*【ヴァンダルギオン】 [#ka7896b0] #contents **説明 [#fb65a65e] [[カウンター罠]]の[[発動]]から[[特殊召喚]]できる[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を中心とした[[パーミッション]][[デッキ]]の代表格にして筆頭。~ [[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の打撃力、[[特殊召喚]]成功時の強力な追加[[効果]]によって、勝ち筋を強化した[[パーミッション]][[デッキ]]である。~ 《冥王竜ヴァンダルギオン/Dark Ruler Vandalgyon》 効果モンスター 星８/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2500 相手がコントロールするカードの発動をカウンター罠で無効にした場合、 このカードを手札から特殊召喚する事ができる。 この方法で特殊召喚に成功した時、 無効にしたカードの種類により以下の効果を発動する。 ●魔法：相手ライフに１５００ポイントダメージを与える。 ●罠：相手フィールド上のカード１枚を選択して破壊する。 ●効果モンスター：自分の墓地からモンスター１体を選択して 自分フィールド上に特殊召喚する。 [[【エンジェル・パーミッション】]]と異なり[[天使族]]に固執する必要が無い為、相性のいい[[モンスター]]を積極的に採用していくことが出来る。~ //実際は制限級モンスターを入れる余裕はなく、パーシアスやスカラベがないとマシュマロンで止まってしまう。 そのため、通常の立ち回りは[[【エンジェル・パーミッション】]]よりも安定させやすく、展開の速度も上回る。~ **基本戦術 [#p84172b3] [[ドロー]]加速要員である[[《豊穣のアルテミス》]]や[[《デス・ラクーダ》]]で[[手札]]を補給しつつ、[[カウンター罠]]で[[相手]]の戦術を徹底的に阻害。~ [[フィニッシャー]]である[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[特殊召喚]]し、がら空きになった[[相手]]に[[直接攻撃]]を仕掛ける。~ [[直接攻撃]]を阻害する[[カード]]を[[発動]]されても、[[カウンター罠]]が豊富なこのデッキならば[[攻撃]]を通せる確率は高い。~ **[[デッキ]]構築 [#s924ba29] この[[デッキ]]の最大の特徴は、[[デッキ]]の１／３近くが[[カウンター罠]]で占められるように構築する点である。~ そして[[カウンター罠]]も[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]][[特殊召喚]]のトリガーとなる[[相手]]の[[カードの発動]]を[[無効]]に出来る物を中心に採用する。~ -[[カウンター罠]]の選択~ ~ --対応範囲の広い[[《神の宣告》]][[《魔宮の賄賂》]][[《天罰》]]の３つは出来る限りフル投入したい。~ この三つで[[魔法・罠カード]]や[[モンスター効果]]の大半を抑え込む事が出来るからだ。~ 特に重要なのが[[《天罰》]]。日に日に多様かつ凶悪化する[[効果モンスター]]群に対し、これ１枚で対応できる。~ [[モンスター効果の発動]]を[[無効]]にした時の[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の追加[[効果]]は、[[自分]]の[[墓地]]限定の[[《死者蘇生》]]である。~ [[手札コスト]]として捨てた[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]や[[《天空騎士パーシアス》]]等の[[上級モンスター]]を[[蘇生]]すれば、一気に攻めていけるだろう。~ ~ --[[魔法カード]]には強力な[[制限カード]]が多く存在し、一般的に[[罠カード]]よりも採用枚数が多い。~ [[《魔宮の賄賂》]][[《神の宣告》]]だけでこれらを抑えこむ事は難しい為、[[魔法カード]]対策として[[《マジック・ジャマー》]][[《マジック・ドレイン》]]はどうしても必要になってくる。~ 前者は[[手札コスト]]が重いものの、確定[[カウンター]]なので安定性は高い。~ 後者は不確定[[カウンター]]故に[[《大嵐》]]等の[[マストカウンター]]に確実に対処できないのが難点。~ しかし、[[《増援》]]や[[《おろかな埋葬》]]といった[[フィールド]]へ直接干渉しない[[魔法カード]]に対しては[[アドバンテージ]]を得やすいので、一概に劣っているとも言い切れない。