*【ラヴァル】 [#e48bdc9a] #contents **[[デッキ]]の概要 [#mccf7bfb] [[DUEL TERMINAL]]で登場した、[[ラヴァル]][[モンスター]]を使用する[[ビートダウン]][[デッキ]]。~ [[ラヴァル]]は[[炎属性]]で統一されているのでそれらの[[サポートカード]]も存分に利用できる。~ [[墓地]]が肥えることで[[効果]]を発揮するモンスターが多いため、それを活かすような[[デッキ]]作りも必要である。 《ラヴァルの炎車回し》 効果モンスター 星3/炎属性/炎族/攻 300/守 400 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 自分のデッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター2体を 選択して墓地へ送る事ができる。 《ラヴァル炎火山の侍女》 チューナー(効果モンスター) 星1/炎属性/炎族/攻 100/守 200 自分の墓地に「ラヴァル炎火山の侍女」以外の 「ラヴァル」と名のついたモンスターが存在する場合にこのカードが墓地へ送られた時、 自分のデッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。 《ラヴァル・ランスロッド》 効果モンスター 星6/炎属性/戦士族/攻2100/守 200 このカードはリリースなしで召喚する事ができる。 この方法で召喚したこのカードは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。 フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 ゲームから除外されている 自分の炎属性モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。 **[[デッキ]]構築に際して [#xef969e3] ***[[モンスターカード]] [#deb72a8d] [[ラヴァル]]と名のついていないが効果が[[ラヴァル]]関連のモンスターも多い。~ ただ、できれば[[ラヴァル]]と名のついたモンスターを優先的に入れたい。 -[[ラヴァル]]~ --[[《ラヴァルの炎車回し》]]~ [[戦闘破壊]]される事で、2体の[[ラヴァル]]を[[墓地に送る]][[効果]]を持つ。~ [[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が重要なこの[[デッキ]]においては、大きなウェイトを占める。~ これ1枚で[[《ラヴァルバーナー》]]の[[召喚条件]]を満たせるため便利である。~ できる限り採用したいところだが、他に[[墓地を肥やす]]手段がある場合この限りではない。 --[[《ラヴァル炎火山の侍女》]]~ こちらも[[ラヴァル]]を[[墓地に送る]][[効果]]を持つ。~ [[《ラヴァルの炎車回し》]]に比べ[[戦闘]]を介する必要がなく、能動的に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]易い。~ [[タイミングを逃す]]場合を除いて、[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]手段は選ばないのも優秀。~ [[デッキ]]から直接[[墓地に送る]]場合は[[《おろかな埋葬》]]・[[《ラヴァルの炎車回し》]]等が候補になる。~ [[手札]]から[[墓地に送る]]場合は[[《ブレイズ・キャノン》]]を利用すると無駄が無い。~ [[同名カード]]を[[墓地に送る]]事で、一気に4枚[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができる。 --[[《ラヴァル・キャノン》]]~ そこそこの[[攻撃力]]を持ち、[[効果]]も優秀である。~ 展開力の低い[[ラヴァル]]にとっては重要な展開手段となる。~ 特に[[《炎熱刀プロミネンス》]]との相性は良く、積極的に採用していきたい。~ [[特殊召喚]]する[[ラヴァル]]に[[レベル]]制限が無い事も忘れないでおきたい。 --[[《ラヴァル・ウォリアー》]]~ [[ラヴァル]]の[[アタッカー]]として使える。~ 条件が整った場合の[[効果]]も強力なので、2〜3枚は採用しても問題はないだろう。 --[[《ラヴァル炎樹海の妖女》]]~ [[チューナー]]であり[[ラヴァル]]の全体的な強化に使うことも可能。~ ただ、[[シンクロ召喚]]や[[アドバンス召喚]]に使用しなければ[[効果]]を活かすことは難しい。~ 基本的に[[ラヴァル]]の[[チューナー]]としての役割であり能力は貧弱なため、枚数を多く入れるのは控えるべきだろう。