*【海竜族】 [#wcfa0aa8] #contents **[[デッキ]]の概要 [#oa9716b3] [[海竜族]][[モンスター]]を主体にした[[種族]]統一[[デッキ]]。~ 現在主流のギミックを使うものでは、事実上OCGの[[種族]]統一[[デッキ]]で最後にできた[[デッキ]]である。~ なお、[[モンスター]]を[[海竜族]]で統一することで得られる[[メリット]]を考えると以下のようになる。~ +[[《深海のディーヴァ》]]で[[レベル]]３以下を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]（[[リクルート]]）できる。~ +[[《海皇の咆哮》]]で[[レベル]]３以下の３体を[[墓地]]から[[特殊召喚]]（[[蘇生]]）できる。~ +[[《海皇の竜騎隊》]]で[[デッキ]]から[[サーチ]]でき、[[レベル]]３以下は[[直接攻撃]]できる。~ +[[《海皇の重装兵》]]で[[レベル]]４以下を[[通常召喚]]に加えて追加で[[召喚]]できる。~ +[[《海皇の狙撃兵》]]で[[レベル]]４以下の[[海皇]]を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]（[[リクルート]]）できる。~ +[[《シャーク・サッカー》]]（[[魚族]]）を[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~ +[[《浮上》]]で[[レベル]]３以下を[[墓地]]から[[特殊召喚]]（[[蘇生]]）できる。~ +[[《ニードル・ギルマン》]]や[[《海底に潜む深海竜》]]、[[《海》]]で[[全体強化]]できる。~ +[[《アクア・ジェット》]]で[[単体強化]]できる。~ +[[《エアジャチ》]]の万能[[除去]][[効果]]を[[発動]]できる。~ +[[《深海の怒り》]]（[[魚族]]）の[[ステータス]]が[[強化]]される。~ +[[《キラー・ラブカ》]]（[[魚族]]）で[[攻撃]]を[[無効]]にできる。~ +[[《機海竜プレシオン》]]（[[機械族]]）を[[リリース]]無しで[[召喚]]できる。~ +[[《真海皇 トライドン》]]の[[効果]]で[[リリース]]できる。~ また、[[除外]]に関連したサポートカードも存在する。~ //これらを多用するデッキは現在議論中。 +[[《ウイングトータス》]]（[[水族]]）を[[特殊召喚]]できる。~ +[[《忘却の海底神殿》]]で[[レベル]]４以下の[[モンスター]]を[[除外]]、[[特殊召喚]]できる。~ +[[《フィッシュアンドキックス》]]や[[《ギョッ！》]]を[[発動]]できる。~ +[[《フィッシュ・レイン》]]や[[《魔製産卵床》]]を被[[除外]]時に[[発動]]できる。~ サポートカードには[[魚族]]や[[水族]]も指定する[[カード]]が多く、[[【魚族】]]や[[【水族】]]との関連性が高い。~ また、[[属性]]面では[[《海竜−ダイダロス》]]や[[《コダロス》]]・[[海皇]]の存在から、[[【水属性】]]との互換性も高い。~ [[ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−]]の発売前は、[[RAGING BATTLE]]にて登場した、[[《深海のディーヴァ》]]中心の[[デッキ]]となりやすく、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]を狙っていくことになることが多かった。~ また、[[GENERATION FORCE]]にて[[魚族]]・[[水族]]との混合サポートが多数収録されたことで、[[【除外海産物】]]という派生デッキも生まれている。~ [[ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−]]の発売後は、強力な[[蘇生]][[カード]]である[[《海皇の咆哮》]]や[[海竜族]]に関する[[効果]]をもった[[海皇]]の登場によって、【海竜族】は[[水族]]・[[魚族]]との混合[[デッキ]]である前提でなくなり、[[種族]][[デッキ]]として大きく強化された。~ //[[RAGING BATTLE]]にて登場した、[[《深海のディーヴァ》]]では[[コントロール]]色の強い[[デッキ]]が組める。