*【海竜族】 [#wcfa0aa8] #contents **[[デッキ]]の概要 [#oa9716b3] [[海竜族]][[モンスター]]を主体にした[[種族]]統一[[デッキ]]。~ 現在主流のギミックを使うものでは、事実上OCGの[[種族]]統一[[デッキ]]で最後にできた[[デッキ]]である。~ [[モンスター]]を[[海竜族]]で統一することで得られる[[メリット]]を考えると以下のようになる。~ +[[《深海のディーヴァ》]]で[[レベル]]3以下を[[デッキ]]から[[特殊召喚]]([[リクルート]])できる。~ +[[《ニードル・ギルマン》]]や[[《海》]]で[[強化]]される。~ +[[《忘却の海底神殿》]]で[[レベル]]4以下を[[除外]]、[[特殊召喚]]できる。~ [[RAGING BATTLE]]にて登場した、[[《深海のディーヴァ》]]では[[コントロール]]色の強い[[デッキ]]が組める。~ [[【フィフティ・フィフティ】]]に近い構造で、[[ロック]]解除時に生じる[[ディスアドバンテージ]]をカバーしやすい。~ また、[[ロック]]下で有効に働く[[モンスター]]を多く備えるが、個々の能力は低いため、依存性が高くなっている。~ //代表的なカードの紹介。カード名とカードテキスト。 《深海のディーヴァ/Deep Sea Diva》 チューナー(効果モンスター) 星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400 このカードが召喚に成功した時、 自分のデッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を 特殊召喚する事ができる。 **[[デッキ]]構築に際して [#n0b3ff40] //[[フィニッシャー]]が[[シンクロモンスター]]に頼ることから他の[[種族]][[デッキ]]と比較して[[《群雄割拠》]]が扱いにくい。~ //比較的影響は小さく、解除もできるので使えない訳ではないが、単体では[[アドバンテージ]]に結びつかない[[カード]]が多くなるため注意が必要である。~ サポートカードもカード数も少ないため、厳選した採用が必要となる。[[水属性]]が多く、[[水属性]]に関連したカードがあり、[[【水属性】]]のギミックを採用できる。~ また、[[レベル]]3以下のサポート及び[[レベル]]4以下へのアンチ[[効果]]を持つカードがあり、[[《レベル制限B地区》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]との相性も良い。~ ***[[モンスターカード]]について [#yc1f3964] -特に重要な[[下級モンスター]] --[[《深海のディーヴァ》]]~ このデッキで重要なカードで[[シンクロ召喚]]を狙う場合は必須となる。~ このカードをいかに素早く[[手札]]に呼び込むかが鍵になり、[[《クリッター》]]を始めとする様々なカードを駆使することになる。~ 効果を生かすには[[レベル]]3以下の[[海竜族]]の採用が必須となる。~ --[[《ニードル・ギルマン》]]~ [[海竜族]]を[[全体強化]]する[[効果]]を持ち、[[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]可能な[[レベル]]3。~ [[レベル]]4以上の[[海竜族]]もサポートできるため、[[《深海のディーヴァ》]]以上に活躍の場は多い。~ [[魚族]]や[[水族]]にも対応しており、[[《一族の結束》]]を採用しないならば貴重な[[強化]]カードとなる。~ --[[《シー・アーチャー》]]~ [[レベル]]3以下の[[モンスター]]を装備し、[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]となる。~ [[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]すれば即[[効果]]を[[発動]]できる。~ --[[《氷弾使いレイス》]]~ [[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[チューナー]]。