【ワイト】

デッキの概要

 古くから有名な弱小モンスターであり、一部で熱狂的な人気がある《ワイト》を使ったデッキ
 レベル1ながら高攻撃力を得られるモンスター《ワイトキング》で勝負を決めるのが目標である。

《ワイト/Skull Servant》
通常モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
どこにでも出てくるガイコツのおばけ。攻撃は弱いが集まると大変。
《ワイトキング/King of the Skull Servants》
効果モンスター
星1/闇属性/アンデット族/攻   ?/守   0
このカードの元々の攻撃力は、自分の墓地に存在する
「ワイトキング」「ワイト」の数×1000ポイントの数値になる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「ワイトキング」または「ワイト」1体を
ゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。

デッキ構築に際して

5種類のワイトモンスター全てをフル投入するだけでデッキの4割近くが埋まってしまう。
《ワイトプリンス》墓地へ送るカード《ワイトキング》フィールドに出すカードは優先的に採用しておきたい。

モンスターについて

―ワイトモンスター

―ワイト以外のアンデット族モンスター
 一般的な【アンデット族】同様《ゴブリンゾンビ》《ゾンビ・マスター》《馬頭鬼》などのカードと連携が取りやすい。
 《ワイトプリンス》の(3)のリクルート時の除外コストを敬遠するのならば《ピラミッド・タートル》も利用できるか。

―その他のモンスター

エクストラデッキモンスター
 《ワイト》《ワイトプリンス》を速やかに墓地に送る?ことが命題であるため、それらの動きをこなしつつ汎用性のある効果を持つものが優先される。

 これら以外にもデッキの派生アンデット族以外の有力なカードが記述されているのでそちらも参照。
 全てを採用するのは厳しいため、自分デッキに合わせて取捨選択したい。

魔法・罠カードについて

デッキの種類

《魔導雑貨商人》

 デッキの殆どのカードモンスターカードで埋め、《魔導雑貨商人》効果で一瞬で墓地を肥やす
 《カオス・ネクロマンサー》を入れれば勝ち筋をさらに強化できる。
 投入する魔法・罠カードは10枚以下が望ましい。
 主な候補としては《ブラック・ホール》《光学迷彩アーマー》《死者蘇生》などがある。
 また、墓地が肥えやすいため、《残骸爆破》を採用しても面白い。

【高等儀式術】

 儀式モンスターと混合し、《高等儀式術》で一気に墓地へ送る手もある。
 レベル1の《サクリファイス》ならレベルを簡単に揃えることができる。
 《大木炭18》《トライアングルパワー》等、レベル通常モンスターとそのサポートを軸にするなら発動条件が満たし易い。
 その他の儀式モンスターでは《ライカン・スロープ》レベル6で比較的《ワイト》を落としやすい。
 効果攻撃力もそれなりであり無駄にはならない。
 レベル6と合わせやすいように、レベル4・3・1の《ワイト》以外の通常モンスターを少し採用すると良いだろう。
 通常モンスター寄りの構築にすることで《戦線復活の代償》などのカードを組み込むことができるのも利点。

 それ以外の儀式モンスター召喚する場合、《ドラゴン・ゾンビ》《達人キョンシー》墓地へ送る事で、発動を補助できる。
 アンデット族繋がりで《スカルライダー》を使う場合、《達人キョンシー》より《ドラゴン・ゾンビ》の方がレベルを合わせやすい。

ライトロード

 ライトロードの特徴である墓地肥やしを利用する。
 隠し味程度に《ライトロード・ハンター ライコウ》を投入するのも良いし、本格的に各種ライトロードを組み込んでみても良い。
 墓地肥やしのスピードが速いため、《ネクロ・ガードナー》《ゾンビキャリア》などの投入が考えられる。
 この型の場合《ジャンク・シンクロン》の投入も検討したいところ。
 《ライトロード・ハンター ライコウ》のレベルが2のため自然に《ジャンク・ウォリアー》に繋げられ、《ゾンビキャリア》蘇生できる。
 さらに自身の効果で《ワイトキング》攻撃力分アップできれば場合によっては《ジャンク・ウォリアー》だけで1ターンキルできる攻撃力になる。
 自然に光属性モンスターが投入されるため、《カオス・ソーサラー》を投入しても面白い。
 ライトロードに重点を置いた場合は【ワイトロード】とも呼ばれる。

このデッキの弱点

 一般的な【アンデット族】同様、除外に弱い。
 《ワイトメア》でフォローできるものの、墓地に依存するデッキであることに変わりはない。
 中でも墓地同名カードを根こそぎ除外する《因果切断》墓地カードを落とすのを封じる《次元の裂け目》《光の追放者》等は天敵。
 また《スキルドレイン》適用下では《ワイトキング》攻撃力が0になってしまうので注意したい。
 このデッキは、普通の【アンデット族】よりも最大パワーは上であるが、その分三枚積まれている《ワイト》《ワイト夫人》のせいで速攻性が落ちる。
 そのため、いかに早く墓地《ワイト》等を落とすかがこのデッキの最大のテーマになる。
 アンデットではないが、《終末の騎士》を入れるとスピードを上げることができる。
 攻撃を邪魔する《次元幽閉》や、戦闘耐性を持った《マシュマロン》等を並べられる前に《ワイトキング》で殴りにいける状況を作れるようにしたい。
 もちろん、この手のカードへの対策を考えておくに越したことはない。
 前者なら《ワイト夫人》、後者なら普通にモンスター除去を入れてもいいし、《光学迷彩アーマー》で無視してもいい。

代表的なカード

関連リンク