*【&ruby(えんせい){炎星};】 [#p2787659]

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**[[デッキ]]の概要 [#b83668c6]
 [[COSMO BLAZER]]で登場した「[[炎星]]」と名のついた[[炎属性]]・[[獣戦士族]]で統一された[[モンスター]]群を中心とした[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 関わりの深い[[炎舞]]を駆使して[[除去]]や[[モンスター]]の展開を行い、[[デュエル]]を進める。~

 《暗炎星−ユウシ/Brotherhood of the Fire Fist - Bear》
 効果モンスター
 星4/炎属性/獣戦士族/攻1600/守1200
 1ターンに1度、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
 デッキから「炎舞」と名のついた魔法カード1枚を選んで自分フィールド上にセットできる。
 また、1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
 「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
 フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。

 《炎舞−「天キ」/Fire Formation - Tenki》
 永続魔法
 このカードの発動時に、
 デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
 また、このカードがフィールド上に存在する限り、
 自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。
 「炎舞−「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。

**[[デッキ]]の構築 [#hbeb4f79]
 【炎星】のサポートや相性の良い[[カード]]は[[レベル]]を指定していることが多く、[[エクストラデッキ]]の[[炎星]]も充実している。~
 そこで中心とする[[炎星]]の[[レベル]]に応じて大まかに【3軸炎星】と【4軸炎星】という2つの軸に分けられることになる。~
 [[レベル]]以外の点でも、この2つは採用される[[カード]]の傾向が大きく異なる。~
 ただし厳密に【3軸】と【4軸】で二分されているわけではなく、軸を問わず活躍する[[炎星]]も存在する。~
 例えば【4軸】の[[カード]]で主力である【3軸】の展開をサポートするといった柔軟性も求められる。~

-【3軸炎星】~
 [[《炎星師−チョウテン》]]と[[《立炎星−トウケイ》]]の[[コンボ]]で[[アドバンテージ]]を稼ぎつつ、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に繋ぐ。~
 さらに[[《炎星侯−ホウシン》]]らは[[レベル]]3の[[炎星]]を[[リクルート]]できるため、そこからさらに[[アドバンテージ]]を得られる。~
 さらに[[炎舞]]を組み合わせることで、1[[ターン]]の間に驚異的な枚数の[[アドバンテージ]]を得ることも容易。~
 下準備が必要で[[メタ]]が刺さりやすいという難点はあるが、[[コンボ]]の組み方が多彩で突破力は極めて高い。~
 [[《速炎星−タイヒョウ》]]の登場で安定性が大きく向上したため、現在はこちらが主流となっている。~

-【4軸炎星】~
 [[《微炎星−リュウシシン》]]で[[炎舞]]を稼ぎ、[[《暗炎星−ユウシ》]]や[[《勇炎星−エンショウ》]]が[[除去]]を行う。~
 [[《微炎星−リュウシシン》]]や[[《熱血獣士ウルフバーク》]]からの[[蘇生]]で[[《魁炎星王−ソウコ》]]や豊富なランク4の[[エクシーズ召喚]]を狙う。~
 1[[ターン]]の間に稼げる[[アドバンテージ]]は多くはないが、個々の[[炎星]]が強く地道ながら堅実な戦いができる。~
 [[COSMO BLAZER]]の発売時点では【3軸】のレパートリーが少なかったためこちらが主力だった。~

***[[モンスターカード]]について [#h8ff96e3]
-構築を選ばず活躍する主な[[炎星]]~
--[[《暗炎星−ユウシ》]]~
[[戦闘ダメージ]]を与えると[[デッキ]]から[[魔法カード]]の[[炎舞]]1枚を[[セット]]できる。~
また、[[自分]][[フィールド]]上の[[炎舞]]1枚を[[墓地へ送る]]ことで[[モンスター除去]]ができる。~
[[モンスター除去]][[効果]]で[[炎舞]]を[[デッキ]]から[[セット]]する[[効果]]を補助でき、[[アドバンテージ]]を稼げる。~
[[出張]]セットとしてもしばしば用いられる優秀な[[モンスター]]である。~