~ //[[【フィフティ・フィフティ】]]に近い構造で、[[ロック]]解除時に生じる[[ディスアドバンテージ]]をカバーしやすい。~ //また、[[ロック]]下で有効に働く[[モンスター]]を多く備えるが、個々の能力は低いため、依存性が高くなっている。~ //代表的なカードの紹介。カード名とカードテキスト。 《深海のディーヴァ/Deep Sea Diva》 チューナー（効果モンスター） 星２/水属性/海竜族/攻 200/守 400 このカードが召喚に成功した時、 デッキからレベル３以下の海竜族モンスター１体を特殊召喚できる。 《海皇の竜騎隊/Atlantean Dragoons》 効果モンスター 星４/水属性/海竜族/攻1800/守 0 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上のレベル３以下の海竜族モンスターは 相手プレイヤーに直接攻撃できる。 また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、 デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター１体を手札に加える。 《海皇の咆哮/Call of the Atlanteans》 速攻魔法 自分の墓地のレベル３以下の海竜族モンスター３体を選択して発動できる。 選択したモンスター３体を墓地から特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。 **[[デッキ]]構築に際して [#n0b3ff40] //[[フィニッシャー]]が[[シンクロモンスター]]に頼ることから他の[[種族]][[デッキ]]と比較して[[《群雄割拠》]]が扱いにくい。~ //比較的影響は小さく、解除もできるので使えない訳ではないが、単体では[[アドバンテージ]]に結びつかない[[カード]]が多くなるため注意が必要である。~ [[《海皇の咆哮》]]・[[《深海のディーヴァ》]]が特に優秀な[[サポートカード]]であり、前者の[[発動]]を補助するため後者はフル投入することになる。~ [[水属性]]が多く、[[海皇]]を筆頭に[[水属性]]に関連したカードがあり、[[【水属性】]]のギミックを採用しやすい。~ また、[[レベル]]３以下のサポート及び[[レベル]]４以上への[[メタ]][[効果]]を持つカードも存在する。~ [[《レベル制限Ｂ地区》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]との相性も良い。~ ***[[モンスターカード]]について [#yc1f3964] -特に重要な[[下級モンスター]] --[[《深海のディーヴァ》]]~ この[[デッキ]]で重要な[[カード]]で[[シンクロ召喚]]を狙う場合は必須となる。~ [[レベル]]３以下のカードプールの充実と[[《海皇の咆哮》]]の[[発動]]を補助する意味でも重要さはさらに上昇している。~ この[[カード]]をいかに素早く[[手札]]に呼び込むかが鍵になり、様々な[[カード]]を駆使することになる。~ --[[《海皇の竜騎隊》]]~ [[レベル]]３以下の[[海竜族]]の[[直接攻撃]]を可能にし、[[水属性]][[モンスター]]の[[効果]]の[[コスト]]になると[[同名カード]]以外の[[海竜族]]を[[サーチ]]する。~ [[攻撃力]]も[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]としては合格点なので、この[[カード]]のためにある程度[[コスト]]を要求する[[水属性]][[モンスター]]を用意しておきたい。~ [[直接攻撃]][[効果]]はあくまで「[[レベル]]３以下の[[海竜族]]」なので、[[《伝説の都 アトランティス》]]影響下なら自身も[[直接攻撃]]が可能となる。~ この場合、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]との相性が悪いので[[《コダロス》]]等でプレイングで補いたい。~ -[[《深海のディーヴァ》]]・[[《海皇の咆哮》]]を生かすには[[レベル]]３以下の[[海竜族]]の採用が必須となる。