]
***【ディメンションパニッシャー】 [#o4f9c450]
 [[《次元の裂け目》]]や[[《マクロコスモス》]]、[[《闇の誘惑》]]を投入したタイプ。~
 [[【次元ビートダウン】]]のように戦いながら、要所で[[除外]]した[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[帰還]]させ、勝負を決める。~

 [[永続カード]]を多用するため[[特殊召喚]]できなくなる[[《冥府の使者ゴーズ》]]や、[[蘇生]]ができなくなる[[《奇跡の蘇生》]]は相性が悪い。~
 また[[バーン]][[カード]]も、[[除外]]ギミックにスペースを食われるのでほとんど投入できないだろう。~
 通常の【ライトニングパニッシャー】とは構築が大きく変わり、[[コントロール]][[デッキ]]色が強くなると言える。~

-[[モンスターカード]]について
--[[《異次元の生還者》]]・[[《異次元の偵察機》]]~
全体[[除外]][[カード]]を用いる[[デッキ]]の[[必須カード]]。~
[[《異次元の偵察機》]]は低[[ステータス]]を理由に採用されない事もあるが、この[[デッキ]]では[[《ライトニングパニッシャー》]]の[[アドバンス召喚]]での[[リリース]]になり、[[《闇の誘惑》]]との[[シナジー]]が期待できる。~
もちろん[[《異次元の生還者》]]でもできる事ではあるが、採用する事でより[[デッキ]]を安定させやすい。~

--[[《終末の騎士》]]~
このタイプであれば、[[《次元の裂け目》]]等がある状態での[[《異次元の生還者》]]や[[《異次元の偵察機》]]の[[除外]]手段にも使える。~

-[[魔法・罠カード]]について
--[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]~
全体[[除外]][[カード]]。~
これらでの[[除外]]を基点とし、展開を行う。~

--[[《闇の誘惑》]]~
[[ドロー]]と[[手札]]の[[除外]]を兼ねた[[カード]]。~

--[[《闇次元の解放》]]・[[《D・D・R》]]~
[[除外]]した[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[帰還]]させられる。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#ifd97714]
 あまり[[ボード・アドバンテージ]]には拘らず、[[モンスター効果]]を多用する[[【剣闘獣】]]には注意したい。~
 [[《ライトニングパニッシャー》]]の[[モンスター効果]]を苦にせず、逆にこちらの[[フィールド]]を荒らされてしまう。~
 [[剣闘獣]]は[[チェーン]]を組む[[効果]]が多いので、[[《剣闘獣ガイザレス》]]の[[特殊召喚]]をふせげばあるいは何とかなるか。~

 また[[《ライトニングパニッシャー》]][[召喚]]の布石として[[特殊召喚]]を多用するため、それを封じる[[カード]]には常に警戒が必要。~
 一度[[《ライトニングパニッシャー》]]を[[召喚]]できればその[[モンスター効果]]で対応できるが、[[《サイクロン》]]等の各種[[除去]][[カード]]も十分採用したい。~

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**代表的なカード [#c34b21f9]
-[[《ライトニングパニッシャー》]]

**関連リンク [#obb72bcd]
-[[【チェーンバーン】]]

-[[デッキ集]]