--[[《立炎星−トウケイ》]]~
[[炎星]]を[[サーチ]]する[[効果]]と[[炎舞]]1枚を[[コスト]]に[[デッキ]]から[[炎舞]]1枚を[[セット]]する。~
[[《炎星師−チョウテン》]]から[[蘇生]]させれば[[炎星]]の[[サーチ]]が容易になり、[[《炎星侯−ホウシン》]]から[[リクルート]]も可能。~
使用済みの[[《炎舞−「天キ」》]]を[[コスト]]にして[[《炎舞−「天キ」》]]を新しく[[セット]]すれば[[アドバンテージ]]の確保も容易。~

--[[《炎星師−チョウテン》]]~
[[召喚に成功した]]時、[[自分]]の[[墓地]]の[[守備力]]200以下の[[炎属性]]・[[レベル]]3[[モンスター]]を[[表側守備表示]]で[[蘇生]]できる。~
ただし、この[[効果]]を[[発動]]した場合、その[[ターン]][[獣戦士族]][[モンスター]]以外は[[攻撃]]できなくなる。~
[[チューナー]]ではあるものの、[[獣戦士族]][[モンスター]]の[[シンクロ素材]]にしかできない。~
しかし、[[レベル]]6の[[獣戦士族]][[シンクロモンスター]]には優秀な[[モンスター]]が多いため、シンクロ召喚先には困らない。~
また、守備力が200なので[[《真炎の爆発》]]で特殊召喚することも可能である。~

-【3軸】で用いられる主な[[炎星]]~
--[[《速炎星−タイヒョウ》]]~
召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ時に炎星をコストに[[炎舞]]をデッキからセットする効果を持つ。~
[[《炎星師−チョウテン》]]とは相性がよく[[《速炎星−タイヒョウ》]]を召喚、自分自身をリリースすることで、デッキから[[《炎舞−「天枢」》]]などの[[炎舞]]を加えて、さらに展開することが可能。~
守備力が200なので[[《真炎の爆発》]]で特殊召喚することも可能である。~

--[[《捷炎星−セイヴン》]]~
[[フィールド]]上から[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]と[[デッキ]]から[[魔法カード]]の[[炎舞]]を[[セット]]できる。~
起点となる[[《炎舞−「天キ」》]]を[[サーチ]]できる点は大きく、[[炎舞]]を[[破壊]]から守る[[効果]]も[[《サイクロン》]]等の[[魔法・罠除去]]に弱いこの[[デッキ]]にとっては有難い。~
[[《炎星師−チョウテン》]]に対応していないため、優先度は低め。~

-【4軸】で用いられる主な[[炎星]]~
--[[《微炎星−リュウシシン》]]~
[[自分]]が[[炎舞]]の[[発動]]に成功すると[[デッキ]]から[[罠カード]]の[[炎舞]]1枚を[[セット]]できる。~
[[発動条件]]が極めて緩い上に、[[自分]]の[[ターン]]で[[セット]]した[[炎舞]]を[[トリガー]]にしてさらに[[炎舞]]を[[セット]]できると、非常に[[アドバンテージ]]を稼ぎやすい。~
[[自分]][[フィールド]]上の[[炎舞]]2枚を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[同名カード]]以外の[[炎星]]を[[蘇生]]する[[効果]]もいざというときに重宝する、【4軸】の中心となる存在。~

--[[《勇炎星−エンショウ》]]~
[[戦闘]]によって[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送った]]場合、[[デッキ]]から[[魔法カード]]の[[炎舞]]1枚を[[セット]]できる。~
また、[[《暗炎星−ユウシ》]]と同じ[[コスト]]で[[魔法・罠除去]]ができる。~
[[魔法・罠除去]]で[[戦闘破壊]]を補助できるものの[[チェーン]]される可能性があり、自身の[[ステータス]]がそれほど高くないため、[[《暗炎星−ユウシ》]]に比べると優先度はやや下がる。~

