*【ランク4】 [#top]
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[ランク]]4[[モンスター]]による[[ビートダウン]]を基本戦術とした[[デッキ]]。~

 [[エクシーズ召喚]]自体は[[召喚]]のために特定の[[カード]]を必要とせず、[[レベル]]さえ揃えることができればあらゆる[[デッキ]]で使用できる[[召喚]]方法である。~
 しかし[[レベル]]を揃える必要がある故に異なる[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]を同じ[[デッキ]]に入れる構築はある程度専用のギミックがなければ難しく、扱う[[エクシーズモンスター]]によって[[メインデッキ]]の[[モンスター]]の内容は大幅に変化する。~
 そのため一概に「エクシーズ召喚デッキとはこういったモンスターを使う」と表現しにくい。

 とはいえ[[エクシーズ素材]]は[[フィールド]]に出す必要がある都合上、[[下級モンスター]]である方が好ましい。~
 また[[エクシーズモンスター]]の中でも[[ランク]]4[[モンスター]]は特に種類が多く、[[汎用性]]の高い[[モンスター]]や[[攻撃]]性能の高い[[モンスター]]も多い。~
 そういった点からこのページでは[[ランク]]4[[モンスター]]を主軸に置き、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に有用な[[モンスター]]やギミックを紹介する。~

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster]
 より安定した[[エクシーズ召喚]]を狙うため、[[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を中心に採用する。~
 こちらの[[エクシーズ召喚]]に対し[[除去]][[カード]]を撃たれると大幅に[[アドバンテージ]]を失ってしまうため、[[魔法・罠除去]]の[[効果]]を持つ[[モンスター]]を採用するのも良い。~

-展開要員
--[[《フォトン・スラッシャー》]]~
緩い条件で[[特殊召喚]]できる[[レベル]]4[[モンスター]]。~
[[元々の攻撃力]]が高いため素材としてだけでなく[[アタッカー]]としても運用できる。~
[[通常召喚]]や[[攻撃]]に関する[[デメリット]]はあるが、それを踏まえても特に有用な一枚と言える。~

--[[《H・C 強襲のハルベルト》]]~
同じ[[戦士族]]である[[《フォトン・スラッシャー》]]と比べると[[特殊召喚]]の条件や[[攻撃力]]で劣るが、[[デメリット]]を持たないため使いやすさで優る。~
また[[サーチ]][[効果]]があるため[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい。~

--[[《H・C サウザンド・ブレード》]]~
[[ヒロイック]]を[[リクルート]]する[[効果]]と自身を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
上記の[[《H・C 強襲のハルベルト》]]を採用している場合は併せて採用したい。~

--[[《Emトリック・クラウン》]]~
自身を含めた[[Em]]を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~
[[蘇生]]後に[[プレイヤー]]へ[[ダメージ]]が発生する[[デメリット]]があるが、これを逆手に取り上記の[[《H・C サウザンド・ブレード》]]の[[蘇生]]の[[トリガー]]とする戦術がある。~
詳しくは[[【クラウンブレード】>【Em】#CB]]を参照。~

--[[《カゲトカゲ》]]~
[[レベル]]4[[モンスター]]の[[召喚]]を[[トリガー]]に[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~
この[[デッキ]]では[[モンスター]]の大半を[[レベル]]4で固めるため[[特殊召喚]]できる機会は多い。~
また[[《キングレムリン》]]の[[サーチ]]に対応するため[[手札]]に揃えやすいのも利点。~

--[[《カメンレオン》]]~
この[[デッキ]]で採用されやすい[[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《ゴブリンドバーグ》]]を[[蘇生]]できる。~
さらにこの[[デッキ]]は[[メインデッキ]]がほぼ[[レベル]]4で構築され、[[エクストラデッキ]]も[[レベル]]を持たない[[エクシーズ]][[モンスター]]中心になる都合上、「[[自分]][[フィールド]]に[[レベル]]5以上の[[モンスター]]が存在しない場合のみ[[召喚]]できる」という条件を無理なく満たすことができる。~
[[《カゲトカゲ》]]と同じく[[《キングレムリン》]]の[[サーチ]]にも対応する。~

