*【レスキューシンクロ】 [#cb0c7884]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#e094125c]
 [[《レスキューキャット》]]と[[《召喚僧サモンプリースト》]]で[[リクルート]]を行い[[シンクロ素材]]を集める[[シンクロ召喚]][[デッキ]]。~
 高い[[攻撃力]]と制圧力で[[ビートダウン]]を狙える。~

 [[シンクロ召喚]]が登場した頃から存在しているデッキジャンルである。~
 【猫シンクロ】、【シンクロキャット】とも呼ばれる。~

-[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]]に[[《レスキューキャット》]]が[[禁止カード]]に指定され、現在構築は不可能となっている。~

 《レスキューキャット/Rescue Cat》
 効果モンスター(禁止カード)
 星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
 自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
 デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体をフィールド上に特殊召喚する。
 この方法で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

 《召喚僧サモンプリースト/Summoner Monk》
 効果モンスター(制限カード)
 効果モンスター(準制限カード)
 星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600
 このカードはリリースできない。
 このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。
 1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てる事で、
 自分のデッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは、
 そのターン攻撃する事ができない。

**[[デッキ]]構築に際して [#f9d6a3a2]
***[[モンスターカード]]について [#d9991af1]
 上記の[[キーカード]]と、それらで[[リクルート]]する[[獣族]][[モンスター]]を除けば、[[必須カード]]はない。~
 その為、残された枠は比較的自由に[[モンスター]]を採用できる。~

-[[《レスキューキャット》]]で[[リクルート]]する[[獣族]][[モンスター]]~
[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]2体の内、1体は[[チューナー]]にし、それらの組み合わせで[[シンクロ召喚]]を行うのが戦術となる。~

--[[《X−セイバー エアベルン》]]~
高い[[攻撃力]]と[[手札破壊]][[効果]]を持つ[[チューナー]]。~
[[シンクロ素材]]だけでなく[[アタッカー]]としても使える事から、[[リクルート]]される[[モンスター]]でも[[必須カード]]に近い扱いを受ける。~

--[[《魔轟神獣キャシー》]]・[[《魔轟神獣ケルベラル》]]~
[[魔轟神]]と名のついた[[獣族]]の[[チューナー]]。~
これらを採用すれば、[[魔轟神]]の[[シンクロモンスター]]が使えるようになる。~
[[《魔轟神獣ケルベラル》]]は自身の[[効果]]でも[[特殊召喚]]しやすい。~

--[[《N・ブラック・パンサー》]]~
[[相手]][[フィールド]]に存在する強力な[[効果モンスター]]の[[効果]]を利用出来る。~

--[[《デス・コアラ》]]~
[[壁]]に使える[[守備力]]と優秀な[[バーン]][[効果]]を持つ。~
//この[[バーン]][[効果]]は[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を活用する場合に役立つ。

--[[《コアラッコ》]]~
[[《レスキューキャット》]]から[[リクルート]]する事で、[[発動条件]]をすぐに満たせる。~
[[《X−セイバー エアベルン》]]で[[モンスター]]を極力[[戦闘破壊]]しやすく、特に[[《ナチュル・ビースト》]]が[[シンクロ召喚]]できる点はポイントが高い。~
ただし、単体では殆ど何もできないので、[[《ナチュル・ビースト》]]に特化しない限りは複数枚採用する価値は低い。~

--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~
[[手札事故]]になりにくく、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]も有効に働く。~
[[《王宮の弾圧》]]等を[[破壊]]出来る可能性もあるため複数積みたいところだが、
呼び出せる[[シンクロモンスター]]が[[レベル]]5に限られてしまう。~
[[属性]]の面から[[《カオス・ソーサラー》]]の[[召喚]]補助にもなる。

