【闇属性】

説明

 闇属性モンスターを主体にしたデッキ
 闇属性には優秀なモンスターが揃い、その効果も多種多様。
 特に墓地に関連した効果を持つモンスターが多く、【ダークモンスター】が代表的である。

 闇属性で統一したデッキを作ることで得られるメリットを考えると…

  1. 《ダークゾーン》《見習い魔女》攻撃力増強効果を得られる。
  2. 《ダーク・アームド・ドラゴン》《ダーク・クリエイター》《ダーク・ネフティス》《究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン》特殊召喚でき、効果を活用できる。
  3. 《堕天使ゼラート》《魔王ディアボロス》《死王リッチーロード》アドバンス召喚できる。
  4. 《ダーク・ジェネラル フリード》《ダーク・ボルテニス》《ダーク・ホルス・ドラゴン》効果を活用できる。
  5. 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》墓地に送る?ことができる。
  6. 《闇王プロメティス》《ダーク・アサシン》《ダーク・クルセイダー》《ダーク・パーシアス》の強化。
  7. 《速攻の黒い忍者》のエスケープ能力の発動
  8. 《ダーク・バースト》《悪夢再び》サルベージ
  9. 《終わりの始まり》《闇霊術−「欲」》《闇の誘惑》ドロー
  10. 《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》ピーピングハンデス
  11. 《隠れ兵》《闇次元の解放》特殊召喚
  12. 《黒曜岩竜》《闇の幻影》による効果無効。
  13. 《ダークエンド・ドラゴン》シンクロ素材
  14. 《プリーステス・オーム》の砲弾。
《ダーク・クリエイター/The Dark Creator》
効果モンスター
星8/闇属性/雷族/攻2300/守3000
このカードは通常召喚できない。自分の墓地に闇属性モンスターが5体以上存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在していない場合に特殊召喚する事ができる。
自分の墓地の闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、
自分の墓地の闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
《ダーク・アームド・ドラゴン/Dark Armed Dragon》
効果モンスター(制限カード)
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する闇属性モンスターが3体の場合のみ、
このカードを特殊召喚する事ができる。
自分の墓地に存在する闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、
フィールド上のカード1枚を破壊する事ができる。
《終末の騎士/Armageddon Knight》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地に送る事ができる。
《ダーク・グレファー/Dark Grepher》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で
自分のデッキから闇属性モンスター1体を選択して墓地へ送る。
《闇の誘惑/Allure of Darkness》
通常魔法(準制限カード)
自分のデッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体をゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターがない場合、手札を全て墓地へ送る。
《魔のデッキ破壊ウイルス/Deck Devastation Virus》 
通常罠
自分フィールド上の攻撃力2000以上の闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる。
相手のフィールド上モンスターと手札、発動後(相手ターンで数えて)3ターンの間に
相手がドローしたカードを全て確認し、攻撃力1500以下のモンスターを破壊する。
《闇のデッキ破壊ウイルス/Eradicator Epidemic Virus》
通常罠
自分フィールド上の攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体を生け贄に捧げる。
魔法カードまたは罠カードのどちらかの種類を宣言する。
相手のフィールド上魔法・罠カードと手札、発動後(相手ターンで数えて)3ターンの間に
相手がドローしたカードを全て確認し、宣言した種類のカードを破壊する。

デッキ構築に際して

 前述の通り闇属性には優秀なモンスターが多数揃っている。
 ここではその一例を挙げてみる。

 このようにさまざまなカードがそろっている。
 このあたりから自分の好みで選ぶといいだろう。

闇属性デッキ

【ダークモンスター】

 墓地闇属性モンスターを利用した効果を持つダークモンスターを中心にしたデッキ
 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》などで闇属性モンスター墓地に送り、ダークモンスター特殊召喚及び効果発動に繋げるのが基本パターンとなる。
 墓地アドバンテージをフル活用するのが特徴で、《レベル・スティーラー》《ゾンビキャリア》《ネクロ・ガードナー》《D−HERO ダッシュガイ》《D−HERO ディアボリックガイ》なども活かしやすい。
 墓地利用を軸とする【闇属性】の代表的なデッキであり、構築の幅は非常に広い。
 さらに除外からの帰還も積極的に行う【次元ダーク】という派生デッキも存在する。
 墓地除外を積極的に利用する【速攻の黒い忍者】もこれに近い。
 詳細は該当ページ参照。

闇属性生け贄召喚?

 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《D−HERO ディアボリックガイ》《D−HERO ダッシュガイ》《レベル・スティーラー》などを墓地に送る?ことができる点を利用する。
 《ダーク・グレファー》自身も特殊召喚ができるため、生け贄召喚に繋げやすい。
 《D−HERO ディアボリックガイ》1体と《レベル・スティーラー》2体が墓地に存在すれば3体生け贄が必要なモンスター生け贄も一瞬で揃えられる。
 全て闇属性である三邪神とは好相性。

闇属性儀式召喚

 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》を用いて儀式魔人墓地に送る?ことで素早くリリースを揃えられる。
 儀式魔人それぞれが付与する効果も強力。
 これと相性の良い《異次元からの埋葬》《ネクロ・ガードナー》などと共有できることもある。
 さらに、闇属性儀式モンスターには強力なものが揃っており、《奈落との契約》でひとまとめにできるのも嬉しいところ。
 手札腐った儀式モンスター《闇の誘惑》で処理できる。
 《高等儀式術》闇属性通常モンスターを大量に墓地に送り、ダークモンスター特殊召喚を狙うのも手。