~ [[シンクロ召喚]]を狙うならば採用圏内。~ --[[《海皇の長槍兵》]]~ [[《深海のディーヴァ》]]で[[リクルート]]できる最大の[[元々の攻撃力]]を持つ。~ --[[《コアキメイル・シーパンサー》]]~ [[レベル]]4以下の[[海竜族]]では最大の[[攻撃力]]を持つ。~ [[海竜族]]で固めれば、[[水属性]]を見せることは容易い。~ --[[《アームズ・シーハンター》]]~ [[レベル]]3以下の[[水属性]]を指定した[[効果]]を持つ。~ [[《深海のディーヴァ》]]等と一緒に採用することになる。~ --[[《デュアル・ランサー》]]~ 貴重な[[貫通]]持ちなのだが、[[デュアル]]であるため、ほぼ[[通常モンスター]]として運用してよい。~ --[[《コダロス》]]~ 貴重な[[除去]][[効果]]を持つ。~ [[《海》]]・[[《伝説の都 アトランティス》]]・[[《忘却の海底神殿》]]を併用したい。~ -[[上級モンスター]]~ --[[《神竜アクアバザル》]]~ [[《伝説の都 アトランティス》]]存在下では[[レベル]]4となる。~ [[効果]]は[[《海》]]や[[《伝説の都 アトランティス》]]に使いたい。~ --[[《海竜−ダイダロス》]]~ 貴重な[[全体除去]][[効果]]を持つ。~ [[《伝説の都 アトランティス》]]・[[《忘却の海底神殿》]]を併用したい。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#b36ee0bf] -魔法カード --[[《伝説の都 アトランティス》]]~ [[《コダロス》]]や[[上級]][[海竜族]]と採用したい。~ [[シンクロ召喚]]が難しくなくなることに注意が必要。~ [[《深海のディーヴァ》]]は影響を受けて[[召喚]]後、即[[シンクロ召喚]]できるのが[[レベル]]2の[[《フォーミュラ・シンクロン》]]だけとなる。~ -罠カード --[[《忘却の海底神殿》]]~ [[レベル]]4以下を守る事ができる。~ [[罠カード]]であるため、[[《伝説の都 アトランティス》]]等の他の[[《海》]]関連よりも[[発動]]が遅いのが難点。~ **派生 [#ddb8637c] ***[[《深海のディーヴァ》]]を軸としたギミック [#rb599cd1] [[《深海のディーヴァ》]]は[[召喚]]時に[[発動>効果の発動]]する[[効果]]なので、[[手札]]に[[戻す]][[《サルベージ》]]と非常に相性が良く、損失なしで[[レベル]]5[[シンクロモンスター]]を呼び出せる。~ ただし再利用する際、[[デッキ]]に[[海竜族]]を必要とするのがネックで、これら[[リクルート]][[対象]]が単体では扱いづらいことから大量投入は[[事故>手札事故]]の原因となる。~ [[《貪欲な壺》]]では[[《サルベージ》]]などと相性が悪いため、[[《転生の予言》]]や、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]の投入が考えられる。~ 後者ならば、[[《非常食》]]が[[ロック]]解除にも使えるが、再利用できないことを考えると[[シンクロ召喚]]自体を乱発しないことが重要か。~ 単体での使用では[[シンクロ召喚]]の幅が狭いため、[[レベル]]4以上の[[モンスター]]も採用したい。~ [[デッキ]]内のほぼ全てに対応する[[《グリズリーマザー》]]、[[《サルベージ》]]や[[ロック]]カードと相性のよい[[《アビス・ソルジャー》]]が適任か。~ [[レベル]]6には[[【フィフティ・フィフティ】]]と特に相性のよい[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]、[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]が存在する。~ ***[[《海皇の長槍兵》]]を軸としたギミック [#i76ce749] [[《海皇の長槍兵》]]は[[《深海のディーヴァ》]]から[[リクルート]]できる[[通常モンスター]]であり、豊富なサポートを持つため、これを活用することで柔軟な動きが可能となる。