--[[《ファイヤー・ハンド》]]・[[《アイス・ハンド》]]~
互いを[[リクルート]]する2枚の組み合わせ。~
[[除去]]要員としての性能も兼ねるため、[[除去]][[カード]]が不足した場合には優先して採用できる。~
[[破壊]][[対象]]が存在しないと[[リクルート]]に繋がらない点には注意。~

--[[《ゴブリンドバーグ》]]・[[《ブリキンギョ》]]~
[[手札]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
[[種族]]・[[属性]]・[[効果]]の違いを踏まえて、他の[[カード]]と連携を取りやすい方を優先的に採用する。~
場合によっては両方採用するのも考えられる。~

--[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[手札]]の[[魔法カード]]を[[コスト]]に[[デッキ]]の[[レベル]]4[[モンスター]]を[[リクルート]]できる。~
[[魔法カード]]を多く採用する構築ならば無理なく採用できる。~
逆に[[罠カード]]を中心とした構築の場合は採用が見送られる場合もある。~

-[[除去]]要員
--[[《トリオンの蟲惑魔》]]~
[[特殊召喚に成功した]]時に[[魔法・罠除去]]を行うことができるため、[[《ブリキンギョ》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]との相性が良い。~
[[召喚に成功した]]時には[[ホール]]か[[落とし穴]]を[[サーチ]]する[[効果]]もあるため単体でも扱いやすい。~

--[[《怪鳥グライフ》]]~
[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合に[[魔法・罠除去]]を行う。~
また[[《シュトロームベルクの金の城》]]の[[サーチ]]が可能であり、そのまま[[サーチ]]した[[《シュトロームベルクの金の城》]]の[[効果]]による[[特殊召喚]]に繋がる。~
ただしその場合は[[通常召喚]]できない[[デメリット]]が発生してしまうため、[[エクシーズ召喚]]を狙うならば事前に[[《フォトン・スラッシャー》]]等を[[特殊召喚]]しておく必要がある。~

--[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]~
自身を[[守備表示]]にすることで[[魔法・罠除去]]を行う[[モンスター]]。~
低[[守備力]]を晒すことになるが、[[効果]]を使用した後に[[エクシーズ素材]]にしてしまえばその[[デメリット]]はほとんど気にならなくなる。~

-その他
--[[《アステル・ドローン》]]~
この[[カード]]を[[エクシーズ素材]]とした場合に1枚[[ドロー]]できる。~
また自身を[[エクシーズ素材]]とする際[[レベル]]5として扱うことのできる[[効果]]も持ち、構築次第では[[ランク]]5も採用できる。~

--[[《H・C エクストラ・ソード》]]~
この[[カード]]を[[エクシーズ素材]]とした[[エクシーズモンスター]]の[[攻撃力]]を1000アップさせる。~
上記の[[H・C]]2枚によって[[サーチ]]・[[リクルート]]が可能。~
単体で機能する[[効果]]を持たないのがややネックか。~

***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
 当然ながら[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を多く採用する。~
 より[[エクシーズ召喚]]を安定させるため、[[エクシーズ素材]]の[[縛り]]が緩く、[[モンスター]]2体で[[エクシーズ召喚]]できる[[ランク]]4[[モンスター]]が中心となる。~
 また、[[メインデッキ]]の[[モンスター]]を素材や[[魔法・罠除去]]の要因として回す場合、[[モンスター除去]]や[[戦闘]]に関しては[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]で考える必要がある。~
 [[先攻]]の場合は[[相手]]の動きを阻害する[[モンスター]]を置くこともできるため、そういった[[モンスター]]も視野に入る。~
 [[ランク]]4に限らず、[[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]や[[RUM]]の存在から[[ランク]]5以上の[[モンスター]]を採用する場合もある。~

 [[エクシーズモンスター]]を複数並べる場合、[[自分]][[フィールド]]への[[リンクマーカー]]を2つ以上持つ[[リンクモンスター]]も必要となる。~
 [[エクストラモンスターゾーン]]を空ける手段としては[[一定期間だけ除外]]するという手もあるが、[[エクシーズモンスター]]を[[除外]]すると[[エクシーズ素材]]を失ってしまうため、この[[デッキ]]ではあまり優先される手段ではない。~