~ --[[《ラヴァルバーナー》]]~ [[上級モンスター]]だが条件さえ整えれば簡単に[[特殊召喚]]できる。~ [[チューナー]]と組み合わせれば簡単に[[シンクロ召喚]]することも可能。~ うまくいけば[[フィールド]]を制圧することも可能だが、序盤だと腐る場合も多いことに注意が必要。 --[[《ラヴァル・ランスロッド》]]~ こちらも[[ラヴァル]]の[[上級モンスター]]だが[[妥協召喚]]による[[召喚]]が可能。~ [[自壊]]デメリットはあるが[[攻撃力]]2100と高い数値である。~ [[守備力]]も200と[[《真炎の爆発》]]や[[《フレムベル・ヘルドッグ》]]に対応している。~ 多くの[[サポートカード]]による恩栄を受けることができるので可能な限り積んでも問題は無いが、[[デッキ]]に応じて枚数は調整しよう。 --[[《ラヴァルロード・ジャッジメント》]]~ [[最上級モンスター]]だが出しにくいため、出すのは[[《紅蓮の炎壁》]]等の[[サポート>サポートカード]]はほぼ必須だろう。~ 無理に[[アドバンス召喚]]を狙わずに[[《ラヴァル・キャノン》]]からの[[特殊召喚]]を狙うのも良い。~ とはいえ、[[最上級モンスター]]のわりには力不足が目立ち、[[事故]]要因にもなりかねないので採用はよく考えたい。 -[[ラヴァル]]関係の[[モンスターカード]]~ --[[《紅蓮地帯を飛ぶ鷹》]]~ 条件を満たせば簡単に[[蘇生]]することができる。~ [[《ラヴァルバーナー》]]と組み合わせると、[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]も出すことが可能。~ 比較的便利な[[効果]]のため、複数積んでもいいだろう。 --[[《炎熱刀プロミネンス》]]~ [[墓地]]の[[ラヴァル]]を[[除外]]する事で2100[[アタッカー]]として運用が可能。~ 素の[[攻撃力]]も1800と高めであるので[[効果]]を使用しないのも手である。~ 前述の通り[[《ラヴァル・キャノン》]]との相性は抜群である。~ そのため、[[帰還]]を狙いたい[[ラヴァル]]を[[コスト]]にすると良い。~ 同じく1800及び2100[[アタッカー]]としては[[墓地を肥やす]]事のできる[[《ライトロード・パラディン ジェイン》]]が存在する。~ どちらを採用するかは構築次第である。 --[[《灼熱工の巨匠カエン》]]~ [[除外]]することで、[[ラヴァル]]の[[全体強化]]をすることができる。~ 上昇値は少ないが[[効果]]は永続的に続くので、便利な[[効果]]である。~ しかし[[ステータス]]は心許ないので[[《岩投げアタック》]]等を利用すると良い。 -[[ラヴァル]]の[[シンクロモンスター]]~ 下記の[[シンクロモンスター]]以外に、[[シンクロ素材]]の指定なし[[モンスター]]は勿論、[[炎属性]]や[[炎族]]が多いため[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]等の採用も考えられる。 --[[デメリット]][[効果]]を持つ[[ラヴァル]]~ [[デメリット]]を持つ[[シンクロ]][[ラヴァル]]は現在2体存在する。~ 共に[[シンクロ召喚]]に成功した際に[[手札]]を1枚[[墓地に送る]][[効果]]を持つ。~ 基本的には[[デメリット]]となるが、[[墓地を肥やす]]手段として考える事もできなくはない。~ とはいえ手札アドバンテージを減らすのは好ましくないので、できれば他の[[シンクロモンスター]]を優先したい。 ---[[《ラヴァル・グレイター》]]~ [[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]。~ [[破壊]][[耐性]]を持つものの、[[戦闘破壊]]等には対応していないため使いづらい点が目立つ。~ [[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]はこの[[カード]]より優秀な物が多く、基本的には使用されることは少ないだろう。~ ---[[《ラヴァル・ステライド》]]~ [[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]。~ [[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]に対して[[耐性]]を持つが、[[《地砕き》]]・[[《奈落の落とし穴》]]を始めとする[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]に対して無力であるのが非常に痛い。