*【炎族】 [#w348bfcb]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#o3ffb26b]
 [[炎族]][[モンスター]]を主力とする[[デッキ]]。~
 亜種としては「[[ヴォルカニック]]」を主体にした[[【ヴォルカニック・バーン】]]がある。~

 [[モンスター]]を[[炎族]]に統一することで得られる[[メリット]]は以下のようになる。~

+[[《炎帝近衛兵》]]で2枚[[ドロー]]できる。
+[[《火口に潜む者》]]で[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。
+[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]が[[自己強化]]できる。
+[[《フレムベル・アーチャー》]]で([[フレムベル]]限定だが)[[単体強化]]できる。
+[[《プロミネンス・ドラゴン》]]で[[攻撃]]から守ることができる。
+[[《フレムベル・デビル》]]が[[自己強化]]する(※[[悪魔族]])
+[[《ファイヤー・ソウル》]]で[[相手]]に[[ダメージ]]を与えることができる。~
+[[《ブレイズ・キャノン》]]や[[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]で[[相手]]に[[ダメージ]]を与え、[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]できる。
+[[《ファイヤー・ウォール》]]で[[直接攻撃]]を[[無効]]にできる。
+[[《ブリリアント・フュージョン》]]で[[墓地]]肥やしがしやすくなる。~
+[[《ジェムナイト・マディラ》]]・[[《起爆獣ヴァルカノン》]]・[[《重爆撃禽 ボム・フェネクス》]]の[[融合素材]]となる。
+[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]を[[シンクロ召喚]]できる。
+[[《ヘルフレイムゴースト》]]を[[エクシーズ召喚]]できる。

 [[水族]]や[[海竜族]]等と比べればサポートの数は多いが、軸となる[[カード]]を決めにくい。~
 [[《フレムベル・デビル》]]や[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]は専用[[フィニッシャー]]であるが[[重い]]。~

 また、[[墓地]]利用の関係上、併用が難しい関係にある[[サポートカード]]がある。~
 [[《炎帝近衛兵》]]・[[《フレムベル・デビル》]]・[[《ファイヤー・ウォール》]]は、[[墓地]]の利用法を考えて採用したい。~

 また、[[炎族]]には[[炎属性]][[モンスター]]が多いため、[[炎属性]][[モンスター]]サポートを採用しやすいことも特徴である。~
 [[【炎属性】]]と混合される事があるため、【炎族】を名乗る場合は[[《一族の結束》]]や[[《群雄割拠》]]があった方が[[種族]]統一[[デッキ]]としてわかりやすい。~

**[[デッキ]]構築に際して [#s87c6bf9]
 この[[デッキ]]で最も重要なのは[[炎族]][[モンスター]]の選択。~
 ここではその一例を役割ごとに挙げる。(※上記の説明で挙げたサポート[[モンスター]]は省略)~

-[[アタッカー]]
--[[《ジェムナイト・ガネット》]]
--[[《ジェムナイト・サニクス》]]
--[[《ヴォルカニック・ロケット》]]
--[[《ヴォルカニック・エッジ》]]
--[[《火炎木人18》]]
--[[《E・HERO ザ・ヒート》]]

-[[除去]]~
--[[《ガーディアン・シール》]]
--[[《ヴェルズ・オランタ》]]
--[[《ヴォルカニック・クイーン》]]

-[[壁]]
--[[《フレムベル・パウン》]]
--[[《大木炭18》]]
--[[《きつね火》]]
--[[《ヴォルカニック・バレット》]]
--[[《ヴェルズ・オ・ウィスプ》]]

-[[上級モンスター]]
--[[《炎帝テスタロス》]]
--[[《ヴォルカニック・ハンマー》]]

-[[最上級モンスター]]
--[[《火之迦具土》]]
--[[《ヘルフレイムエンペラー》]]
--[[《炎神機−紫龍》]]

-[[チューナー]]
--[[《フレムベル・ベビー》]]
--[[《ネオフレムベル・オリジン》]]
--[[《ネオフレムベル・ヘッジホッグ》]]

-[[シンクロモンスター]]
--[[《フレムベル・ウルキサス》]]
--[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]
--[[《ラヴァル・ステライド》]]

