*【&ruby(あんこくかい){暗黒界};】 [#la03ccab]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#pfe68f77]
 [[墓地へ捨てられた]]時に[[モンスター効果]]が[[発動]]する[[暗黒界]]を主軸とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[ハンデス]]に強く、展開力や[[攻撃力]]の高さも魅力。~

 《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1800
 このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の
 自分フィールド上に表側表示で存在する
 「暗黒界」と名のついたモンスター1体を手札に戻し、
 墓地から特殊召喚する事ができる。
 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、
 相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
 相手のカードの効果によって捨てられた場合、
 さらに相手の手札をランダムに1枚確認する。
 確認したカードがモンスターだった場合、
 そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 《暗黒界の術師 スノウ/Snoww, Unlight of Dark World》
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守   0
 このカードがカードの効果によって手札から墓地へ捨てられた場合、
 自分のデッキから「暗黒界」と名のついたカード1枚を手札に加える。
 相手のカードの効果によって捨てられた場合、
 さらに相手の墓地に存在するモンスター1体を選択し、
 自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する事ができる。

 《暗黒界の門/The Gates of Dark World》
 フィールド魔法
 フィールド上に表側表示で存在する
 悪魔族モンスターの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。 
 1ターンに1度、自分の墓地に存在する
 悪魔族モンスター1体をゲームから除外する事で、
 手札から悪魔族モンスター1体を選択して捨てる。 
 その後、自分のデッキからカードを1枚ドローする。 

**[[デッキ]]構築に際して [#y2500685]
 [[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を狙い、下記の[[カード]]で[[手札]]を[[捨て>捨てる]]ながら戦う。~

***[[モンスターカード]]について [#tb89a2ce]

―[[暗黒界]][[モンスター]]~

-[[下級モンスター]]~

--[[《暗黒界の術師 スノウ》]]・[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]~
前者は[[暗黒界]]の[[サーチ]]、後者は[[ドロー]]が可能。~

--[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]~
[[特殊召喚]][[効果]]を持ち[[フィールド]]に出しやすいため、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]や[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[蘇生]]等に使える。~

--[[《暗黒界の導師 セルリ》]]~
[[暗黒界]]の追加[[効果]]を[[発動]]させられる。~
[[《暗黒界に続く結界通路》]]で[[蘇生]]すれば[[ハンデス]]も可能な他、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]で[[バウンス]]すれば再度追加[[効果]]も狙える。~

-[[上級モンスター]]~
--[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]・[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]・[[《暗黒界の鬼神 ケルト》]]~
[[相手]]に[[捨てられる>捨てる]]必要はあるが、それぞれ強力な追加[[効果]]を持つ。~
[[相手]]に[[捨てられ>捨てる]]なくても[[特殊召喚]]は出来るため、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]より優先度は低いが構築次第で採用可能。~
[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に[[使用]]する場合、[[レベル]]の違いから[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]と差別化出来る。~

-[[最上級モンスター]]~
--[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]~
[[墓地へ捨てられた]]時に[[発動]]する[[除去]][[効果]]を持つ他、自身を[[蘇生]]する[[効果]]を持ち[[攻撃力]]も高いこの[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
[[蘇生]]には[[自分]][[フィールド]]の[[暗黒界]][[モンスター]]を[[手札]]に[[戻す]]必要があるが、[[召喚権]]の必要性の低い[[デッキ]]なので[[デメリット]]は小さい。~

―[[暗黒界]]以外の[[モンスター]]~

-相性の良い[[悪魔族]][[モンスター]]~
--[[《魔轟神レイヴン》]]~
能動的に[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]が出来る[[チューナー]]。~
[[【暗黒魔轟神】>【魔轟神】#i2bbf6eb]]も参照。~

--[[《トランス・デーモン》]]~
こちらも能動的に[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]が出来る。~
[[破壊]]された時も[[除外]]した[[闇属性]][[モンスター]]を回収可能。~

--[[《魔サイの戦士》]]~
[[デッキ]]の[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地へ送る]]事が出来る。~
場所を問わない上に、[[タイミングを逃す]]心配も無いため、[[《手札抹殺》]]等で[[暗黒界]]と共に[[手札]]から[[捨てても>捨てる]]問題ないのが利点。~
下記の[[《魔界発現世行きデスガイド》]]とも相性が良い。~

