*【レクンガ】 [#w8398a7b]
 [[墓地]]の[[水属性]][[モンスター]]を[[除外]]することにより[[トークン]]を生成する[[《レクンガ》]]を中心とした上級多用[[デッキ]]の一種。~
 [[【次元帝軸上級多用】]]などとは異なり、採用される[[モンスター]]に[[水属性]][[モンスター]]が多く存在するのが特徴である。~
 弱小[[トークン]]による生贄、戦闘などを行っていく点では[[【スライム増殖炉】]]と似通った点も存在している。~

 《レクンガ/Lekunga》
 効果モンスター
 星4/水属性/植物族/攻1700/守 500
 自分の墓地の水属性モンスター2体をゲームから除外する度に、
 自分フィールド上に「レクンガトークン」(植物族・水・星2・攻/守700)を
 1体攻撃表示で特殊召喚する。

**基本戦術 [#o61f58f2]
 序盤は[[《メタモルポット》]][[《魔導雑貨商人》]]などを用いて[[墓地]]を肥やしておく。~
 体制が整うまでは[[ロック]]をかけることも視野に入れる。~
 ある程度たまったところで[[《レクンガ》]]を召喚し、[[レクンガトークン]]を生成していく。~
 これらを生贄に[[《氷帝メビウス》]]などを[[生け贄召喚]]するのもよく、一方で[[装備魔法]]により強化された[[トークン]]での戦闘も行っていく。~
 [[《レクンガ》]]の[[起動効果]]により除外された[[モンスター]]を[[《次元融合》]]などで戻してくることでフィニッシュをかけることも可能。

**[[デッキ]]構築 [#j30b2423]
 このデッキで採用される[[モンスター]]は基本的に[[水属性]]となる。~
 そのため、[[フィールド魔法]]が採用されることになるが、このデッキでは[[《伝説の都 アトランティス》]]よりも[[《ウォーターワールド》]]が優先される。~
 というのも、かなり不安定なデッキであるため、手札事故を起こし、最悪[[上級モンスター]]を出せずにトークンで戦う可能性も秘めているためである。~
 [[上級モンスター]]に[[《海竜−ダイダロス》]]を採用するのでない限り、[[《ウォーターワールド》]]を使用しておきたい。~
 [[《レクンガ》]]の[[攻撃力]]が2200まで上昇するので、[[相手]]ターンでの[[戦闘破壊]]をまぬがれやすくなる。~
 ただ、[[レベル]]5の[[モンスター]]を多めに採用するつもりであるならば、かえって[[《伝説の都 アトランティス》]]の方が安定するかもしれない。

 [[下級モンスター]]に関しては、[[《レクンガ》]]が[[植物族]]であることを利用できる[[モンスター]]を投入する。~
 [[フィールド]]上の植物族の数で攻撃力が上昇する[[植物族]][[アタッカー]][[《ボタニカル・ライオ》]]は是非入れておきたい。~
 また、同様に、[[《レクンガ》]]を墓地から再生させることもでき、なおかつ[[レクンガトークン]]の[[召喚]][[コスト]]にもなる[[《ロードポイズン》]]も必須となる。~
 それ以外に関しては、[[《黄泉ガエル》]]を採用しておくといいだろう。~
 事故は[[上級モンスター]]に必ず付随するものであり、それに対して安定性をもたらすことの可能なこのカードもなくてはならない存在なのである。~
 [[《死皇帝の陵墓》]]を採用する場合は[[《ウォーターワールド》]]との兼ね合いを注意しなければならない。~
 また、序盤において[[墓地を肥やす]]ために[[《カードガンナー》]][[《メタモルポット》]][[《魔導雑貨商人》]][[《手札抹殺》]]は入れておく必要がある。~
 このとき、魔法・罠の枚数を減らしておくことにより、カードを[[墓地]]に送りやすくなる。

 [[上級モンスター]]について言えば、[[《次元融合》]]による[[帰還]]戦法を見据えたうえで、できるだけ強力な[[水属性]]を選ぶ。~
 [[《氷帝メビウス》]]はもちろんのこと、最大攻撃力を有する[[《青氷の白夜龍》]]、[[貫通]][[効果]]を所持する[[《バイトロン》]]なども入れておきたい。~
 なお、若干事故率を上げる結果となるが、[[水属性]][[モンスター]]で[[フィールド]]上を埋め尽くすのが容易であることから、[[《雲魔物−ニンバスマン》]]を使用することもできる。~
 ここで[[《氷帝メビウス》]][[《雲魔物−ニンバスマン》]]とは相性が悪いが、1[[ターン]]での大量展開を目指すのであれば[[《大波小波》]]を入れておいてもおもしろいかもしれない。~

 なお、[[レクンガトークン]]による戦闘を行う可能性について考える。~
 基本的には[[【スライム増殖炉】]]と同じ戦術を用いることになる。~
 よって少々心許ないが、[[《下克上の首飾り》]][[《団結の力》]][[《アクアの合唱》]]による、ステータス強化を図る。~
 [[《強制転移》]][[《死のマジック・ボックス》]][[《鹵獲装置》]]などによる転移戦法も可能。~
 このとき、[[《鹵獲装置》]]の[[汎用性]]を保つために、[[通常モンスター]]を多めに採用することも考えられる。~
 また[[水属性]]が多く存在することから[[《水霊術−「葵」》]]なども採用しておこう。

**この[[デッキ]]の弱点 [#tefda94d]
 [[墓地]]に[[水属性]][[モンスター]]がたまらないことには動くはずもない。~
 よって[[除外]]を用いる戦術には分が悪い。~
 また[[上級モンスター]]を多用する[[デッキ]]ならではの事故率もついて回ることになる。~
 さまざまな[[コンボ]]を内蔵した[[デッキ]]であるため、プレイング難易度はかなり高い。~
 そのため、序盤には[[《レベル制限B地区》]][[《平和の使者》]]などによって[[ロック]]を張ることも考える必要がある。

**代表的なカード [#c48316db]
-[[《レクンガ》]]
-[[《ロードポイズン》]]
-[[《ボタニカル・ライオ》]]

-[[《次元融合》]]
-[[《異次元からの帰還》]]

-[[《下克上の首飾り》]]
-[[《強制転移》]]

-[[《魔導雑貨商人》]]
-[[《メタモルポット》]]
-[[《手札抹殺》]]

**関連リンク [#j25cc467]
-[[【スライム増殖炉】]]
-[[【水属性】]]

-[[レクンガトークン]]

-[[デッキ集]]