//※注意!
//ページを作る前に以下の事を確認して下さい。
//・コンセプトはハッキリしているか
//・類似デッキが無いか
//また、デッキ名に特定のカード名を付ける場合、
//・そのカードがメインと呼べるデッキか
//・カードページに加筆すれば済む内容ではないか
//最低限、上記の内容に当てはまらない場合、議論及び削除される場合があります。
//また、記事作成後は責任を持ってデッキ集にこの記事へのリンクを貼っておくこと。

*【ワーム】 [#bfa321d9]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#a42f923c]
 [[DUEL TERMINAL]]で登場した外宇宙からの侵略者[[ワーム]]をメインに置いたデッキ。~
 ステータス面では不安があるも、[[リバース効果]]を持つものが多く、トリッキーな動きで相手を翻弄することができる。~
 全体的に[[ステータス]]が低めなのが気になるが、[[リバース効果]]を持つものが多く、トリッキーな動きで[[相手]]を翻弄することができる。~

**[[デッキ]]構築に際して [#nf0cb559]
 [[アタッカー]]としては、[[《ワーム・グルス》]]や[[《ワーム・ディミクレス》]]辺りがギリギリ使えるといったところで、あまり有用性のあるものはいない。~
 無いものは仕方が無いので、[[戦闘]]に関しては[[《ワーム・イーロキン》]]以上の[[上級モンスター]]の[[ワーム]]に任せた方が良いだろう。~

 《ワーム・キング》
 効果モンスター
 星8/光属性/爬虫類族/攻2700/守1100
 このカードは「ワーム」と名のついた爬虫類族モンスター1体を
 リリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
 自分フィールド上に存在する「ワーム」と名のついた
 爬虫類族モンスター1体をリリースする事で、
 相手フィールド上のカード1枚を破壊する。
 [[戦闘]]以外の補助に関しては、そこそこ使える[[効果]]を持っているものが存在する。~
 [[サーチ]][[効果]]を持った[[《ワーム・カルタロス》]]、場持ちの良い[[《ワーム・ジェートリクプス》]]、[[表示形式]]を変える[[《ワーム・バルサス》]]などが優良。~
 [[ドロー]][[効果]]を持った[[《ワーム・ホープ》]][[《ワーム・リンクス》]]、他には[[除去]][[効果]]を持った[[《ワーム・アポカリプス》]]も使えるだろう。~
 [[ワーム]]の[[下級モンスター]]には、いずれにも決定的に採用確定と言えるものが少ないため、以上のものを参考に取捨選択していく必要がある。

 《ワーム・イリダン》
 効果モンスター
 星5/光属性/爬虫類族/攻2000/守1800
 自分フィールド上にカードがセットされる度に、
 このカードにワームカウンターを1つ置く。
 このカードに乗っているワームカウンターを2つ取り除く事で、
 相手フィールド上のカード1枚を破壊する。


**[[デッキ]]構築に際して [#nf0cb559]
 切り札になるのは、[[上級モンスター]]として使えて高い制圧力を誇る[[《ワーム・キング》]]と、一風変わった[[効果]]を持つ[[《ワーム・イリダン》]]の2種。~
 どちらをメインに据えるかで他の採用カードの優先順位は異なるが、もちろん両方を絡めたデッキも可能である。~
 どちらをメインに据えるかで他の採用[[カード]]の優先順位は異なるが、もちろん両方を絡めた[[デッキ]]も可能である。~
 [[《ワーム・イリダン》]]軸の方が安定性が高いが、[[ワーム]]の存在を必要としないため、【ワーム】とは呼べない派正[[デッキ]]になってしまう場合もある。

***[[《ワーム・キング》]]軸 [#rb47b438]
 この場合、いかに[[フィールド]]上に[[ワーム]]を並べるかが重要になる。~
 ただし、[[下級>下級モンスター]][[ワーム]]は戦闘能力は低く、決して場もちがいいとはいえない。~
 [[《ワーム・ジェートリクプス》]]は再生能力を持つため比較的[[フィールド]]に留めやすく、[[《ワーム・ディミクレス》]][[《ワーム・グルス》]]は他の[[ワーム]]に比べるとステータスは高い。~
 ただし、どちらも過信はできないので、[[《スネーク・ホイッスル》]]・[[《ダメージ=レプトル》]]・[[《シャインエンジェル》]]などで[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]を利用するのがいいだろう。~
 [[ワーム]]と名のついた[[爬虫類族]]1体を[[リリース]]するだけで[[アドバンス召喚]]ができるため、場に出すのは容易。~
 [[攻撃力]]も[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に及ばないのは痛いところだが、[[単体除去]][[効果]]も持っており、なかなか強力。~
 [[《ワーム・ジェートリクプス》]]を使えば、比較的簡単に[[《ワーム・キング》]]を出す準備を整えることができるだろう。~
 他にも[[《ダメージ=レプトル》]]や[[《シャインエンジェル》]]などで[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]を利用すれば、[[手札]]で腐ることも少なくなる。~
 準備が整うまで[[《平和の使者》]]や[[《光の護封壁》]]などの軽い[[ロック]]で持ちこたえるものいいだろう。~
 いっそのこと、他の[[ワーム]]の採用を最小限にして[[《ワームドレイク》]]と[[《思い出のブランコ》]][[《黙する死者》]]などの[[通常モンスター]][[蘇生]]を積むのも一つの手だが、他の[[ワーム]]達との[[シナジー]]が皆無なのが苦しい。~
 ただし[[ワーム]]に限らず、[[爬虫類族]]自体が展開力と[[蘇生]]関連が充実していないので、[[効果の発動]]と倒された時の再利用が難しいのが難点。~

