*【岩石族】 [#j17bb10a]
#contents

**[[デッキ]]の概要 [#qf72de4c]
 [[岩石族]][[モンスター]]を主体にした[[種族]]統一[[デッキ]]。~
 本項では最も[[岩石族]]への依存度が高いであろう[[《メガロック・ドラゴン》]]をメインに据えた[[デッキ]]を紹介する。~
 [[《メガロック・ドラゴン》]]と相性の良い[[除外]]に関連した[[サポートカード]]の他、[[《岩投げエリア》]]や[[《岩投げアタック》]]を軸として構築していく。~

 それ以外の[[デッキ]]については、[[デッキの種類>#o01f2e9e]]や[[関連リンク>#sbe03b42]]を参照。~

 《メガロック・ドラゴン/Mega-Rock Dragon》
 効果モンスター
 星7/地属性/岩石族/攻   ?/守   ?
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地に存在する岩石族モンスターを除外する事でのみ特殊召喚できる。
 このカードの元々の攻撃力と守備力は、特殊召喚時に除外した
 岩石族モンスターの数×700ポイントの数値になる。

 《岩投げエリア/Catapult Zone》
 フィールド魔法
 1ターンに1度、自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊される場合、
 代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。

**[[デッキ]]構築に際して [#o9c005a1]
 [[《メガロック・ドラゴン》]]が[[フィニッシャー]]となるためには、大量の[[岩石族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]必要がある。~
 しかし、[[《岩投げエリア》]]・[[《岩投げアタック》]]等のサポートを利用するにしても、[[墓地]]を[[岩石族]][[モンスター]]で埋め尽くすまでにはかなりの時間を要する。~
 よって、[[岩石族]]が抱える優秀な[[壁]][[モンスター]]を駆使して、[[《メガロック・ドラゴン》]][[召喚]]までの戦線維持や[[相手]]の妨害を行っていく。~

***[[モンスターカード]]について [#v6b2342c]
-[[岩石族]]の[[下級モンスター]]
--[[レベル]]4
---[[《コアキメイル・ガーディアン》]]・[[《コアキメイル・サンドマン》]]・[[《コアキメイル・ウォール》]]~
自身を[[リリース]]することで、[[《コアキメイル・ガーディアン》]]は[[モンスター効果]]の[[発動]]を、[[《コアキメイル・サンドマン》]]は[[罠カード]]の[[発動]]を、[[《コアキメイル・ウォール》]]は[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]化する。~
どれも[[汎用性]]が高く優秀な[[効果]]であるため非常に扱いやすく、[[フィールド]]上に存在するだけで相手への牽制となってくれる。~
特に、[[除去]]に耐性を持たない[[《メガロック・ドラゴン》]]等を[[除去]]から守ることができるのはとても大きい。~
それに加え、[[攻撃力]]が1900と十分及第点に達しているため、[[アタッカー]]としても使いやすい。~
[[耐性]]を持たない[[《メガロック・ドラゴン》]]等を[[除去]]から守れる他、[[攻撃力]]が1900と[[アタッカー]]としても使いやすい。~
維持[[コスト]]を払わなければ[[自壊]]してしまうが、[[モンスターカード]]の大半を[[岩石族]]が占めるこの[[デッキ]]であればさほど問題にはならないだろう。~
[[トリガー]]が不安定だが、[[サーチャー]]である[[《コアキメイル・ロック》]]を併用して使い分ける事も可能で、この場合[[【コアキメイル】]]との混合も検討できる。

---[[《ゴゴゴジャイアント》]]・[[《ゴゴゴゴーレム》]]~
[[《ゴゴゴジャイアント》]]は[[デメリット]]付きだが[[攻撃力]]2000の[[アタッカー]]として、[[《ゴゴゴゴーレム》]]は[[壁]]や[[リリース]]要員として役立つ。~
[[《岩投げアタック》]]・[[《岩投げエリア》]]との相性も良く、どちらかを[[効果]]で[[墓地へ送れば>墓地へ送る]][[《ゴゴゴジャイアント》]]による[[蘇生]]から[[エクシーズ召喚]]が狙える。~
[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行える[[《ラヴァルバル・チェイン》]]や、同じ[[岩石族]]である[[《ジェムナイト・パール》]]等を[[エクストラデッキ]]に用意しておきたい。~

