STARDUST OVERDRIVEで登場したレプティレスと名のついたモンスターを主軸に用いるデッキ。
レプティレスの多くが「攻撃力0」に関する効果を持つため、相手のモンスターの攻撃力をいかにして操作するかがデュエルの鍵となる。
《レプティレス・ナージャ/Reptilianne Naga》 効果モンスター 星1/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0 このカードは戦闘では破壊されない。 このカードがモンスターと戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、 そのモンスターの攻撃力を0にする。 また、自分のエンドフェイズ時、 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを表側攻撃表示にする。
《レプティレス・ガードナー/Reptilianne Gardna》 効果モンスター 星4/水属性/爬虫類族/攻 0/守2000 自分フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、 デッキから「レプティレス」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
《レプティレス・ヴァースキ/Reptilianne Vaskii》 効果モンスター 星8/闇属性/爬虫類族/攻2600/守 0 このカードは通常召喚できない。 自分・相手フィールド上の攻撃力0のモンスター2体を リリースした場合のみ特殊召喚できる。 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在する モンスター1体を選択して破壊できる。 「レプティレス・ヴァースキ」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
―その他のモンスター
―攻撃力0に関連するモンスター
主に《レプティレス・ヴァースキ》の召喚補助や《強制転移》の送りつけに使う。
以下の一例を参考に採用を検討したい。
―相性の良いシンクロモンスター
―相性の良いエクシーズモンスター
基本的には《キングレムリン》等のランク4を中心にエクシーズ召喚していきたい。
エクシーズ素材には上記の《フォトン・スラッシャー》の他、《レプティレス・ガードナー》を蘇生できる《デブリ・ドラゴン》や闇属性・爬虫類族のサポートカードを共有できる《カゲトカゲ》が存在する。
―その他の相性の良いカード
《レスキューラビット》・《おもちゃ箱》を利用する事で攻撃力0モンスターの複数調達と、《キングレムリン》の利用を狙うタイプ。
該当する《魂虎》・《ジェムナイト・サフィア》は爬虫類族ではないので、種族サポートカードの割合は減らすことになる。
ただし、《レスキューラビット》だけでも恩恵はそれなりにあり、《ヴェノム・コブラ》を利用する事で《デブリ・ドラゴン》からのエクシーズ召喚が狙いやすい。
また、《ヴェルズ・ヘリオロープ》ならば闇属性サポートカードを利用でき、《カゲトカゲ》や他のレプティレスと属性縛りのエクシーズ召喚が可能である。
そのため、採用する通常モンスターの種類と枚数によって、構築は変化する。
《おもちゃ箱》は利用に手間がかかる代わり、《強制転移》や《激流葬》とのコンボが可能。
また《デブリ・ドラゴン》・《カメンレオン》による蘇生にも対応しており、《ワン・フォー・ワン》・《リビングデッドの呼び声》とも相性が良い。
《おもちゃ箱》単体でも《レプティレス・ヴァースキ》のリリース1体には充てられるので、リクルート先を切らしても完全に腐ることは避けられる。
通常モンスターを2種組み込み、一方を《ジェムナイト・ガネット》などにしておけば、《カメンレオン》が動かしやすい。
《閃こう竜 スターダスト》など場持ちの良いものをシンクロ召喚しておけば、《レプティレス・ヴァースキ》などと並べランク8につなぐ事もできる。
ただしデッキスペースをそれなりに食うため、各種ギミックに割ける枚数は良く考慮する必要がある。
相手フィールド上に攻撃力0のモンスターがいる事が前提となるため、フィールド上にモンスターが留まりにくい【スピリット】や【フルバーン】に弱い。
《レプティレス・ナージャ》がほとんど通用しない【剣闘獣】も非常に相性の悪い相手である。
また、ミラーマッチとなった場合《レプティレス・ナージャ》・《レプティレス・ガードナー》が攻撃力0である点、《レプティレス・ヴァースキ》がフィールド上1枚しか存在できない点により、お互いのプレイングが物を言う事になるだろう。