--[[《異次元の狂獣》]]~
重要な低[[ステータス]][[モンスター]]を[[除外]]する役目を持つ。~
比較的採用率の高い[[《クリッター》]]や[[《ゾンビキャリア》]]、[[《ネクロ・ガードナー》]]等が対策できる。~
[[シンクロ召喚]]は行えなくなるが、[[《コアラッコ》]]との併用でその対象を広げる事も可能。~
また[[《ナチュル・パルキオン》]]に繋げる事が出来る点も評価を上げている。~

--[[《インフェルニティ・ビースト》]]・[[《デス・ウォンバット》]]~
[[攻撃力]]が[[《X−セイバー エアベルン》]]と並んで高く、露払いの[[戦闘]]と[[シンクロ召喚]]を同時に行いたい時に便利。~
前者は[[ダークモンスター>リメイク]]のための[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行える。~
後者は[[《ナチュル・パルキオン》]]の[[シンクロ素材]]になる。~
[[デッキ]]によって使い分けよう。

-その他の[[モンスター]]
--[[《ライオウ》]]~
併せて[[《オネスト》]]や[[《カオス・ソーサラー》]]を採用すれば、[[【メタビート】]]寄りの構築にできる。~

--[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]~
[[《召喚僧サモンプリースト》]]や[[《N・ブラック・パンサー》]]、[[《デス・コアラ》]]等、採用できる[[闇属性]][[モンスター]]が多い。~
[[手札事故]]を心配するのであれば、この[[カード]]のために[[【闇属性】]]軸とするのもあり。~

--各種[[リクルーター]]~
[[《レスキューキャット》]]や[[《森の番人グリーン・バブーン》]]と[[シナジー]]のある[[《巨大ネズミ》]]や、[[《闇の誘惑》]]や[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]と相性の良い[[《キラー・トマト》]]が候補に挙がる。~
他には[[《墓守の偵察者》]]と[[《墓守の番兵》]]を入れれば、[[レベル]]7の[[シンクロモンスター]]を出しやすくなる。~

-[[シンクロモンスター]]~
普通の[[デッキ]]では採用されにくい[[シンクロモンスター]]も採用しやすい。~

--[[《ナチュル・ビースト》]]~
[[シンクロ素材]]がほぼ[[《X−セイバー エアベルン》]]と[[《コアラッコ》]]等の組み合わせに限定される。~
しかし、[[魔法カード]]の[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]に出来るのは非常に優秀である。~

--[[《アーカナイト・マジシャン》]]~
扱いやすい[[除去]][[効果]]を持つ。~
[[《X−セイバー エアベルン》]]と[[《召喚僧サモンプリースト》]]の組み合わせで[[シンクロ召喚]]可能。~
[[《レスキューキャット》]]経由で[[《X−セイバー エアベルン》]]2体出した後に[[シンクロ召喚]]を行えば、その[[ハンデス]][[効果]]も狙いやすい。~
この時、[[守備表示]]で[[《アーカナイト・マジシャン》]]を[[召喚]]しておけば、[[魔力カウンター]]が外れた後も[[壁]]として機能する。~

--[[《ナチュル・パルキオン》]]~
[[墓地コスト]]で[[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]を[[無効]]にできる。~
[[《X−セイバー エアベルン》]]と[[《異次元の狂獣》]]が出しやすい。~

--[[《魔轟神獣ユニコール》]]・[[《魔轟神レイジオン》]]~
[[魔轟神獣>魔轟神]]を使うのであれば、ぜひ採用したい[[シンクロモンスター]]。~
[[《魔轟神獣ユニコール》]]は強力な拘束力を持つ。~
[[《魔轟神レイジオン》]]は[[シンクロ召喚に成功した]]時に[[ドロー]]が可能。

***[[魔法・罠カード]]について [#a02a7371]
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]を使用する以上、[[魔法カード]]の割合を多くしたい。~
 もしも[[腐って>腐る]]も、[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]にできる。~

-[[《貪欲な壺》]]~
[[《レスキューキャット》]]などの[[キーカード]]を再利用する事が可能。~
[[墓地]]を増やす事が容易なため、[[発動]]しやすい。~