---[[《ヴェルズ・ヘリオロープ》]]~
[[《ゴゴゴジャイアント》]]に次ぐ[[攻撃力]]を持ち、[[デメリット]]もない安定した[[アタッカー]]。~
[[《レスキューラビット》]]から[[エクシーズ召喚]]へ繋ぐ事で、時間差はあるが[[墓地]]に早く[[岩石族]]を溜め込める。~
[[《黒曜岩竜》]]や[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]となる[[闇属性]]・[[悪魔族]]を組み合わせる事で、[[《闇の誘惑》]]等を利用できる。~
この場合[[《虚空海竜リヴァイエール》]]の[[エクシーズ召喚]]を補助する[[《魔界発現世行きデスガイド》]]も有用。

---[[《ナチュル・クリフ》]]~
[[ナチュル]]専用の[[リクルーター]]。~
[[岩石族]]であり、[[同名カード]]を[[リクルート]]して[[墓地を肥やす]]事が可能。~
[[リクルート]]先が[[デッキ]]からいなくなった後は[[リリース]]や[[エクシーズ素材]]等に使いたい。~
同じ[[岩石族]]である[[《ナチュル・ロック》]]を1枚挿しておくのも手。~
また、[[チューナー]]を組み込み[[ナチュル]]を始めとした[[シンクロ召喚]]を狙っても良いだろう。~

---[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]~
[[特殊召喚]][[モンスター]]を一掃する[[リバース]]時の[[誘発効果]]と、[[特殊召喚]]を遮断する[[永続効果]]を持ち、影響力はとても高い。~
[[《岩投げエリア》]]での維持や、[[《一族の結束》]]での[[強化]]で居座りやすく、[[自分]]が[[特殊召喚]]を狙う場合でも[[相手]]の消耗を誘える。~
[[【メタビート】]]戦術をとらない場合でも、[[特殊召喚]]された[[相手]][[モンスター]]を全滅させる[[地雷]]のような働きも期待できる。~
[[《先史遺産コロッサル・ヘッド》]]を利用して[[ターン]]中にラッシュをかけるのも手。~
[[《メガロック・ドラゴン》]]や[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]等の[[特殊召喚]]時には邪魔になるのが欠点。~

---[[《番兵ゴーレム》]]~
単体では少々心許ないが、[[《くず鉄のかかし》]]、[[《モンスターBOX》]]等と並べることで脅威の[[壁]][[モンスター]]となる。~
また、[[《岩投げエリア》]]の[[発動]]下では、[[相手]]に[[攻撃]]を強要させる役割も担う。~

---[[《黒曜岩竜》]]~
[[耐性]]があり[[守備力]]も2100と高く、[[壁]]・[[リリース]]要員として働く。~
[[レベル]]4であるため、[[《ゴゴゴゴーレム》]]や[[岩石族]][[コアキメイル]]と並べれば[[ランク]]4の[[エクシーズ召喚]]が狙える。~

---[[《ロストガーディアン》]]~
[[《メガロック・ドラゴン》]]の[[特殊召喚]]後であれば、強力な[[地雷]]として機能する。~
[[相手]]の[[攻撃]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が低ければ[[反射ダメージ]]を与えることができ、場合によってはそれで勝負が決まることもあり得る。~
[[除外]]枚数が少なければただの弱小[[モンスター]]だが、[[レベル]]4であるため最悪[[エクシーズ素材]]にしてしまうことも可能。~

--[[レベル]]3
---[[《ブロック・ゴーレム》]]~
[[墓地]]の[[岩石族]][[コアキメイル]]・[[《ナチュル・クリフ》]]・[[《ゴゴゴゴーレム》]]等を[[蘇生]]して、[[壁]]にしたり[[エクシーズ召喚]]に繋げる事ができる。~
[[墓地]]の[[モンスターカード]]を[[地属性]]のみにする必要があり、[[手札誘発]]や[[エクシーズ召喚]]による対応能力を失う。~
複数採用するならば[[【メタビート】]]寄りの戦術に徹するか、[[フィニッシャー]]を展開し早々に決着をつけたい。~