―その他相性の良い[[モンスター]]~
 [[炎星]]を[[サーチ]]する事は容易だが、1[[ターン]]に[[手札]]から出せる[[炎星]]には限りがある。~
 また[[炎舞]]に[[デッキ]]スペースを割く必要があるため、採用するのは特に相性の良い[[モンスター]]に留めたい。~
 [[メタ]]として採用する[[モンスター]]や[[サイドデッキ]]に用意する[[モンスター]]も、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の場に出さなくても[[効果]]を発揮できるもので固めたい。~

--[[《焔征竜−ブラスター》]]~
 自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[破壊]][[効果]]、[[モンスター]]を[[サーチ]]する[[効果]]の3つを持っている。~
 自身を[[特殊召喚]]するための[[除外]][[コスト]]は軽くはないが、単純に[[攻撃力]]が高いので[[1ターンキル]]の補助になる。~
 [[破壊]][[効果]]は[[ディスアドバンテージ]]ではあるが、任意の[[カード]]を破壊でき、[[炎星]]の[[効果]]を安定して使える。~
 さらに[[除外]]された際には[[同名カード]]を[[サーチ]]できる。~
 デッキの軸を問わず活躍できるが、[[効果]]は1[[ターン]]に1度しか使えず、[[墓地アドバンテージ]]の消費量もやや多いので採用枚数には注意が必要。~

--[[《熱血獣士ウルフバーク》]]~
 [[効果]]を[[無効]]にする代わりに、ノー[[コスト]]で全ての[[レベル]]4の[[炎星]]を[[蘇生]]できる。~
 自身も[[《魁炎星王−ソウコ》]]の素材になることができるので、[[アドバンテージ]]の確保に貢献する。~
 [[《炎舞−「天キ」》]]でも[[サーチ]]可能であり、【4軸】なら[[必須カード]]と言えるだろう。~

-[[エクストラデッキ]]の[[炎星]]~
--[[《炎星侯−ホウシン》]]~
[[チューナー]]を[[炎属性]]に指定する[[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]。~
[[シンクロ召喚に成功した]]時[[レベル]]3の[[炎属性]][[モンスター]]を[[リクルート]]できる。~
この[[効果]]を使用後[[レベル]]5以上の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できないが、[[エクシーズ召喚]]すればいいだけなので大した[[デメリット]]ではない。~

--[[《炎星皇−チョウライオ》]]~
[[エクシーズ素材]]を[[炎属性]][[モンスター]]に指定する[[ランク]]3の[[エクシーズモンスター]]。
[[炎属性]][[モンスター]]を[[サルベージ]]できる。~
[[サルベージ]]した[[モンスター]]及び同名[[モンスター]]は[[召喚]]・[[特殊召喚]]できないがこの[[効果]]の使用前には可能である。~

--[[《魁炎星王−ソウコ》]]~
[[エクシーズ素材]]を[[獣戦士族]][[モンスター]]に指定する[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]。~
[[エクシーズ召喚に成功した]]時に[[デッキ]]から[[炎舞]]を[[セット]]する[[効果]]・[[エクシーズ素材]]を1つ取り除き、[[相手]]の[[エンドフェイズ]]時まで[[獣戦士族]][[モンスター]]以外の[[効果]]を[[無効]]化する[[効果]]・[[フィールド]]上から[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]た時に、[[表側表示]]の[[炎舞]]3枚をコストに[[レベル]]4以下の同[[攻撃力]]の[[獣戦士族]]2体を[[リクルート]]できる3つの[[効果]]を持つ。~
[[《炎舞−「天枢」》]]の存在から[[エクシーズ召喚]]は容易であり、1つ目の[[効果]]で[[ディスアドバンテージ]]を回復できる上、更に[[魔法・罠カード]]の種類を問わないので状況に応じた[[サーチ]]が出来る。~
2つ目の[[効果]]は[[《極神皇トール》]]のそれに近く、後から[[召喚]]された[[モンスター]]の[[効果]]は[[無効]]にできないが、[[《トラゴエディア》]]等[[ステータス]]が変動する[[モンスター]]を容易に[[戦闘破壊]]できる。~
[[リクルート]][[効果]]も[[コスト]]こそやや重いが、[[炎星]]はもともと[[アドバンテージ]]獲得に長けているため、フォローもしやすい。~
序盤から積極的に場に出していきたい。