-[[《大寒波》]]~
[[発動]]しておけば、安全に[[1ターンキル]]を行える。~
[[《王宮の弾圧》]]を潰せるのも大きい。~

-[[《月の書》]]~
非常に[[汎用性]]の高い[[カード]]。~
[[《王虎ワンフー》]]・[[《ライオウ》]]等の対策としても有効。~

-[[《地霊術−「鉄」》]]~
[[《レスキューキャット》]]で呼び出した[[地属性]][[モンスター]]を[[リリース]]する事で、[[《レスキューキャット》]]を再利用できる。 ~

-[[《王宮のお触れ》]]・[[《王宮の弾圧》]]~
[[《ナチュル・ビースト》]]を主軸とする場合、これらも併せればより高い拘束力を発揮できる。~

-[[《リミット・リバース》]]~
[[《召喚僧サモンプリースト》]]と[[《レスキューキャット》]]を[[蘇生]]できる。~
あらかじめ伏せておき、こちらの[[《大寒波》]]に[[チェーン]]できれば強力である。~

//-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]~
//[[裏側守備表示]]の[[《召喚僧サモンプリースト》]]を[[リリース]]して[[発動]]が可能。

-各種[[コントロール奪取]][[カード]]~
[[シンクロ召喚]]のサポートとしてはもちろん、[[《ライオウ》]]等の[[メタカード]]対策にもなる。~
採用するのであれば、[[《X−セイバー エアベルン》]]の他にも[[チューナー]]を採用しておくのも良いだろう。~

**[[デッキ]]の派生 [#j316b468]
***【猫姫】 [#k403ee5e]
 [[《ローンファイア・ブロッサム》]]と[[《椿姫ティタニアル》]]を採用し[[墓地]]肥やしを高速化させたデッキタイプ。~
 【姫猫】と呼ばれる事も多く、どちらが主流かはコミュニティによるが、どちらでも通じるだろう。~
//「"猫姫" "遊戯王"」約 3,600 件「"姫猫" "遊戯王"」約 1,420 件、""括り検索だから余計な物は入ってないはず

 序盤から[[《貪欲な壺》]]によって[[手札]]増強が出来るのが強み。~
 [[《椿姫ティタニアル》]]の[[効果]]によって[[《ナチュル・ビースト》]]や、[[《王宮の弾圧》]]と言った[[キーカード]]を守る事も可能である。~
 [[《椿姫ティタニアル》]]の[[攻撃力]]も十分高いので[[シンクロ召喚]]までの[[アタッカー]]としても[[使用]]出来る。~
 [[《ロードポイズン》]]は[[《王宮の弾圧》]]に邪魔される事なく[[《椿姫ティタニアル》]]を[[特殊召喚]]する事が出来る。~
 [[レベル]]4なので[[《召喚僧サモンプリースト》]]で呼ぶことが出来、[[《強制転移》]]等で[[相手]]に[[送りつけ]]て[[殴り>殴る]]、[[《椿姫ティタニアル》]]に繋ぐ、といった芸当も可能なので1〜2枚投入しておくのも悪くない。~

 だが通常の【レスキューシンクロ】には無かった弱点として、[[最上級モンスター]]を[[積む]]事による[[手札事故]]が起きる可能性がある。~
 また、[[《ローンファイア・ブロッサム》]]を初手で2枚以上引いてしまうという事もある。~
 [[《サンダー・ブレイク》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]のような[[手札コスト]]タイプの[[カード]]で凌いだり、いざとなれば[[《キラー・トマト》]]を[[特殊召喚]]出来るように、タイプを応用する必要がある。~
 [[《サンダー・ブレイク》]]は後述する[[《砂塵の大竜巻》]]のような使い方も出来るため、是非採用を検討したい[[カード]]である。~