-[[戦闘]]要員~
--[[《No.39 希望皇ホープ》]]+[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]~
高い[[攻撃]]性能を持つ[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]を出すための組み合わせ。~
2枚の間に[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]などを追加して[[エクシーズ素材]]を増やしてもいいが、[[エクストラデッキ]]の枚数に余裕が無い場合はこの2枚に抑えよう。~

--[[《ガガガザムライ》]]~
[[ガガガ]][[モンスター]]に[[2回攻撃]]能力を付与する[[効果]]を持ち、この[[デッキ]]ではほぼ自身に対して使用することとなる。~
[[直接攻撃]]できる状況であれば3800の[[戦闘ダメージ]]を与えることが可能であり、[[フィニッシャー]]の役目も果たせる。~
[[メインデッキ]]に[[戦士族]]が多い構築の場合は[[《機甲忍者ブレード・ハート》]]という選択肢もある。~

--[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]~
[[《フォース》]]を内蔵した[[モンスター]]。~
自身の[[効果]]による[[攻撃力]]の上昇を維持できるため、次の[[ターン]]以降での[[戦闘]]にも強く出れる。~
また確実に2500の[[戦闘ダメージ]]を与えることのできる[[カード]]として見ることもでき、[[フィニッシャー]]としての活躍も期待できる。~

-[[除去]]要員~
--[[《鳥銃士カステル》]]~
[[表側表示]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]を持つ。~
扱いやすく強力な[[除去]][[効果]]であるため[[除去]]要員としては優先的に採用したい。~

--[[《竜巻竜》]]~
[[相手]][[ターン]]でも[[効果]]を[[発動]]できる[[魔法・罠除去]][[効果]]を持つ[[モンスター]]。~
[[魔法・罠除去]]が[[メインデッキ]]に足りない場合に採用が考えられる。~

--[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]~
[[相手]][[モンスター]]を自身の[[エクシーズ素材]]にするという[[除去]][[効果]]を持つ。~
[[対象]]は「[[特殊召喚]]された[[表側攻撃表示]][[モンスター]]」に限定されるものの、[[エクストラデッキ]]に[[戻し>戻す]]たくない[[モンスター]]などを想定すると[[《鳥銃士カステル》]]と共に採用する意味は十分にある。~

--[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]~
[[ランク]]4の中では数少ない[[全体除去]][[効果]]を持つ。~
[[《鳥銃士カステル》]]等で対処できない「[[対象をとる(指定する)効果]]に対する[[耐性]]を持つ[[モンスター]]」への対策としても有用。~

--[[《星輝士 デルタテロス》]]~
素材が3体必要だが、[[カードの種類]]を問わない[[除去]][[効果]]を持つ。~
[[テラナイト]]を採用していれば(3)の[[効果]]も使用できる。~

-その他
--[[《外神ナイアルラ》]]+[[《外神アザトート》]]~
[[ランク]]4である[[《外神ナイアルラ》]]の上に重ねて[[《外神アザトート》]]を[[エクシーズ召喚]]する組み合わせ。~
[[《外神アザトート》]]の[[効果]]によって[[相手]]の[[モンスター効果の発動]]を封じることができ、[[エクシーズ召喚に成功した]]時に[[適用]]される[[ルール効果]]であるため[[チェーン]]されない。~
[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]等を使えば[[相手]][[ターン]]に[[《外神アザトート》]]を[[エクシーズ召喚]]することも可能。~

--[[《ガガガガンマン》]]~
[[攻撃表示]]の場合は[[攻撃力]]3000以下を[[戦闘破壊]]できるが、それ以上に[[攻撃]]性能の高い[[モンスター]]は多いため、このデッキではそれほど重視されない。~
最大の魅力は[[守備表示]]の場合に使用できる[[バーン]][[効果]]であり、[[相手]][[ライフ]]が800以下であれば[[戦闘]]を介すことなく[[相手]][[ライフ]]を削り切ることができる。~

--[[《キングレムリン》]]~
[[《カゲトカゲ》]]や[[《カメンレオン》]]を採用する場合は併せて[[エクストラデッキ]]に用意したい一枚。~

--[[《深淵に潜む者》]]~
[[墓地]]の[[カード]]の[[効果]]に対する[[メタ]][[効果]]を持ち、多くの[[デッキ]]に[[刺さる]]ため活躍の場は多い。~
[[《ブリキンギョ》]]を素材にすれば[[攻撃力]]アップの[[効果]]も使用できる。~