~ --[[《海皇の重装兵》]]~ [[レベル]]４以下の[[海竜族]][[モンスター]]を追加で[[召喚]]でき、[[水属性]][[モンスター]]の[[効果]]の[[コスト]]になれば[[表側表示]]の[[カード]]１枚を破壊できる。~ [[《深海のディーヴァ》]]のリクルートからさらに展開できるので強力。~ ただし、ステータスは低いので基本的にすぐに[[シンクロ素材]]か[[エクシーズ素材]]、[[《海皇龍 ポセイドラ》]]の[[コスト]]にするのが望ましい。~ --[[《海皇の狙撃兵》]]~ [[戦闘ダメージ]]を与えると[[デッキ]]から[[レベル]]４以下の[[海皇]]を[[リクルート]]でき、[[水属性]][[モンスター]]の[[効果]]の[[コスト]]になれば[[セット]][[カード]]１枚を破壊できる。~ この[[ステータス]]では[[戦闘ダメージ]]を与えるのは[[直接攻撃]]以外ではやや難しく、[[《ニードル・ギルマン》]]や[[《海皇の竜騎隊》]]などの助けが必要であり、[[戦闘]]を介する上に[[リクルート]]対象も限定されているためやや扱いづらい。~ ただし、[[コスト]]を要求する[[水属性]][[モンスター]]を多く採用する場合は、[[セット]][[カード]]の[[除去]][[カード]]としての運用も可能なので採用価値は十分にある。~ --[[《ニードル・ギルマン》]]~ [[海竜族]]を[[全体強化]]する[[効果]]を持ち、[[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]可能な[[レベル]]３。~ [[レベル]]４以上の[[海竜族]]もサポートできるため、[[《深海のディーヴァ》]]以上に活躍の場は多い。~ [[魚族]]や[[水族]]にも対応しており、[[《一族の結束》]]を採用しないならば貴重な[[強化]]カードとなる。~ --[[《海皇の突撃兵》]]~ この[[カード]]以外の[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]が存在していれば実質[[攻撃力]]は2200として扱える。~ 全体強化する[[《ニードル・ギルマン》]]に比べた場合、[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]できる[[ステータス]]が魅力である。~ ただし、この[[カード]]しか強化されないため、応用力には乏しく[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]でこの[[カード]]以上の打点を出せること考慮して採用するか決めたい。~ --[[《シー・アーチャー》]]~ [[レベル]]３以下の[[モンスター]]を装備し、[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]となる。~ [[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]すれば即[[効果]]を[[発動]]できる。~ 単純な打点では[[《海皇の突撃兵》]]が上なので[[破壊]]耐性があることに意義を見出したい。~ --[[《氷弾使いレイス》]]~ [[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[チューナー]]。~ [[シンクロ召喚]]を狙うならば採用圏内。~ --[[《海皇の長槍兵》]]~ [[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]できる唯一の[[通常モンスター]]。~ 採用するなら[[通常モンスター]]であることを活かしたい。~ --[[《エアジャチ》]]~ 貴重な[[単体除去]][[効果]]を持つ。~ [[手札]]に[[腐っている>腐る]][[海竜族]]をコストにしたい。~ --[[《真海皇 トライドン》]]~ [[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]できる最大の[[元々の攻撃力]]を持つ。~ ただし、実質的な打点は[[《ニードル・ギルマン》]]に劣るため、[[《海皇龍 ポセイドラ》]]と一緒に採用する事になる。~ -その他の[[海竜族]] --[[《コダロス》]]~ 貴重な複数[[除去]][[効果]]を持つ。