***【ビーバーシンクロ】 [#o372k476j]
 [[《デーモン・ビーバー》]]が[[《レスキューキャット》]]から[[リクルート]]できることに着目した[[デッキ]]タイプ。~
 [[《デーモン・ビーバー》]]は[[デーモン]]の名前を冠しているため、[[《堕落》]]による[[コントロール]]奪取が可能であり、[[《レスキューキャット》]]で[[チューナー]]とともに呼び出せば[[シンクロ召喚]]に活用することもできる。~
 また、[[《デーモン・ビーバー》]]が[[通常モンスター]]であることを利用して[[《戦線復活の代償》]]を投入すれば、[[《レスキューキャット》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]、場合によっては[[チューナー]]や[[シンクロモンスター]]を[[蘇生]]できる。~
 [[《デーモン・ビーバー》]]と[[《レスキューキャット》]]は[[属性]]を共有するので、[[《巨大ネズミ》]]によるサポートを共有し、[[《地霊術−「鉄」》]]で[[《デーモン・ビーバー》]]を[[リリース]]してしまえば[[《レスキューキャット》]]の複数回使い回しも可能。同じ様な理由で、[[《バビロン》]]、[[《オオカミ》]]、[[《シルバー・フォング》]]などを1体だけ仕込んでおくのも良い。~
 更に、[[《戦線復活の代償》]]と[[《堕落》]]は共に[[装備魔法]]であるため、[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]として働き、[[《アームズ・ホール》]]によるサポートを共有する。~
 これらの点からこの[[デッキ]]を【武装猫】と呼ぶ場合もある。~
 [[《アームズ・ホール》]]自体も[[《召喚僧サモンプリースト》]]の[[コスト]]として働く点も見逃せない。~
 必須カードの[[《デーモン・ビーバー》]]が[[絶版]]なので少々入手に苦労するが、それ以外に必要な[[カード]]が比較的低[[レアリティ]]なのもポイントである。~

***【アーカナイトビート】 [#x86f9d72]
 [[《大寒波》]]と相性が良く、小回りの利く[[《アーカナイト・マジシャン》]]を[[シンクロ召喚]]しやすくしたもの。~
// スペルは違うが【AKB】と称される部類に入る。~
//意味がわからん。部類に入るとあるが、【AKB】たくさんあるのか。俗称なのか。スペルが違うならなおさら。書くなら詳細に書かないとわからない。
 性質上、[[《奈落の落とし穴》]]の効果を受けにくい[[モンスター]]が大量に組み込める[[デッキ]]タイプであるが、その分上記以外の[[シンクロモンスター]]と[[《X−セイバー エアベルン》]]に矛先が向けられるので注意。~
 [[チューナー]]以外の[[魔法使い族]]は[[《召喚僧サモンプリースト》]]の他、[[《墓守の偵察者》]]・[[《墓守の番兵》]]を採用する。~
 これらは[[《ライオウ》]]等の1900ラインを止められる高い[[守備力]]に加え、優秀な[[効果]]を持つため場持ちが良く、[[手札]]に来てしまうと使いにくい[[《X−セイバー エアベルン》]]を有効に利用する事ができる。~
 [[属性]]の面で[[《闇の誘惑》]]・[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]が使いやすくなっているので、比較的安定した[[デッキ]]タイプだと言える。~
 [[リバース効果]]故[[《抹殺の使徒》]]・[[《精神操作》]]に弱いが、[[《月の書》]]との相性が良い。~
 かつては[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の存在により容易に[[1ターンキル]]が行えることから人気を集めたデッキタイプであった。