~ なお、[[《封魔の呪印》]]や[[《八式対魔法多重結界》]]は[[魔法カード]]をほとんど採用しないこの[[デッキ]]への投入は難しいだろう。~ 一方の[[罠カード]]は[[魔法カード]]と比べて採用枚数が少ないので、基本的には[[《魔宮の賄賂》]]・[[《神の宣告》]]だけでも十分に対処可能。~ ただ、同じ[[【パーミッション】]]系統との対戦を考えるのであれば、[[《盗賊の七つ道具》]]は[[サイドデッキ]]には用意しておきたいところである。~ ~ --上記以外では[[墓地]]利用対策に[[《ヒーローズルール２》]]、[[帝]]や[[ガジェット]]対策に[[《畳返し》]]、[[モンスター]][[破壊]]対策に[[《デストラクション・ジャマー》]]が検討できる。~ どれも対応範囲は限られるものの、[[無効]]化に成功すれば[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の[[特殊召喚]]に繋げることが可能。~ その他にも[[サーチ]]対策や擬似的な[[ドローロック]]となる[[《強烈なはたき落とし》]]、[[特殊召喚]]を妨害する[[《昇天の黒角笛》]]、戦線維持に使える[[《攻撃の無力化》]]等。~ これらは[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]との[[シナジー]]は無いものの、[[《豊穣のアルテミス》]]の[[ドロー]][[効果]]は問題なく発動する。~ ~ -その他の[[罠カード]][[魔法カード]]について~ ~ --一方的な[[攻撃]]抑制になる[[《光の護封壁》]][[《旅人の試練》]][[《くず鉄のかかし》]]等は余裕があれば投入を検討したい。~ これらの[[カード]]ならば、[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の攻撃の邪魔にならずにすむ。~ [[除去]]罠の[[《次元幽閉》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]、[[《奈落の落とし穴》]]等を投入する手もある。~ しかし基本的には使い捨てなので、使い減りしない上記の防御[[カード]]とどちらを採用するかはよく考えたい。~ ~ --[[魔法カード]]の方は投入するスロットがほとんど無い。~ 極端な話、[[魔法カード]]は０枚という構築も決して珍しくないのだ。~ 採用候補を挙げると、優先的に投入したいのは汎用[[蘇生]][[カード]]の[[《死者蘇生》]]と[[《王宮のお触れ》]]対策の[[《サイクロン》]]くらいである。~ あとは[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を[[サーチ]]する[[《封印の黄金櫃》]]、[[《地砕き》]][[《地割れ》]]等の[[単体除去]]、[[《月の書》]]や[[《収縮》]]といった[[速攻魔法]]あたり。~ [[《平和の使者》]]等の[[ロック]][[カード]]を採用し、体制が整うまで時間を稼ぐ戦術をとるのも有効。~ ~ [[マッチ]]２戦目以降は相手が[[サイドデッキ]]から[[《王宮のお触れ》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を投入してくる可能性が高い。~ [[サイドデッキ]]には[[《ツイスター》]]や[[《ハンマーシュート》]]等を入れ、対処できるようにしておこう。~ [[セット]][[カード]]が多い特性上相性が良いとはいえないが、[[《大嵐》]]や[[《ハリケーン》]]も忍ばせておけば、[[セット]]を多用する[[相手]]と当たった時に役に立つかもしれない。~ -[[モンスター]]の選択~ ~ 一般的な[[ビートダウン]]に比べると必然的に少なめになる。~ [[【エンジェル・パーミッション】]]よりも選択の幅は広いが、それでも優先して入れるべき[[カード]]は存在する。~ ~ --[[下級モンスター]]~ ~ :[[ドロー]]加速|''[[《豊穣のアルテミス》]][[《デス・ラクーダ》]][[《ワーム・リンクス》]]'' :[[アタッカー]]|[[《ライオウ》]][[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]][[《霊滅術師 カイクウ》]][[《ミラージュ・ドラゴン》]][[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]][[《魔導戦士 ブレイカー》]]。