*【ロックデッキデス】 [#i45124bf]
 [[ロック]]と[[デッキ破壊]]を混合させた[[デッキ]]。~
 基本的に地味な[[デッキ]]であり、[[相手]]の行動を読みながら戦っていくことになる。~
 [[相手]]の行動を読みつつ、[[相手]]に与えた[[アドバンテージ]]を考えなくてはならないため、プレイングはかなり難しい。~
 [[相手]]の[[デッキ]]を削るには、2つの手段がある。「[[ドロー]]させる」か「[[デッキ]]から直接[[墓地に送る]]」どちらかだ。~
 しかし、[[ドロー]]させた場合は、[[相手]]の[[手札]]を増強させてしまうのが苦しいところ。~
 直接[[墓地に送る]]場合も、[[相手]]の[[蘇生]]や[[リムーブ]]を補助してしまう場合がある。
*【ロックデッキデス】 [#top]

**[[デッキ]]の性質 [#q4a8a78e]
 [[相手]]の行動を[[ロック]]し、[[デッキデス]]カードでじわじわと[[相手]]の[[デッキ]]を削っていく。~
 速攻で勝負を決めにかかる[[【デッキ破壊1キル】]]とは対照的。~
#contents

 構造が単純で分かりやすいだけに、実際の[[デュエル]]では[[デッキ]]間の相性が大きく影響する。~
 大抵の[[デッキ]]には有利に戦えるが、メインから[[《氷帝メビウス》]][[《王宮のお触れ》]]を複数枚採用している[[デッキ]]には非常に分が悪い。~
 また、[[マッチ]]戦では上記のカード、特に[[《王宮のお触れ》]]を[[サイドデッキ]]から採用されることが多く、2戦目以降は非常に苦しい戦いを強いられる。~
**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[ロック]]と[[デッキ破壊]]を混合させた、じわじわと[[相手]]の[[デッキ]]を削る[[デッキ]]。~
 [[【デッキ破壊1キル】]]とは対照的な[[デッキ]]だと言える。~

**[[デッキ]]構築に際して [#q4a8a78e]
 [[【ロックデッキデス】]]の存在意義は[[ビートダウン]]に対する勝利である。そのため、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じるために全体[[ロック]]系[[永続カード]]を投入する。~
 [[デッキ破壊]]の手段としては、「[[ドロー]]させる」か「[[デッキ]]から直接[[墓地へ送る]]」のいずれかが考えられる。~
 これらを続ければ勝利を掴めるのだが、前者は[[ハンド・アドバンテージ]]を、後者は[[墓地アドバンテージ]]を与えてしまう事になる。~

 これを踏まえ[[相手]]の行動を読む必要があるため、プレイングはかなり難しい。~
 [[環境]]の高速化で、少ない[[ターン]]数で勝つ[[デッキ]]もかなり多く、[[アドバンテージ]]を与えて[[相手]]に[[ターン]]を回すことは致命傷になりかねない。~

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[ロック]][[カード]] [#re8caf4c]
 特に想定すべき相手は、[[ビートダウン]]であろう。~
 そのため、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を封じるために全体[[ロック]]系[[永続カード]]を投入する。~

-全体[[ロック]][[永続カード]]
--[[ターン]]制限:[[《光の護封剣》]][[《悪夢の鉄檻》]]
--[[レベル]]制限:[[《レベル制限B地区》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]
--[[攻撃]]制限:[[《怨霊の湿地帯》]][[《暗黒の扉》]][[《つまずき》]]
--[[攻撃力]]制限:[[《平和の使者》]][[《光の護封壁》]]
--[[ターン]]制限:[[《光の護封剣》]]・[[《悪夢の鉄檻》]]
--[[レベル]]制限:[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]
--[[攻撃]]制限:[[《怨霊の湿地帯》]]・[[《暗黒の扉》]]・[[《つまずき》]]
--[[攻撃力]]制限:[[《平和の使者》]]・[[《光の護封壁》]]
--[[墓地]]制限:[[《異次元の境界線》]]

 [[【ロックバーン】]]のように、永続的に[[デッキ]]を削るカードを投入したいところであるが、現在そのような理想的なカードは存在しない。~
 [[《墓守の使い魔》]]では速度が遅すぎるし、[[ロック]]デッキの趣旨に合わない。~
 [[ライトロード]]を[[《強制転移》]]するという手はなくもないが、少し手間がかかる上、生け贄に捧げられてしまうのが落ちだろう。~
 しかも、[[デッキ破壊]]カードの種類は非常に少なく、[[【フルバーン】]]のように、[[デッキ]]の全てのカードを[[デッキ破壊]]カードにすることもできない。~

***[[デッキ破壊]][[カード]] [#rcac2aa1]
 [[デッキ破壊]][[カード]]の種類は少ないため、以下のようなものを何度も使いまわしたい。~
-[[デッキデス]]カード
--[[墓地に送る]]:[[《ニードルワーム》]][[《カオスポッド》]]
--[[ドロー]]:[[《メタモルポット》]][[《手札抹殺》]][[《悪魔の偵察者》]]
--[[墓地へ送る]]:[[《ニードルワーム》]]・[[《カオスポッド》]]
--[[ドロー]]:[[《メタモルポット》]]・[[《手札抹殺》]]・[[《悪魔の偵察者》]]