//かつては[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の存在により[[《墓守の偵察者》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から[[レベル]]4の[[墓守]]を[[特殊召喚]]し、[[《レスキューキャット》]]から[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]2体を[[シンクロ召喚]]し、[[効果]]と[[直接攻撃]]で合計8000[[ダメージ]]を与えることができた。~
//相手フィールドに[[モンスター]]がいない上での条件だが、十分[[1ターンキル]]が出来る。~
//また、[[レベル]]4の[[墓守]]の代わりに[[《墓守の呪術師》]]を[[特殊召喚]]すれば、同じ流れで[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]と[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
//この場合[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の[[効果]]で[[除去]]を行うことができる上、上記のコンボと同じく丁度8000の[[ダメージ]]を与えることができる。~
//もちろん[[《大寒波》]]を[[発動]]しているのなら[[1ターンキル]]の確率が上がる。~
 この[[デッキ]]の全盛期では名称に反して[[《アーカナイト・マジシャン》]]で[[ビートダウン]]する[[デッキ]]では無かったが、[[《マジックテンペスター》]]・[[《魔轟神獣ケルベラル》]]の登場の後は[[《マジックテンペスター》]]の[[効果]]で[[攻撃力]]3000を大きく上回った[[《アーカナイト・マジシャン》]]により[[ビートダウン]]が可能になった。~
 そういった意味ではこちらの形の方がこの[[デッキ]]名が相応しいと言える。~
 また、この場合[[攻撃]]後に[[《マジックテンペスター》]]の[[バーン]][[効果]]によって大量の[[ダメージ]]を[[相手]]に与えられるのでかつての[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]を彷彿させる[[1ターンキル]]も十分に狙うことが可能である。~
 [[《魔轟神獣ケルベラル》]]によって強力な[[効果]]を持つ[[《魔轟神獣ユニコール》]]・[[《魔轟神レイジオン》]]の[[シンクロ召喚]]が可能になる点も見逃せない。

***【植物猫】 [#pc71eeff]
 [[《デブリ・ドラゴン》]]・[[《ダンディライオン》]]・[[《スポーア》]]などを採用して[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[シンクロ召喚]]に特化したタイプ。~
 [[《氷結界の龍 トリシューラ》]]の[[シンクロ召喚]]のパターンを多く持っている他、他の[[シンクロ召喚]]も狙いやすいため注目を集めている。~

 またVジャンプにおいては【トリシューラビート】と紹介されていた。
//何年何号かも明記しておいたほうがソースとして認められやすいと思う。

**この[[デッキ]]の弱点 [#f736b112]
 [[シンクロ召喚]]型の[[デッキ]]に共通する弱点として、やはり[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等の[[特殊召喚]]封じが一番怖い。~
 また、[[《次元の裂け目》]]・[[《閃光の追放者》]]等を使われると要の[[《レスキューキャット》]]や[[《ナチュル・ビースト》]]が機能しなくなる。~
 幸い、大抵の[[モンスター]]は[[《X−セイバー エアベルン》]]で十分[[戦闘破壊]]でき、[[サイドデッキ]]の[[魔法・罠カード]]には[[《砂塵の大竜巻》]]等を採用すると良い。~

 まず見ないだろうが、[[《召喚制限−パワーフィルター》]]も怖い[[カード]]の一種である。~
 [[《召喚僧サモンプリースト》]]による[[《レスキューキャット》]]の[[特殊召喚]]が封じられ、[[《レスキューキャット》]]による[[《N・ブラック・パンサー》]]・[[《コアラッコ》]]の[[特殊召喚]]が出来ない。~
 また、【アーカナイトビート】型においては主軸の[[《アーカナイト・マジシャン》]]の[[シンクロ召喚]]も封じられてしまう。~
 この点の対策でも[[《砂塵の大竜巻》]]は役に立つので、[[罠カード]]を絞る事で思い切って積んでしまうのも効果的。~

 他にも軸となる[[モンスター]]の[[攻撃力]]が低いので[[《王虎ワンフー》]]・[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《連鎖除外》]]も厳しい。~
 しかし、この[[デッキ]]の一番の弱点はなんといっても[[手札事故]]である。~
 [[《レスキューキャット》]]で呼ぶべき[[モンスター]]が[[手札]]に来てしまった場合、単体では場持ちが期待出来ず、後の[[シンクロ召喚]]の幅も狭めてしまう。~
 このことから、これらの[[モンスター]]の採用は最小限に止めたい。