--[[《魔界発現世行きデスガイド》]]~
[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]や[[《魔サイの戦士》]]を[[リクルート]]する事で[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[蘇生]]や[[墓地送り>墓地へ送る]]が可能。~
また、[[《虚空海竜リヴァイエール》]]を[[エクシーズ召喚]]し[[暗黒界]][[モンスター]]を[[帰還]]させる事で、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]しつつ[[暗黒界]][[モンスター]]を回収できる。~

-その他の[[モンスター]]~
--[[《メタモルポット》]]~
[[手札交換]]と[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]を同時に狙える。~

--[[《深淵の暗殺者》]]~
[[汎用性]]の高い[[リバース効果]]を持つ他、[[手札]]から[[墓地へ送る]]事で[[《メタモルポット》]]を[[サルベージ]]可能。~

--[[《カードガンナー》]]~
[[墓地を肥やす]]他に[[アタッカー]]としても運用可能。~

--[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]~
この[[デッキ]]では[[墓地へ送る]]事が容易なため相性は良く、[[《暗黒界の門》]]の連続[[発動]]や[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]との[[コンボ]]が可能で[[《闇次元の解放》]]の再利用も可能。~

--[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]~
[[《暗黒界の門》]]を守りつつ、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]と[[ランク]]8の[[エクシーズ召喚]]を行える。~
また、[[《闇の誘惑》]]、[[《トレード・イン》]]、[[《アドバンスドロー》]]といった[[ドローソース]]を共有することもできる。~

―[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]~
-[[シンクロモンスター]]~
[[《魔轟神レイヴン》]]を[[使用]]する事で容易に[[シンクロ召喚]]が可能。~
[[モンスター除去]]を行える[[《ダークエンド・ドラゴン》]]、[[1ターンキル]]をしやすい[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]等の他、[[魔轟神]]の[[シンクロモンスター]]も候補。~
[[《暗黒界の門》]]の[[墓地コスト]]の負担を減らせる[[《PSYフレームロード・Ω》]]は是非入れておきたい。~

-[[エクシーズモンスター]]~
[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]で[[ランク]]8の[[エクシーズ召喚]]が可能で、特に高[[攻撃力]]と万能[[無効]]化[[効果]]を持つ[[《No.22 不乱健》]]は強力。~


***[[魔法・罠カード]]について [#g5d8a111]
-[[暗黒界]][[魔法・罠カード]]~
[[《暗黒界の術師 スノウ》]]で[[サーチ]]が可能である。~
--[[《暗黒界の門》]]~
[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]と同時に[[手札交換]]ができ、微弱ながら[[悪魔族]]の[[全体強化]]も行う。~
[[墓地]]の消耗が激しく、[[墓地]]を利用する[[カード]]を採用する場合はこの点を考慮に入れる必要がある。~

--[[《暗黒界の雷》]]・[[《暗黒界の取引》]]~
それぞれ[[伏せ除去]]・[[手札交換]]をしながら[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]が出来る。~
[[《暗黒界の取引》]]は[[相手]]の[[手札交換]]を補助する[[デメリット]]もある。~
後述の[[《墓穴の道連れ》]]も含め、全て併用すると[[手札コスト]]がかさむため採用枚数は調整が必要。~

-[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を持つ[[カード]]~
--[[《手札抹殺》]]~
[[手札交換]]をしながら[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]が出来る。~

--[[《墓穴の道連れ》]]~
[[ハンデス]]をしながら[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]が出来る。~
[[自分]]が[[捨てる]][[手札]]は[[相手]]が選ぶ[[デメリット]]もある。~

--[[《暗黒の瘴気》]]~
[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]しながら[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]ができ、[[永続罠]]なので[[相手]][[ターン]]でも[[発動]]可能。~
[[相手]][[ターン]]に能動的に[[手札]]を[[捨てられる>捨てる]]ので、[[《暗黒界の刺客 カーキ》]]や[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[捨てる]]ことで[[相手]]の目論見も崩しやすい。~

--[[《闇の取引》]]~
[[相手]]を妨害しつつ[[相手]]に[[捨てられた>捨てる]]時の[[効果]]を[[発動]]出来るが、[[捨てる]][[カード]]は[[ランダム]]な上[[ライフコスト]]が必要。~
[[相手]]に[[捨てられた>捨てる]]時の[[効果]]が強力な[[暗黒界]]が[[手札]]にある事と、[[相手]]が[[通常魔法]]を[[発動]]する事の両方を満たす必要がある。~

