*【レプティレス】 [#f671bc93]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#v280458e]
 [[STARDUST OVERDRIVE]]から登場した[[モンスター]]群、[[レプティレス]]と名のついたモンスターを主軸に用いる[[デッキ]]。~
 [[レプティレス]]の多くが「[[攻撃力]]0」に関する[[効果]]を持つため、[[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]をいかにして操作するのかが[[デュエル]]の鍵となる。~

 《レプティレス・ナージャ》
 効果モンスター
 星1/闇属性/爬虫類族/攻   0/守   0
 このカードは戦闘では破壊されない。
 このカードと戦闘を行ったモンスターは
 バトルフェイズ終了時に攻撃力が0になる。
 自分のエンドフェイズ時、
 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを表側攻撃表示にする。

 《レプティレス・ガードナー》
 効果モンスター
 星4/水属性/爬虫類族/攻   0/守2000
 自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
 自分のデッキから「レプティレス」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

 《レプティレス・ヴァースキ》
 効果モンスター
 星8/闇属性/爬虫類族/攻2600/守   0
 このカードは通常召喚できない。
 自分または相手フィールド上に表側表示で存在する
 攻撃力0のモンスター2体をリリースした場合のみ特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在する
 モンスター1体を選択して破壊する事ができる。
 「レプティレス・ヴァースキ」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

**[[デッキ]]構築に際して [#s81238b1]
***[[モンスターカード]]について [#mf339759]
-[[下級]][[レプティレス]]~
[[下級]][[レプティレス]]はそれぞれの[[カード]]が非常にトリッキーな[[効果]]を持っている。~
それぞれの[[カード]]を吟味し[[デッキ]]を構築していくと良いだろう。~

--[[《レプティレス・ナージャ》]]~
[[戦闘破壊]]されず[[戦闘]]を行った[[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にする効果を持つ。~
[[非常に簡単な方法>戦闘]]のみで[[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にすることができるため、【レプティレス】において非常に重要な[[カード]]となる。~
[[エンドフェイズ]]に[[攻撃表示]]となる非常に強烈な[[デメリット]]が存在するため、それをどう活かすかによって構築が変わってくるだろう。~

--[[《レプティレス・ゴルゴーン》]]~
[[《レプティレス・ナージャ》]]と同様に[[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にする効果を持つ。~
しかし、こちらは[[自分]]から[[攻撃]]を行った場合でしか[[発動]]できず[[《レプティレス・ナージャ》]]に比べ使いにくさが目立つ。~
しかし、[[《レプティレス・ナージャ》]]とは異なり、[[攻撃力]]が1400と[[アタッカー]]としての運用も視野に入る。~
[[効果]]を使用する際は[[自爆特攻]]する事が多くなるため[[《ミスト・ボディ》]]や[[《つまずき》]]等で工夫したい。~

--[[《レプティレス・ガードナー》]]~
[[破壊]]される事により[[レプティレス]]を[[サーチ]]することができる[[効果]]を持つ。~
[[元々の守備力]]も2000とかなり高い数値であるため優秀な[[壁]]としても運用可能。~
また、[[破壊]]される方法を問わず[[強制効果]]であるため[[《毒蛇の供物》]]との相性は抜群である。~
なお、[[サーチ]]する[[レプティレス]]の[[レベル]]に制約がないため、[[フィニッシャー]]となる[[上級]][[レプティレス]]を[[サーチ]]することも可能。~

--[[《レプティレス・スキュラ》]]~
[[戦闘]]によって[[攻撃力]]0のモンスターを[[破壊]]した場合、その[[モンスター]][[自分]][[フィールド]]上に[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~
[[下級]][[レプティレス]]の中で最も[[攻撃力]]が高く[[アタッカー]]として非常に優秀。~
他の[[レプティレス]]との相性も良く、非常に扱いやすいだろう。~

--[[《レプティレス・バイパー》]]~
[[召喚に成功した]]時、[[攻撃力]]0の[[モンスター]]の[[コントロール]]を永続的に得る[[効果]]を持つ。~
自身が[[チューナー]]であるため、[[シンクロ召喚]]も可能となるため【レプティレス】にアクセントをつける事もできる。~

-[[上級]][[レプティレス]]~
[[上級]][[レプティレス]]はそれぞれが全て[[フィニッシャー]]として使用できる程の[[効果]]を持っている。~
[[下級]][[レプティレス]]と相談しつつ選択していけば良いだろう。~

--[[《レプティレス・メデューサ》]]~
[[手札]]を[[コスト]]に[[相手]]の[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を0にする[[効果]]を持つ。~
[[コスト]]はかかるが[[攻撃表示]]の[[モンスター]]に[[効果]]を使用した後この[[カード]]で[[戦闘破壊]]することができれば非常に大きな[[戦闘ダメージ]]を相手に与える事が出来る~