~ :[[壁]]|[[《アルカナフォース０−ＴＨＥ ＦＯＯＬ》]][[《ジェルエンデュオ》]][[《マシュマロン》]][[《魂を削る死霊》]] :[[除去]]|[[《Ｎ・グラン・モール》]][[《スナイプストーカー》]][[《スカラベの大群》]][[《イナゴの軍勢》]][[《番兵ゴーレム》]] :[[カウンター罠]]の確保|[[《闇の仮面》]][[《智天使ハーヴェスト》]]~ ~ 基本的には上から順に優先度が高い。~ 特に[[ドロー]]加速要員の[[《豊穣のアルテミス》]][[《デス・ラクーダ》]][[《ワーム・リンクス》]]は[[必須カード]]といっても過言ではない。~ ステータスでみるなら[[《豊穣のアルテミス》]]がもっとも扱いやすいが、[[ドロー]][[効果]]が受動的なので意図的に[[手札]]を潤わせるのは難しい。~ 他の２種は[[フィールド]]に維持し続ける限り毎[[ターン]]確実に[[ドロー]]が期待できるものの、ステータスが貧弱なので他の[[カード]]によるサポート無しでは生き延びる事さえ厳しい。~ どちらにも長所と短所があるので、他の採用[[カード]]と相談した上で決めよう。~ もちろん併用するのも良い。[[ドロー]]加速手段が多ければ、それだけ[[手札コスト]]を要求する[[カード]]も使いやすくなる。~ ~ [[アタッカー]]の中では[[《ライオウ》]][[《霊滅術師 カイクウ》]]が特にオススメである。~ 前者は[[サーチ]]封じと[[《昇天の黒角笛》]]を内蔵し、[[攻撃力]]も1900と高い。~ 後者も[[攻撃力]]1800に加えて[[墓地]]利用対策となる[[効果]]を持つので、周囲の[[環境]]等も視野に入れて取捨選択していきたい。~ [[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]はスペックが高く、[[効果]]も生きる[[《天罰》]]とも言うべき物で非常に強力。~ だが[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の[[特殊召喚]]を[[無効]]にしてしまうので、プレイングには注意が必要となる。~ [[《ミラージュ・ドラゴン》]][[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]]は[[バトルフェイズ]]中のみ[[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]を封じ込める。~ [[攻撃力]]こそ1600と上記の[[モンスター]]達には劣るが、[[攻撃宣言]]反応[[罠>罠カード]]を封じる事で[[カウンター罠]]を温存できるのが強み。~ ~ [[壁]]や[[除去]]要員は必要に応じて適宜採用しよう。~ 何にせよ割けるスロットは限られているので、投入する[[モンスター]]は厳選したい。~ --[[上級モンスター]]~ [[フィニッシャー]]である[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]は、[[手札]]に来ないことには始まらないので当然３枚投入。~ その他の採用候補としては[[貫通]]＆[[ドロー]]加速の[[《天空騎士パーシアス》]]、[[妥協召喚]]可能な[[《光神機−桜火》]]など。~ 特に後者は苦手とする[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]に対して相打ちを取れるので、少なくとも[[サイドデッキ]]に入れておく価値はある。~ [[サイクル・リバース]][[モンスター]]を多く採用するならば[[《ワーム・イリダン》]]、[[《豊穣のアルテミス》]]を採用するならば[[《カオス・ソーサラー》]]も強力である。~ ~ 余裕があれば[[チューナー]]を投入し、[[シンクロ召喚]]によって大型[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する手もある。~ 特に[[《スターダスト・ドラゴン》]]を展開する事ができれば、鉄壁の布陣を形成できるだろう。~ 他にも[[ライフコスト]]を賄える[[《メンタルスフィア・デーモン》]][[《マジカル・アンドロイド》]]、[[攻撃力]]が高い[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]など、呼び出す対象には困らない。~ ~ //[[《召喚僧サモンプリースト》]]を採用して高速展開型にシフトすることも可能である。~ //だが[[カウンター罠]]に加えて[[魔法カード]]まで増量する必要があるため、構築難度は飛躍的に上昇する。~ //スペースを圧迫せずに使いまわせる[[《マジックブラスト》]]を利用する手もあるが、[[手札]]消費が激しい[[【パーミッション】]][[デッキ]]において[[ドロー]]スキップはかなり痛い。