【リクルーター】の特性を活かし、《キラー・トマト》と《シャインエンジェル》で墓地に光属性・闇属性を溜める【カオス】。
【RC】(Recruiter Chaos)、【リクルカオス】等とも呼ばれる。
《キラー・トマト/Mystic Tomato》 効果モンスター 星4/闇属性/植物族/攻1400/守1100 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
《シャインエンジェル/Shining Angel》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1400/守 800 このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、 デッキから攻撃力1500以下の 光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。
《見習い魔術師/Apprentice Magician》 効果モンスター 星2/闇属性/魔法使い族/攻 400/守 800 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、 フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動する。 そのカードに魔力カウンターを1つ置く。 (2):このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。 デッキからレベル2以下の魔法使い族モンスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する。
上記以外のモンスターに関しては比較的自由度が高いため、【光属性】および【闇属性】を参照しつつ選択すると良い。
リクルーターを筆頭に下級モンスターの多くは低ステータスであるため、《魔のデッキ破壊ウイルス》には非常に弱い。
また、全体攻撃モンスターや連続攻撃モンスター相手では、リクルートしたモンスターまで戦闘破壊されてしまい、戦線を維持しきれなくなってしまう。
その他にも戦闘破壊を重視せずに除去を多用するデッキ相手では、リクルーターの特性を生かしきれない。
カオスモンスターとリクルーターに共通する弱点としては、《マクロコスモス》等の無差別除外カードが存在する。
無差別除外カードが発動していると、《見習い魔術師》以外のリクルーターは墓地へ送られないために効果を発動できず、モンスターが墓地へ送られないためにカオスモンスターを特殊召喚できなくなる。
05/09/01〜06/03/01の環境では《見習い魔術師》の裁定変更及び《貪欲な壺》の登場により主流デッキとなる。
《カオス・ソーサラー》以外のカオスが禁止カードとなったことで、《カオス・ソーサラー》をいかに使うかに焦点が当てられていた。
【除去ガジェット】が主流デッキであったことや、【ミーネ・ウイルス】等で使用される《死のデッキ破壊ウイルス》への対策手段として、攻撃力1400のリクルーターの評価が上がっていたことも大きい。
リクルーターを用いることで墓地肥やしが容易となり、墓地を肥やす能力に劣る【サイカリカオス】に比べ、《貪欲な壺》を投入しやすいという利点があった。
また、《見習い魔術師》から《聖なる魔術師》をリクルートし、《貪欲な壺》・《強欲な壺》を再利用も狙えるのも大きい。
このデッキは、同時期に登場した【雑貨貪欲カオス】の基盤ともなっている。