---[[《伝説の柔術家》]]~
[[戦闘破壊]]されても[[効果]]が[[発動]]できるため強力。[[《岩投げエリア》]]との相性も良い。~
ただし[[守備表示]]である必要があるため、[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[蘇生]][[カード]]との相性はあまり良くない。

---[[《N・グラン・モール》]]([[制限カード]])~
[[《伝説の柔術家》]]と異なり、能動的な[[バウンス]]が可能。~
[[戦闘破壊]]できない[[《マシュマロン》]]や、[[地属性]]中心のこの[[デッキ]]の天敵である[[《A・O・J カタストル》]]の対策となる。~

---[[《カオスポッド》]]~
[[《岩投げエリア》]]の影響下だと実質的に完全な[[戦闘破壊]][[耐性]]を得られ、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]に対しては一方的に[[アドバンテージ]]を得られる。~
ほとんどの[[耐性]]が通用しない強力な[[全体除去]]であるため、[[《メガロック・ドラゴン》]]などとの相性は悪いものの、[[下級モンスター]]で固めれば絶大な威力を発揮する。

--[[レベル]]2以下
---[[《メタモルポット》]]([[制限カード]])~
自身が[[岩石族]]である上に[[墓地を肥やす]]ことができるため、この[[デッキ]]では半ば必須となる。~
~
-[[岩石族]]以外の[[下級モンスター]]
--[[《砂塵の騎士》]]~
[[リバース効果]]で[[岩石族]]を直接指定して[[墓地]]へ送ることが可能。~
[[地属性]]のため[[《ブロック・ゴーレム》]]の[[効果]]を阻害しないが、[[墓地を肥やす]]タイミングが遅めな点と[[戦士族]]のため[[《群雄割拠》]]・[[《一族の結束》]]との共存は不可能である点が痛い。~

--[[《魔導雑貨商人》]]~
[[墓地を肥やす]]手段となる。~
しかし、[[《メガロック・ドラゴン》]]が落ちてしまう危険性もあるため、採用する場合は何らかの[[サルベージ]]手段も用意しておきたい。

--[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]~
[[バウンス]]以外の[[除去]]手段に乏しい[[岩石族]]の弱点をカバーしつつ、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に一役買ってくれる。~
[[《魔導雑貨商人》]]と同様、[[墓地]]に[[《メガロック・ドラゴン》]]が落ちてしまう可能性がある点には注意したい。~
~
-[[岩石族]]の[[上級モンスター]]
--[[《パワー・ジャイアント》]]~
[[手札]]の[[下級モンスター]]を[[コスト]]に[[特殊召喚]]が可能。~
ただし、[[レベル]]も下がってしまうため、高[[ランク]]の[[エクシーズ召喚]]にはあまり向いていない。~

--[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]]~
[[上級モンスター]]だが[[リリース]]なしで[[召喚]]でき、[[攻撃力]]2100の[[アタッカー]]として機能する。~
ただし[[岩石族]][[モンスター]]のほとんどが維持する事で効力を発揮するものや、[[セット]]で展開するものが多く、噛み合わない部分も多い。~
[[《E・HERO プリズマー》]]で[[墓地へ送る]]事ができ、[[《リビングデッドの呼び声》]]や[[《ダーク・コーリング》]]とは相性が良い。~

--[[《守護者スフィンクス》]]~
[[守備力]]は2400とまずまずの値だが、[[効果]]はとても強力。~
[[《ゴゴゴゴーレム》]]や[[《黒曜岩竜》]]等、優秀な[[リリース]]要員が多いため[[アドバンス召喚]]も容易。~
[[《岩投げエリア》]]や[[《岩投げアタック》]]で[[墓地]]へ落としてから、[[《リビングデッドの呼び声》]]等で[[蘇生]]させるという方法もある。~