--[[《マインドクラッシュ》]]~
[[《墓穴の道連れ》]]や[[ウイルス]]等と好相性で、[[デメリット]]を利用し適当な[[カード名]]を[[宣言]]して[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]も可能。~

--[[《バージェストマ・ディノミスクス》]]~
[[フリーチェーン]]で[[表側表示]]の[[カード]]を[[除外]]できるため単純な[[除去]]としても使える。~
(2)の[[効果]]は殆どオマケだが、使い捨ての[[壁]]や[[リンク召喚]]等に使えれば儲けもの。~

--[[《デーモンの呼び声》]]~
[[手札]]の[[暗黒界]]を[[捨て>捨てる]]つつ、[[墓地]]の[[レベル]]5以上の[[悪魔族]]を[[蘇生]]する。~
この[[デッキ]]においては[[蘇生]][[カード]]というだけでなく、[[墓地]]に[[レベル]]5以上の[[悪魔族]]さえあれば毎ターン[[手札]]を[[捨てる]]ことができる[[カード]]としての活躍も期待できる。~
また[[デーモン]][[カード]]であるため、[[《トリック・デーモン》]]による[[サーチ]]も可能。~

--[[《豆まき》]]~
相手[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[バウンス]]しつつ[[手札交換]]が行える。~
相手の場に無意味に残った[[《暗黒界の導師 セルリ》]]を回収しつつ自分の[[手札]]を捨てられるのは他の[[カード]]にはない利点である。~

-[[闇属性]]の[[サポートカード]]~
--[[《闇の誘惑》]]~
[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]は出来ないが、[[デッキ]]のほとんどの[[モンスター]]を[[コスト]]に使える[[手札交換]]手段となる。~

--[[《闇次元の解放》]]~
[[《暗黒界の門》]]、[[《闇の誘惑》]]により安定して[[発動]]でき、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]との[[コンボ]]で[[暗黒界]][[モンスター]]の回収も可能。~

--[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]~
[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の存在により安定した[[発動]]が狙える。~
[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]は[[《トランス・デーモン》]]や、[[《暗黒界の門》]]で[[強化]]した[[《暗黒界の術師 スノウ》]]等も[[コスト]]に使える。~
[[《手札抹殺》]]・[[《メタモルポット》]]・[[《墓穴の道連れ》]]・[[《暗黒界の取引》]]等、[[相手]]の[[ドロー]]を促進する[[カード]]とは相性が良い。~

-その他~
--[[《おろかな埋葬》]]~
[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]や[[《BF−精鋭のゼピュロス》]]を[[墓地へ送る]]ことができる。~
[[墓地]]に[[暗黒界]][[モンスター]]が存在せず[[《暗黒界の門》]]の[[効果]]を[[発動]]できない場合でもこの[[カード]]で[[コスト]]を用意して無理やり動くことができる。

--[[《D・D・R》]]~
[[《暗黒界の門》]]、[[《闇の誘惑》]]などによって[[除外]]された[[モンスター]]を[[帰還]]できる。~
[[罠カード]]である[[《闇次元の解放》]]と違い1[[ターン]]待つ必要がなく速効性が高い。~
[[手札コスト]]を必要とするが、この[[デッキ]]は[[墓地]]にいた方が都合の良い[[モンスター]]も多いため利点にもなる。

--[[《トレード・イン》]]~
対応する[[暗黒界]][[モンスター]]は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]のみであるが、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]は[[《暗黒界の術師 スノウ》]]から[[サーチ]]できるため採用しやすい[[ドローソース]]である。~
[[相手]][[フィールド]]上に[[カード]]が存在しない場合でも損失なく[[手札交換]]をしつつ、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地へ送る]]ことができる。~

--[[《アドバンスドロー》]]~
[[暗黒界]][[モンスター]]を[[バウンス]]することで、損失なく[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]することができるため[[最上級モンスター]]を用意しやすく[[アドバンテージ]]を稼げる[[ドローソース]]となる。~

--[[《スキルドレイン》]]~
多くの[[暗黒界]]は[[墓地]]で[[モンスター効果]]が[[発動]]するため相性が良い。~

--[[《一族の結束》]]~
[[暗黒界]]はすべて[[悪魔族]]な上、[[サポートカード]]も[[悪魔族]]で統一するのが容易な為採用しやすい。~
[[暗黒界]]とのシナジーが強いわけではないので、[[《スキルドレイン》]]と揃える等の工夫が必要だろう。~

