*【暗黒墓守】 [#j849f7a8]
 [[墓守]]と[[暗黒界]]の混成[[デッキ]]。~
 [[墓守]]の[[キーカード]]たる[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の存在下で強力な[[ハンデス]]を行える[[《王家の生け贄》]]を使うのが最大の特徴である。~

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#k8188f06]
 [[【墓守】]]と[[【暗黒界】]]の混成[[デッキ]]。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の存在下で、[[《王家の生け贄》]]による[[ハンデス]]と[[暗黒界]]の大量展開を行う。~

 《王家の生け贄/Royal Tribute》
 通常魔法
 「王家の眠る谷−ネクロバレー」が自分フィールド上に
 存在している時に発動する事ができる。
 お互いの手札にあるモンスターカードを全て墓地に捨てる。

 《王家の眠る谷−ネクロバレー/Necrovalley》
 フィールド魔法
 このカードがフィールド上に存在する限り、
 お互いのプレイヤーは墓地のカードに効果が及ぶ
 魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にし、
 墓地のカードをゲームから除外する事もできない。
 また、このカードがフィールド上に存在する限り、
 フィールド上の「墓守の」という名のついたモンスターカードの
 攻撃力・守備力は500ポイントアップする。

 条件付きではあるものの、[[《王家の生け贄》]]は[[お互い]]の[[手札]]に存在する[[モンスター]]を全て捨てさせることが出来る。~
 これにより、[[自分]]の[[暗黒界]]を[[フィールド]]に大量展開すると同時に、[[相手]]の[[帝]]などの[[暗黒界]]が及ばない[[モンスター]]を葬り去ることができる。~
**[[デッキ]]構築に際して [#v6725580]
 [[【墓守】]]を軸として構築を進める。~

 また、[[暗黒界]]の[[自己再生]]を妨害する[[《ロスト》]]や[[《転生の予言》]]を[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]によって防ぐことが可能となる。~
 もちろん、[[《王家の生け贄》]]で捨てた[[相手]][[モンスター]]の[[蘇生]]や[[天魔神]]などの[[墓地]][[除外]]型[[特殊召喚モンスター]]も恐れる必要がない。
***[[モンスターカード]]について [#h565d291]
-[[墓守>墓守の]]~
[[アタッカー]]と[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[サーチャー]]を兼ねる[[《墓守の司令官》]]は最優先で採用したい。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を使った[[コンボ]]の起点となる[[モンスター]]であろう。~
他には[[壁]]と[[リクルーター]]を兼ねる[[《墓守の偵察者》]]、[[バウンス]][[効果]]を持つ[[《墓守の番兵》]]が採用候補。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の存在下ならば[[上級モンスター]]も[[破壊]]できる[[《墓守の暗殺者》]]も候補に挙がるか。~

**[[デッキ]]構築 [#u5e07879]
-[[暗黒界]]~
[[暗黒界]]の[[サポートカード]]を多く入れないため、[[暗黒界]]の比重を大きくしすぎると[[手札事故]]を誘発しやすくなる。~
そこで採用するのは、[[アタッカー]]である[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]や[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]等に留めたい。~
余裕があるなら[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]や[[《暗黒界の策士 グリン》]]等を投入してもいい。

 [[デッキ]]構成は基本的には[[【墓守】]]の形をとる。~
 [[キーカード]]となる[[《王家の生け贄》]]と[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]は3枚あればよい。~
-[[《メタモルポット》]]~
[[暗黒界]]のサポートと、[[コンボ]][[デッキ]]に付きものの[[手札事故]]を回避する。~

 最優先で入れる[[モンスター]]は、やはり[[アタッカー]]と[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の[[サーチ]]を兼ねる[[《墓守の司令官》]]。~
 [[《王家の生け贄》]]が[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]なしでは[[発動]]できないので、純正の[[【墓守】]]以上にこのカードの重要性は高い。~
-[[《魔轟神レイヴン》]]~
[[暗黒界]]を展開しつつ、[[シンクロ召喚]]を狙える。~
[[シンクロモンスター]]としては、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を守れる[[《スターダスト・ドラゴン》]]がオススメ。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[《スターダスト・ドラゴン》]]の弱点の一つである[[除外]]を防ぐため、相性がいい。~

 [[墓守]]からは他に[[壁]]と展開補助を兼ねる[[《墓守の偵察者》]]、[[バウンス]]効果を持つ[[《墓守の番兵》]]、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の存在下ならば[[上級モンスター]]を倒すことも可能となる[[《墓守の暗殺者》]]が候補。~
 それ以外は無理に入れる必要はない。~
 特に[[《墓守の番兵》]]は[[《王家の生け贄》]]で[[モンスター]]を落としやすくすることができるため、最優先にしてもいいだろう。
***[[魔法・罠カード]]について [#d82b5d47]
-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]・[[《王家の生け贄》]]~
[[墓地]]利用の封印と、[[ハンデス]]を行うこの[[デッキ]]の[[キーカード]]。~
これらの[[コンボ]]で[[暗黒界]]の大量展開と、[[暗黒界]]では対応し辛い[[帝]]レベルの[[攻撃力]]を持った[[モンスター]]に対処する。~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]は[[暗黒界]]の天敵である[[《ロスト》]]や[[《転生の予言》]]を封殺する。~
また、[[自己再生]][[モンスター]]や[[天魔神]]などの[[墓地]][[除外]]型[[特殊召喚モンスター]]も恐れる必要がなくなる。