-[[エクシーズモンスター]]
--[[《ヘルフレイムゴースト》]]
--[[《陽炎獣 バジリコック》]]

 有力な[[モンスター]]が少ないが、その中でも[[除去]]不足は深刻。~
 [[《ガーディアン・シール》]]を使う場合は[[装備魔法]]が必要となり、より専門性が増す。~
 一方で[[サーチ]]系[[モンスター]]や[[手札破壊]][[効果]]を持つ[[上級モンスター]]がおり、[[手札]]操作が得意。~

**デッキ構築と主要戦術 [#n28a7940]
***[[ヴォルカニック]]、[[《炎帝近衛兵》]]軸 [#x63fe987]
 サポートカードやその他の[[炎族]]の[[効果]]から軸となるのは「[[ヴォルカニック]]」のギミックである。~
 [[《ヴォルカニック・ロケット》]]や[[《ヴォルカニック・バレット》]]は[[ハンド・アドバンテージ]]を稼げるため、ほぼ必須となる。~
 [[《ヴォルカニック・ロケット》]]で[[サーチ]]した[[ブレイズ・キャノン]]は[[除去]]不足を解消するカードとなり得る。~
 [[サーチ]]だけでなく[[サルベージ]]も可能なため、[[《ブレイズ・キャノン》]][[《ブレイズ・キャノン−トライデント》]]はそれぞれ1枚でも十分である。~
 [[《炎帝近衛兵》]]を採用すれば、[[《ヴォルカニック・バレット》]]を[[デッキ]]に戻して再度[[サーチ]]するのも可能である。~
 同時に、[[《ブレイズ・キャノン》]]の[[コスト]]として[[《ヴォルカニック・バレット》]]以外にも[[攻撃力]]500以下の[[炎族]]も少し採用したい。~
 [[壁]]役にもなる[[《フレムベル・パウン》]][[《きつね火》]][[《大木炭18》]]あたりが採用候補。~
 「[[ヴォルカニック]]」から選ぶならば[[《ヴォルカニック・カウンター》]]も採用候補となる。~
 [[《ブレイズ・キャノン》]]の[[デメリット]]から守備的になりやすく、[[コントロール]][[デッキ]]としての色が濃い。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[召喚]]や[[攻撃]]を阻害するためにも、[[速攻魔法]]や[[罠カード]]を入れた方がよい。~
// [[特殊召喚]]カードが少ないため、[[《王宮の弾圧》]]などを入れやすいこともポイントと言える。~

***[[特殊召喚]]軸 [#ye916e13]
 [[炎族]]のほとんどが[[炎属性]]であるため、それらのサポートを採用したタイプ。~
 しかし、[[特殊召喚モンスター]]の[[《炎の精霊 イフリート》]]や[[《インフェルノ》]]は[[フィニッシャー]]としては力不足である。~
 [[シンクロ素材]]として割りきるか、[[戦闘]]補助を駆使しないとこれらを生かすことは難しい。([[《インフェルノ》]]は[[攻撃表示]]だと破壊されやすい。)~

 [[シンクロ召喚]]を狙う場合、[[《フレムベル・ウルキサス》]]と[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]が軸となる。~
 しかし、同[[レベル]]にも他の[[レベル]]にも、より有力な[[シンクロモンスター]]がいるため、それ以上のプラスアルファが必要である。~
 [[《一族の結束》]]を採用した方が良いが、他の[[シンクロモンスター]]が出し難くなることも考慮が必要。~
 [[チューナー]]は[[レベル]]2・3を使い、[[《精神操作》]]で[[相手]]の[[レベル]]4を奪いたい。~

 なお、[[アドバンス召喚]]も狙えるが、[[《フレムベル・デビル》]]とは相性が悪い。~

***[[【メタビート】]]型 [#kedd5810]
 上記の[[特殊召喚]]を捨て[[《業火の結界像》]]を採用し、[[【メタビート】]]風にする手もある。~
 [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]こそ怖いが、[[炎属性]]というのはマイナー[[属性]]であるため[[特殊召喚]]され難い。~