--[[《No.41 泥睡魔獣バグースカ》]]~
[[表示形式]]によって異なる[[効果]]を得られるが、特に[[守備表示]]の際に[[適用]]される[[モンスター]]の強制[[守備表示]]化と[[守備表示]][[モンスター]]の[[発動]]した[[効果]]の[[無効]]化は注目すべき[[効果]]である。~
[[守備表示]]にならない[[リンクモンスター]]に対しては不利だが、逆に言えばこちらも[[リンクモンスター]]を使えば[[無効]]化の[[適用]]外となることは覚えておきたい。~

--[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]]~
[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]する[[効果]]を持ち、素材の関係上1[[ターン]]に2枚[[除外]]できる。~
[[装備カード]]となる[[効果]]は[[装備]][[対象]]となる別の[[エクシーズモンスター]]が必要となるものの、[[エクストラモンスターゾーン]]や[[リンクモンスター]]の[[リンク先]]に置かれたこの[[カード]]を手軽に移動できるという点では便利な効果と言える。~

--[[《No.82 ハートランドラコ》]]~
[[攻撃力]]2000の[[ダイレクトアタッカー]]。~
[[相手]]が[[耐性]]を持つ[[モンスター]]や[[守備表示]][[モンスター]]で固めるタイプの[[デッキ]]を使ってきた場合、[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]よりも確実に[[戦闘ダメージ]]を通せる。~

--[[《フレシアの蟲惑魔》]]~
[[デッキ]]から[[落とし穴]]・[[ホール]]を[[墓地へ送る]]ことで、その[[効果]]を得る。~
[[落とし穴]]・[[ホール]]を採用することが前提となるが、序盤に出しておけば[[相手]][[モンスター]]の展開への牽制になる。~

-[[リンクモンスター]]
--[[《聖騎士の追想 イゾルデ》]]~
[[《フォトン・スラッシャー》]]を始めとした[[戦士族]][[モンスター]]を[[サーチ]]でき、この[[カード]]自身もそれら[[戦士族]][[モンスター]]で[[リンク召喚]]できる。~
[[戦士族]]が多い構築ならば優先度は高い。~

--[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]~
[[レベル]]3以下の[[チューナー]]を[[リクルート]]する効果を持ち、単に使っただけでは[[ランク]]4[[エクシーズ]]に繋がらないものの、[[《D・スコープン》]]と組み合わせることでその問題は解決する。~
この[[カード]]が封じるのは[[モンスター効果の発動]]であり、[[《D・スコープン》]]の[[永続効果]]は問題なく適用される。~
そのため[[守備表示]]の[[《D・スコープン》]]は通常通り[[レベル]]4として扱われることとなり、[[ランク]]4の素材として使用できる。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
 特別[[必須カード]]と言えるような[[魔法・罠カード]]はほとんど存在しない。~
 [[汎用性]]の高い[[カード]]を採用しつつ、採用した[[モンスター]]との連携が取れるような[[カード]]を入れていくことになる。
 [[汎用性]]の高い[[カード]]を採用しつつ、採用した[[モンスター]]との連携が取れるような[[カード]]を入れていくことになる。~
 例としては[[《フォトン・スラッシャー》]]を始めとした[[戦士族]]が多い構築の場合は[[《増援》]]等の[[戦士族]]サポートを入れる、といったような採用の形が挙げられる。~

 [[エクシーズモンスター]]を主軸として扱うため、[[《ジェネレーション・フォース》]]及び[[サーチ]]先である[[エクシーズ]][[カード]]の採用が視野に入る。~
 その中でも[[蘇生]][[カード]]として[[《エクシーズ・リボーン》]]の採用が考えられる。~
 通常の[[蘇生]][[カード]]では[[エクシーズモンスター]]を[[蘇生]]しても[[エクシーズ素材]]が無いため[[効果]]を[[発動]]・[[適用]]できない場合があるが、[[《エクシーズ・リボーン》]]ならば自身が[[エクシーズ素材]]となるためその問題をカバーできる。~