--[[《ジェムナイト・クリスタ》]]~
[[最上級モンスター]]だが、[[岩石族]]である[[《ジェムナイト・アレキサンド》]]や[[《ジェムレシス》]]の恩恵により展開は難しくない。~
[[《メガロック・ドラゴン》]]と[[エクシーズ召喚]]が狙える点もポイント。~
[[手札]]に来てしまうと展開しにくいので[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《ダーク・コーリング》]]といった処理手段と併用したい。

-[[岩石族]]以外の[[上級モンスター]]
--[[帝]]~
[[《地帝グランマーグ》]]以外は[[岩石族]]ではないものの、能動的な[[除去]]を行える[[モンスター]]として重宝する。~
[[《邪帝ガイウス》]]や、[[伏せ除去]]を行える[[《氷帝メビウス》]]等が採用候補。~
無論、[[シナジー]]を考慮して[[《地帝グランマーグ》]]を採用しても良い。~

***[[魔法・罠カード]]について [#l181484a]
-[[《岩投げエリア》]]・[[《岩投げアタック》]]~
[[墓地を肥やす]]役割を担う、この[[デッキ]]の[[必須カード]]。~
[[効果]]としては[[《岩投げエリア》]]が強力。この[[カード]]の[[発動]]によって[[相手]]が[[攻撃]]を控えてしまう可能性もあるが、~
その場合でも[[《番兵ゴーレム》]]や[[《守護者スフィンクス》]]等で[[相手]][[フィールド]]を荒らすことができるため、かえって都合が良い。~

-[[《手札抹殺》]]・[[《手札断殺》]]~
[[手札]]の[[岩石族]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことが可能。~
[[《メガロック・ドラゴン》]]の高速[[召喚]]を狙う場合は[[《魔導雑貨商人》]]と共に必須[[カード]]となる。~
しかし[[相手]]に与える[[墓地アドバンテージ]]も大きく、[[手札誘発]]などで[[《メガロック・ドラゴン》]]による[[1ターンキル]]が妨害されやすくなった現在の[[環境]]では、安易に採用するのは危険。~

-[[《群雄割拠》]]・[[《一族の結束》]]~
[[種族]]統一[[デッキ]]の最大の強みである[[カード]]。~
必然的に[[モンスターカード]]の大半を[[岩石族]]が占めるようになるため、難なく採用できる。~
ただし、[[岩石族]]以外の[[エクシーズモンスター]]の[[召喚]]がし辛くなってしまう点には注意したい。~

-[[《異次元からの帰還》]]([[制限カード]])~
[[《メガロック・ドラゴン》]]以外の決め手となる。~
[[《メガロック・ドラゴン》]][[召喚]]後に[[発動]]すれば、[[岩石族]][[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]上に大量展開することができる。~
[[特殊召喚]]した[[モンスター]]は[[エンドフェイズ]]時に[[除外]]されてしまうが、[[サイクル・リバース]][[モンスター]]は[[効果]]で[[裏側守備表示]]にする事で[[除外]]されずに済む。~

-[[《化石岩の解放》]]~
こちらも[[《メガロック・ドラゴン》]]で[[除外]]した[[岩石族]][[モンスター]]を[[帰還]]させることが可能。~
[[手札事故]]を防ぐため、[[《封印の黄金櫃》]]や[[《ギガンテス》]]等、[[《メガロック・ドラゴン》]]以外の[[除外]]する手段も備えておきたい。~

-[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[《岩投げエリア》]]や[[《岩投げアタック》]]で[[墓地]]に落とした[[岩石族]][[モンスター]]を[[蘇生]]させることができる。~
[[《番兵ゴーレム》]]・[[《守護者スフィンクス》]]等の[[サイクル・リバース]][[モンスター]]とは特に相性が良く、[[効果]]で[[裏側守備表示]]にすれば[[完全蘇生]]となる。~
他、[[コアキメイル]]を[[蘇生]]させて[[相手]]の[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]・[[効果モンスター]]の[[効果]][[発動]]を抑制したり、[[《N・グラン・モール》]]を[[蘇生]]させて[[バウンス]][[効果]]を使う等用途は広い。~

