炎族を主体にした種族統一デッキ。
亜種としては「ヴォルカニック」を主体にした【ヴォルカニック・バーン】?がある。
モンスターを炎族に統一することで得られるメリットは以下のようになる。
水族や海竜族等と比べればサポートの数は多いが、軸となるカードを決めにくい。
《フレムベル・デビル》や《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》は専用フィニッシャーであるが重い。
また、墓地利用の関係上、併用が難しい関係にあるサポートカードがある。
《炎帝近衛兵》・《フレムベル・デビル》・《ファイヤー・ウォール》は、墓地の利用法を考えて採用したい。
また、炎族には炎属性モンスターが多いため、炎属性モンスターサポートを採用しやすいことも特徴である。
【炎属性】と混合される事があるため、【炎族】を名乗る場合は《一族の結束》や《群雄割拠》があった方が種族統一デッキとしてわかりやすい。
このデッキで最も重要なのは炎族モンスターの選択。
ここではその一例を役割ごとに挙げる。(※上記の説明で挙げたサポートモンスターは省いてあります。)
有力なモンスターが少ないが、その中でも除去不足は深刻。
《ガーディアン・シール》を使う場合は装備魔法が必要となり、より専門性が増す。
一方でサーチ系モンスターや手札破壊効果を持つ上級モンスターがおり、手札操作が得意。
サポートカードやその他の炎族の効果から軸となるのは「ヴォルカニック」のギミックである。
《ヴォルカニック・ロケット》や《ヴォルカニック・バレット》はハンド・アドバンテージを稼げるため、ほぼ必須となる。
《ヴォルカニック・ロケット》でサーチしたブレイズ・キャノンは除去不足を解消するカードとなり得る。
サーチだけでなくサルベージも可能なため、《ブレイズ・キャノン》《ブレイズ・キャノン−トライデント》はそれぞれ1枚でも十分である。
《炎帝近衛兵》を採用すれば、《ヴォルカニック・バレット》をデッキに戻して再度サーチするのも可能である。
同時に、《ブレイズ・キャノン》のコストとして《ヴォルカニック・バレット》以外にも攻撃力500以下の炎族も少し採用したい。
壁役にもなる《フレムベル・パウン》《きつね火》《大木炭18》あたりが採用候補。
「ヴォルカニック」から選ぶならば《ヴォルカニック・カウンター》も採用候補となる。
《ブレイズ・キャノン》のデメリットから守備的になりやすく、コントロールデッキとしての色が濃い。
相手モンスターの召喚や攻撃を阻害するためにも、速攻魔法や罠カードを入れた方がよい。
特殊召喚カードが少ないため、《王宮の弾圧》などを入れやすいこともポイントと言える。
炎族のほとんどが炎属性であるため、それらのサポートを採用したタイプ。
しかし、特殊召喚モンスターの《炎の精霊 イフリート》や《インフェルノ》はフィニッシャーとしては力不足である。
シンクロ素材として割りきるか、戦闘補助を駆使しないとこれらを生かすことは難しい。(《インフェルノ》は攻撃表示だと破壊されやすい。)
シンクロ召喚を狙う場合、《フレムベル・ウルキサス》と《エンシェント・ゴッド・フレムベル》が軸となる。
しかし、同レベルにも他のレベルにも、より有力なシンクロモンスターがいるため、それ以上のプラスアルファが必要である。
《一族の結束》を採用した方が良いが、他のシンクロモンスターが出し難くなることも考慮が必要。
チューナーはレベル2・3を使い、《洗脳−ブレインコントロール》《精神操作》で相手のレベル4を奪いたい。
なお、アドバンス召喚も狙えるが、《フレムベル・デビル》とは相性が悪い。
上記の特殊召喚を捨て《業火の結界像》や《王宮の弾圧》を採用し、【メタビート】風にする手もある。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》こそ怖いが、炎属性というのはマイナー属性であるため、特殊召喚され難い。
《強者の苦痛》よりは《一族の結束》で強化した方が、炎族としては利益が大きい。
《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》が2800貫通、《プロミネンス・ドラゴン》が2300の炎族の壁となる。
罠メインであり、スピードはないが、決め手に欠ける【炎族】としてはメタ側に回った方が勝ち目はある。
「ヴォルカニック」主体のデッキ。
【ビートバーン】系統。
詳しくは該当ページを参照。