~ //この場合は強力[[モンスター]]を採用した[[【カウンタービート】]]風のデッキに[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]、[[《召喚僧サモンプリースト》]]を挿す構造の方が安定するだろう。 **この[[デッキ]]の弱点 [#e47c2f22] [[デッキ]]構成ゆえに[[手札]]事故が発生することが多い。~ [[カウンター罠]]がダブつき、さらに相手がそれらの[[カウンター]]対象の[[カード]]を使用して来ない場合、何もできずに[[直接攻撃]]を許すことになる。~ 他の[[パーミッション]][[デッキ]]と同様に、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《王宮のお触れ》]]には注意が必要。~ [[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の[[特殊召喚]]には[[相手]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にする必要があり、これらを出されると[[召喚]]の目処が立たなくなってしまうのだ。~ これら[[メタカード]]への対策はしっかりと用意しておきたいところ。~ また、[[《大嵐》]]や[[《氷帝メビウス》]]、[[《ハリケーン》]]等の[[伏せ除去]]カードには必ず[[カウンター]]したい。~ それらに加え、[[カウンター罠]]の[[発動]]と[[セット]]の両方を阻害する[[《大寒波》]]、複数積まれた[[カウンター罠]]を根こそぎ[[除外]]する[[《撲滅の使徒》]]も通してしまうと大変なことになる。~ また[[パーミッション]][[デッキ]]で在るが故に、[[除去]][[魔法>魔法カード]]の採用がほとんど見込めず、良く目にする[[《魂を削る死霊》]][[《マシュマロン》]]に対抗する手段がほとんど無いという点も問題。~ [[貫通]]を持つ[[《天空騎士パーシアス》]]や、[[除去]][[カード]]の採用で補いたい。~ **[[デッキ]]の亜種 [#b71d4729] ***【ヴァンダルダムド】 [#md5194da] 強力な[[除去]][[効果]]を持つ[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]を採用した[[【ヴァンダルギオン】]]と[[【ダムドビート】]]の折衷型。~ 上手く回れば２体の強力な[[最上級モンスター]]をガンガン[[特殊召喚]]でき、制圧力に間しては純正の【ヴァンダルギオン】をはるかに上回る。~ [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[効果]]で[[【パーミッション】]]の天敵である[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《王宮のお触れ》]]を[[破壊]]できるのも魅力である。~ しかし、元来[[事故>手札事故]]率が高いこのデッキに[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]][[召喚]]のギミックを仕込むのは並大抵のことではなく、かなりの[[デッキ]]構築力が求められる。~ [[デッキ]]には[[ロック]][[カード]]や[[壁]][[モンスター]]が必要となる。~ 重量級の[[モンスター]]を多く採用する都合上、それらの[[カード]]が一時的とはいえ[[手札]]で腐ることが懸念される。~ その為、[[《攻撃の無力化》]]や[[《和睦の使者》]]などの使いきりの防御[[カード]]だけでは場を保ちづらいからだ。~ [[ロック]][[カード]]は[[自分]]の[[攻撃]]の邪魔にならない[[《光の護封壁》]]や[[《平和の使者》]]など、[[自分]]が影響を受けない又は[[自分]]で解除できる[[カード]]を使用したい。~ 採用する[[闇属性]][[モンスター]]は[[【Ｖドラコントロール】]]にも採用された[[《スカラベの大群》]]や[[《イナゴの軍勢》]]といった[[サイクル・リバース]][[モンスター]]が主体となる。~ [[《終末の騎士》]]等の[[【ダムドビート】]]御用達の[[カード]]も投入したいところだが、スロットに限りがある以上は単体で[[アドバンテージ]]を稼げる[[モンスター]]を優先すべき。~ 上記[[カード]]を駆使して場をコントロールしていき、準備が整い次第[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]][[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]を展開、一気に勝負を決めるのが理想的。