*【ワーム】 [#bfa321d9]

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**[[デッキ]]の概要 [#a42f923c]
 [[DUEL TERMINAL]]で登場した外宇宙からの侵略者[[ワーム]]をメインに置いたデッキ。~
 全体的に[[ステータス]]が低めなのが気になるが、[[リバース効果]]を持つものが多く、トリッキーな動きで[[相手]]を翻弄することができる。~

**[[デッキ]]構築に際して [#nf0cb559]
 [[アタッカー]]としては、[[《ワーム・グルス》]]や[[《ワーム・ディミクレス》]]辺りがギリギリ使えるといったところで、あまり有用性のあるものはいない。~
 無いものは仕方が無いので、[[戦闘]]に関しては[[《ワーム・イーロキン》]]以上の[[上級モンスター]]の[[ワーム]]に任せた方が良いだろう。~

 [[戦闘]]以外の補助に関しては、そこそこ使える[[効果]]を持っているものが存在する。~
 [[サーチ]][[効果]]を持った[[《ワーム・カルタロス》]]、場持ちの良い[[《ワーム・ジェートリクプス》]]、[[表示形式]]を変える[[《ワーム・バルサス》]]などが優良。~
 [[ドロー]][[効果]]を持った[[《ワーム・ホープ》]][[《ワーム・リンクス》]]、他には[[除去]][[効果]]を持った[[《ワーム・アポカリプス》]]も使えるだろう。~
 [[ワーム]]の[[下級モンスター]]には、いずれにも決定的に採用確定と言えるものが少ないため、以上のものを参考に取捨選択していく必要がある。

 切り札になるのは、[[上級モンスター]]として使えて高い制圧力を誇る[[《ワーム・キング》]]と、一風変わった[[効果]]を持つ[[《ワーム・イリダン》]]の2種。~
 どちらをメインに据えるかで他の採用[[カード]]の優先順位は異なるが、もちろん両方を絡めた[[デッキ]]も可能である。~
 [[《ワーム・イリダン》]]軸の方が安定性が高いが、[[ワーム]]の存在を必要としないため、【ワーム】とは呼べない派正[[デッキ]]になってしまう場合もある。

***[[《ワーム・キング》]]軸 [#rb47b438]
 [[ワーム]]と名のついた[[爬虫類族]]1体を[[リリース]]するだけで[[アドバンス召喚]]ができるため、場に出すのは容易。~
 [[攻撃力]]も[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]に及ばないのは痛いところだが、[[単体除去]][[効果]]も持っており、なかなか強力。~
 [[《ワーム・ジェートリクプス》]]を使えば、比較的簡単に[[《ワーム・キング》]]を出す準備を整えることができるだろう。~
 他にも[[《ダメージ=レプトル》]]や[[《シャインエンジェル》]]などで[[デッキ]]からの[[特殊召喚]]を利用すれば、[[手札]]で腐ることも少なくなる。~
 準備が整うまで[[《平和の使者》]]や[[《光の護封壁》]]などの軽い[[ロック]]で持ちこたえるものいいだろう。~
 ただし[[ワーム]]に限らず、[[爬虫類族]]自体が展開力と[[蘇生]]関連が充実していないので、[[効果の発動]]と倒された時の再利用が難しいのが難点。~

***[[《ワーム・イリダン》]]軸 [#xd940502]
 [[効果]]自体は普通に投入しても[[ワーム]]と[[シナジー]]するのだが、それだけではこの[[カード]]の本当の力を活かすことはできない。~
 ここに[[サイクル・リバース]][[モンスター]]や[[ロック]]・[[カウンター罠]]などを加えることによって、この[[カード]]は力を発揮する。~
 [[ロック]]はひ弱な[[ワーム]]達を[[戦闘]]から守るのに非常に役立ち、特に[[発動]]後に[[セット]]状態になる[[《くず鉄のかかし》]]との相性は最高クラス。~
 自身も[[上級モンスター]]としての[[ステータス]]はあまり高くないため、[[《ワーム・リンクス》]]による[[ドロー]]加速共々有効活用できるだろう。~
 むしろ[[ワーム]]の枠を越えた方が、より大きな活躍が期待できる[[モンスター]]でもあり、この[[カード]]を主軸に置いた[[パーミッション]]型の構築も考えられる。~
 
***その他のカード [#n5ecb2ff]
 他の[[モンスター]]では、[[ワーム]]が[[《ワームドレイク》]]以外[[光属性]]であることから、是非とも[[《オネスト》]]は採用したい。~
 [[戦闘]]に弱いこのデッキにおいて、[[《オネスト》]]の恩恵は大きい。~
 [[下級モンスター]]がアキレス腱なので、[[【エーリアン】]][[【ヴェノム】]]との混合形にするのも一つの手。~
 [[墓地]]に[[ワーム]]が貯まったときには、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《邪龍アナンタ》]]も切り札になりうる。~

 [[魔法・罠カード]]では、[[リバース効果]]を多用するため[[《太陽の書》]][[《月の書》]][[《皆既日蝕の書》]][[《砂漠の光》]]もサポートとして用いることができる。~
 特に[[《月の書》]]は、多くの[[ワーム]]とシナジーするので、是非とも採用したい。~
 安全に[[リバース]]するために、[[《和睦の使者》]]などもあると便利。~
 [[爬虫類族]]を用いるなら、[[《毒蛇の供物》]]も忘れてはいけない。~

 [[種族]]・[[属性]]が統一されているのは他の[[デッキ]]ではあまり多くは見られない大きな利点。~
 [[相手]]によって[[《群雄割拠》]]と[[《御前試合》]]を使い分ける事が出来る。~
 メインあるいはサイドに[[《群雄割拠》]][[《御前試合》]]を多く積み、上手く刺されば、自分達より遥かに強い[[デッキ]]相手に勝利をあげるのも夢ではない。~
 現在は[[ワーム]]のみで固めると非常に心許ないので、今後の強力な[[ワーム]]の登場が期待される。

**この[[デッキ]]の弱点 [#x8d9d7c6]
 [[モンスター]]・[[魔法・罠カード]]ともに[[セット]]を多用するこのデッキには、[[《ダーク・シムルグ》]]は天敵ともいえる存在。~
 [[召喚]]されたらすみやかに[[除去]]したい。~
 採用率は低いが[[《聖なる輝き》]]もキーカードをことごとく潰される。~
 ただそれ以上に、高い[[攻撃力]]の[[モンスター]]で速い展開に持ち込まれると、劣勢を跳ね返すのは厳しい。~
 いかにこちらのペースに持ち込むかが、このデッキを使う上では重要である。~

**代表的なカード [#mf42a0ef]
-[[《ワーム・キング》]]
-[[《ワーム・イリダン》]]

**関連リンク [#n8a0d6e4]
-[[ワーム]]

-[[デッキ集]]