 [[《ジェネレーション・フォース》]]に非対応ながら[[エクシーズモンスター]]や[[エクシーズ素材]]に関する[[カード]]は多く、デッキコンセプトや好みに合わせて採用するのもいい。~
 ただしそれらは必然的に[[エクシーズモンスター]]が不在の際にはほぼ使えないため、[[事故]]要員となることは覚悟しておきたい。~

 [[エクシーズモンスター]]を扱うため[[RUM]]の採用も候補に挙がる。~
 詳しくは後述。~

**戦術 [#strategy]
 状況に応じて[[エクシーズモンスター]]を使い分けながら[[ビートダウン]]を行っていく。~
 [[エクシーズモンスター]]の[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]を[[除去]]し、そのまま[[攻撃]]に移るという形を意識して動きたい。~
 [[《キングレムリン》]]等の[[サーチ]]手段があるものの、[[手札]]消費は荒い方の[[デッキ]]であるため、あまり長期戦は向かない。~
 確実に[[ダメージ]]を与え短期決戦で勝負を決めにいく。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
***4軸[[エクシーズ]][#Rank4]
 [[メインデッキ]]の[[モンスター]]を[[レベル]]4に固定し、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に完全特化したタイプ。~
 「[[レベル]]が揃わない」という[[事故]]が起きなくなるため、[[エクシーズ召喚]]の安定性は非常に高い。~

***[[戦士族]]軸[#Warrior]
 [[《フォトン・スラッシャー》]]や[[《ゴブリンドバーグ》]]等と[[種族]]サポートを共有するため、[[メインデッキ]]や[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を[[戦士族]]で固めた[[デッキ]]。~
 [[《機甲忍者ブレード・ハート》]]や[[《H−C エクスカリバー》]]を無理なく採用できるようになる。~

***[[恐竜族]]軸[#Dinosaur]
 [[《エヴォルカイザー・ラギア》]]・[[《エヴォルカイザー・ドルカ》]]を[[エクシーズ召喚]]することに特化させた[[デッキ]]。~
 [[《ハイドロゲドン》]]や[[《ジュラック・グアイバ》]]といった[[相手]][[モンスター]]の[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]とする[[リクルーター]]の存在から、[[戦闘]]に関するサポート[[カード]]も重要視される。~
 [[レベル]]4[[モンスター]]だけでなく[[《ベビケラサウルス》]]等展開補助の[[カード]]も採用候補に上がる。~
 また、[[恐竜族]][[通常モンスター]]を採用して後述の[[【レスキューラビット】]]の形式を取る場合もある。~

***[[機械族]]軸[#Machine]
 [[レベル]]4の[[機械族]][[モンスター]]2体を揃えれば[[《ギアギガント X》]]を[[エクシーズ召喚]]でき、そのまま[[《ブリキンギョ》]]の[[サーチ]]が可能な点が魅力。~
 [[機械族]]に統一することで[[《ゴールド・ガジェット》]]・[[《シルバー・ガジェット》]]による[[手札]]からの展開も可能になっている。~
 また[[攻撃力]]500以下の[[機械族]][[モンスター]]を複数採用し[[《機械複製術》]]との[[コンボ]]に繋げれば、素材3つを必要とする[[エクシーズモンスター]]も扱いやすくなる。~

 [[ランク]]4を扱いやすい[[機械族]][[デッキ]]の代表として[[【ガジェット】]]が挙げられる。~
 常に[[ガジェット]]を[[サーチ]]し続けられるため安定した[[レベル]]4[[モンスター]]の供給ができ、[[エクシーズ素材]]にすることで低[[攻撃力]]を晒さずに済む。~
 その他[[【ガジェット】]]についての詳細は当該ページを参照。~

***[[RUM]]軸[#RUM]
 [[ランク]]4[[モンスター]]を出しつつ、[[RUM]]によって[[ランク]]5以上の[[エクシーズモンスター]]も扱っていくタイプの[[デッキ]]。~
 [[《鳥銃士カステル》]]等、[[効果]]は強力だが[[攻撃力]]が心許ない[[モンスター]]を高打点の[[アタッカー]]へと変えることができる。~
 ただし、[[エクシーズモンスター]]が存在しなければ使用できない[[RUM]]を採用するため、[[手札事故]]の危険性は上がる。~
 採用される[[RUM]]の例として以下のようなものが挙げられる。~