~ [[《海》]]・[[《伝説の都 アトランティス》]]・[[《忘却の都 レミューリア》]]・[[《忘却の海底神殿》]]を併用したい。~ --[[《アームズ・シーハンター》]]~ [[レベル]]３以下の[[水属性]]を指定した[[効果]]を持つ。~ [[《深海のディーヴァ》]]等と一緒に採用することになる。~ --[[《コアキメイル・シーパンサー》]]~ [[レベル]]４以下の[[海竜族]]では最大の[[攻撃力]]を持つ。~ [[海竜族]]で固めれば、[[水属性]]を見せることは容易い。~ --[[《デュアル・ランサー》]]~ 貴重な[[貫通]]持ちなのだが、[[デュアル]]であるため、ほぼ[[通常モンスター]]として運用してよい。~ -[[上級モンスター]]~ --[[《神竜アクアバザル》]]~ [[《伝説の都 アトランティス》]][[適用]]下では[[レベル]]４となる。~ [[効果]]は[[サーチ]]の容易な[[フィールド魔法]]より[[永続魔法]]に使いたい。~ --[[《海竜−ダイダロス》]]~ 貴重な[[全体除去]][[効果]]を持つが、[[《忘却の海底神殿》]]とのかみ合わせは悪い。~ 同じコストで[[シンクロ召喚]]ができるので、[[シンクロ召喚]]を多用するのなら無理に採用する必要はないだろう。~ --[[《海皇龍 ポセイドラ》]]~ [[手札]]・[[墓地]]から[[特殊召喚]]可能だが、[[レベル]]や[[属性]]の指定があり更に３体[[リリース]]する必要があるため[[重い]]。~ [[《ハリケーン》]]を[[内蔵]]しているが[[魔法・罠カード]]を除去したいのはこの[[カード]]を[[特殊召喚]]する前なので、あまり噛み合っていない。~ だが、[[《伝説の都 アトランティス》]][[適用]]下では１体のリリースで[[通常召喚]]可能な[[攻撃力]]3000のモンスターとなるので、余裕があれば[[墓地]]から自身の[[効果]]で[[蘇生]]を狙うぐらいの運用で良いだろう。~ 採用する場合は[[《真海皇 トライドン》]]も一緒に入れておきたい。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#b36ee0bf] -[[魔法カード]] --[[《海皇の咆哮》]]~ [[レベル]]３以下とはいえ、[[海竜族]]を３体[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる強力な[[蘇生]][[カード]]。~ [[発動]][[ターン]][[特殊召喚]]できなくなるが、[[速攻魔法]]なので[[相手]][[ターン]]に[[発動]]すると[[デメリット]]を抑えられる。 [[通常召喚]]は可能なので[[《海皇の竜騎隊》]]を[[召喚]]すれば一気にゲームエンドまで持ち込むことも可能。~ ただし、[[自分]]の[[墓地]]に３体[[海竜族]]が存在している必要があるため、[[腐る]]状況もそれなりに有り得る。~ --[[《海》]]、[[《伝説の都 アトランティス》]]、[[《忘却の都 レミューリア》]]~ [[《コダロス》]]（もしくは[[上級]][[海竜族]]）と採用したい。~ [[《伝説の都 アトランティス》]]は、[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]の範囲を変化させてしまうことに注意が必要。~ [[《深海のディーヴァ》]]は[[効果]]を使っても即[[シンクロ召喚]]できるのが[[レベル]]３以下のみになってしまう。~ --[[《浮上》]]~ [[特殊召喚]]後すぐに攻撃はできないが、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]のサポートとして使える。~ [[《海皇の咆哮》]]に比べ[[蘇生]]できる[[モンスター]]の数が少なく爆発力で劣るが、[[デメリット]]が小さく小回りが利き、他の[[種族]]も[[蘇生]]できるので安定している。~ -[[罠カード]] --[[《忘却の海底神殿》]]~ [[レベル]]４以下を守る事ができる。~ [[罠カード]]であるため、[[《伝説の都 アトランティス》]]等の他の[[《海》]]関連よりも[[発動]]が遅いのが難点。