--[[《レプティレス・ヴァースキ》]]~
[[フィールド]]上の[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を2体[[リリース]]することで[[特殊召喚]]でき、また[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]を1体[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~
[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]をも[[特殊召喚]]の[[コスト]]にできるため[[《レプティレス・ゴルゴーン》]]や[[《レプティレス・ナージャ》]]との相性が非常に良い。~
[[《レプティレス・ナージャ》]]であれば、[[セット]]された[[《レプティレス・ナージャ》]]を[[攻撃]]して来た[[モンスター]]と[[《レプティレス・ナージャ》]]を[[リリース]]することで[[特殊召喚]]できるため非常に扱い易い。~
また、[[トークン]]の利用も考えられる。~
利用する[[トークン]]ついては下記参照。~

--[[《レプティレス・ラミア》]]~
[[シンクロ召喚]]に成功した時、[[相手]][[フィールド]]上の[[攻撃力]]0の[[モンスター]]を全て[[破壊]]しその枚数だけ[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~
現在の所、[[レプティレス]]と名のついた[[チューナー]]は[[《レプティレス・バイパー》]]しか存在しない。~
また、[[《レプティレス・バイパー》]]と[[《レプティレス・ラミア》]]若干[[効果]]が噛み合っていない。~
[[攻撃力]]0の[[モンスター]]が少ない状況で[[シンクロ召喚]]を行っても旨味が少ないためかなり高度なプレイングが必要であろう。~

-その他の[[モンスター]]~
--[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《邪龍アナンタ》]]~
[[レプティレス]]は全て[[爬虫類族]]であるためどちらも[[フィニッシャー]]としての運用が見込める。~
[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]は[[《レプティレス・ナージャ》]]と共に[[《ダメージ=レプトル》]]との相性が非常に良い。~
[[《邪龍アナンタ》]]は非常に高い[[攻撃力]]が期待でき、[[攻撃力]]が0になった[[モンスター]]を[[攻撃]]する事で[[1ターンキル]]することもできる。~

--[[ダークモンスター>リメイク#k6aff6c8]]~
[[レプティレス]]はそのほとんどが[[闇属性]]なので、問題なく投入できる。~
[[《スネーク・レイン》]]一枚で[[《ダーク・クリエイター》]]、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]等の[[召喚条件]]を容易に満たすことができるだろう。~
これに加えて[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]、[[《レプティレス・スポーン》]]・[[《闇の誘惑》]]など[[墓地]]のカードを[[除外]]する[[カード]]を多く採用する場合は[[《闇次元の解放》]]、[[《異次元からの帰還》]]を取り入れてもいいだろう。~

--[[アルティメット・インセクト]]~
[[効果]]によって相手の[[攻撃力]]・[[守備力]]を下げる事ができるため低[[レベル]][[モンスター]]ならば[[攻撃力]]を0にすることも可能。~
[[《強者の苦痛》]]等と重ねる事で[[上級]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にすることも狙える。~

--[[《トーチ・ゴーレム》]]~
一見シナジーはない様に思えるが[[トークン]]の[[攻撃力]]が0であるため[[《レプティレス・ヴァースキ》]]や[[《強制転移》]]との相性が非常に良い。~
しかし、[[コンボ]]前提となるため投入枚数は[[デッキ]]と相談したい。~

--[[攻撃力]]0の[[モンスター]]~
[[《強制転移》]]を採用した場合、[[トークン]]以外に[[攻撃力]]0のモンスターの採用も考えられる。~
[[転移後>送りつけ]]は[[《レプティレス・スキュラ》]]との相性も良いので、以下の一例を参考に採用してみても良いだろう。
---[[除去]][[カード]]:[[《グレイブ・スクワーマー》]]・[[《スノーマンイーター》]]
---[[ドロー]][[カード]]:[[《エア・サーキュレーター》]]・[[《マッド・リローダー》]]
---その他:[[《デッド・ガードナー》]]・[[《バトルフェーダー》]]・[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]・[[《竜宮之姫》]]

***[[魔法・罠カード]]について [#z625838a]
--[[《レプティレス・スポーン》]]~
[[手札]]1枚だけで2体の[[トークン]]を特殊召喚できる[[効果]]を持つ。~
手軽に出せる[[トークン]]にありがちな[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]制限等は一切無いのがうれしい。~
この[[カード]]だけで[[《レプティレス・ヴァースキ》]]・[[《レプティレス・バイパー》]]・[[《レプティレス・メデューサ》]]・[[《強制転移》]]と多くの[[カード]]と相性が良い。~
また[[レプティレス]]だけでなく、[[《邪帝ガイウス》]]等の強力な[[上級]]・[[最上級]][[モンスター]]の採用も見込める。~

--[[《強制転移》]]~
[[《レプティレス・ナージャ》]]・[[《レプティレス・ガードナー》]]・各種[[トークン]]は全て[[攻撃力]]が0であるため送りつけることで簡単に「[[攻撃力]]0」を作り出す事が出来る。~
ただし、[[《レプティレス・ガードナー》]]は[[自分]][[フィールド]]上で[[破壊]]されなければ[[効果]]を使用できないため注意が必要。~