-[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]~
[[ランク]]4であればあらゆる[[モンスター]]が[[対象]]となるため、この[[デッキ]]と最も相性の良い[[RUM]]と言える。~
[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]先の候補としては[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]・[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]等の[[除去]][[効果]]を持つ[[モンスター]]や、4000の攻撃力を確保できる[[《CNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズ》]]が挙げられる。~

-[[《RUM−クイック・カオス》]]~
[[No.]]を[[対象]]とした[[RUM]]。~
[[速攻魔法]]であるため[[サクリファイス・エスケープ]]や[[バトルフェイズ]]中の追撃が可能。~
[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]先は[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]とほぼ同様だが、[[相手]]の[[除去]]等に[[チェーン]]してこの[[カード]]を[[発動]]した場合、[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]の[[除去]][[効果]]は[[タイミングを逃す]]ため発動できない。~
[[相手]][[ターン]]に[[発動]]することを重視するならば、[[《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]による[[相手]]の[[カード]]の[[無効]]化を狙ってもいい。~

-[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]~
こちらも[[速攻魔法]]の[[RUM]]であり[[サクリファイス・エスケープ]]が可能だが、[[メインフェイズ]]にしか[[発動]]できないため追撃には使用できない。~
対象が「[[エクシーズ素材]]を持たない[[闇属性]][[エクシーズモンスター]]」になるため、[[エクシーズ素材]]を一気に消費しやすい[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]や[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]]を[[対象]]に[[発動]]する場合が多い。~
[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]先である[[闇属性]]・[[ランク]]5の[[モンスター]]は以下のようなものが挙げられる。~
--前述の2枚を素材にしている場合に[[効果]]を得られる[[《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》]]や[[《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》]]。~
--[[相手]][[ターン]]に[[エクシーズ召喚]]することでその[[ターン]]の[[モンスター効果の発動]]を封じ、[[相手]]の動きを大きく狂わせる[[《外神アザトート》]]。~
--[[除去]][[効果]]を持つ[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]、[[《終焉の守護者アドレウス》]]、[[《RR−ブレイズ・ファルコン》]]等。~
--[[2回攻撃]]を得られる[[《シャーク・フォートレス》]]。~

***[[シンクロ召喚]]併用型[#Synchro]
 この[[デッキ]]の[[蘇生]]手段の一つである[[《カメンレオン》]]が[[チューナー]]であることを利用し、[[シンクロ召喚]]を組み込んだ[[デッキ]]。~
 [[《フォトン・スラッシャー》]]等[[守備力]]0の[[モンスター]]を使って[[《キングレムリン》]]を[[エクシーズ召喚]]、[[エクシーズ素材]]となった[[守備力]]0の[[モンスター]]を[[コスト]]に[[《カメンレオン》]]を[[サーチ]]し、[[《カメンレオン》]]を[[召喚]]して[[コスト]]で[[墓地へ送られた]][[守備力]]0の[[モンスター]]を[[蘇生]]する、という流れを基本とする。~
 [[モンスター]]が[[レベル]]4で固まる都合上、[[シンクロ召喚]]先はほぼ[[レベル]]8になる。~
 仮に[[エクストラデッキ]]の[[シンクロモンスター]]が尽きても[[《カメンレオン》]]自体は[[エクシーズ素材]]に使用できるため、それほど多くの[[シンクロモンスター]]を採用する必要は無い。~
 [[環境]]や[[デッキ]]に採用した他の[[カード]]との連携など考え、相性の良い[[シンクロモンスター]]を数体選ぶ形になる。~