-[[《くず鉄のかかし》]]~
[[《岩投げエリア》]]と共に[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]から守れる。~
単体でも[[《ドリルロイド》]]や[[《ライトロード・モンク エイリン》]]等の天敵に対する対策にもなる。~

-[[《モンスターBOX》]]~
運が絡むものの、[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]から護りつつ大きな[[反射ダメージ]]を[[相手]]に与えることができる。~
[[《守護者スフィンクス》]]・[[《番兵ゴーレム》]]と並べることができれば、かなり嫌らしい力を発揮する。~

-[[《強者の苦痛》]]~
[[攻撃力]]に乏しい[[岩石族]]にとっては強力なサポートとなる。~
[[《モンスターBOX》]]よりも汎用性が高く扱い易いが、[[エクシーズモンスター]]に対して無力である点には注意したい。~
[[攻撃力]]に乏しい[[岩石族]]とは相性が良く、[[《モンスターBOX》]]より[[汎用性]]が高く扱い易いが[[エクシーズモンスター]]には無力な点に注意。~

-[[《縮退回路》]]~
[[《番兵ゴーレム》]]・[[《守護者スフィンクス》]]等による[[バウンス]]を[[除外]]へと変える。~
[[効果]]そのものは強力だが[[コンボ]]を前提とした[[カード]]であるため、[[手札事故]]を招きやすくなる。~

-[[《反転世界》]]~
[[守備力]]の高い[[壁]][[モンスター]]を[[アタッカー]]に変えられる。~
この[[カード]]の[[効果]]を受けず[[攻撃力]]が下がらない[[《ジェムナイト・パール》]]も相性が良い。~

**戦術 [#peeb1afb]
 [[《伝説の柔術家》]]等の[[壁]][[モンスター]]で守備を固めつつ、[[コアキメイル]]等の[[アタッカー]]で[[ビートダウン]]し、[[墓地]]が肥えた所で[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]し[[攻撃]]を通したい。~
 [[《メガロック・ドラゴン》]]のために[[岩石族]]を[[墓地へ送る]]事が戦術の基本だが、極力損をしないように、戦線維持に支障が無い程度に[[墓地を肥やす]]事が重要。~
 [[バウンス]]を多用するなら[[《縮退回路》]]を併用しても良い。~
 [[《異次元からの帰還》]]も好相性で、[[《メガロック・ドラゴン》]]の[[召喚]]時に[[除外]]した[[モンスター]]を限界まで[[帰還]]させ、一斉攻撃を仕掛けられる。~
 [[壁]][[モンスター]]が多いため[[モンスター]]の場持ちがよく[[手札]]が溜まりやすいので、[[《伝説の柔術家》]]と相性のよい[[【爆風ライザー】]]に近づける事も可能。~

**[[デッキ]]の種類 [#o01f2e9e]
***[[【地属性】]] [#zfcc5b6f]
 [[岩石族]]には[[地属性]]の[[モンスター]]が多く、[[【地属性】]]のサポートを受けやすい。~
 自身も[[岩石族]]の[[《ギガンテス》]]や[[《岩の精霊 タイタン》]]の活躍を期待できる。~

***[[【メタビート】]]型 [#y1a26a6a]
 [[《コアキメイル・ガーディアン》]]・[[《コアキメイル・ウォール》]]・[[《コアキメイル・サンドマン》]]等の[[メタ]][[効果]]を持った[[モンスター]]を多く採用した[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
 [[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]で[[特殊召喚]]を封じつつ、[[《一族の結束》]]などで打点をあげるタイプと、[[《ブロック・ゴーレム》]]を用いて[[エクシーズ召喚]]を織り交ぜたタイプが存在する。~
 前者は[[《メガロック・ドラゴン》]]や[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]との相性が悪く、後者は[[《一族の結束》]]を用いるのが難しくなるなど一長一短があるので使い分けよう。~
 [[地属性]]・[[岩石族]]の[[モンスター]]で統一する事で[[《群雄割拠》]]も採用しやすい。~
 また、大量展開された[[シンクロモンスター]]や[[エクシーズモンスター]]・[[特殊召喚モンスター]]を一枚でリセットできる[[《カオスポッド》]]も候補にあがるだろう。~