--[[《終焉の焔》]]~
前述の[[《トーチ・ゴーレム》]]と同様の動きが期待できる。~
こちらは[[速攻魔法]]であるため防御にも使え、[[《レプティレス・メデューサ》]]の[[アドバンス召喚]]補助もできる。~

--[[《ダメージ=レプトル》]]・[[《スピリットバリア》]]~
どちらも[[《レプティレス・ナージャ》]]と相性が良く、[[デッキ]]構築の中心となりうる[[カード]]である。~
[[《ダメージ=レプトル》]]ならば[[デッキ]]から[[《レプティレス・ガードナー》]]を[[リクルート]]でき、そのまま他の[[レプティレス]]の[[サーチ]]へと繋げられる。~
[[《スピリットバリア》]]ならば[[自分]]は[[ダメージ]]を受けず[[相手]][[フィールド]]上の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を0にする事が可能。~
後者は[[《サベージ・コロシアム》]]や[[《スネーク・チョーク》]]との相性が良く他の[[カード]]との[[コンボ]]が多くなるため若干玄人向きか。~

--[[《毒蛇の供物》]]~
[[レプティレス]]は全て[[爬虫類族]]であるため、優秀な[[除去]]として使用できる。~
また、[[攻撃表示]]になってしまい[[サンドバッグ]]状態の[[《レプティレス・ナージャ》]]、[[破壊]]が[[効果]]の[[トリガー]]である[[《レプティレス・ガードナー》]]との相性は非常に良い。~

--[[《おジャマトリオ》]]~
他の[[トークン]]生成[[カード]]は異なり、直接[[相手]][[フィールド]]上に[[トークン]]を送りつける事ができるため腐りにくい。~
[[発動]]後[[《レプティレス・ラミア》]]を[[シンクロ召喚]]するだけで3枚[[ドロー]]と900の[[ダメージ]]と大きな[[アドバンテージ]]を得る事が可能。~

--[[《リミット・リバース》]]~
[[《レプティレス・ナージャ》]]・[[《レプティレス・ガードナー》]]はともに[[攻撃力]]が0である。~
[[《レプティレス・ナージャ》]]を蘇生すれば[[デメリット]]も共有され[[相手]]の[[攻撃]]も躊躇させる事ができる。~
[[《レプティレス・ガードナー》]]であれば、[[守備表示]]にするだけで能動的に[[効果]]を使用できる。~

//--[[《一族の結束》]]~
//他の[[種族]]で採用されることがあるが、特に全体的な打点の低い[[レプティレス]]の[[攻撃力]]を補うことができる。~
//[[レプティレス]]では[[《ヴァイパー・リボーン》]]を問題なく共存でき、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]・[[《邪龍アナンタ》]]の攻撃力を最大限に発揮できる。~
//[[《レプティレス・ゴルゴーン》]]は[[攻撃力]]2200と弱点だった[[相手]]ターンでの戦闘破壊に一定の耐性が付き、[[《レプティレス・スキュラ》]]は[[攻撃力]]2600にまで上がり、[[帝]]を含むほぼ全ての[[上級モンスター]]に一方的に[[戦闘]]で勝つことができる。~
//[[上級モンスター]]でも比較的[[攻撃力]]の低い[[《レプティレス・ラミア》]]で採用率の高い[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]を一方的に撃破できるため、各種サポートを受けられない状況でも[[戦闘]]面で大きく優位に立つことができる。~
//一方で[[《グレイブ・スクワーマー》]]・[[《エア・サーキュレーター》]]などの有用な[[攻撃力]]0のモンスターや[[爬虫類族]]以外の[[シンクロモンスター]]が使い辛くなってしまうという欠点もある。~
//また、[[《レプティレス・ヴァースキ》]]を多少展開しにくくなる。~
//↑デッキコンセプトを考えたら《強者の苦痛》の方がいいんじゃないの?

//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。

//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//***【(デッキ名)】軸
//特定のカードやデッキを軸とする場合。

//**[[デッキ]]の派生
//***【(デッキ名)】
//特定の種族や属性・コンセプトへ派生する場合。

**この[[デッキ]]の弱点 [#g404b5ce]
 [[相手]][[フィールド]]上に[[攻撃力]]0の[[モンスター]]がいる事が前提となるため、[[フィールド]]上に[[モンスター]]が留まりにくい[[【スピリット】]]や[[【フルバーン】]]に弱い。~
 また、[[ミラーマッチ]]となった場合[[《レプティレス・ナージャ》]]・[[《レプティレス・ガードナー》]]が[[攻撃力]]0である点、[[《レプティレス・ヴァースキ》]]が[[フィールド]]上1枚しか存在できない点により、[[お互い]]のプレイングが物を言う事になるだろう。~


**代表的なカード [#x92e42f8]
-[[《レプティレス・ナージャ》]]
-[[《レプティレス・ガードナー》]]
-[[《レプティレス・ヴァースキ》]]

**関連リンク [#ufeca463]
-[[レプティレス]]

-[[デッキ集]]