**[[デッキ]]の派生 [#variation]
***[[【アンブラル】]][#Umbral]
 [[アンブラル]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【ヴェルズ】]][#Evilswarm]
 [[ヴェルズ]]を軸とした[[デッキ]]。~
 高[[レベル]][[モンスター]]の[[特殊召喚]]を封じる[[《ヴェルズ・オピオン》]]が強力で、[[シンクロ召喚]]主体の[[デッキ]]を[[環境]]から追い払った。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【Em】]][#Em]
 [[Em]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【希望皇ホープ】]][#Utopia]
 [[《No.39 希望皇ホープ》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 [[《エクシーズ・チェンジ・タクティクス》]]による[[ドロー]]能力が最大の武器。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【ゴゴゴ】]][#Gogogo]
 [[ゴゴゴ]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【十二獣】]][#Zoodiac]
 [[十二獣]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【テラナイト】]][#tellarknight]
 [[テラナイト]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【BK】]][#BK]
 [[BK]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【バハムート・シャーク】]][#BahamutShark]
 [[《バハムート・シャーク》]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【ヒロイック】]][#Heroic]
 [[ヒロイック]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【光天使】]][#StarSeraph]
 [[光天使]]を軸とした[[デッキ]]。~
 少ない消費で3体[[エクシーズ]]を可能とし、[[出張]]パーツとしての評価も高かった。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【紋章獣】]][#HeraldicBeast]
 [[紋章獣]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【RR】]][#RR]
 [[RR]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

***[[【レスキューラビット】]][#Rescue]
 [[《レスキューラビット》]]及び[[通常モンスター]]を軸とした[[デッキ]]。~
 詳細は当該ページを参照。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 素材となる[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する場面が多く、[[エクシーズ召喚]]を行うことが前提の戦術が基本となるため、当然ながら[[特殊召喚]][[メタ]]に弱い。~
 [[《ゴブリンドバーグ》]]や[[《ブリキンギョ》]]といった[[攻撃力]]1500以下の[[モンスター]]も展開の中心として活躍するため、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]も警戒しておくべき存在である。~
 その他[[エクストラデッキ]]を活用する[[デッキ]]と弱点が多く被るため、基本的な[[メタカード]]を意識して対策を練りたい。~

 現[[環境]]では[[エクストラデッキ]]に余裕がない場合も多く、[[ランク]]4のみを採用した構築になることも考えられる。~
 その場合[[《妖怪のいたずら》]]や[[《デビリアン・ソング》]]と言った[[レベル]]変動系[[カード]]が強く[[刺さる]]。~
 [[リンクモンスター]]を出す場合にはあまり影響が出ないため、もし使われた場合を想定しある程度[[戦闘]]もこなせる[[リンクモンスター]]を採用しておくと良い。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#history]
***第7期[#history7]
 [[マスタールール2]]の移行と共に[[エクシーズ召喚]]が登場。~
 登場初期は[[エクシーズモンスター]]自体の数が乏しかったものの、[[レベル]]4[[モンスター]]2体を並べれば出せるという手軽さから、[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]自体は多くの[[デッキ]]に採用されていた。~

 [[PHOTON SHOCKWAVE]]にて登場した[[《レスキューラビット》]]によって手札消費1枚で[[エクシーズ召喚]]が可能となり、同パックで登場した[[《エヴォルカイザー・ラギア》]]と共に[[環境]]に大きな影響を与えた。~
 この時誕生した[[【レスキューラビット】]]こそ[[ランク]]4[[モンスター]]を主軸とした[[デッキ]]の先駆けとも言える。~

 その後も[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]、[[《ラヴァルバル・チェイン》]]など、[[環境]]に影響を与える強力な[[効果]]を持った[[ランク]]4[[モンスター]]の存在により、[[ランク]]4が出せる構築自体の価値が上がって行った。~

***第8期[#history8]
 [[RETURN OF THE DUELIST]]にて登場した[[《H−C エクスカリバー》]]を搭載し、[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]に特化した[[【アライブHERO】>【E・HEROビート】#decktype3]]が登場する。~
 また同パックで登場した[[《ギアギガント X》]]により[[【ガジェット】]]の[[回転]]力が上がり、[[《ブリキンギョ》]]と共に安定した[[ランク]]4[[モンスター]]の[[召喚]]を可能とした。~

 [[ABYSS RISING]]にて[[《ガガガガンマン》]]が登場。~
 俗に「ガンマンライン」と呼ばれる残り[[ライフ]]の指標が作られる。~
 この頃にはほとんどの[[デッキ]]で[[ランク]]4が採用されていたこともあり、残り[[ライフ]]に対する意識が大きく変わった瞬間とも言える。~