--[[《間炎星−コウカンショウ》]]~
[[炎星]]を[[エクシーズ素材]]にしている[[エクシーズモンスター]]。~
[[炎星]]または[[炎舞]]を[[デッキ]]に戻すことで2枚の[[カード]]を[[デッキ]]に戻す[[除去]][[効果]]を持つ。~
[[炎舞]]等を[[デッキ]]に戻せば[[炎星]]の[[効果]]を活かしやすくなり、[[除去]][[効果]]も強力なので[[墓地]]が肥えてきた中盤以降は積極的に[[エクシーズ召喚]]していきたい。~

―[[ランク]]3・4の[[エクシーズモンスター]]~
 この[[デッキ]]ならばこれらは容易に[[エクシーズ召喚]]ができる。~
 [[《炎星師−チョウテン》]]を軸に[[エクシーズ召喚]]を狙うので、[[攻撃]]制限のある関係上[[ランク]]3は[[《虚空海竜リヴァイエール》]]や[[《発条機雷ゼンマイン》]]のように攻撃より[[コントロール]]寄りの[[エクシーズモンスター]]を中心に採用したい。~

―[[獣戦士族]][[レベル]]6の[[シンクロモンスター]]~
 [[《炎星師−チョウテン》]]から[[《立炎星−トウケイ》]]を蘇生させてそのまま[[シンクロ召喚]]することが可能。~
 基本的には[[《炎星侯−ホウシン》]]をシンクロ召喚することになるであろうが、以下のモンスターも選択肢としては優秀である。~
--[[《天狼王 ブルー・セイリオス》]]~
 [[闇属性]]であるため[[炎舞]]が一枚でも存在していれば[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]のコストにすることが可能。~
 [[破壊された]]ときに相手の[[モンスター]]を弱体化させる効果を持つため、戦闘要員として優秀。~
 また、[[炎舞]]なしでも[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の[[コスト]]としても活躍出来る。~
--[[《獣神ヴァルカン》]]~
 [[シンクロ召喚]]成功時にお互いのカードを手札に戻す効果を持つ。~
 [[《炎舞−「天枢」》]]を再利用しつつ、相手の[[エクシーズモンスター]]を戻すとアドバンテージを取りやすい。~
 手札に戻したカードはそのターンに使用できないが、[[《炎舞−「天キ」》]]はもともと1ターンに1枚しか使用することができないので、あまり気にならない。~

***[[魔法・罠カード]]について [#d8e1fcce]
―[[炎舞]]~
 [[炎星]]は大半が[[炎舞]]に関する効果を持っており、[[炎舞]]は[[炎星]]をサポートするという密接な関係を持っている。~
 【4軸】の場合は[[《微炎星−リュウシシン》]]が[[罠カード]]しか[[セット]]できないことと、[[炎舞]]を[[コスト]]として要求されること、凌ぐ[[相手]][[ターン]]が多いことから、多めの採用が望ましい。~
 【3軸】の場合は[[炎星]]の多くが[[魔法カード]]を[[セット]]できるため、展開を補助する[[魔法カード]]の[[炎舞]]だけ採用すれば十分となる。~
 空いたスペースに他の[[カード]]を投入できるが、[[罠カード]]の[[炎舞]]を[[セット]]できる[[炎星]]も少なくないので、[[相手]][[ターン]]を凌ぐ保険として少数採用するのも有効。~

-[[《炎舞−「天キ」》]]~
1[[ターン]]に1度しか発動できないが、[[発動]]時に[[レベル]]4以下の[[獣戦士族]][[モンスター]]を[[サーチ]]できる[[永続魔法]]。~
[[《サイクロン》]]等で[[不発]]になる危険があるものの、この[[デッキ]]では[[【戦士族】]]の[[《増援》]]と遜色ない働きができる。~
また、微弱ながらの[[全体強化]][[効果]]も[[アタッカー]]、準[[アタッカー]]のラインの[[炎星]]には重要である。~
いかに早く、この[[カード]]を[[発動]]するかが[[デュエル]]の流れを左右すると言っても過言ではない[[必須カード]]である。~