--[[《強制接収》]]~
[[暗黒界]]の[[モンスター効果の発動]]と一緒に[[ハンデス]]ができる。~
[[トリガー]]となる[[カード]]を選ぶので[[手札事故]]が起こりやすい他、[[ミラーマッチ]]にも弱いのが難点。

**戦術 [#q4a8a78e]
 [[手札]]を[[捨てる]][[カード]]を駆使し[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]、[[墓地]]に[[暗黒界]]が置かれれば[[《暗黒界の門》]]でさらなる[[手札交換]]を狙う。~
 この流れの間に[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地]]に置き、その後は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[蘇生]]しつつ[[暗黒界]]の[[効果]]を[[発動]]する。~
 [[《カードガンナー》]]等で直接[[墓地を肥やす]]戦術や、[[除外]]された[[モンスター]]を[[帰還]]させる戦術も有効。~

**[[デッキ]]の種類 [#z2209c66]
***[[《スキルドレイン》]]・[[ウイルス]]軸 [#v4f93ee1]
 [[《スキルドレイン》]]・[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を使う[[デッキ]]。~
 [[暗黒界]][[モンスター]]の多くは[[墓地]]で[[効果]]が[[発動]]するため[[《スキルドレイン》]]との相性がいい。~
 [[《スキルドレイン》]]を[[発動]]し、[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を繰り返し[[蘇生]]して[[ビートダウン]]しつつ、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]で[[相手]][[カード]]を[[破壊]]する。~
 [[《暗黒界の門》]]と[[《スキルドレイン》]]を併用する都合上、[[Sin]][[モンスター]]との相性もいい。~
 [[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]は[[ウイルス]]以外に[[《トレード・イン》]]にも対応しており、[[手札事故]]防止に役立つだろう。~
 [[《スキルドレイン》]]下で高い制圧力を誇る[[攻撃力]]4000の[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]も投入も検討できる。~

***[[ドローソース]]軸 [#jbda6aba]
 [[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]の発売以後に登場した[[デッキ]]で専ら【スーパードロー暗黒界】などと呼ばれる。~
 多様な[[ドローソース]]による連続[[ドロー]]から[[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]を複数[[エクシーズ召喚]]して制圧を狙う。~

-構築について
--[[モンスターカード]]~
[[モンスター]]のうち[[召喚権]]を消費するものは[[腐る]]ことを避けるため通常1〜2枚程度に抑えられることが多い。~
[[ドローソース]]として[[《王立魔法図書館》]]が[[ピン挿し]]される場合もある。~
[[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]は[[エクシーズ素材]]となった[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地に送り>墓地へ送る]]やすく制圧力も高い[[《神竜騎士フェルグラント》]]が優先される。~

--[[魔法・罠カード]]~
[[ドローソース]]についてはこのページの[[魔法・罠カードについて>【暗黒界】#g5d8a111]]を参照。~
上記に加えて採用されやすい[[ドローソース]]には[[《成金ゴブリン》]]、[[《無の煉獄》]]、[[《チキンレース》]]、[[《一時休戦》]]等がある。~
[[罠カード]]についても[[ドロー]]の妨げになることを防ぐため[[《虚無空間》]]や[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]など制圧力が高いものが1〜2枚採用される。~

-基本的な回し方~
基本的に[[先攻]]をとる。~
[[手札交換]]・[[ドロー]]・[[サーチ]]を駆使して[[手札]]を増やしながら複数の[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]を[[墓地]]に揃える。~
[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]の[[特殊召喚]]と[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[自己再生]]を繰り返して[[ランク]]8[[エクシーズモンスター]]を並べる。~
[[相手]][[ターン]]にただちに[[ドローソース]]で引き込んだ[[《虚無空間》]]や[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]し反撃の芽を摘み完封する。~
[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]は[[闇属性]]であるため[[《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》]]を[[エクシーズ召喚]]し[[《虚無空間》]]を保護するなどして[[ロック]]をより強固にすることも狙える。~
--固定された回し方が存在しないため慣れないうちはそもそも[[デッキ]]が[[回転]]しなかったり、[[ドロー]]のし過ぎで[[デッキ切れ]]を起こしがちである。~
[[デッキ]]構築も綿密な調整が必要であり安定して回すには相応の慣れが必要である。~
1[[ターン]]が長くなりがちでありいわゆる[[ソリティア]]に当たるため対戦[[相手]]への配慮は欠かさないようにしたい。~