~ **派生 [#ddb8637c] ***[[《深海のディーヴァ》]]を軸としたギミック [#rb599cd1] [[《深海のディーヴァ》]]は[[召喚]]時に[[発動>効果の発動]]する[[効果]]なので、[[手札]]に[[戻す]][[《サルベージ》]]と非常に相性が良く、損失なしで[[レベル]]５[[シンクロモンスター]]や[[ランク]]２の[[エクシーズモンスター]]を呼び出せる。~ ただし再利用する際、[[デッキ]]に[[海竜族]]を必要とするのがネックで、これら[[リクルート]][[対象]]が単体では扱いづらいことから大量投入は[[事故>手札事故]]の原因となる。~ [[《貪欲な壺》]]では[[《サルベージ》]]などと相性が悪いため、[[《強欲なウツボ》]]・[[《転生の予言》]]・[[《ゴブリンのやりくり上手》]]の投入が考えられる。~ [[《非常食》]]ならば[[ロック]]解除にも使えるが、再利用できないことを考えると[[シンクロ召喚]]自体を乱発しないことが重要か。~ 単体での使用では[[シンクロ召喚]]の幅が狭いため、[[レベル]]４以上の[[モンスター]]も採用したい。~ [[デッキ]]内のほぼ全てに対応する[[《グリズリーマザー》]]、[[《サルベージ》]]や[[ロック]]カード、[[海皇]]と相性のよい[[《アビス・ソルジャー》]]が適任か。~ [[レベル]]６には[[【フィフティ・フィフティ】]]と特に相性のよい[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]が存在する。~ ***[[《海皇の長槍兵》]]を軸としたギミック [#i76ce749] [[《海皇の長槍兵》]]は[[《深海のディーヴァ》]]から[[リクルート]]できる[[通常モンスター]]であり、豊富なサポートを持つため、これを活用することで柔軟な動きが可能となる。~ 容易に[[墓地]]に送れるため、[[《思い出のブランコ》]]が安定して使え、[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整に一役買ってくれる。~ [[シンクロモンスター]]の[[蘇生]]が行える[[《戦線復活の代償》]]が使える点も見逃せない。~ [[《下克上の首飾り》]]を最も活用できる[[モンスター]]であるため、[[アタッカー]]としての運用も可能。~ これらを[[サーチ]]できる[[《アームズ・ホール》]]の投入も考えられる。~ ***その他のカード [#ieca6a83] [[レベル]]３の[[海竜族]]である[[《シー・アーチャー》]]は[[シンクロ召喚]]以外の選択肢を得られるため是非採用したい。~ [[《ジェネクス・ウンディーネ》]]・[[《スクリーチ》]]は[[《海皇の咆哮》]]の[[発動]]を補助してくれる。~ 前者は[[《ジェネクス・コントローラー》]]を採用する必要があるため[[デッキ]]スペースを取り、後者は[[戦闘破壊]]される必要があるため[[除去]]蔓延する環境では[[発動]]できないことも多い。~ 周りの[[環境]]にもよるが[[デッキ]]スペースに余裕があるなら前者を優先したい。~ 特に前者は[[海皇]]の[[効果]]を[[発動]]できる大きな[[メリット]]も存在する為、積極的に使用したい。~ [[レベル]]３以下の[[モンスター]]が多いことを活かし、[[【フィフティ・フィフティ】]]寄りにするなら[[ロック]]カードは、[[《レベル制限Ｂ地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]に加え、[[《平和の使者》]]も検討する。~ これらの[[ロック]]カードは基本的に[[カウンター罠]]などで守るのが基本だが、[[【フィフティ・フィフティ】]]の性質上守り抜いても直接勝利にはつながらず、自分から解除する手間があることを考えると、防衛手段は最小限にとどめたい。~ [[《海皇の突撃兵》]]・[[《ニードル・ギルマン》]]も[[ロック]]下での[[アタッカー]]としてはなかなか強力である。~ [[《神の宣告》]]、[[《マジック・ドレイン》]]ならば[[アドバンテージ]]を失いにくく、別用途にも使える。~ また、[[墓地を肥やす]]までは、相手にも[[キーカード]]を引かせる時間を与えるため、[[《水霊術−「葵」》]]も採用したい。~ [[シンクロ召喚]]や[[《水霊術−「葵」》]]の[[サポート>サポートカード]]として[[《黄泉ガエル》]]も有効である。 **戦術 [#ic8fe587] //プレイング・動かし方について。 序盤は[[《海皇の咆哮》]]を活用できるように[[《深海のディーヴァ》]]による[[リクルート]]はもちろん、[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]・[[《スクリーチ》]]等で積極的に[[墓地を肥やしていく>墓地を肥やす]]。~ [[墓地が肥える>墓地を肥やす]]までの間は[[【フィフティ・フィフティ】]]要素を取り入れ、[[ロック]][[カード]]で時間稼ぎをするのも良いだろう。~ [[墓地]]に十分[[海竜族]]が溜ったら、[[《海皇の咆哮》]]で大量展開し[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]、[[《海皇の竜騎隊》]]で[[直接攻撃]]を行いゲームエンドに持ち込みたい。~ この[[デッキ]]に[[《忘却の海底神殿》]]を採用している場合は[[《コダロス》]]や[[《海竜−ダイダロス》]]の[[除去]][[効果]]を活用できるが、さらに[[【伝説の都 アトランティス】]]のギミックを取り入れることでそれらの[[モンスター]]や[[《海皇の竜騎隊》]]より活かすことができる。~ ただし、この[[デッキ]]で重要な[[カード]]である[[《深海のディーヴァ》]]は[[《伝説の都 アトランティス》]]の下でも活用はできるが高[[レベル]]の[[シンクロ召喚]]が行いにくく、そのままでは真価を発揮できない。~ それらの兼ね合いに関する具体的な注意点・改善策は[[【伝説の都 アトランティス】]]を参照。~ //**[[デッキ]]の種類 //***《カード名》軸 //***【（デッキ名）】軸 //特定のカードやデッキを軸とする場合。 **[[デッキ]]の派生 [#n9d46252] ***【海皇】 [#r7e1eac6] [[水属性]][[モンスター]]の[[コスト]]になると[[効果]]を発揮する、[[海皇]]を軸とした[[デッキ]]。~ [[《アビス・ソルジャー》]]・[[《氷結界の龍 グングニール》]]等の[[コスト]]に[[海皇]]を使用することで、相手[[フィールド]]上を空けつつ、[[《海皇の咆哮》]]に繋げ、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]によってデュエルを進める。~ [[手札]]消耗が激しいため[[《サルベージ》]]はフル投入が推奨される。~ [[海皇]]の切り札は[[《海皇龍 ポセイドラ》]]だが、[[フィールド]]上の[[水属性]]を[[コスト]]に３体も要求するので[[《海皇の咆哮》]]の存在を考慮しても重く、[[墓地]]からも[[蘇生]]可能なことを考慮すると複数投入は避けたい。~ [[海皇]]の[[効果]]を[[発動]]できる、[[水属性]][[モンスター]]については[[《海皇の重装兵》]]を参照して欲しい。~ [[海皇]][[モンスター]]とシナジーが組める[[カード]]は前述のように多く、このカテゴリだけでも、[[ジェネクス]]型や[[氷結界]]の龍型、[[《海皇龍 ポセイドラ》]]軸などの多くの[[デッキ]]タイプがある。 ***[[【除外海産物】]] [#gf289ff7] [[除外]]に関連した[[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]]とそのサポートを主体にした[[デッキ]]。~ 詳しくは該当ページを参照。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#je30846d] //苦手なカードやデッキについて。 [[《深海のディーヴァ》]]を起点にし、[[《海皇の咆哮》]]を切り札とする以上[[特殊召喚]]封じには弱い。~ また、全般に低[[ステータス]]の[[モンスター]]を多く採用するため[[《王虎ワンフー》]]も天敵と言える。~ これらの[[カード]]に遭遇した場合は素早く[[除去]]したい。~ **代表的なカード [#fbc937c7] -[[《深海のディーヴァ》]] -[[《海皇の竜騎隊》]] -[[《海皇の咆哮》]] -[[《サルベージ》]] **関連リンク [#j752bb2a] -[[海竜族]] -[[【水属性】]] -[[【除外海産物】]] -[[デッキ集]]