-[[《炎舞−「天枢」》]]~
[[獣戦士族]][[モンスター]]限定の、[[永続魔法]]版[[《二重召喚》]]。~
[[全体強化]]効果も持ち、[[《魁炎星王−ソウコ》]]の[[エクシーズ召喚]]等を強力に補助してくれるので、やはり複数投入が望まれる。~

-[[《炎舞−「天セン」》]]~
[[獣戦士族]][[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を[[エンドフェイズ]]まで700ポイントアップし、さらに[[獣戦士族]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を300ポイント[[全体強化]]する[[永続罠]]。~
1[[ターン]]限りとは言え[[獣戦士族]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を1000ポイントアップさせることができるので強化[[カード]]としては申し分ない性能を持っている。~
[[炎星]]の[[効果]]で[[セット]]した場合、奇襲性は薄れるが十分牽制できるので[[罠カード]]の[[炎舞]]はこの[[カード]]を最も優先して投入したい。~

-[[《炎舞−「天権」》]]~
[[メインフェイズ]]1にのみ[[発動]]でき、[[獣戦士族]][[モンスター]]1体の[[効果]]をその[[メインフェイズ]]のみ[[無効]]化する代わりにこの[[カードの効果]]以外の[[効果を受けなくできる>効果を受けない]][[永続罠]]。~
[[《炎舞−「天セン」》]]と同様に[[獣戦士族]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を300ポイント[[全体強化]]もする。~
[[自分]]の[[ターン]]での[[相手]]の[[《奈落の落とし穴》]]・[[《激流葬》]]等の[[罠カード]]はもちろん、[[相手]][[ターン]]での大半の[[効果]]を[[メインフェイズ]]2で使わせることができ、[[相手]]の思惑を大きく外すことができる。~
ただし、[[発動条件]]がある以上[[炎星]]の[[効果]]で[[セット]]した場合、[[相手]]に対処されやすくなるため過信しない範囲での運用に留めたい。~
[[発動条件]]があるため[[《炎舞−「天セン」》]]に比べ[[汎用性]]では劣るので採用枚数は良く考えたい。~

―その他相性の良い[[魔法・罠カード]]~
 この[[デッキ]]は[[炎舞]]に[[デッキ]]スペースを割く関係上、それ以外の[[魔法・罠カード]]に関しては[[必須カード]]を除いて最小限に留めたい。~

-[[《真炎の爆発》]]~
守備力が200の[[炎属性]][[モンスター]]を可能な限り[[蘇生]]できる。~
[[1ターンキル]]の補助になるほか、[[炎星]]の展開を妨害された際に発動し、攻めを継続することができる。~
対応する[[炎星]]の種類自体はさほど多くないが、揃えやすいため問題ない。~
【3軸】であれば[[必須カード]]になる。~

-[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]~
[[魔法カード]]をまとめて潰してしまうことができるので、[[魔法カード]]に依存する[[デッキ]]ヘの対策として有効。~
[[コスト]]には強化された[[《天狼王 ブルー・セイリオス》]]が必要だが、特に【3軸】なら簡単に用意できる。~
[[環境]]を考えると[[サイドデッキ]]ヘのフル投入はほぼ必須で、[[メインデッキ]]にまで採用するかは[[デッキ]]のタイプによって判断したい。~

-[[《デモンズ・チェーン》]]~
そのまま使っても十分強力だが、この[[デッキ]]では[[《獣神ヴァルカン》]]で回収ができる。~

-各種[[カウンター罠]]~
[[汎用性]]に着目するのなら、[[《神の宣告》]]・[[《神の警告》]]辺りが良いだろう。~
必要な[[ライフコスト]]が莫大だが、[[カウンター]]できる[[カード]]が非常に多く、[[モンスター]]の[[召喚]]にも対応できるのが魅力。~
[[炎星]]での対処が難しい[[手札]]や[[墓地]]の[[モンスター効果]]対策に[[《透破抜き》]]も[[サイドデッキ]]への投入候補となる。~