~ 容易に[[墓地]]に送れるため、[[《思い出のブランコ》]]が安定して使え、[[シンクロ召喚]]の[[レベル]]調整に一役買ってくれる。~ [[シンクロモンスター]]の[[蘇生]]が行える[[《戦線復活の代償》]]が使える点も見逃せない。~ [[《下克上の首飾り》]]を最も活用できる[[モンスター]]であるため、[[アタッカー]]としての運用も可能。~ これらを[[サーチ]]できる[[《アームズ・ホール》]]の投入も考えられる。~ ***その他のカード [#ieca6a83] [[レベル]]3の[[海竜族]]である[[《シー・アーチャー》]]は[[シンクロ召喚]]以外の選択肢を得られるため是非採用したい。~ [[《ニードル・ギルマン》]]も[[ロック]]下での[[アタッカー]]としてはなかなか強力である。~ [[ロック]]カードは、[[《レベル制限B地区》]]・[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]に加え、[[《平和の使者》]]も検討する。~ これらの[[ロック]]カードは基本的に[[カウンター罠]]などで守るのが基本だが、[[【フィフティ・フィフティ】]]の性質上守り抜いても直接勝利にはつながらず、自分から解除する手間があることを考えると、防衛手段は最小限にとどめたい。~ [[《神の宣告》]]、[[《マジック・ドレイン》]]ならば[[アドバンテージ]]を失いにくく、別用途にも使える。~ また、[[ロック]]は相手にもキーカードを引かせる時間を与えるため、[[《水霊術−「葵」》]]も採用したい。~ [[シンクロ召喚]]や[[《水霊術−「葵」》]]の[[サポート>サポートカード]]として[[《黄泉ガエル》]]も有効である。 **戦術 [#ic8fe587] //プレイング・動かし方について。 [[ロック]]カードを引くまでは、[[《グリズリーマザー》]]や、[[《氷弾使いレイス》]]、[[レベル]]5[[シンクロモンスター]]を壁にする。~ [[ロック]]が完了したら[[《シー・アーチャー》]]、[[《ニードル・ギルマン》]]などでチクチクと攻めていく。~ この間に[[墓地]]に送られた[[モンスター]]を[[《サルベージ》]]で回収し、解除からのラッシュに備える。~ 比較的建て直しが効くので無理に決着を急がず、戦力を小出しにしてうまく相手を疲弊させたい。~ また、[[サイドデッキ]]との交換で[[【伝説の都 アトランティス】]]に切り替えられるようにしておこう。~ あちらは[[海竜族]]である[[《コダロス》]]をキーカードとして運用し、[[《海竜−ダイダロス》]]を[[フィニッシャー]]に据えることもできるので、テーマとしても共通するところがある。~ //実際にダイダロス使うタイプは少ない //少ないのソースは? テーマとしては充分じゃない。 //**[[デッキ]]の種類 //***《カード名》軸 //***【(デッキ名)】軸 //特定のカードやデッキを軸とする場合。 //**[[デッキ]]の派生 //***【(デッキ名)】 //特定の種族や属性・コンセプトへ派生する場合。 **この[[デッキ]]の弱点 [#je30846d] //苦手なカードやデッキについて。 [[ロック]]に依存した低速[[デッキ]]であるため、[[全体除去]]を持つ高速系[[デッキ]]、[[【ライトロード】]]などに弱い。~ [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]などは相手も[[ディスアドバンテージ]]を負うので、[[1ターンキル]]さえ阻止できれば被害は比較的抑えやすい。~ キーカードを[[《水霊術−「葵」》]]などでうまく抑えなければならない。~ [[《スキルドレイン》]]、[[《王宮の弾圧》]]、[[《マクロコスモス》]]といった[[カード]]も尽く刺さるのも痛い。~ **代表的なカード [#fbc937c7] -[[《深海のディーヴァ》]] -[[《海皇の長槍兵》]] -[[《サルベージ》]] -[[《レベル制限B地区》]] -[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]] **関連リンク [#j752bb2a] -[[海竜族]] -[[【水属性】]] -[[【フィフティ・フィフティ】]] -[[デッキ集]]