**この[[デッキ]]の歴史 [#j8b00357]
***[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]] [#y5e110d5]
 [[シンクロ召喚]]が登場した後、その爆発力から大流行した。~
 当時は[[《早すぎた埋葬》]]が現役だったため、[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]を利用して何度も[[《レスキューキャット》]]を[[蘇生]]し、[[デッキ]]内の[[《X−セイバー エアベルン》]]を1ターンですべて[[召喚]]する事も可能だった。~

 2008年度日本代表最終[[選考会]]では、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]3枚を投入した[[【シンクロダムド】>【ダムドビート】]]が上位を独占していた。~

 なお、当初は素材制限を持つ[[シンクロモンスター]]がほとんど存在しなかったため、上記の「普通の[[デッキ]]では採用されにくい[[シンクロモンスター]]を投入できるのがこの[[デッキ]]の強みである」事はほとんど関係が無かった。~

***[[08/09/01>禁止・制限カード/2008年9月1日]] [#o1010f97]
 大流行の結果[[《早すぎた埋葬》]]が[[禁止カード]]に、[[《召喚僧サモンプリースト》]]と[[《レスキューキャット》]]、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]が[[準制限カード]]に。~
 コンセプトが完全崩壊した訳では無いが、大流行した[[【シンクロアンデット】]]に押され、目立った実績は無かった。~

***[[09/03/01>禁止・制限カード/2009年3月1日]] [#o1010f98]
 [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]が[[制限カード]]となったが、その代わりに前制限中に登場した[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]と[[《アーカナイト・マジシャン》]]によって、再び流行する。

***[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]] [#o1010f99]
 [[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]が[[禁止カード]]に、[[《召喚僧サモンプリースト》]]と[[《レスキューキャット》]]、[[《大寒波》]]が[[制限カード]]になり、従来の強さが大幅に失われる結果となった。~
 その結果、完全にこの[[デッキ]]タイプに頼った構築は不可能になるものの、強力なギミックそのものは残った。~

 その後は[[X−セイバー]]や[[魔轟神]]らと手を組み、細々と結果を残し続けている。~

***[[10/09/01>禁止・制限カード/2010年9月1日]] [#o1010f100]
 [[《レスキューキャット》]]が[[禁止カード]]に指定され、構築不能となった。~

**備考 [#fcd605ca]
-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#k2f9bcd5]]の世界大会では[[《王宮の弾圧》]]が[[禁止カード]]に指定されたため、[[【メタビート】]]が台頭しなかった。~
そのため、この[[デッキ]]が[[【ライトロード】]]と1、2を争う人気ぶりであった。

-Vジャンプ2009年7月号の付録小冊子「遊☆戯☆王OCG アニメキャラデッキコレクション」に載っている「牛尾哲デッキ」は、何故かこの【レスキューシンクロ】である。~
アニメの牛尾は、このデッキの主要[[モンスター]]のいずれも使用した事は無いのだが。~
「[[ゴヨウ>《ゴヨウ・ガーディアン》]]を速攻シンクロ!!」という触れ込みから見て、ただそれだけの為に選ばれたようだ。~

**サンプルレシピ [#w11dd92e]
-【猫姫】~
2009年日本代表最終選考会(東日本)3位 ~
http://fantastier.jugem.jp/?eid=111~

-【アーカナイトビート】~
2009年日本代表最終選考会(東日本)ベスト2進出(日本代表)~
http://fantastier.jugem.jp/?eid=88~

-【植物猫】~
10.07.03 日本代表最終選考会(西日本)ベスト2進出(日本代表)~
http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=658~

**代表的なカード [#x33e3928]
-[[《レスキューキャット》]]
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]
-[[《X−セイバー エアベルン》]]

**関連リンク [#f0dfee1c]
-[[【シンクロ召喚】]]

-[[デッキ集]]