闇属性戦士族

 全てのモンスター闇属性戦士族で構成される【D−HERO】【黒蠍】が代表的。
 特に前者は墓地肥やしも得意とするため【ダークモンスター】ともシナジーする。
 【不死武士ターボ】?もこれに近い。
 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《一族の結束》で強化できるのも魅力で、《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》に対応できるようになる。

闇属性悪魔族

 悪魔族闇属性の中でも代表的な種族であり、闇属性悪魔族には優秀なモンスターが粒ぞろい。
 もちろん墓地利用のカードが多いため、《終末の騎士》《ダーク・グレファー》も活躍の場が多々ある。
 テーマデッキには【デーモン】【暗黒界】【仮面魔獣デス・ガーディウス】【インフェルニティ】が挙げられる。

闇属性魔法使い族

 魔法使い族は優秀な下級モンスターの多くが闇属性に属し、特に《霊滅術師 カイクウ》《魔導戦士 ブレイカー》は非常に優秀な効果を備えている。
 《執念深き老魔術師》《見習い魔術師》も優秀で、後者は墓地を肥やしやすいので、ダークモンスターとも好相性。
 《マジシャンズ・サークル》《ディメンション・マジック》によって上級モンスターを出しやすく、《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》も狙いやすい。
 テーマデッキの中でも【ブラック・マジシャン】【墓守】はほぼ闇属性で統一される。

闇属性アンデット族

 墓地を利用する種族の典型で、《終末の騎士》《ダーク・グレファー》によって《ゾンビキャリア》上級アンデット族モンスター墓地に送る?ことで自己再生蘇生に繋げられる。
 《馬頭鬼》がこれに対応しないのは惜しいが、《異次元からの埋葬》を共有できるメリットもある。

闇属性ドラゴン族

 属するモンスター自体は少ないが、非常に強力なコンボがある。
 《未来融合−フューチャー・フュージョン》《F・G・D》を指定、闇属性ドラゴン族モンスター5体を墓地に落とし、《ダーク・クリエイター》特殊召喚
 さらに《ダーク・クリエイター》効果《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》蘇生《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》効果で上級ドラゴン族蘇生というパターンであり、手札をほとんど使わない大量展開が可能である。
 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》《龍の鏡》など墓地利用の戦術を重視する種族だけあって、この他にも様々なシナジーがある。
 詳細は【闇ドラゴン】参照。
 【真紅眼の黒竜】《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《真紅眼の黒竜》墓地に送り?蘇生するなど闇属性サポートカードの恩恵を受けやすい。

【エクゾディア】

 特殊勝利を狙うデッキの典型。
 キーカードである《クリッター》《冥界の使者》闇属性であり、《闇の誘惑》による素早い回転、《ダーク・バースト》によるサルベージなど闇属性サポートの恩恵もいくつか受けられる。

【サイバー・ダーク】

 闇属性機械族で統一されたサイバー・ダーク系のモンスターを中心にしたデッキ
 《終末の騎士》《ダーク・グレファー》で、《ハウンド・ドラゴン》墓地に送りそれを下級サイバー・ダークに装備させたり、下級サイバー・ダーク墓地に送り《サイバーダーク・インパクト!》に繋げることができる。
 簡単に攻撃力2500をキープできるため、《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》も狙いやすい。
 《ダーク・バースト》《ブラック・ボンバー》の恩恵も受けることができ、総じて闇属性サポートカードをフル活用できるデッキと言える。

【レプティレス】

 闇属性爬虫類族でほぼ統一されたレプティレスシリーズのモンスターを活用するデッキ
 《スネーク・レイン》ダークモンスターとの相性が抜群に良く、《ダーク・クリエイター》も容易に特殊召喚できるだろう。
 レプティレス効果相手モンスター攻撃力を下げて《魔のデッキ破壊ウイルス》を撃つのも面白い。
 守備力0のモンスターが多いため、《悪夢再び》も採用できる。

【A・O・J】

 シリーズモンスターA・O・Jを中心としたデッキで、こちらも闇属性機械族で統一されている。
 その多くが光属性またはリバースモンスターメタとなる効果を持っている。
 【光属性】には滅法強いが、その他のデッキに対しては威力を発揮できないカードが多いのが悩みどころ。
 特に相性の良い闇属性サポートカードには《A・O・J アンリミッター》を回収できる《ダーク・バースト》が挙げられる。

【BF】

 闇属性鳥獣族で統一されるBFシリーズのモンスターを中心としたデッキ
 数多くの優良なサポートカードに恵まれており、現環境では最強クラスのデッキと言える。
 制限カード《BF−疾風のゲイル》や、優良な戦闘補助効果を持つ《BF−月影のカルート》《ダーク・バースト》によって使い回せるのは大きい。
 《BF−大旆のヴァーユ》《終末の騎士》《ダーク・グレファー》とかなり相性が良い。

【カオス】

 《カオス・ソーサラー》を主力とした闇属性光属性の混合デッキ

【ダーク・シムルグ】

 《ダーク・シムルグ》を主力とした闇属性風属性の混合デッキ

代表的なカード

関連リンク