 一方[[暗黒界]]からは、こちらもやはり[[《暗黒界の軍神 シルバ》]][[《暗黒界の武神 ゴルド》]]が筆頭となる。~
 余裕があるなら[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]や[[《暗黒界の策士 グリン》]]などを投入してもいいが、[[デッキ]]に[[暗黒界]]のサポートをあまり多く入れることができないため、こちらの比重を大きくしすぎると[[手札事故]]を誘発しやすくなる。~
-[[《魔宮の賄賂》]]・[[《マインドクラッシュ》]]・[[《異次元の指名者》]]~
[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]への依存度が高いため、その防御は[[カウンター罠]]や[[ハンデス]]で確実に行いたい。~
[[《魔宮の賄賂》]]は[[《王家の生け贄》]]で[[墓地]]に落とせない[[魔法・罠カード]]への対策となる。~
[[《マインドクラッシュ》]]や[[《異次元の指名者》]]等の[[ハンデス]]は、[[《王家の生け贄》]]の[[ピーピング]][[効果]]もあり成功しやすい。~
特に[[《マインドクラッシュ》]]は[[暗黒界]]の[[召喚]]サポートにもなるので、ぜひ採用したい。~

 その他、[[手札交換]]と[[暗黒界]]のサポートを兼ねる[[《メタモルポット》]]も投入すること。~
-[[《天罰》]]・[[《昇天の角笛》]]・[[《畳返し》]]~
[[攻撃力]]の水準もさる事ながら、[[永続カード]]を軸とするため[[帝]]には弱い。~
[[《王家の生け贄》]]に頼りすぎず、これらの[[カード]]でも確実に対処できるようにしたい。~

 繰り返し書くことになるが、この[[デッキ]]は純正の[[【墓守】]]以上に[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]への依存度が高い。~
 したがって、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を守る[[カウンター罠]]などを出来る限り投入しておきたい。~
 特に[[《王家の生け贄》]]で[[墓地]]に落とせない[[魔法・罠カード]]への対策は重要で、[[《魔宮の賄賂》]]はほぼ必須となる。~
 [[《王家の生け贄》]]で[[相手]]の[[手札]]を確認した後、[[《マインドクラッシュ》]]や[[《異次元の指名者》]]で落とすという手もある。~
 [[《マインドクラッシュ》]]は[[暗黒界]]の[[召喚]]サポートにもなるので是非とも刺しておきたい。~
 また、[[《魔轟神レイヴン》]]の[[効果]]で[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]か[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]を捨てることによって即座に[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[召喚]]できる。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[破壊]]されるのを[[《スターダスト・ドラゴン》]]が防ぎ、[[墓地]]からの[[除外]]に弱い[[《スターダスト・ドラゴン》]]を[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が守るため相性は抜群である。~
-[[《降霊の儀式》]]~
[[墓守]]専用の[[蘇生]][[カード]]。~

 [[墓守]]専用の[[蘇生]]カード、[[《降霊の儀式》]]ももちろん投入したい。~
 [[墓守]]における展開補助の重要カードなので入れない手はない。~
 なお、[[暗黒界]]の専用[[サポートカード]]はあまり投入する必要はない。~
 というより、[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が存在する状況では[[《暗黒よりの軍勢》]]や[[《暗黒界に続く結界通路》]]が使えないため、投入する意味がない。~
 [[《暗黒界の雷》]][[《暗黒界の取引》]]なら投入の余地はあるが、使いどころに注意すること。
-[[《暗黒界の雷》]]・[[《暗黒界の取引》]]~
[[単体除去]]と[[手札交換]]を行う[[暗黒界]]の[[サポートカード]]。~
[[《暗黒よりの軍勢》]]や[[《暗黒界に続く結界通路》]]は[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]の影響下で使えないため、無理に投入する必要はない。~
上記の2枚も、使いどころを誤らないように使用したいところ。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#sc0a7b17]
 やはり[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[破壊]]されると戦闘力が激減してしまうので、全力で守る必要がある。~
 高い[[攻撃力]]とともに[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を潰す[[《氷帝メビウス》]][[《邪帝ガイウス》]]は最大の天敵と言える。~
 [[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が[[破壊]]されると戦闘力が激減してしまうので、全力で守る必要がある。~
 高い[[攻撃力]]とともに[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]を潰す[[《氷帝メビウス》]]や[[《邪帝ガイウス》]]は最大の天敵と言える。~
 [[《王家の生け贄》]]で落とすことが出来ればいいが、やはり[[《天罰》]]や[[《昇天の角笛》]]、[[《畳返し》]]で対抗したい。~

 [[暗黒界]]を封じる[[《マクロコスモス》]]や[[《虚無魔人》]]にも注意が必要。~
 特に[[《マクロコスモス》]]や[[《王宮の弾圧》]]は[[《王家の生け贄》]]で落とすことが出来ない。~
 [[《砂塵の大竜巻》]]で[[破壊]]するか、[[《マインドクラッシュ》]]で防止する必要がある。~

 さらに対[[【暗黒界】]]のときには悲惨となる。~
 [[《王家の生け贄》]]を使用した場合、こちらが逆に大ピンチとなってしまう。~
 これを防ぐのはかなり困難なため、2戦目以降に[[サイドデッキ]]から純正の[[【墓守】]]か[[【暗黒界】]]にシフトしてしまったほうがいい。~
 [[《王家の生け贄》]]も抜いてしまったほうがいい。

**代表的なカード [#ab492c86]
-[[《王家の生け贄》]]
-[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]

-[[《墓守の司令官》]]
-[[《墓守の偵察者》]]
-[[《墓守の番兵》]]
-[[《墓守の暗殺者》]]
//-[[《墓守の司令官》]]
//-[[《墓守の偵察者》]]
//-[[《墓守の番兵》]]
//-[[《墓守の暗殺者》]]

-[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]
-[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]
//-[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]
//-[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]


**関連リンク [#k09e8d99]
-[[【墓守】]]
-[[【暗黒界】]]

-[[墓守]]
-[[暗黒界]]

-[[デッキ集]]