-[[《炎王の急襲》]]~
条件はあるものの、任意の[[炎星]]を[[リクルート]]できるのでこの[[デッキ]]であれば[[腐る]]ことは少なく扱い易い。~
[[《捷炎星−セイヴン》]]なら[[シンクロ素材]]などにすれば[[炎舞]]を[[サーチ]]できる。~
[[手札]]が良くない時に、わざと[[《捷炎星−セイヴン》]]を[[自壊]]させて[[炎舞]]を揃える手もある。~
//ミスです。すみません

**戦術 [#o3c97019]
 まずは、[[《炎舞−「天キ」》]]で状況に応じた[[炎星]]を[[サーチ]]する。~
 [[《炎舞−「天キ」》]]が[[手札]]にない場合は[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《捷炎星−セイヴン》]]によって[[サーチ]]したい。~

 [[フィールド]]上に脅威になる[[カード]]がなければ[[《微炎星−リュウシシン》]]を[[サーチ]]し、毎[[ターン]][[罠カード]]の[[炎舞]]を[[セット]]し、[[アドバンテージ]]を稼いでいきたい。~
 脅威になる[[カード]]がある場合は[[《暗炎星−ユウシ》]]・[[《勇炎星−エンショウ》]]による[[除去]]で対処すると良い。~

 [[相手]]が強力な[[効果]]の[[モンスター]]を繰り出してきたら[[《炎舞−「天枢」》]]の補助によって[[《魁炎星王−ソウコ》]]を[[エクシーズ召喚]]し、[[モンスター効果]]を封じ、[[《炎舞−「天セン」》]]によって[[戦闘破壊]]を補助したい。~
 [[《魁炎星王−ソウコ》]]の[[リクルート]][[効果]]で戦線を絶やさないでおけば2枚目の[[《魁炎星王−ソウコ》]]の[[エクシーズ召喚]]も容易であるため有利に戦いを進められるであろう。~

//**[[デッキ]]の派生
//***【(デッキ名)】
//特定の種族や属性・コンセプトへ派生する場合。

**この[[デッキ]]の弱点 [#rdb04aa2]
 この[[デッキ]]は[[炎星]]と[[炎舞]]が密接な関係があるため、どちらかを封じられると厳しい戦いを強いられる。~
 具体的には大半の[[炎星]]の[[効果]]を[[無効]]にする[[《スキルドレイン》]]、[[炎舞]]を封じる[[《ナチュル・ビースト》]]・[[《ナチュル・パルキオン》]]、[[炎星]]の[[効果]]による[[炎舞]]の[[セット]]を封じてくる[[《ダーク・シムルグ》]]等。~
 [[モンスター]]であれば[[《暗炎星−ユウシ》]]、[[魔法・罠カード]]であれば[[《勇炎星−エンショウ》]]による[[除去]]が可能であるが、[[《スキルドレイン》]]に関しては[[《サイクロン》]]を投入し[[除去]]するのが最良か。~
 [[除去]]すべき[[カード]]をよく見極める必要があるだろう。~

 また、[[《大嵐》]]や[[《邪神の大災害》]]によって[[炎舞]]をまとめて[[除去]]されると[[ディスアドバンテージ]]が大きいため、[[炎舞]]は[[《暗炎星−ユウシ》]]等の[[コスト]]にするなど[[フィールド]]上に残すのはある程度抑えたい。~

 弱点というわけではないがこの[[デッキ]]は[[炎星]]と[[炎舞]]を多めに投入する必要がある以上、特定の[[デッキ]]に[[メタを張る]]のが難しい。~
 そのため[[サイドデッキ]]の構築は他の[[デッキ]]より入念に行う必要があるだろう。~

//**この[[デッキ]]の歴史
//カードプールの変化でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる

**代表的なカード [#v6b9709f]
-[[《暗炎星−ユウシ》]]
-[[《炎星師−チョウテン》]]

-[[《魁炎星王−ソウコ》]]
-[[《炎星皇−チョウライオ》]]
-[[《炎星侯−ホウシン》]]

-[[《炎舞−「天キ」》]]

//**サンプルレシピ [#x397f4f0]

**関連リンク [#j4adbd69]
-[[炎星]]
-[[炎舞]]

-[[【炎属性】]]
-[[【獣戦士族】]]

-[[デッキ集]]