***[[《ワーム・イリダン》]]軸 [#xd940502]
 [[《ワーム・イリダン》]]と他の[[ワーム]]達の相性は、実はそれほど良くない。~
 [[リバース効果]]を持つものが多いので、[[セット]]する機会は多いのだが、それでは1つしか[[ワームカウンター]]が乗らないため、[[アドバンテージ]]につながりにくい。~
 一応、[[《ワーム・イーロキン》]]とはシナジーするが、[[《ワーム・イーロキン》]]自身が[[特殊召喚]]不可能なので使いづらい面が目立つ。~
 それよりも、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]を用いれば、簡単に複数の[[ワームカウンター]]を乗せることができる。~
 [[サイクル・リバース]][[モンスター]]は[[《ワーム・グルス》]]との相性もよく、上手く守ってやればどんどんパワーアップする。~
 この場合、[[ロック]]パーツを用いて[[【フィフティ・フィフティ】]]気味の構築にしてもいいだろう。~
 [[魔法・罠カード]]は1ターンに複数枚伏せることができるので、一気に[[ワームカウンター]]を乗せることができる。~
 その他には、[[《くず鉄のかかし》]]はぜひとも採用したい。~
 貧弱な[[ワーム]]達を守りつつ、[[ワームカウンター]]を乗せることが可能で、相性は最高。~
 [[《ワーム・イリダン》]]自体も、[[上級モンスター]]にしてはステータスが低く、簡単にやられてしまう可能性があるので、[[戦闘破壊]]を回避できるのはありがたい。~
 ただし、上記の[[ロック]]カードを用いる場合、[[フィールド]]上で腐る可能性もあるので注意は必要。~
 [[効果]]自体は普通に投入しても[[ワーム]]と[[シナジー]]するのだが、それだけではこの[[カード]]の本当の力を活かすことはできない。~
 ここに[[サイクル・リバース]][[モンスター]]や[[ロック]]・[[カウンター罠]]などを加えることによって、この[[カード]]は力を発揮する。~
 [[ロック]]はひ弱な[[ワーム]]達を[[戦闘]]から守るのに非常に役立ち、特に[[発動]]後に[[セット]]状態になる[[《くず鉄のかかし》]]との相性は最高クラス。~
 自身も[[上級モンスター]]としての[[ステータス]]はあまり高くないため、[[《ワーム・リンクス》]]による[[ドロー]]加速共々有効活用できるだろう。~
 むしろ[[ワーム]]の枠を越えた方が、より大きな活躍が期待できる[[モンスター]]でもあり、この[[カード]]を主軸に置いた[[パーミッション]]型の構築も考えられる。~
 
***その他のカード [#n5ecb2ff]
 他の[[モンスター]]では、[[ワーム]]が[[《ワームドレイク》]]以外[[光属性]]であることから、是非とも[[《オネスト》]]は採用したい。~
 [[戦闘]]に弱いこのデッキにおいて、[[《オネスト》]]の恩恵は大きい。~
 [[下級モンスター]]がアキレス腱なので、[[【エーリアン】]][[【ヴェノム】]]との混合形にするのも一つの手。~
 [[墓地]]に[[ワーム]]が貯まったときには、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《邪龍アナンタ》]]も切り札になりうる。~

 [[魔法・罠カード]]では、[[リバース効果]]を多用するため[[《太陽の書》]][[《月の書》]][[《皆既日蝕の書》]][[《砂漠の光》]]もサポートとして用いることができる。~
 特に[[《月の書》]]は、多くの[[ワーム]]とシナジーするので、是非とも採用したい。~
 安全に[[リバース]]するために、[[《和睦の使者》]]などもあると便利。~
 [[爬虫類族]]を用いるなら、[[《毒蛇の供物》]]も忘れてはいけない。~

 [[種族]]・[[属性]]が統一されているのは他の[[デッキ]]ではあまり多くは見られない大きな利点。~
 [[相手]]によって[[《群雄割拠》]]と[[《御前試合》]]を使い分ける事が出来る。~
 メインあるいはサイドに[[《群雄割拠》]][[《御前試合》]]を多く積み、上手く刺されば、自分達より遥かに強い[[デッキ]]相手に勝利をあげるのも夢ではない。~
 現在は[[ワーム]]のみで固めると非常に心許ないので、今後の強力な[[ワーム]]の登場が期待される。

**この[[デッキ]]の弱点 [#x8d9d7c6]
 [[モンスター]]・[[魔法・罠カード]]ともに[[セット]]を多用するこのデッキには、[[《ダーク・シムルグ》]]は天敵ともいえる存在。~
 [[召喚]]されたらすみやかに[[除去]]したい。~
 採用率は低いが[[《聖なる輝き》]]もキーカードをことごとく潰される。~
 ただそれ以上に、高い[[攻撃力]]の[[モンスター]]で速い展開に持ち込まれると、劣勢を跳ね返すのは厳しい。~
 いかにこちらのペースに持ち込むかが、このデッキを使う上では重要である。~

**代表的なカード [#mf42a0ef]
-[[《ワーム・キング》]]
-[[《ワーム・イリダン》]]

**関連リンク [#n8a0d6e4]
-[[ワーム]]

-[[デッキ集]]