**[[デッキ]]の派生 [#w1afdeaf]
***【雑貨転生岩石】 [#y1e4e702]
 [[デッキ]]の多くを[[岩石族]][[モンスター]]で埋め尽くし、[[《魔導雑貨商人》]]で爆発的に[[墓地]]を肥やす[[デッキ]]。~
 [[《死者転生》]]で[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[手札]]に戻し、「一撃必殺」以外に勝利を見出さないという[[デッキ]]である。~

***【ローレベル儀式】 [#n0418f9c]
 [[《高等儀式術》]]により、[[《太古の壺》]]・[[《はにわ》]]・[[《ポット・ザ・トリック》]]と言った低[[レベル]][[岩石族]][[通常モンスター]]を大量に[[墓地へ送る]]。~
 その後、それらを[[除外]]して[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[召喚]]すれば、速攻で高[[攻撃力]]を得られる。~
 [[【高等儀式術】]]も参考のほど。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#mfa48ff0]
 [[守備力]]がいくら高くても[[火力]]は防げないため[[バーン]][[デッキ]]に弱いので、[[サイドデッキ]]に[[《デス・ウォンバット》]]を入れておこう。~
 [[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]の[[特殊召喚]]を防げ、[[岩石族]]でもある[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]も採用すると良い。

 [[《ドリルロイド》]]・[[《忍者マスター SASUKE》]]・[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]等、[[守備力]]を無視して[[壁]]を[[破壊]]出来る[[モンスター]]も天敵。~
 [[《ライトロード・モンク エイリン》]]に至っては[[デッキ]]に戻される他、同様に[[除外]]を行う[[カード]]も苦手で、[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事が出来ないと[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]出来ない。~
 [[《ライトロード・モンク エイリン》]]に至っては[[デッキ]]に戻される他、[[除外]]を行う[[カード]]も苦手で[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事が出来ないと[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]出来ない。~
 これらは各種[[除去]][[カード]]や[[コアキメイル]]等の[[アタッカー]]で対処したい。~
 他には[[《メガロック・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[無効]]化されると[[攻撃力]]が0になる事にも注意。~

**この[[デッキ]]の歴史 [#sca754e7]
 [[岩石族]]には優秀な[[壁]][[モンスター]]が多いため、戦線を維持することはそれ程の難ではなかったが、[[アタッカー]]不足のために瞬発力に欠けていた。~
 [[種族]][[サポートカード]]が存在せず、切り札と呼べるのは[[《ウェポンサモナー》]]から[[サーチ]]できる[[《守護者スフィンクス》]]のみで、[[岩石族]]で統一する意味も利点も少なかった。~
 [[【岩石族】]]が一つの形になったのは第四期の[[THE LOST MILLENNIUM]]にて[[《メガロック・ドラゴン》]]が登場してからである。~
 [[岩石族]]は[[守備力]]の高い[[モンスター]]が多く、守備を得意とした[[種族]]であったため、[[《メガロック・ドラゴン》]]は反撃の[[カード]]として持ってこいであった。~
 そうして生まれたのが我慢に我慢を重ね、[[墓地]]が肥えた所で[[《メガロック・ドラゴン》]]を[[召喚]]し、「一撃必殺」を狙うという[[デッキ]]である。~

**代表的なカード [#a3342f64]
-[[《メガロック・ドラゴン》]]

-[[《メタモルポット》]]

-[[《コアキメイル・ガーディアン》]]
-[[《コアキメイル・サンドマン》]]
-[[《コアキメイル・ウォール》]]

-[[《岩投げアタック》]]
-[[《岩投げエリア》]]
-[[《化石岩の解放》]]

**関連リンク [#sbe03b42]
-[[岩石族]]

-[[【アステカ】]]
-[[【ガイア・プレート】]]
-[[【磁石の戦士】]]
-[[【スフィンクス】]]
-[[【バウンス・コントロール】]]
-[[【マスターモンク】]]

-[[【ダーク・ガイア】]]
-[[【メタビート】]]

-[[ストラクチャーデッキ−守護神の砦−]]

-[[デッキ集]]