 [[《強者の苦痛》]]よりは[[《一族の結束》]]で強化した方が[[炎族]]としては利益が大きい。~
 1枚張ってあれば[[《業火の結界像》]]が1800となり、[[通常召喚]]された[[下級モンスター]]ともある程度戦えるようになる。~
 [[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]が2800[[貫通]]、[[《プロミネンス・ドラゴン》]]が2300の[[炎族]]の[[壁]]となる。~
 [[罠カード]]がメインであるためスピードはないが、決め手に欠ける【炎族】としては[[メタ]]側に回った方が勝ち目はある。~

***[[【ヴォルカニック・バーン】]] [#k71027b7]
 「[[ヴォルカニック]]」主体の[[デッキ]]。~
 [[【ビートバーン】]]系統。~
 詳しくは該当ページを参照。~

***[[融合召喚]]軸・他[[種族]]混合型 [#t5c9613b]
 [[融合召喚]]に消費する[[アドバンテージ]]を[[《ヴォルカニック・バレット》]]や[[《炎帝近衛兵》]]によって軽減する型。~
 [[融合]]先としては[[《ジェムナイト・ガネット》]]を素材とする[[《ジェムナイト・ルビーズ》]]・[[《ジェムナイト・マディラ》]]、[[機械族]]を素材とする[[《起爆獣ヴァルカノン》]]・[[《重爆撃禽 ボム・フェネクス》]]が存在する。~
 また[[炎族]]として[[《E・HERO ザ・ヒート》]]を用いる事で[[《E・HERO ノヴァマスター》]]等が利用できる。~
 [[機械族]]は相性を考えると[[《UFOタートル》]]・[[《カードガンナー》]]等が上げられるが、[[ガジェット]]や[[《カラクリ商人 壱七七》]]も[[融合素材]]としても[[アドバンテージ]]を失いにくいため候補となる。~
 [[《音響戦士ピアーノ》]]は[[炎族]]としても使える他、[[《ジェムナイト・プリズムオーラ》]]の素材にもなる。~
 ただあちらの[[発動]][[コスト]]を考慮すると必要性は決して高くない。~

 [[《ブリリアント・フュージョン》]]を使用する事で、[[ジェムナイト]][[融合モンスター]]を[[アタッカー]]とする事が難しくなる代わりに、任意の[[炎族]]を[[デッキ]]から[[墓地に送る]]事が可能。~
 元々[[《ジェムナイト・ガネット》]]らは【炎族】の[[アタッカー]]として採用できるので、[[デッキ]]を圧迫せずに手軽に他の軸や型と併用できる。~

***[[【通常モンスター】]]軸 [#z519df37]
 [[《ジェムナイト・ガネット》]]および[[《火炎木人18》]]が[[《レスキューラビット》]]・[[《おもちゃ箱》]]の2種に対応している点を活かした型。~
 [[《ヘルフレイムゴースト》]]に繋ぎやすく、これによって[[墓地]]に[[炎族]]が確保しやすい。~
 これに[[《炎帝近衛兵》]]を絡める事によって、[[《レスキューラビット》]]・[[《おもちゃ箱》]]の[[リクルート]]先を確保する事ができる。~
 ただし[[《炎帝近衛兵》]]の4枚という条件はそれなりに[[重く>重い]]、最後に展開する必要があるためそれまでに[[腐らせやすい>腐る]]。~
 [[《ヘルフレイムゴースト》]]を容易に展開できるという点は他の[[デッキ]]にない[[メリット]]であるため、こちらに関しては省いてしまうのも手。~

 難点としてはそれぞれが[[召喚]]権を使用するため、[[手札]]に複数を抱えると持て余しやすい点が挙げられる。~
 これに関しては、[[《カゲトカゲ》]]を併用してカバーするという手がある。~
 [[《ジェムナイト・ガネット》]]・[[《火炎木人18》]]・[[《おもちゃ箱》]]の3種は[[《カメンレオン》]]にも対応しており、[[《キングレムリン》]]を共有できるためである。~

**代表的なカード [#kd476894]
-[[《炎帝近衛兵》]]
-[[《プロミネンス・ドラゴン》]]
-[[《ブレイズ・キャノン》]]

**関連リンク [#d32c6606]
-[[【ヴォルカニック・バーン】]]
-[[【起爆獣ヴァルカノン】]]

-[[【炎属性】]]

-[[炎族]]
-[[デッキ集]]