GLADIATOR'S ASSAULTで登場した雲魔物を中心としたコントロールデッキ。
戦闘で破壊されない効果とフォッグカウンターを駆使し、トリッキーなプレイングで勝利を狙う。
ただし戦闘破壊されないとしても自分への戦闘ダメージは適用されるので、ダメージを如何にして軽減するかが課題となる。
《雲魔物−アイ・オブ・ザ・タイフーン/Cloudian - Eye of the Typhoon》 効果モンスター 星８/風属性/水族/攻3000/守1000 このカードは戦闘によっては破壊されない。 このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。 このカードの攻撃宣言時、「雲魔物」と名のついたカード以外の 全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。
《雲魔物−ニンバスマン/Cloudian - Nimbusman》 効果モンスター 星５/水属性/天使族/攻1000/守1000 このカードは戦闘によっては破壊されない。 このカードが表側守備表示でフィールド上に存在する場合、このカードを破壊する。 このカードを生け贄召喚する場合、自分フィールド上の水属性モンスターを 任意の数だけ生け贄にできる。このカードの生け贄召喚に成功した時、 生け贄に捧げた水属性モンスターの数だけフォッグカウンターをこのカードに置く。 このカードの攻撃力はフォッグカウンター１つにつき５００ポイントアップする。
《フォッグ・コントロール/Fog Control》 速攻魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター１体を 生け贄に捧げる事で、フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体に フォッグカウンターを３つ置く。
雲魔物は攻撃力が低いので、戦闘を頼りとしない戦術が必要となる。
相手のデッキに合わせてどの雲魔物に優先的にフォッグカウンターを乗せるか、どの効果を発動するか柔軟な対応を行いたい。
雲魔物以外のモンスターもその動きをサポートできるものから選択する。
戦闘に弱く、特に戦闘ダメージを受けやすいため、それを回避できるものを優先的に採用する。
場持ちの良さを活かし、強力な上級モンスターである帝をアドバンス召喚する。
特に、《雲魔物−タービュランス》による《雲魔物−スモークボール》の大量展開は相性抜群。
採用しやすい帝は、水属性でありサポートカードを共有できる《氷帝メビウス》。
雲魔物の弱点である除去魔法・罠カードを防いでくれるのも、ありがたい。
反面、他の帝とは共存の難しいカードもあり、サポートカードや帝自体の枚数を上手く調整する必要がある。
《氷結界の虎王ドゥローレン》をシンクロ召喚し、《デモンズ・チェーン》等でロックをかけつつ戦う。
手札に戻した雲魔物を更に《血の代償》で展開し、《エンペラー・オーダー》との併用で複数枚ドローに繋げたり、《朱光の宣告者》を蘇生できる《ジャンク・シンクロン》と下級雲魔物をシンクロする事で《氷結界の龍 グングニール》を、《深海のディーヴァ》からレベル３の海竜族モンスターを展開し下級雲魔物とシンクロする事で《氷結界の龍 トリシューラ》を展開したりして、フィールドを守りつつ手札を切らさないように戦っていく。
《氷結界の虎王ドゥローレン》は打点が低いため、相手の動きを止めるロック系のカードが重要になる。
別名ＨＥＲＯ雲魔物。
《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》と《ミラクル・フュージョン》と《未来融合−フューチャー・フュージョン》を投入したデッキ。
《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》で緒戦辺りで戦いつつ墓地に送られ、後に《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》で融合召喚して戦線を維持していく戦いなるだろう。
ほとんどが水属性である雲魔物である為にデッキ、墓地に存在する融合召喚
素材として《Ｅ・ＨＥＲＯ アブソルートＺｅｒｏ》を展開して戦うことになる。
ＨＥＲＯ達の戦闘で消耗させた後に《大天使クリスティア》や《アルカナフォースＥＸ−ＴＨＥ ＤＡＲＫ ＲＵＬＥＲ》などでとどめを刺すことになるだろう。
《Ｅ・ＨＥＲＯ エアーマン》も無理なく投入ができる。
雲魔物の自壊効果を利用して機皇帝を展開する。
対シンクロモンスター戦では大きな戦力として活躍できるだろう。
肝心の機皇帝だが《機皇帝ワイゼル∞》と《機皇帝スキエル∞》は問題ないのだが。自分のライフポイント依存の《機皇帝グランエル∞》は採用が難しいかもしれない。
攻撃の制約のある機皇帝だが、そもそも攻撃が不向きな雲魔物では関係なく共に並べても問題は無い。
《機皇帝ワイゼル∞》で魔法発動無効化効果で雲魔物やダメージ回避パーツの破壊を防げるのも大きな役割を働いてくれる。
雲魔物は、表側守備表示でフィールド上に存在する場合、自身を破壊する効果があるので表側攻撃表示にしなければならない。
戦闘では破壊されないが、攻撃力は低いので、攻撃表示でフィールドに存在していると何度も攻撃を受けてしまう。
こうした雲魔物は戦闘ダメージを受けやすくなるという特性が、そのままこのデッキの難点である。
そして、表示形式変更を行うカード（例：《つまずき》・《エネミーコントローラー》・《進入禁止！Ｎｏ Ｅｎｔｒｙ！！》・《アースクエイク》等）にはめっぽう弱い。
そこで、手札に《召喚雲》や《宝札雲》などが貯まり易い特徴を利用して《封魔の呪印》を複数枚投入し、これら弱点となりうるカードを文字通り封印するのもよい。
また、《ライトニング・ボルテックス》・《激流葬》・《聖なるバリア−ミラーフォース−》等の全体除去にも弱い。
だが、魔法の場合は上記の方法で、罠の場合は《雲魔物−アシッド・クラウド》で対処する事ができる。
破壊効果であれば《スターダスト・ドラゴン》で対策するのが最も扱いやすい。
雲魔物の多くがレベル４でかつ場持ちがいいため、レベル４のチューナーを挿しておくだけで比較的容易に実現可能。
むしろこのデッキの一番の弱点は「フォッグカウンターが中心となるので、その個数などを把握し計画的に使用しなければならず、高い戦略性とそれを扱える技術を必要とする」点だろう。
《ダイヤモンドダスト・サイクロン》 などを採用する場合は、より複雑になるのであらかじめデッキを構築する際にどういった戦略をとるのかを考えた上でないとフォッグカウンターをうまく使えず殴られて終わるという結果になるだろう。
またバウンス単発には強いが、《守護者スフィンクス》や《氷結界の龍 ブリューナク》のような毎ターン根こそぎバウンス出来る効果には非常に弱い。
最低でも１体の雲魔物がフィールドに残っていないと《雲魔物−キロスタス》等の効果でバウンスモンスターを除去しようにも雲魔物単体ではサポートカードが手札にないと必要数のフォッグカウンターが乗せられないため、手詰まりになってしまう可能性がある。
特に《守護者スフィンクス》は毎ターン裏側守備表示になってしまうため、《地砕き》や《ライトニング・ボルテックス》で除去する事が出来ないのでとても危険である。
なお、フォッグカウンターを根こそぎ除去する《カウンタークリーナー》も厄介である。
見る機会は少ないだろうが、知人とのデュエル等のケースで、事前にこちらが【雲魔物】だと知られていれば、メタカードとして投入される可能性もある。
この場合もやはり《封魔の呪印》で対抗するのが良いだろう。