 よって、上記のような[[デッキ破壊]]カードを使い回すしかないのである。~
-使い回す手段
--[[バウンス]]:[[《強制脱出装置》]]・[[《ペンギン・ソルジャー》]]
--[[蘇生]]:[[《浅すぎた墓穴》]]
--[[サルベージ]]:[[《死者転生》]]・[[《マジック・キャプチャー》]]・[[《魔法石の採掘》]]・[[《魔法再生》]]
//--[[サルベージ]]:[[《聖なる魔術師》]]・[[《死者転生》]]・[[《マジック・キャプチャー》]]・[[《魔法石の採掘》]]・[[《魔法再生》]]
--[[カード]]のコピー:[[《連続魔法》]]
--[[表示形式]]変更:[[《月読命》]]・[[《月の書》]]・[[《皆既日蝕の書》]]

 以前は[[リバース効果]][[モンスター]]を[[《月読命》]]や[[《月の書》]]で使いまわせたが、[[禁止・制限カード]]化により、再利用が難しくなっている。~
 現在は[[《浅すぎた墓穴》]]や[[《強制脱出装置》]]、[[《死者転生》]]、[[《ペンギン・ソルジャー》]]による再利用ぐらいである。~
 [[【ロックバーン】]]のように永続的に[[デッキ]]を削りたいが、現在理想的な[[カード]]は存在しない。~
 [[《墓守の使い魔》]]では速度が遅すぎるし、[[デッキ]]の趣旨に合わない。~
 [[ライトロード]]を[[《強制転移》]]するのも手間がかかり、[[リリースされる>リリースする]]のがオチだろう。~

 また、[[《手札抹殺》]]も[[《聖なる魔術師》]][[《魔法石の採掘》]]で使いまわせたが、こちらも[[禁止・制限カード]]化により、再利用が難しくなっている。~
 現在では[[《マジック・キャプチャー》]][[《魔法再生》]][[《連続魔法》]]による再利用ぐらいである。~
***[[墓地へ送る]]手段 [#Grave]
 上記の[[サルベージ]]・[[蘇生]][[カード]]を効率よく使うため、[[ロック]]されている中でも[[リバースモンスター]]を上手く[[墓地へ送る]]必要がある。~

**[[墓地に送る]]手段 [#pc90c9ae]
 [[効果]]を使い回すために、[[サルベージ]]・[[蘇生]]がメインになるが、[[ロック]]するため、[[戦闘破壊]]以外の手段で[[墓地に送る]]ことが必要である。~
 基本は[[《硫酸のたまった落とし穴》]]である。[[リバース効果]]を強制[[発動]]させて[[墓地に送る]]ので、[[リバース効果]][[モンスター]]との相性は抜群。~
 また、[[《本陣強襲》]]もリバース後の[[リバース効果]][[モンスター]]を[[コスト]]にすれば、無駄なく[[デッキ]]を削れるだろう。~
 [[《本陣強襲》]]で[[リバース]]後の[[リバースモンスター]]を[[コスト]]にすれば、[[デッキ破壊]]も可能。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#y67d45f4]
 とにかく[[ロック]]を崩されると脆い。~
 また、この[[デッキ]]に限らず[[罠カード]]依存した[[デッキ]]は[[《王宮のお触れ》]][[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を弱点とする。~
 [[モンスター効果]]を中心とするため、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]][[《スキルドレイン》]]も厄介なカードである。~
 [[【フルバーン】]]等の高速[[デッキ]]に弱い。~
 [[リバース効果]][[モンスター]]を多用するため、[[《聖なる輝き》]]にも弱い。~
**[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 構造が単純なだけに、相性による有利不利も出やすい。~

**代表的なカード [#o927544b]
 [[魔法・罠カード]]を封じる[[《氷帝メビウス》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]、[[《王宮のお触れ》]]を採用している[[デッキ]]には非常に分が悪い。~
 [[モンスター効果]]も多用するため、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《スキルドレイン》]]、[[《聖なる輝き》]]も厄介である。~
 [[マッチ]]戦では上記の[[カード]]、特に[[《王宮のお触れ》]]を[[サイドデッキ]]から採用されることが多く、2戦目以降は非常に苦しい戦いを強いられるだろう。~

 [[デッキ]]単位で見れば、[[【フルバーン】]]等の高速[[デッキ]]に弱い。~

**代表的なカード [#keycard]
-[[《レベル制限B地区》]]
-[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]

-[[《光の護封剣》]]
-[[《光の護封壁》]]
-[[《神の宣告》]]

-[[《メタモルポット》]]
-[[《手札抹殺》]]

-[[《ニードルワーム》]]
-[[《カオスポッド》]]

**関連リンク [#l72ded0f]
**関連リンク [#link]
-[[【ロックバーン】]]
-[[【デッキ破壊】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]