~ しかし、[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]は優秀な物が比較的少ないので[[《ラヴァル・グレイター》]]よりは活躍の場がある。~ [[《次元幽閉》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]等に対しては有効であるため、状況に応じて使用していきたい。~ --その他の[[ラヴァル]] ---[[《ラヴァルバル・ドラゴン》]]~ [[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]~ 墓地に[[ラヴァル]]さえいれば、比較的[[効果]]も[[発動]]しやすい。~ どんな[[カード]]も[[バウンス]]できるため、強力な[[効果]]である。~ しかし、[[ラヴァル]]の中でも[[コスト]]が比較的[[重く>重い]]、[[墓地アドバンテージ]]がなくなりやすいので使用するタイミングには注意。 ---[[《ラヴァル・ツインスレイヤー》]]~ [[レベル]]5の[[シンクロモンスター]]~ 効果を得るのに2〜3体の[[ラヴァル]]がいるだけでいいので比較的早い段階での高威力を望める。~ [[レベル]]が[[《ラヴァルバル・ドラゴン》]]と同じなので、どちらを出すかは状況次第だろう。~ 守備力が200なので[[《真炎の爆発》]]で[[蘇生]]できる点も見逃せない。 -その他の[[モンスターカード]]~ --[[ライトロード]]~ この[[デッキ]]は[[墓地]]肥やしを最優先するので、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができる[[ライトロード]]を是非採用したい。~ 主な採用な[[モンスター]]は、[[《ライトロード・パラディン ジェイン》]]・[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]・[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]辺りか。~ 他にも[[《カードガンナー》]]など[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができる[[モンスター]]も考えられる。 --[[ヴォルカニック]]~ 比較的墓地を肥やしやすいこの[[デッキ]]において、[[効果]]も発動させやすい。~ [[《ヴォルカニック・カウンター》]]や[[《ヴォルカニック・バックショット》]]などが有用か。 --[[《フレムベル・ヘルドッグ》]]~ このデッキにおいても、[[《ラヴァル・ランスロッド》]]や[[《ラヴァル炎火山の侍女》]]などの多くのモンスターに対応している。~ 下級モンスターでは攻撃力が高い方なので単純な[[アタッカー]]としても採用も考えられる。 --[[《UFOタートル》]]~ [[《ラヴァルの炎車回し》]]等を[[リクルート]]することができる。~ [[《強制転移》]]を[[《ラヴァルの炎車回し》]]と共有できるのもうれしい。~ [[墓地を肥やす]]起点としては優秀であるが、[[アタッカー]]を[[リクルート]]できない点に注意したい。 --[[《魔導雑貨商人》]]~ うまくいけば大量の[[ラヴァル]][[モンスター]]を[[墓地]]に送れるため、入れておいて損はないだろう。 --[[《ジャンク・シンクロン》]]~ これ1枚で、[[《ラヴァルバル・ドラゴン》]]・[[《ラヴァル・ツインスレイヤー》]]を[[シンクロ召喚]]することが可能。~ [[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]やすい[[デッキ]]なので、[[効果]]も[[発動]]させやすいだろう。~ ただし、[[蘇生]]する[[モンスター]]に[[《ヴォルカニック・バックショット》]]など限られてるので注意が必要。 ***[[魔法・罠カード]] [#f909d726] -[[ラヴァル]]の[[サポートカード]] --[[《紅蓮の炎壁》]]~ [[墓地]]の[[ラヴァル]]を[[除外]]することで、[[トークン]]を生み出す[[速攻魔法]]。~ 制約はないので、[[シンクロ召喚]]など幅広い使い方をすることができる。~ ただ、[[除外]]しすぎると[[墓地アドバンテージ]]も失うことになるため注意である。~ その辺は[[《ラヴァル・キャノン》]]・[[《異次元からの埋葬》]]で補いたい。 --[[《炎熱旋風壁》]]~ [[ラヴァル]]の[[全体強化]]を行える[[永続罠]]だが、序盤に引いてしまうと上昇値が少ない。~ [[《バーニングブラッド》]]・[[《強者の苦痛》]]にも劣る場合もあるため、採用するとしても1〜2枚だろう。 -[[炎属性]][[サポートカード]]~ --[[《バーニングブラッド》]]~ [[炎属性]]の[[全体強化]]を行う[[カード]]。~ この[[デッキ]]は性質上、[[《一族の結束》]]を有効活用するのが難しい。~ よって、この[[カード]]は単純な強化として重宝する。 --[[《火霊術−「紅」》]]~ [[炎属性]]専用の[[バーン]][[罠カード]]。~ 必須ではないが、あっても悪くはない程度だろう。 --[[《真炎の爆発》]]~ [[《ラヴァル炎樹海の妖女》]]・[[《ラヴァル炎火山の侍女》]]・[[《ラヴァル・ツインスレイヤー》]]・[[《ラヴァル・ランスロッド》]]・[[《灼熱工の巨匠カエン》]]を[[蘇生]]できる。~ 展開力の低い[[ラヴァル]]にとって、[[切り札>フィニッシャー]]として運用を期待できる。~ また、有効活用のために[[フレムベル]]等を組み込むのも面白いだろう。~ --[[《フレムベルカウンター》]]~ [[《ラヴァル炎樹海の妖女》]]・[[《ラヴァル炎火山の侍女》]]・[[《ラヴァル・ランスロッド》]]等を[[コスト]]に相手の[[魔法・罠カード]]の[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にし[[破壊]]する。~ この場合[[《ラヴァル・キャノン》]]の[[効果]]で[[帰還]]させると無駄がない。~ ただしそのまま使うだけでは[[墓地アドバンテージ]]を失うだけなので、注意が必要。 -その他の[[カード]] --[[《異次元からの埋葬》]]~ [[除外]]された[[カード]]を[[墓地]]に戻す[[速攻魔法]]。~ [[《灼熱工の巨匠カエン》]]の再利用や[[《炎熱刀プロミネンス》]]の[[コスト]]とした[[ラヴァル]]を戻す手段として利用できる。~ ただし[[《ラヴァル・キャノン》]]との相性は微妙であるため慎重に使用したい。 --[[《おろかな埋葬》]]~ [[デッキ]]の[[モンスター]]1体を[[墓地に送る]][[通常魔法]]。~ ピンポイントで[[ラヴァル]]を[[墓地に送れる>墓地に送る]]ため、重宝するだろう。~ [[《ラヴァル炎火山の侍女》]]の場合は、1度に最大4体[[墓地に送る]]事ができる。 --[[《ワン・フォー・ワン》]]~ [[デッキ]]に存在する[[《紅蓮地帯を飛ぶ鷹》]]・[[《ラヴァル炎火山の侍女》]]を[[特殊召喚]]できる。~ また、[[手札]]を[[墓地に送る]]事もできるので重宝するだろう。 --[[《異次元からの帰還》]]~ この[[デッキ]]は[[墓地]]肥やしと共に[[除外]]も多く使用する。~ [[《紅蓮の炎壁》]]や[[《炎熱刀プロミネンス》]]等での[[除外]]から[[帰還]]で[[1ターンキル]]にまで持ち込むこともできるだろう。~ [[《紅蓮地帯を飛ぶ鷹》]]が[[除外]]されていた場合[[シンクロ召喚]]もできるのも魅力的であろう。 --[[《針虫の巣窟》]]~ [[デッキトップ]]の[[カード]]5枚を[[墓地に送る]][[罠カード]]。~ この[[デッキ]]は[[墓地アドバンテージ]]を重視するため、相性がいい。~ ただ[[罠カード]]のため[[発動]]にややタイムラグがあることに注意。 --[[《王宮の鉄壁》]]~ このデッキは[[除外]]に弱いため、それを防ぐことができるこの[[カード]]を採用する余地はある。~ また、この[[カード]]があると、[[《紅蓮地帯を飛ぶ鷹》]]を半ば永久的に[[蘇生]]させることも可能。~ ただ、[[《紅蓮の炎壁》]]等の[[カード]]も[[発動]]できなくなるため、投入するとしても[[デッキ]]バランスが重要だろう。 //**戦術 [#ic8fe587] //プレイング・動かし方について。 //**[[デッキ]]の種類 //***《カード名》軸 //***【(デッキ名)】軸 //特定のカードやデッキを軸とする場合。 //**[[デッキ]]の派生 [#r4e936a7] **この[[デッキ]]の弱点 [#h31d40b7] [[墓地肥やし>墓地を肥やす]]の依存が強いため、[[除外]]には当然弱い。~ [[《マクロコスモス》]]・[[《次元の裂け目》]]に対しては[[《ライトロード・マジシャン ライラ》]]等がいない限り、苦戦を強いられるだろう。~ また[[墓地]]が肥えていなければ[[効果]]が発揮できない[[カード]]も多く、序盤は思うように発揮できない点も注意が必要である。~ [[墓地]]が肥えても、[[除外]]しすぎると[[発動]]できなくなる恐れもあるため注意すること。 **代表的なカード [#eac2a220] -[[《ラヴァルの炎車回し》]] -[[《ラヴァル炎火山の侍女》]] -[[《ラヴァルバーナー》]] **関連リンク [#g97d56b2] -[[ラヴァル]] -[[【炎属性】]] -[[デッキ集]]