**[[デッキ]]の派生 [#pa081fec]
***[[【暗黒墓守】]] [#r6e83bc3]
 [[《王家の生け贄》]]による[[ハンデス]]を交えた【暗黒界】と[[【墓守】]]の混合[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[【ダークゴーズ】]] [#ye136ed7]
 【暗黒界】に[[《冥府の使者ゴーズ》]]を投入し、[[手札事故]]対策と展開力を向上した[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~
 一時期は[[主流デッキ]]の一角に名を連ねたが、[[環境]]や[[カード]]プールの変化から現在の【暗黒界】に[[《冥府の使者ゴーズ》]]を投入してもあまり活躍は期待できない。~

***[[【ダークカオス】]] [#j2d36ffd]
 【暗黒界】の[[墓地]]に溜まりやすい性質を活かし、[[《カオス・ソーサラー》]]を[[特殊召喚]]する[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。~
 一時期は[[主流デッキ]]の一角に名を連ねたが、【暗黒界】が[[墓地]]に溜まりにくい[[デッキ]]に変化したため活躍は難しくなった。~

***【暗黒界コントロール】[#z9kd4f6eL]
 [[《暗黒界の斥候 スカー》]]・[[《暗黒界の刺客 カーキ》]]・[[《暗黒界の策士 グリン》]]等の[[下級]][[暗黒界]]を中心とした[[コントロール]][[デッキ]]。~
 [[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]の登場以前は、能動的な[[除去]][[カード]]・主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]に乏しかったため、当時の主力の[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]や[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]をあえて採用せず、上記の[[カード]]による[[除去]]の多用、[[《グレイブ・スクワーマー》]]等を[[《強制転移》]]で[[送りつけ]]るといった、展開力より[[コントロール]]を重視する[[デッキ]]も存在した。~
 [[フィニッシャー]]には[[ダークモンスター]]や[[《ダーク・ネクロフィア》]]等が採用されていた。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#rca5bb24]
 全体[[除外]]の[[《閃光の追放者》]]・[[《マクロコスモス》]]・[[《次元の裂け目》]]等がまず弱点として挙げられる。~
 [[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を持つ[[カード]]を軒並み止められ、[[手札]]から[[発動]]されるため妨害し難い[[《ヂェミナイ・デビル》]]と[[《墓守の監視者》]]も要注意。~
 [[闇属性]][[メタ]]の[[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]、[[悪魔族]][[メタ]]の[[《傀儡虫》]]、[[墓地]][[メタ]]の[[《ソウルドレイン》]]等にも弱い。~

 逆にこれ以外の[[メタカード]]の大半は[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]等で対処可能。~
 [[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[特殊召喚]]を[[無効]]にされても[[相手]]に[[アドバンテージ]]を取られず、その手段が[[モンスター]]や[[永続カード]]なら[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]で[[破壊]]出来る。~
 [[《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》]]や[[《ソウルドレイン》]]でも[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]の[[召喚ルール効果]]までは[[無効]]にされないので、ある程度の戦線維持は可能。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#q4d9b470]
 [[06/09/01>禁止・制限カード/2006年9月1日]]から[[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]]の期間は、[[《天使の施し》]]が[[制限復帰]]していた。~
 [[《封印の黄金櫃》]]で[[《天使の施し》]]を[[サーチ]]し、その[[効果]]で[[上級]][[暗黒界]]を展開するのは単純ながらも効果的であった。~
 [[07/03/01>禁止・制限カード/2007年3月1日]][[制限改訂]]で[[【ダークゴーズ】]]の[[《冥府の使者ゴーズ》]]を初め、多くの主力[[カード]]が規制されている。~
 後に登場した[[魔轟神]]とは相性が良く、[[【暗黒魔轟神】>【魔轟神】#i2bbf6eb]]のような混合[[デッキ]]も考案されている。~
 特に2011年には[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]で大幅強化され、2011年度の[[選考会]]を中心に大規模な大会で入賞を果たした。~


**サンプルレシピ [#ud182d3a]
-【ダークトマハン】~
2007年度西日本代表選考会 ベスト32~
http://yugioh-fr.jugem.jp/?eid=512

-【暗黒界】~
11.07.16 2011年度日本代表選考会 代表~
http://duel-entrance-deck.seesaa.net/article/215158766.html

**代表的なカード [#ief30125]
-[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]
-[[《暗黒界の術師 スノウ》]]
-[[《暗黒界の門》]]

**関連リンク [#o6275021]
-[[暗黒界]]

-[[【闇属性】]]
-[[【悪魔族】]]

-[[デッキ集]]