~ [[《ダーク・アームド・ドラゴン》]][[召喚]]のための[[墓地]]調整は[[《天罰》]]等[[手札コスト]]を必要とする[[カード]]を用いることである程度は可能。~ 他には[[《Ｄ.Ｄ.クロウ》]]や、いっそのこと[[《黄泉ガエル》]]や[[《ネフティスの鳳凰神》]]等への対策を兼ねて[[《魂の解放》]]を採用するのも選択肢の一つである。~ この辺りのチョイスは各人のセンスや好みが試されるだろう。~ ***【ヴァンダルエンジェル】 [#sk42908hs] その名の通り[[【ヴァンダルギオン】]]と[[【エンジェル・パーミッション】]]の夢の競演といえる[[パーミッション]][[デッキ]]。~ 基本的には[[【エンジェル・パーミッション】]]に近いが、[[フィニッシャー]]の高速[[召喚]]＆[[攻撃]]を通す為により多くのサポート[[カード]]を用いることになる。~ そのための[[天使族]]以外も多く取り入れるため、[[【エンジェル・パーミッション】]]の[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]軸とも違う構築になっている。~ [[カード]]の[[効果]]は[[カウンター罠]]で、[[モンスター]][[除去]]は[[魔法カード]]・[[モンスター]]の[[効果]]で[[除去]]する[[【カウンタービート】]]に近い[[デッキ]]である。~ 基本的には[[《アルカナフォース０−ＴＨＥ ＦＯＯＬ》]]等の[[戦闘]]で[[破壊されない]][[効果]]を持つ[[モンスター]]や[[ロック]][[カード]]を投入する事で戦線を維持する。~ [[天使族]]の中では[[《マシュマロン》]]、[[《アルカナフォース０−ＴＨＥ ＦＯＯＬ》]]、[[《ジェルエンデュオ》]]、一部の[[雲魔物]]が[[戦闘破壊]][[耐性]]を持っている。~ 戦線を維持する事により、例え[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の[[召喚]]や[[《王宮のお触れ》]]の[[発動]]を許したとしても、[[戦闘]][[ダメージ]]を受けにくい。~ 加えて[[ロック]]要素を取り入れる事で、必要な[[カード]]が揃うまで待つ事ができる。~ そのため[[カード]]の種類が多く、必要最低限なこの[[デッキ]]でもそれなりに回す事が出来る。~ // このデッキにおける[[ヴァンダルギオン>《冥王竜ヴァンダルギオン》]]の立ち回りは主に[[フィニッシャー]]である。~ // 主だった[[攻撃]]は[[ボルテニス>《裁きを下す者−ボルテニス》]]に任せ、最終的には[[ヴァンダルギオン>《冥王竜ヴァンダルギオン》]]で奇襲してフィニッシュをねらう。~ //ボルテニスの方が、ハイリスクハイリターンだと思うんだが このデッキの弱点を挙げるとすれば[[貫通]]であろう。その他、[[表示形式]]の変更などで[[壁]][[モンスター]]を[[サンドバッグ]]にされるのも辛い。~ [[《攻撃の無力化》]]や[[ロック]][[カード]]で防ぎたいところ。~ また、[[天使族]]以外の[[カード]]が[[フィールド]]上に存在する時に[[ボルテニス>《裁きを下す者−ボルテニス》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]を行うと[[ディスアドバンテージ]]を負う。~ その場合は[[通常召喚]]するか、[[手札コスト]]として使おう。~ 必要な[[カード]]は増えてしまうが、[[《天空聖者メルティウス》]]軸を用いるのも手。~ [[《天空の聖域》]]によって[[貫通]]によるダメージもシャットアウトでき、[[《ジェルエンデュオ》]]がより安定して[[フィールド]]に留まることが可能となる。~ もちろん[[メルティウス>《天空聖者メルティウス》]]の[[効果]]によって[[除去]]力も増すので、うまく回れば常に[[相手]]の[[フィールド]]をがら空きにする事も不可能ではない。 **サンプルレシピ [#s8b4366d] -【ヴァンダルパーミッション】~ http://nullyuplayer.blog51.fc2.com/blog-entry-590.html~ 2008年度カナダ代表最終選考会ベスト8~ **関連リンク [#ia52147f] -[[【エンジェル・パーミッション】]] -[[【宣告者パーミッション】]] -[[【ドローゴー】]] -[[【カウンタービート】]] -[[カウンター罠]] -[[デッキ集]]