 この頃になり[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]や[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]といった、素材に縛りがなく強力な[[除去]][[効果]]を持つ[[モンスター]]も登場し始め、[[ランク]]4[[モンスター]]を出せる構築という重要さはさらに上昇したと言える。~
 この頃になり[[《No.101 S・H・Ark Knight》]]や[[《励輝士 ヴェルズビュート》]]といった、素材に[[縛り]]がなく強力な[[除去]][[効果]]を持つ[[モンスター]]も登場し始め、[[ランク]]4[[モンスター]]を出せる構築という重要さはさらに上昇したと言える。~

***第9期[#history9]
 [[ランク]]4の扱いやすさと[[アドバンテージ]]の獲得のしやすさを兼ね備えた[[【テラナイト】]]が[[環境]]に姿を現し始める。~
 さらに[[クロスオーバー・ソウルズ]]で[[《星守の騎士 プトレマイオス》]]が登場し、[[《セイクリッド・プレアデス》]]や[[《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》]]+[[《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》]]といった強力な[[モンスター]]に繋がることから多くの[[デッキ]]に採用される。~
 [[2015/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に[[禁止カード]]に指定されるまで、[[ランク]]4[[モンスター]]の中で特に高い採用率を誇った。~
 [[15/10/01>リミットレギュレーション/2015年10月1日]]に[[禁止カード]]に指定されるまで、[[ランク]]4[[モンスター]]の中で特に高い採用率を誇った。~

 また[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]の登場により、[[《No.39 希望皇ホープ》]]が出せる[[デッキ]]([[ランク]]4が出せる[[デッキ]])であれば簡単に高打点の[[モンスター]]を用意できる[[環境]]となる。~

 [[クラッシュ・オブ・リベリオン]]から登場した[[Em]]は高い展開力から注目を浴び、後に[[カテゴリ]]内の[[カード]]の増加や相性の良い[[カード]]が増えたことで[[環境]]トップへ。~
 大量の[[エクシーズモンスター]]を安定して扱うことのできる[[【EMEm】]]の強さは凄まじく、主要[[カード]]が規制されるまでの間、[[環境]]は[[【EMEm】]]一色と化した。~

 [[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]が[[16/01/01>リミットレギュレーション/2016年1月1日]]にて[[禁止カード]]に指定される。~
 続けて[[《ラヴァルバル・チェイン》]]が[[16/04/01>リミットレギュレーション/2016年4月1日]]に[[禁止カード]]に指定され、これら2枚を利用した[[デッキ]]は大幅に弱体化した。~

 その後環境に姿を現したのは、[[モンスター]]1体から[[エクシーズ召喚]]が可能という独自の動きを持つ[[【十二獣】]]である。~
 その安定性と制圧力から一挙に環境トップまで登り詰めただけでなく、[[出張]]性能の高さとしても目を見張るものがあり、多くのデッキが[[【十二獣】]]のギミックを取り入れた。~
 その後[[環境]]に姿を現したのは、[[モンスター]]1体から[[エクシーズ召喚]]が可能という独自の動きを持つ[[【十二獣】]]である。~
 その安定性と[[制圧]]力から一挙に[[環境]]トップまで登り詰めただけでなく、[[出張]]性能の高さとしても目を見張るものがあり、多くの[[デッキ]]が[[【十二獣】]]のギミックを取り入れた。~
 

***第10期[#history10]
 [[新マスタールール]]への移行により、[[エクシーズモンスター]]を複数並べることが難しくなった。
 [[新マスタールール]]への移行により、[[エクシーズモンスター]]を複数並べることが難しくなった。~
 これにより[[エクシーズモンスター]]を大量に扱う[[デッキ]]は大打撃を受け、大幅な[[弱体化]]を余儀なくされた。~

 第9期に活躍していた[[【十二獣】]]も[[17/04/01>リミットレギュレーション/2017年4月1日]]及び[[17/07/01>リミットレギュレーション/2017年7月1日]]にて大幅な規制を受け、全盛期ほどの勢いは失ってしまっている。~

//**代表的なカード [#keycard]
//-[[《》]]

//**サンプルレシピ [#sample]

**関連リンク [#link]
-[[エクシーズモンスター]]
-[[エクシーズ召喚]]

-[[デッキ集]]